155 / 170
砂漠の神殿編
29.魔王と大切
しおりを挟む
妙な気分だ。砂漠を往くラクダの上で、ルノーは緩慢に空を見上げた。夜明けを歓喜するように、空が白んでいく。それに、目を細めた。
いらないと、思っていた。自分以外など、足手まといの邪魔でしかないと。煩わしく面倒な繋がりに縋る人間が、不思議でしかなかったというのに。
本気でいつの間に、これ程まで毒されてしまったのか。今でも変わらず、全ては彼女のためだ。しかし……。
「ぐぬぬっ! 間に合わせる! ボクはやる! やってやらぁあ!!」
「出来る。俺にも出来る。頑張ってる。頑張れ、俺ぇ……っ!!」
イヴォンはリルの前で、トリスタンは案内役の前で、二人乗りしたラクダの上必死に結界の仕上げに入っている。トリスタンは少々、涙声になっているが。
魔断石は、ラジャー神殿で預かってくれるというので全員分を置いてきた。
「そうだ! 出来るぞ、二人とも!!」
「ファ~イト!!」
その二人をリルとロラが、ワイワイと応援している。何とも賑やかで、締まらない空間だろうか。精霊王との戦闘前とは到底思えなかった。
であるのに、不思議と嫌ではない。最早この騒がしさにも慣れてしまった。当たり前に、ルノーは独りではなくなってしまったのだ。
遠くに、旧神殿らしき建物が見えてきた。やっとだ。やっとここまで辿り着いた。ドラゴンの姿であれば、一瞬であった筈の道程である。
そしてこれは、ルノーが選んだ道程。あぁ、そうだ。彼女のためであり、何よりもルノー自身のために。人間であることを選んだ結果の終着。いや、まだ道半ばなのかもしれなかった。
「悪くない」
物語の中の“ボク”もこんな気持ちだったのだろうか。『早くキミに会いたい』その言葉が持つ意味は、一歩、一歩、進む度に変化していた。
“ルノーくんなら、大丈夫だよ。もっともっと、大切が増えていく筈だから”
シルヴィは確信を持ってそう言っていた。大切。大切とは、定義が曖昧な非常に難しい言葉だ。謂わば、ただの感情論でしかない。
「あれが、旧神殿のようでございます」
ラジャー神殿とは違い、オアシスを中心に栄えたのだろう街を見守るように旧神殿は、砂漠との境に聳え立っていた。
ここから見えるのは、旧神殿の裏手のようだ。そうなると、正面に回るには一度街に入るしかないだろう。砂漠の砂は足に纏わりつく。慣れていない以上、街で戦闘した方がやりやすいので好都合だった。
ムザッファルは、旧神殿ごと派手に破壊してくれてもいいくらいだと。忌々しそうに、しかし少しの迷いを滲ませた複雑そうな顔でそう言っていた。被害は少ない方がいいらしいが、少しくらい街を壊しても問題にはならなさそうだ。
オアシスの街から少し距離のある場所でラクダからは降りる。街から魔力を感じるので、精霊王が侵入者にすぐ気づく仕様にしている可能性が高かったからだ。
「案内、ご苦労だった。どうかラクダと共に安全な場所へ」
「承知致しました。どうか、ご無事で」
「ありがとう」
リルと案内役が手短に話し、案内役はリルの指示通りにラクダと共に去っていった。
「首尾は?」
「バッチリに決まってんだろ、です!」
「上々です」
何とか仕上がったのか。イヴォンは自信満々に、トリスタンは少しの不安を滲ませ答える。
「そう。二人は?」
「問題ないよ。私達は強固な魔法防壁を張るだけだからね」
「二人で力を合わせて頑張ります」
リルとロラは、同時にウインクしてみせる。まるで事前に打ち合わせでもしていたかのようだ。双子とはこういうものなのだろうか。
「いいね。行こうか」
旧神殿に向かって、足を踏み出したルノーについて皆も歩きだす。街に入った瞬間、ビリッと空気が不穏に揺れた気がした。
「なるほど。やはりここはもう、精霊王のテリトリーのようだね」
「そうみたいね~。や~な空気~」
微塵も焦った様子のないルノーの悠然とした背を見ていると、リルもロラもいい意味で緊張が抜けていく。
旧神殿の正面で、皆は足を止めた。トリスタンとイヴォン、リルとロラは四人で頷き合い自分の配置に散る。
