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砂漠の神殿編
42.モブ令嬢と推しカラー
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心配を掛けてしまったな。シルヴィはお見舞いに来てくれたニノンが、涙目で抱き付いてきたのを受け止めながら申し訳なさそうに眉尻を下げた。
本来であればマナー違反であるが、その辺りに厳しいジャスミーヌはいないので良いだろう。シルヴィは、ニノンをしっかりと抱き締め返した。
「うぅっ……。ご無事で良かったです!」
「ありがとう、ニノン。助けてくれたのよね。とっても、嬉しい」
「当たり前じゃないですか~!!」
遂にはえぐえぐと泣き出してしまったニノンの背を落ち着けるようにシルヴィが撫でる。ニノンの伝を頼ってラザハルに来たと聞いた時は、驚いた。流石はお父様すごい、と。
「ともだち、ですから!」
「ふふっ、うん! ニノンが困っていたら、今度は私が助けるね」
「私も何度でも助けます!」
体を離し顔を見合わせると、お互いに少し笑う。何処と無く照れ臭いような空気になって、ニノンは慌ててハンカチで涙を拭っていた。
ニノンと一緒に部屋に入ってきていたロラとリルから暖かな眼差しを向けられているのに気付いて、シルヴィはへらっとはにかむ。
「やはりお邪魔だった気がするな」
「そうね~。今からでも退散しちゃう?」
「えっ!? そのようなお気遣いは」
「ふむ。逆に気を遣わせるか」
「このやり取り二回目~」
「そうだったね。二人の友情が尊過ぎるので見守り隊に所属しようと思う」
「マジでそれな~。私も隊員になる」
「えっと……??」
急にオタク全開の会話をし出したロラとリルに、ニノンは付いていけずに疑問符を沢山飛ばす。シルヴィは恥ずかしいので見守るのはやめて欲しいと苦笑した。
話題を変えようと、シルヴィは大きめに咳払いをする。
「ジャアファル様にも御礼をしないと」
「それなら大丈夫です。ルノー様に頂くと言ってましたから」
「ルノーくんに!? そ、そう。くれるかな。いや、流石にくれるはず……」
チャレンジャーが過ぎるとは思いつつも、流石のルノーも無下にはしないだろうとは思う。公爵家の令息として、上手くやる筈だ。シルヴィは信じているのだ。ルノーはやれば出来る子である、と。
「それに、シルヴィ様は私の恋を後押しして下さった恩人ですから」
「そんな大した事をした記憶は……」
「あれ? 言ってませんでしたか?」
何の話だろうかと、シルヴィは小首を傾げる。確かに、学園祭の時に軽く応援はしたけれど。そこまで感謝されるような事ではない筈だ。
「ジャアファル様に『私と駆け落ちして下さい!』って、私の思いを告げたんです」
「んんっ!?」
「そしたら、受けて下さって! シルヴィ様が『最終手段は駆け落ち』ってアドバイスを下さったからです!」
そうではない。初手で使うワードではない。ちゃんと最終手段だと、ニノン本人も言っているではないか。
「言ってしまったのか」
「あぁ~……。告白のパンチが効きすぎてる~」
「しかし、ジャアファル殿には最善手なのでは?」
「それは、そう~」
そうなんだ。じゃあ、良いのかもしれない。シルヴィは一通り悩んだ後、「そっかぁ!」深く考えるのをやめた。
「はい! ですので、ご無事であったのが何よりの褒美ですよ!」
「ええと、じゃあ、その言葉に甘えるね」
「勿論です!」
ニノンはシルヴィ相手には、少し砕けた感じになるようだ。リルは本当に仲が良いのだなと、ニコニコしてしまった。
不意に、扉がノックされる。扉の向こうから「失礼致します。聖天女様がお会いしたいとお越しなのですが……」という声が聞こえてきた。
「ナルジス様……?」
「では、ないな。ターラ殿だろう」
「ターラ様?」
聞き慣れない名に、シルヴィはロラの方を見遣る。ロラは、意味深にニコッと笑んだ。まぁ、聖天女という時点でそうであるのだろうとは思ったが。今作ヒロインのお出ましだ。
「丁度よかったです」
「うん?」
