30 / 264
5年生 冬休み
花の行方
しおりを挟む
「じゃあ気をつけて。夕方6時に、まりも屋の前で!」
僕は、都心へ向かう大ちゃんを残して電車を降りた。
この町なら、少々無茶な買い物をしても大丈夫だろう。
『タツヤ。先ほど見ていたダイサクのベルトは面白いね』
「ブルーもそう思うか? しかし大ちゃん、あんなのよくイジれるよなあ」
ブルーと会話しつつ訪れたのは駅前の商店街。
よーし! 今日はバシバシ買いまくるぞ!
『タツヤ、そこに案内板がある』
商店街入口に、店舗が載った地図がある。
これを見て計画を立てよう。
『タツヤ。とりあえず右の店から順番に一品ずつ買っていくかい?』
「ちょっと待った。一番手前の店、米屋だぞ? 値段は丁度良いけど、いきなり重いよ」
『なるほど。それを持ったままウロウロするのは賢くないな』
「じゃあ米屋さんは最後にしよう」
次は……どこかの政党の事務所だ。その次はパチンコ屋。美容院に歯医者ときて、ラーメン屋で、魚屋、接骨院だ。更にいくと神社がある。
「ブルー、右側は、ちょっと僕らのニーズには合ってない感じだ」
『あはは。本当だね』
左側はどうだろう。一番手前が酒屋だな。で、次は金物屋、不動産屋、畳屋に本屋、自転車屋で、ハンバーガー屋、花屋、ゲームセンターがあって、喫茶店か。
「この商店街は、途中でこっちの横道にも店があるな」
本屋と自転車屋の間の道に、北に向かって、更にアーケードが続いている。薬屋、居酒屋が3軒、床屋、電気屋、服屋、文房具屋、駐車場、交番がある。
「よし、取り敢えず、無難そうな所から行こう」
文房具屋さんに入ってみた。一万円を出して違和感なく多めのお釣りを貰えそうな物。
「絵の具セット 2980円」
『いい感じだ、タツヤ』
次は、電気屋で、掃除機の紙パックを買う。お使いっぽくてグッドだ。更に、薬屋さんで酔い止めを買う。よし、違和感なし。
「床屋さんもアリだけど、髪型が変わると家族に怪しまれるよな」
『時間も食うぞ、タツヤ』
それもそうだ。えっと、次は。
服屋で婦人用のマフラーを買い、贈答用の包装をしてもらう。本当に贈るわけにはいかないが、子どもが親にプレゼントというのはよくある。
「持ち物がいっぱいになる前に、袋を買いたいな」
現地調達のつもりだったから、このあいだ買ったリュックサックは持って来なかったんだ。
『タツヤ、それを売っている店は無さそうだが、どうする?』
「ああ。僕に考えがある。えっと、確か……お、あったあった」
僕は自転車屋さんで、サイクリング用のバックパックを買った。
「もしかしてと思ったんだ。売ってて良かった」
以前、健康のために自転車通勤していたことがあり、形から入りがちな僕は、サイクリング用品を無駄に買い漁っていた。
「雨に降られて風邪を引いてからは、全然乗らなくなったけど」
『それで健康を害しては意味がないね』
……まったくだ。
これでよし、と。持ち物をバックパックに詰めて、両手が空いた。さあ、次は何を買おうかな。
『タツヤ、花は邪魔かな?』
「ん~。 ちょっと今回はパスかな」
で、丁度お昼時になったので、ラーメン屋にやって来た。
「味噌ラーメンください!」
野菜がたっぷり入った、ヘルシーなラーメンが運ばれて来る。
「なあブルー、僕って、栄養が偏ったりとか、極端な話、毒とか飲んだりしたら、どうなるんだ?」
『キミの体は、常に健康な状態を保ち続けるようになっている。何を食べようが、体調に影響しない。毒などは、無効化される。今は特記事項に載っていないが、一定以上の毒や病原体を体内に取り込めば〝病毒無効〟が発動するだろう』
すごいな僕。やっぱ、本当に不死身なんだ……うお! ラーメン美味い!