トリスタンとイヴォンは結界の端になる場所へ、対角に向かい合った。ロラとリルは二人一緒に旧神殿の扉横にしゃがむ。二人は闇魔法の結界外にいなければ意味がないため、この布陣となった。
旧神殿を見上げたルノーの白金色の髪をぬるい風が靡かせる。ここに立つまでの様々な場面がルノーの脳裏を一瞬で駆け抜けていった。繋がりがもたらした今この瞬間。
“いつかで良いんだ。見つけたら、教えてね”
ルノーだけを映す澄んだ黄緑色の瞳が、緩やかに弧を描く。ルノーの記憶の中にいるシルヴィは、いつも楽しげだ。
「あぁ、早く君に会いたい」
ルノーが指を鳴らすと、旧神殿を囲むように砂漠の各所で次々と爆発が起こる。狼煙でも上げるかのように。
「ルノー卿!!」
それに気づけたのは、ルノーとリルだけであった。リルが叫ぶのとルノーが魔断の剣に手を掛けたのは、ほぼ同時。
ルノーの背後に転移してきた精霊王が直ぐ様光魔法を放つ。それに対し、ルノーは振り返る勢いのまま剣を抜き迷いなく振った。
的確に核を捉えた一閃。光魔法はルノーに当たる前に、剣に弾かれ空に吸い込まれていく。
「やぁ、ご機嫌如何かな?」
「なっ!? 貴様はあの時の……?」
「覚えて貰えているとは、至極光栄だね」
煽るようにルノーは、貴族然とした微笑を浮かべる。それに精霊王が忌々しそうに眉を顰めた瞬間、トリスタンとイヴォンが結界を張った。
「闇よ! 光を覆い隠し閉じ込めよ!!」
ルノーにしてみれば少々手狭ではあるが、暴れるには申し分ないかといったサイズ。トリスタンとイヴォンにとっては、ギリギリ保てる限界ラインのそれであった。
「よっしゃおらぁ! どうだ見たか!?」
「落ち着け、俺。大丈夫だ出来てるぞ、俺ぇ……っ!!」
それぞれに全く違う様子ではあるが、表情からは隠しきれない喜色が滲んでみえる。そんな二人にロラとリルは、上手くいったと思わずハイタッチをした。
トリスタンとイヴォンの魔力量や精霊王の強さを鑑みて、短期決戦で決着をつける他はない。ルノーは首を刎ねるつもりで剣を振ったが、その一撃は空を斬った。
「ぐっ!? 何だ?」
ルノーと距離を取った精霊王は、読み通り息苦しそうに胸元を掴む。好い様だとルノーは、嘲笑を浮かべた。
「指を動かすのも億劫そうだ。そのまま大人しくしているといいよ」
「貴様……っ!!」
「綺麗に首を刎ねてあげよう」
しかし、流石は精霊達の王といった所か。瞳からギラギラとした戦意が消えることはなかった。
「貴様はいったい何だ!? なぜ邪魔をする!! 忌々しい、忌々しい!!」
精霊王の体から禍々しい何かが漂いだす。何と無様な。あれは最早、王ではなかったかとルノーは憐憫の眼差しを向けた。
次いで、それはそれは美しく微笑む。自然とその場にいる全員が、ルノーに目を奪われた。
「僕の名は、ルノー・シャン・フルーレスト。ジルマフェリス王国随一の魔導師名門公爵家が長男」
ルノーのフィンガースナップが氷の剣を作り出す。自らの言葉を証明するような多量の剣が精霊王を捉えた。
「そうだな。僕をよく知る者達は、このようにも呼ぶかな」
「……?」
「魔界の王」
ルノーの背後で、深い紺色の魔力が迸る。
「“魔王”」
静かで落ち着いた低い声とは裏腹に、ルノーの魔力と同じ色の瞳は酷く好戦的であった。
その瞳と迸る魔力が、精霊王の忘れられぬ怒りを揺さぶる。一生消えることのない瞼の裏に焼き付いた純金色のドラゴンが、記憶の中で咆哮した。
いらないと、思っていた。自分以外など、足手まといの邪魔でしかないと。煩わしく面倒な繋がりに縋る人間が、不思議でしかなかったというのに。
本気でいつの間に、これ程まで毒されてしまったのか。今でも変わらず、全ては彼女のためだ。しかし……。
「ぐぬぬっ! 間に合わせる! ボクはやる! やってやらぁあ!!」
「出来る。俺にも出来る。頑張ってる。頑張れ、俺ぇ……っ!!」
イヴォンはリルの前で、トリスタンは案内役の前で、二人乗りしたラクダの上必死に結界の仕上げに入っている。トリスタンは少々、涙声になっているが。
魔断石は、ラジャー神殿で預かってくれるというので全員分を置いてきた。