「可愛いお召し物を持ってきたんです。沢山、たっくさん持ってきたので!!」
「えぇ……?」
「皆さんの分もあります!」
「まさかだな」
「でも~、聖天女様をお待たせするのは」
「大丈夫です! 待ちます!」
「既に扉の所まで来ていただと……?」
「そんなことある~?」
扉の外から和気あいあいとした声がしたかと思えば、徐々に遠ざかっていく。ロラとリルの反応からして、今の可愛らしい声はヒロインのターラなのだろう。
「ターラ様もああ言って下さっていますし!」
「ううーん……。そうだね。折角だから」
「お持ちして!!」
「はい! お嬢様!」
「素早い」
ニノンが手を叩くと、スィエル商会の雇人の方々だろうか。さっと現れて大量の箱を部屋へと運び入れた。
「私の一押しはこちらになります」
ニノンがその内の一つを開ける。そこには、美しい紺色の衣装が納められていた。
「ラザハルでは、色鮮やかなものが好まれるのですよ」
「なる、ほど……」
流石に少し照れてしまうというか。あからさま過ぎる気がするというか。いや、そういえばルノーから贈られるドレスはいつも青色系統だったので、今更ではあるのかもしれない。
「やだ~! 可愛い~!」
「ロラ様には、オレンジなど如何でしょうか」
「これは……!?」
「良いじゃないか! きっと似合うよ」
「そうかしら~」
「リル様には、ワインレッドなどお似合いになるかと。もしくは、ターコイズブルーもオススメさせて頂きたく」
「ふむ……? 見覚えのある色味な気が??」
「きゃ~! どっちも似合うわよ~!!」
この色味のラインナップとロラの盛り上がり方を見て、シルヴィはやはりそういうあれなのだろうかと思案する。
「ニノンちゃん、これってやっぱり?」
「抜かりございません!」
抜かりはないらしいので、確定である。別に恋人や伴侶の色味を身に付けるのは、ジルマフェリス王国の決まりなどではない。
しかし、推しカラーで飾りたいのはオタクの性。気付いたら小物が全て推しカラーになっていて、自分で衝撃を受けるまでがセットである。
つまり、やはりここは乙女ゲームの世界ということなのだろう。要は需要と供給だ。推しカラーで着飾っても変な目で見られない。
「フレデリク様カラー! 私これにするわ~」
「……なるほど! 確かにそうだな!」
「お姉様は~? どうするの~?」
ロラがニマニマと並べられた二着のドレスを眺める。リルは、困ったように笑んだ。
「そうだね。何というか……。彼には妙な策略などに巻き込まれず、幸せになって欲しいと思っている」
「えっ!? 気付いてたってこと~?」
「まぁ、そこまで鈍くはないさ」
「どうなの~!? 恋愛に発展しそう!?」
「んー……。今のところは、可愛い後輩、弟分といった感じだな。彼が諦めるが先か、私が惹かれるが先か。ただ」
「ただ?」
「此度の件、王配候補としては見事落第点だったことだけは確かだ」
「あ~、ね~」
仕方がないなといった風にリルが笑う。その顔は、確かに恋愛対象に向ける類いのそれではなかった。
「まぁ、本人にその気があるのかどうかも分からないからね」
「ただの憧れの可能性もあるってことか~」
「憧れと恋は似て非なるものだと私個人としてはそう考えている」
リルはそう言いながら、ワインレッドの衣装が入った箱の縁を指先で撫でる。まるで慈しむように。
「しかし、美しいワインレッドだ。私はこれにしよう」
「いいの~?」
「頑張った褒美としては、少々足りないか」
「寧ろ過分じゃな~い?」
「私もシルヴィ嬢のことが言えないね」
急に矛先が向いて、シルヴィは驚いた顔をする。シルヴィ本人としては、そこまでルノーを甘やかしている気はないのだが。ここは誤魔化しておくことにして、へらっと笑む。
「それで、シルヴィ様はどうするの~?」
「えっ!? その、わたしは……」
何故なのだろうか。いつも通りに答えればいい筈なのに、急激にシルヴィの顔には熱が集まっていく。真っ赤になって固まってしまったシルヴィに、女性三人は全てを察した顔をした。
「遂になのね~!?」
「遂にですか!?」