あっという間に平らげる。よし、また来るぞ。この店は殿堂入り決定だ。
「おじさん、凄く美味しかったよ!」
「おう、有難うなボウズ! また来いよ!」
さあ、お腹も一杯になったし、後は何を買うかな。
「そういえば、金物屋さんって、あまり入ったことないな」
店の入口には、セール品の茶碗や花瓶が並べてある。とにかく、入ってみよう。
「いらっしゃーい!」
店の入り口に、赤外線センサーで鳴るチャイムがあったようだ。ピンポンという音に続いて、お店の人らしい声が聞こえてきた。
「あらら、しまったな! ノンビリ店内を見て回り辛くなったぞ」
小学生が、金物屋をブラリと訪れるというのは、かなり違和感がある。
「ボク、何か探しもの?」
中から、素朴な感じの、可愛いお姉さんが現れた。メガネとエプロンが印象的だ。
……さて、どうするか。
「えっとね、お箸が折れちゃったの。ママが買って来なさいって」
茶碗があるなら、お箸もあるだろう。にしても、ちょっと苦しいか。
「ああ、それならこっちよ」
良かった。お箸売ってた! そして怪しまれなかった。ラッキー。
「ありがとうお姉さん」
僕は、箸を一つ選び、お姉さんと一緒にレジまで移動した。
「今日は、このお金で買って来なさいって言われたんだけど、大丈夫? 見た事のないお金なんだけど」
僕は、ボケットにまだ10枚ほどある旧札を、一枚だけ出してお姉さんに渡した。
「わぁ、これ、古いお金よね。私が小さい頃は、まだ、たまに見かけたけど」
「良かった! やっぱりお金なんだ。これ使える?」
「大丈夫よ。でも、珍しいから、使わずにとっておいた方が良いわよね」
お姉さんは紙袋に箸を入れ、僕に手渡すと、ウインクしてこう言った。
「そのお金、使っちゃうの勿体無いから、これ、お姉さんからプレゼント!」
なんていい人なんだ! 嫁にほしいぐらいの逸材だ! でも、今日の目的とはベクトルが真逆なんだよな。
「そのお金は、ママに言って、置いておいてもらったほうが絶対いいよ!」
「そんな……悪いです、頂けません」
と言うか、箸よりもお釣りが欲しいんです。
「遠慮しないで。どうせ売れ残りの商品しか置いてないのよウチ」
エライ事をぶっちゃけて来た。これ以上遠慮すると、僕の大人の部分が出そうでマズイな。
「ありがとうお姉さん。それじゃ、頂きます!」
「良かった! 気にしないで」
本当に良い人だ。これは後日、何らかの形でお礼をせねば。思惑とは違ったけど。
「お姉さん、お名前、教えてもらってもいいですか?」
「名前? 夏川春菜っていうの。季節が2つも入ってておかしいでしょ?」
な?!
「ん? どうかした?」
気づかなかった。この人、会社の上司だった、春菜先輩だ。確か6~7歳年上の。
「ううん、何でもない。本当にいいの?」
「いいのいいの! また来てね!」
先輩、若ぇえええ……という事は、この時点でまだ高校生ぐらいかな。ちょっとビックリした。
「お姉さん、本当にありがとう!」
僕は金物屋を後にした。お釣りは手に入れられなかったけど、ちょっとホッコリしたので良しとしよう。僕はその足で、花屋に行った。
『タツヤ、花はパスじゃなかった?』
「いや、ちょっと必要になったんだよ」
僕は贈答用の花を注文し、送り状に宛名を書いた。〝夏川春菜様〟。差出人は無記名で。
お釣りは少なめだったが、ちょっとホッコリしたので良しとしよう。
僕は、都心へ向かう大ちゃんを残して電車を降りた。
この町なら、少々無茶な買い物をしても大丈夫だろう。
『タツヤ。先ほど見ていたダイサクのベルトは面白いね』
「ブルーもそう思うか? しかし大ちゃん、あんなのよくイジれるよなあ」
ブルーと会話しつつ訪れたのは駅前の商店街。
よーし! 今日はバシバシ買いまくるぞ!
『タツヤ、そこに案内板がある』
商店街入口に、店舗が載った地図がある。
これを見て計画を立てよう。
『タツヤ。とりあえず右の店から順番に一品ずつ買っていくかい?』
「ちょっと待った。一番手前の店、米屋だぞ? 値段は丁度良いけど、いきなり重いよ」
『なるほど。それを持ったままウロウロするのは賢くないな』
「じゃあ米屋さんは最後にしよう」
次は……どこかの政党の事務所だ。その次はパチンコ屋。美容院に歯医者ときて、ラーメン屋で、魚屋、接骨院だ。更にいくと神社がある。
「ブルー、右側は、ちょっと僕らのニーズには合ってない感じだ」
『あはは。本当だね』
左側はどうだろう。一番手前が酒屋だな。で、次は金物屋、不動産屋、畳屋に本屋、自転車屋で、ハンバーガー屋、花屋、ゲームセンターがあって、喫茶店か。
「この商店街は、途中でこっちの横道にも店があるな」
本屋と自転車屋の間の道に、北に向かって、更にアーケードが続いている。薬屋、居酒屋が3軒、床屋、電気屋、服屋、文房具屋、駐車場、交番がある。
「よし、取り敢えず、無難そうな所から行こう」
文房具屋さんに入ってみた。一万円を出して違和感なく多めのお釣りを貰えそうな物。
「絵の具セット 2980円」
『いい感じだ、タツヤ』
次は、電気屋で、掃除機の紙パックを買う。お使いっぽくてグッドだ。更に、薬屋さんで酔い止めを買う。よし、違和感なし。
「床屋さんもアリだけど、髪型が変わると家族に怪しまれるよな」
『時間も食うぞ、タツヤ』
それもそうだ。えっと、次は。
服屋で婦人用のマフラーを買い、贈答用の包装をしてもらう。本当に贈るわけにはいかないが、子どもが親にプレゼントというのはよくある。
「持ち物がいっぱいになる前に、袋を買いたいな」
現地調達のつもりだったから、このあいだ買ったリュックサックは持って来なかったんだ。
『タツヤ、それを売っている店は無さそうだが、どうする?』
「ああ。僕に考えがある。えっと、確か……お、あったあった」
僕は自転車屋さんで、サイクリング用のバックパックを買った。
「もしかしてと思ったんだ。売ってて良かった」
以前、健康のために自転車通勤していたことがあり、形から入りがちな僕は、サイクリング用品を無駄に買い漁っていた。
「雨に降られて風邪を引いてからは、全然乗らなくなったけど」
『それで健康を害しては意味がないね』
……まったくだ。
これでよし、と。持ち物をバックパックに詰めて、両手が空いた。さあ、次は何を買おうかな。
『タツヤ、花は邪魔かな?』
「ん~。 ちょっと今回はパスかな」
で、丁度お昼時になったので、ラーメン屋にやって来た。
「味噌ラーメンください!」
野菜がたっぷり入った、ヘルシーなラーメンが運ばれて来る。
「なあブルー、僕って、栄養が偏ったりとか、極端な話、毒とか飲んだりしたら、どうなるんだ?」
『キミの体は、常に健康な状態を保ち続けるようになっている。何を食べようが、体調に影響しない。毒などは、無効化される。今は特記事項に載っていないが、一定以上の毒や病原体を体内に取り込めば〝病毒無効〟が発動するだろう』
すごいな僕。やっぱ、本当に不死身なんだ……うお! ラーメン美味い!
あっという間に平らげる。よし、また来るぞ。この店は殿堂入り決定だ。
「おじさん、凄く美味しかったよ!」
「おう、有難うなボウズ! また来いよ!」
さあ、お腹も一杯になったし、後は何を買うかな。
「そういえば、金物屋さんって、あまり入ったことないな」
店の入口には、セール品の茶碗や花瓶が並べてある。とにかく、入ってみよう。
「いらっしゃーい!」
店の入り口に、赤外線センサーで鳴るチャイムがあったようだ。ピンポンという音に続いて、お店の人らしい声が聞こえてきた。
「あらら、しまったな! ノンビリ店内を見て回り辛くなったぞ」
小学生が、金物屋をブラリと訪れるというのは、かなり違和感がある。
「ボク、何か探しもの?」
中から、素朴な感じの、可愛いお姉さんが現れた。メガネとエプロンが印象的だ。
……さて、どうするか。
「えっとね、お箸が折れちゃったの。ママが買って来なさいって」
茶碗があるなら、お箸もあるだろう。にしても、ちょっと苦しいか。
「ああ、それならこっちよ」
良かった。お箸売ってた! そして怪しまれなかった。ラッキー。
「ありがとうお姉さん」
僕は、箸を一つ選び、お姉さんと一緒にレジまで移動した。
「今日は、このお金で買って来なさいって言われたんだけど、大丈夫? 見た事のないお金なんだけど」
僕は、ボケットにまだ10枚ほどある旧札を、一枚だけ出してお姉さんに渡した。
「わぁ、これ、古いお金よね。私が小さい頃は、まだ、たまに見かけたけど」
「良かった! やっぱりお金なんだ。これ使える?」
「大丈夫よ。でも、珍しいから、使わずにとっておいた方が良いわよね」
お姉さんは紙袋に箸を入れ、僕に手渡すと、ウインクしてこう言った。
「そのお金、使っちゃうの勿体無いから、これ、お姉さんからプレゼント!」
なんていい人なんだ! 嫁にほしいぐらいの逸材だ! でも、今日の目的とはベクトルが真逆なんだよな。
「そのお金は、ママに言って、置いておいてもらったほうが絶対いいよ!」
「そんな……悪いです、頂けません」
と言うか、箸よりもお釣りが欲しいんです。
「遠慮しないで。どうせ売れ残りの商品しか置いてないのよウチ」
エライ事をぶっちゃけて来た。これ以上遠慮すると、僕の大人の部分が出そうでマズイな。
「ありがとうお姉さん。それじゃ、頂きます!」
「良かった! 気にしないで」
本当に良い人だ。これは後日、何らかの形でお礼をせねば。思惑とは違ったけど。
「お姉さん、お名前、教えてもらってもいいですか?」
「名前? 夏川春菜っていうの。季節が2つも入ってておかしいでしょ?」
な?!
「ん? どうかした?」
気づかなかった。この人、会社の上司だった、春菜先輩だ。確か6~7歳年上の。
「ううん、何でもない。本当にいいの?」
「いいのいいの! また来てね!」
先輩、若ぇえええ……という事は、この時点でまだ高校生ぐらいかな。ちょっとビックリした。
「お姉さん、本当にありがとう!」
僕は金物屋を後にした。お釣りは手に入れられなかったけど、ちょっとホッコリしたので良しとしよう。僕はその足で、花屋に行った。
『タツヤ、花はパスじゃなかった?』
「いや、ちょっと必要になったんだよ」
僕は贈答用の花を注文し、送り状に宛名を書いた。〝夏川春菜様〟。差出人は無記名で。
お釣りは少なめだったが、ちょっとホッコリしたので良しとしよう。
0
あなたにおすすめの小説
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