「そうだ! 出来るぞ、二人とも!!」
「ファ~イト!!」
その二人をリルとロラが、ワイワイと応援している。何とも賑やかで、締まらない空間だろうか。精霊王との戦闘前とは到底思えなかった。
であるのに、不思議と嫌ではない。最早この騒がしさにも慣れてしまった。当たり前に、ルノーは独りではなくなってしまったのだ。
遠くに、旧神殿らしき建物が見えてきた。やっとだ。やっとここまで辿り着いた。ドラゴンの姿であれば、一瞬であった筈の道程である。
そしてこれは、ルノーが選んだ道程。あぁ、そうだ。彼女のためであり、何よりもルノー自身のために。人間であることを選んだ結果の終着。いや、まだ道半ばなのかもしれなかった。
「悪くない」
物語の中の“ボク”もこんな気持ちだったのだろうか。『早くキミに会いたい』その言葉が持つ意味は、一歩、一歩、進む度に変化していた。
“ルノーくんなら、大丈夫だよ。もっともっと、大切が増えていく筈だから”
シルヴィは確信を持ってそう言っていた。大切。大切とは、定義が曖昧な非常に難しい言葉だ。謂わば、ただの感情論でしかない。
「あれが、旧神殿のようでございます」
ラジャー神殿とは違い、オアシスを中心に栄えたのだろう街を見守るように旧神殿は、砂漠との境に聳え立っていた。
ここから見えるのは、旧神殿の裏手のようだ。そうなると、正面に回るには一度街に入るしかないだろう。砂漠の砂は足に纏わりつく。慣れていない以上、街で戦闘した方がやりやすいので好都合だった。
ムザッファルは、旧神殿ごと派手に破壊してくれてもいいくらいだと。忌々しそうに、しかし少しの迷いを滲ませた複雑そうな顔でそう言っていた。被害は少ない方がいいらしいが、少しくらい街を壊しても問題にはならなさそうだ。
オアシスの街から少し距離のある場所でラクダからは降りる。街から魔力を感じるので、精霊王が侵入者にすぐ気づく仕様にしている可能性が高かったからだ。
「案内、ご苦労だった。どうかラクダと共に安全な場所へ」
「承知致しました。どうか、ご無事で」
「ありがとう」
リルと案内役が手短に話し、案内役はリルの指示通りにラクダと共に去っていった。
「首尾は?」
「バッチリに決まってんだろ、です!」
「上々です」
何とか仕上がったのか。イヴォンは自信満々に、トリスタンは少しの不安を滲ませ答える。
「そう。二人は?」
「問題ないよ。私達は強固な魔法防壁を張るだけだからね」
「二人で力を合わせて頑張ります」
リルとロラは、同時にウインクしてみせる。まるで事前に打ち合わせでもしていたかのようだ。双子とはこういうものなのだろうか。
「いいね。行こうか」
旧神殿に向かって、足を踏み出したルノーについて皆も歩きだす。街に入った瞬間、ビリッと空気が不穏に揺れた気がした。
「なるほど。やはりここはもう、精霊王のテリトリーのようだね」
「そうみたいね~。や~な空気~」
微塵も焦った様子のないルノーの悠然とした背を見ていると、リルもロラもいい意味で緊張が抜けていく。
旧神殿の正面で、皆は足を止めた。トリスタンとイヴォン、リルとロラは四人で頷き合い自分の配置に散る。
トリスタンとイヴォンは結界の端になる場所へ、対角に向かい合った。ロラとリルは二人一緒に旧神殿の扉横にしゃがむ。二人は闇魔法の結界外にいなければ意味がないため、この布陣となった。
旧神殿を見上げたルノーの白金色の髪をぬるい風が靡かせる。ここに立つまでの様々な場面がルノーの脳裏を一瞬で駆け抜けていった。繋がりがもたらした今この瞬間。
“いつかで良いんだ。見つけたら、教えてね”
ルノーだけを映す澄んだ黄緑色の瞳が、緩やかに弧を描く。ルノーの記憶の中にいるシルヴィは、いつも楽しげだ。
「あぁ、早く君に会いたい」
ルノーが指を鳴らすと、旧神殿を囲むように砂漠の各所で次々と爆発が起こる。狼煙でも上げるかのように。
「ルノー卿!!」
それに気づけたのは、ルノーとリルだけであった。リルが叫ぶのとルノーが魔断の剣に手を掛けたのは、ほぼ同時。
ルノーの背後に転移してきた精霊王が直ぐ様光魔法を放つ。それに対し、ルノーは振り返る勢いのまま剣を抜き迷いなく振った。