「遂にか!?」
口々にそう言われて、シルヴィは恥ずかしさが限界に達した。
「わー!!」
顔を両手で覆って、叫ぶ。人は本気で恥ずかしいと大声を出さずにはいられないのだと、シルヴィは経験したのだった。
本来であればマナー違反であるが、その辺りに厳しいジャスミーヌはいないので良いだろう。シルヴィは、ニノンをしっかりと抱き締め返した。
「うぅっ……。ご無事で良かったです!」
「ありがとう、ニノン。助けてくれたのよね。とっても、嬉しい」
「当たり前じゃないですか~!!」
遂にはえぐえぐと泣き出してしまったニノンの背を落ち着けるようにシルヴィが撫でる。ニノンの伝を頼ってラザハルに来たと聞いた時は、驚いた。流石はお父様すごい、と。
「ともだち、ですから!」
「ふふっ、うん! ニノンが困っていたら、今度は私が助けるね」
「私も何度でも助けます!」
体を離し顔を見合わせると、お互いに少し笑う。何処と無く照れ臭いような空気になって、ニノンは慌ててハンカチで涙を拭っていた。
ニノンと一緒に部屋に入ってきていたロラとリルから暖かな眼差しを向けられているのに気付いて、シルヴィはへらっとはにかむ。
「やはりお邪魔だった気がするな」
「そうね~。今からでも退散しちゃう?」
「えっ!? そのようなお気遣いは」
「ふむ。逆に気を遣わせるか」
「このやり取り二回目~」
「そうだったね。二人の友情が尊過ぎるので見守り隊に所属しようと思う」
「マジでそれな~。私も隊員になる」
「えっと……??」
急にオタク全開の会話をし出したロラとリルに、ニノンは付いていけずに疑問符を沢山飛ばす。シルヴィは恥ずかしいので見守るのはやめて欲しいと苦笑した。
話題を変えようと、シルヴィは大きめに咳払いをする。
「ジャアファル様にも御礼をしないと」
「それなら大丈夫です。ルノー様に頂くと言ってましたから」
「ルノーくんに!? そ、そう。くれるかな。いや、流石にくれるはず……」
チャレンジャーが過ぎるとは思いつつも、流石のルノーも無下にはしないだろうとは思う。公爵家の令息として、上手くやる筈だ。シルヴィは信じているのだ。ルノーはやれば出来る子である、と。
「それに、シルヴィ様は私の恋を後押しして下さった恩人ですから」
「そんな大した事をした記憶は……」
「あれ? 言ってませんでしたか?」
何の話だろうかと、シルヴィは小首を傾げる。確かに、学園祭の時に軽く応援はしたけれど。そこまで感謝されるような事ではない筈だ。
「ジャアファル様に『私と駆け落ちして下さい!』って、私の思いを告げたんです」
「んんっ!?」
「そしたら、受けて下さって! シルヴィ様が『最終手段は駆け落ち』ってアドバイスを下さったからです!」
そうではない。初手で使うワードではない。ちゃんと最終手段だと、ニノン本人も言っているではないか。
「言ってしまったのか」
「あぁ~……。告白のパンチが効きすぎてる~」
「しかし、ジャアファル殿には最善手なのでは?」
「それは、そう~」
そうなんだ。じゃあ、良いのかもしれない。シルヴィは一通り悩んだ後、「そっかぁ!」深く考えるのをやめた。
「はい! ですので、ご無事であったのが何よりの褒美ですよ!」
「ええと、じゃあ、その言葉に甘えるね」
「勿論です!」
ニノンはシルヴィ相手には、少し砕けた感じになるようだ。リルは本当に仲が良いのだなと、ニコニコしてしまった。
不意に、扉がノックされる。扉の向こうから「失礼致します。聖天女様がお会いしたいとお越しなのですが……」という声が聞こえてきた。
「ナルジス様……?」
「では、ないな。ターラ殿だろう」
「ターラ様?」
聞き慣れない名に、シルヴィはロラの方を見遣る。ロラは、意味深にニコッと笑んだ。まぁ、聖天女という時点でそうであるのだろうとは思ったが。今作ヒロインのお出ましだ。
「丁度よかったです」
「うん?」
「可愛いお召し物を持ってきたんです。沢山、たっくさん持ってきたので!!」
「えぇ……?」
「皆さんの分もあります!」
「まさかだな」
「でも~、聖天女様をお待たせするのは」
「大丈夫です! 待ちます!」
「既に扉の所まで来ていただと……?」
「そんなことある~?」
扉の外から和気あいあいとした声がしたかと思えば、徐々に遠ざかっていく。ロラとリルの反応からして、今の可愛らしい声はヒロインのターラなのだろう。
「ターラ様もああ言って下さっていますし!」
「ううーん……。そうだね。折角だから」
「お持ちして!!」
「はい! お嬢様!」
「素早い」
ニノンが手を叩くと、スィエル商会の雇人の方々だろうか。さっと現れて大量の箱を部屋へと運び入れた。
「私の一押しはこちらになります」
ニノンがその内の一つを開ける。そこには、美しい紺色の衣装が納められていた。
「ラザハルでは、色鮮やかなものが好まれるのですよ」
「なる、ほど……」
流石に少し照れてしまうというか。あからさま過ぎる気がするというか。いや、そういえばルノーから贈られるドレスはいつも青色系統だったので、今更ではあるのかもしれない。
「やだ~! 可愛い~!」
「ロラ様には、オレンジなど如何でしょうか」
「これは……!?」
「良いじゃないか! きっと似合うよ」
「そうかしら~」
「リル様には、ワインレッドなどお似合いになるかと。もしくは、ターコイズブルーもオススメさせて頂きたく」
「ふむ……? 見覚えのある色味な気が??」
「きゃ~! どっちも似合うわよ~!!」
この色味のラインナップとロラの盛り上がり方を見て、シルヴィはやはりそういうあれなのだろうかと思案する。
「ニノンちゃん、これってやっぱり?」
「抜かりございません!」
抜かりはないらしいので、確定である。別に恋人や伴侶の色味を身に付けるのは、ジルマフェリス王国の決まりなどではない。
しかし、推しカラーで飾りたいのはオタクの性。気付いたら小物が全て推しカラーになっていて、自分で衝撃を受けるまでがセットである。
つまり、やはりここは乙女ゲームの世界ということなのだろう。要は需要と供給だ。推しカラーで着飾っても変な目で見られない。
「フレデリク様カラー! 私これにするわ~」
「……なるほど! 確かにそうだな!」
「お姉様は~? どうするの~?」
ロラがニマニマと並べられた二着のドレスを眺める。リルは、困ったように笑んだ。
「そうだね。何というか……。彼には妙な策略などに巻き込まれず、幸せになって欲しいと思っている」
「えっ!? 気付いてたってこと~?」
「まぁ、そこまで鈍くはないさ」
「どうなの~!? 恋愛に発展しそう!?」
「んー……。今のところは、可愛い後輩、弟分といった感じだな。彼が諦めるが先か、私が惹かれるが先か。ただ」
「ただ?」
「此度の件、王配候補としては見事落第点だったことだけは確かだ」
「あ~、ね~」
仕方がないなといった風にリルが笑う。その顔は、確かに恋愛対象に向ける類いのそれではなかった。
「まぁ、本人にその気があるのかどうかも分からないからね」
「ただの憧れの可能性もあるってことか~」
「憧れと恋は似て非なるものだと私個人としてはそう考えている」
リルはそう言いながら、ワインレッドの衣装が入った箱の縁を指先で撫でる。まるで慈しむように。
「しかし、美しいワインレッドだ。私はこれにしよう」
「いいの~?」
「頑張った褒美としては、少々足りないか」
「寧ろ過分じゃな~い?」
「私もシルヴィ嬢のことが言えないね」
急に矛先が向いて、シルヴィは驚いた顔をする。シルヴィ本人としては、そこまでルノーを甘やかしている気はないのだが。ここは誤魔化しておくことにして、へらっと笑む。
「それで、シルヴィ様はどうするの~?」
「えっ!? その、わたしは……」
何故なのだろうか。いつも通りに答えればいい筈なのに、急激にシルヴィの顔には熱が集まっていく。真っ赤になって固まってしまったシルヴィに、女性三人は全てを察した顔をした。
「遂になのね~!?」
「遂にですか!?」
「遂にか!?」
口々にそう言われて、シルヴィは恥ずかしさが限界に達した。
「わー!!」
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