的確に核を捉えた一閃。光魔法はルノーに当たる前に、剣に弾かれ空に吸い込まれていく。
「やぁ、ご機嫌如何かな?」
「なっ!? 貴様はあの時の……?」
「覚えて貰えているとは、至極光栄だね」
煽るようにルノーは、貴族然とした微笑を浮かべる。それに精霊王が忌々しそうに眉を顰めた瞬間、トリスタンとイヴォンが結界を張った。
「闇よ! 光を覆い隠し閉じ込めよ!!」
ルノーにしてみれば少々手狭ではあるが、暴れるには申し分ないかといったサイズ。トリスタンとイヴォンにとっては、ギリギリ保てる限界ラインのそれであった。
「よっしゃおらぁ! どうだ見たか!?」
「落ち着け、俺。大丈夫だ出来てるぞ、俺ぇ……っ!!」
それぞれに全く違う様子ではあるが、表情からは隠しきれない喜色が滲んでみえる。そんな二人にロラとリルは、上手くいったと思わずハイタッチをした。
トリスタンとイヴォンの魔力量や精霊王の強さを鑑みて、短期決戦で決着をつける他はない。ルノーは首を刎ねるつもりで剣を振ったが、その一撃は空を斬った。
「ぐっ!? 何だ?」
ルノーと距離を取った精霊王は、読み通り息苦しそうに胸元を掴む。好い様だとルノーは、嘲笑を浮かべた。
「指を動かすのも億劫そうだ。そのまま大人しくしているといいよ」
「貴様……っ!!」
「綺麗に首を刎ねてあげよう」
しかし、流石は精霊達の王といった所か。瞳からギラギラとした戦意が消えることはなかった。
「貴様はいったい何だ!? なぜ邪魔をする!! 忌々しい、忌々しい!!」
精霊王の体から禍々しい何かが漂いだす。何と無様な。あれは最早、王ではなかったかとルノーは憐憫の眼差しを向けた。
次いで、それはそれは美しく微笑む。自然とその場にいる全員が、ルノーに目を奪われた。
「僕の名は、ルノー・シャン・フルーレスト。ジルマフェリス王国随一の魔導師名門公爵家が長男」
ルノーのフィンガースナップが氷の剣を作り出す。自らの言葉を証明するような多量の剣が精霊王を捉えた。
「そうだな。僕をよく知る者達は、このようにも呼ぶかな」
「……?」
「魔界の王」
ルノーの背後で、深い紺色の魔力が迸る。
「“魔王”」
静かで落ち着いた低い声とは裏腹に、ルノーの魔力と同じ色の瞳は酷く好戦的であった。
その瞳と迸る魔力が、精霊王の忘れられぬ怒りを揺さぶる。一生消えることのない瞼の裏に焼き付いた純金色のドラゴンが、記憶の中で咆哮した。
60
あなたにおすすめの小説
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。
ただ、愛されたいと願った。
そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。
◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
前世では美人が原因で傾国の悪役令嬢と断罪された私、今世では喪女を目指します!
鳥柄ささみ
恋愛
美人になんて、生まれたくなかった……!
前世で絶世の美女として生まれ、その見た目で国王に好かれてしまったのが運の尽き。
正妃に嫌われ、私は国を傾けた悪女とレッテルを貼られて処刑されてしまった。
そして、気づけば違う世界に転生!
けれど、なんとこの世界でも私は絶世の美女として生まれてしまったのだ!
私は前世の経験を生かし、今世こそは目立たず、人目にもつかない喪女になろうと引きこもり生活をして平穏な人生を手に入れようと試みていたのだが、なぜか世界有数の魔法学校で陽キャがいっぱいいるはずのNMA(ノーマ)から招待状が来て……?
前世の教訓から喪女生活を目指していたはずの主人公クラリスが、トラウマを抱えながらも奮闘し、四苦八苦しながら魔法学園で成長する異世界恋愛ファンタジー!
※第15回恋愛大賞にエントリーしてます!
開催中はポチッと投票してもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる