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5年生 冬休み
意外な襲撃者
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『タツヤ、来るぞ!』
真正面から迫る〝得体の知れない物〟は、人の形をしていた。
そして……次の瞬間、そいつの攻撃は僕の顔にヒットする。
速過ぎて、どんな攻撃かは解らなかったが、鈍い音と共に、攻撃は弾き返され……いつものように、チクッとした。
「効かぬわ! ……ちょっと怖かったけど」
高速の何者かは、スピードを変えず、遠巻きに動き回っている。
「あれ? そういえば僕、栗っちと同じぐらいの体重なのに、なんですっ飛ばされないんだ?」
……僕が重くなったっていう訳でもないんだよな。自転車だってぺシャンコにせず乗れるし。
それって〝硬さ〟とか〝強度〟とは関係ないだろう。リュックと武装で結構重そうなダイ・サークでさえ、弾き飛ばされたんだぞ?
『地球を動かせるほどの〝攻撃〟を受けたら、キミだって動いてしまうよ。〝星の強度〟が発動中、キミは地球そのものになるんだ』
攻撃を受けた瞬間、重くなるのか? ……いやいや、それだと地面にめり込んじまうな。
『そうだ。重さは関係ない。影響を受けるか、受けないかだ」
えー? 分かんないな……まあいいか。それより2人だ。
「ダイ・サーク! 栗っち! 大丈夫?」
「ああ、なんとか無事だ。しかし、かなり重い一撃だった」
「たっちゃん、怖いよ! 何なの? あれ!」
良かった。無事みたいだ。
「ヒトっぽいけど、あんなに素早く動く人間は居ないな……」
「だが、機械でもない。動きでわかる……カズヤ少年、アイツの心は読めないのか?」
「何か聞こえて来るけど、雑音っぽくて、すごく聞き取りにくいんだ」
「ブルー、あれ、何だと思う?」
『わからない。生物だが、なぜか情報を読み取りづらい。もう少し接触すれば、何かわかるかもしれないね』
「よし、とにかく動きを止めてみよう。僕には攻撃が効かないから、先に突っ込む。栗っちは、念動力で動きを鈍らせて! ダイ・サークは栗っちを守って」
僕は、動き回る影に近づいていく。
「うん、ガンバル!」
「了解した。もう油断はしない」
影は躊躇無く、僕に襲い掛かってきた。
っていうか、次の瞬間にはもう、目と鼻の先に居た!
「うっわ、速い!」
腹を殴られた! ……が、ノーダメージだ。攻撃は弾き返されて、ヤツに一瞬だけ隙が出来る。
「たっちゃん、いくよ!」
その隙を逃さず、栗っちが〝念動力〟全開で影を止めようとした。
「お……重い! 縛りきれないよ、たっちゃん!」
動きが鈍った影の後ろに回りこむ。力いっぱい羽交い絞めにすることで、やっと完全に動きが止まった。
「……ええ?!」
「そ、そんな?!」
驚きで、言葉を失う栗っちとダイ・サーク。
頭には猫のような耳。自然に動いていて作り物じゃないのがわかる。しかし、僕たちは猫耳に驚いたのではない。
「たっちゃん、この子……!」
口元が、ちょっと猫っぽくなっていたが、すぐに彼女だとわかった。
「間違いない。ユーリだ!」
目は焦点が定まらずうつろだが、険しい表情のユーリ。すごい力で、暴れている。
「そうか……ユーリちゃん、思考が早すぎて、心が読み取れなかったんだね」
栗っちは必死でユーリの動きを止めている。僕も全力で抑えようとしているが、今にも振りほどかれそうだ。
「今も、〝きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん……〟ってすごい速さで考えてる。トランス状態だよ!」
きょうちゃん……? 鏡華を助けに来たのか!
「ダイ・サーク、車の中の鏡華を見せて安心させよう! ドアを開けて!」
「いい考えだ、任せたまえ!」
ダイ・サークがワゴン車の後部座席のドアを開けると、意識を失ったままの鏡華が居た。
「ユーリ、落ち着け、鏡華は無事だよ」
ユーリの視線がワゴン車に向くように、無理やり向きを変える。
「にゃー?! きょうちゃん?! え……にゃんで? ……たっちゃ……ん?」
……声で僕だと気づいたのか?
消え入るような声で僕の名前を呟いたあと、恐ろしいほどの怪力がユーリから抜けていく。
〝猫耳〟はペタンと収納され、完全に意識を失ったようだ。
「昔から普通じゃないとは思ってたけど、まさかネコミミ娘だったとは。どうなってるんだろう」
「少年たち、とにかくユーリ君をワゴン車に」
ぐったりと力を無くしたユーリを鏡華の隣に寝かせ、ドアを閉めた。
ダイ・サークは、気絶している犯人のポケットを漁り、バタフライナイフを発見。グチャグチャに握りつぶして遠くに投げ捨てた。
「確か、カズヤ少年の予知に〝刃物〟とあった。念の為だ」
さすが瞬間記憶能力者。もし警察が来る前に犯人が意識を取り戻したら、今のナイフで拘束を解く可能性だってあった。歴史はしなやかだが頑丈なのだ。
「ユーリが僕の事を覚えているかは分からないけど……何か聞かれても、顔を隠していたし、誤魔化せるだろう」
そして、顔を隠していたせいで、ユーリは攻撃してきたのだ。〝ストッキング男〟と〝マスクマン〟だもんな。
『催涙ガスのせいで、視力も低下していただろうし、意識もほぼ無い状態だった。ユーリは友人を助けるために、何らかの方法でこの場所まで辿り着き、近くに居たタツヤ達を犯人と間違えて攻撃したのだろう』
「それにしても凄まじい怪力だったな。ブルー、ユーリの詳細、表示できる?」
『大丈夫だタツヤ。必要だと思って、トランス状態のユーリを調べておいた』
「ナイスだな、さすがブルー!」
「表示するよ?」
***********************************************
大波 友里 Ohnami Yuri
AGE 11
H P 827
M P 0
攻撃力 318
守備力 171
体 力 214
素早さ 484
賢 さ 12
<特記事項>
外来種
超回復
肉体強化
生命感知
***********************************************
「外来種って何だ?」
『何だろうね。初めて見る特記事項だ。面白いね』
ブルーにも解らない能力……
「それにしても、凄いステータスだな。肉体強化っていうのが関係しているのかな」
拝借した軽自動車に乗り込み、ダイ・サークがエンジンを掛ける。申し訳ないが、この車は最寄りの駅まで移動して乗り捨ててから、通報でおまわりさんに発見してもらおう。壊した分は後日、必ず弁償する。
「それでは、犯人の位置情報を通報するぞ」
>>>
こうして、誘拐事件は無事、解決した。後になって思い出してみると、確か5年生の冬休み明けに、ウチの小学校の生徒が、何らかの事件に巻き込まれたという噂が流れたことがあった。校長先生が始業式で、〝知らない人にはついて行かないように〟とか話していて、
「それは休みの前に終業式で言うヤツじゃん」
とか思った。
……それと同じ時期に、近くの町で殺人事件があったのも覚えている。テレビでかなり長期に渡って放送されていたので、余程の大事件だったのだろう。風の噂では、死体の損壊具合がひどく、どういう方法で殺害されたのか、見当もつかない位だったと聞いた気がする。結局、犯人は見つからず、そのうち報道もされなくなった。
「そ……それって、今日の事件のことだよね? 怖いなあー」
切符を改札の駅員さんに渡しながら、栗っちが言う。改札口を抜けると正面に、まりも屋の看板が見えた。
「多分、そうだろうな。栗っちの〝未来予知〟は、ユーリたち3人の内の誰かが死ぬと言ってたんじゃなくて、ユーリが犯人を殺してしまう事を暗示していたんだ」
僕は丸めてポケットに入れてあったストッキングを、駅前のゴミ箱に放り込んだ。栗っちも慌てて同じように捨てる。
「〝3引く1〟が、3人の内、一人が誘拐される事を、〝死別〟が、犯人の死を示していたのか」
大ちゃんは軍手を僕らから受け取り、リュックのポケットに突っ込みながら呟く。
「ビジョンとワードが増えても、ちゃんと読み取らなきゃ意味が無いねー」
気をつけなくちゃ。と栗っち。確かに予知は的中したが、解釈を間違えると危険だ。
「けど、ユーリを殺人犯にしなくて済んだし、犯人も生きてたし、良い事したよな、俺たち!」
「えへへー! 正義の味方だよね!」
「ユーリの正体がちょっと気になるけど、とにかく無事で何よりだ」
僕はそう言うと駅の時計に目をやる。
「うわ! ちょうど12時になったよ、急いで帰ろう!」
真正面から迫る〝得体の知れない物〟は、人の形をしていた。
そして……次の瞬間、そいつの攻撃は僕の顔にヒットする。
速過ぎて、どんな攻撃かは解らなかったが、鈍い音と共に、攻撃は弾き返され……いつものように、チクッとした。
「効かぬわ! ……ちょっと怖かったけど」
高速の何者かは、スピードを変えず、遠巻きに動き回っている。
「あれ? そういえば僕、栗っちと同じぐらいの体重なのに、なんですっ飛ばされないんだ?」
……僕が重くなったっていう訳でもないんだよな。自転車だってぺシャンコにせず乗れるし。
それって〝硬さ〟とか〝強度〟とは関係ないだろう。リュックと武装で結構重そうなダイ・サークでさえ、弾き飛ばされたんだぞ?
『地球を動かせるほどの〝攻撃〟を受けたら、キミだって動いてしまうよ。〝星の強度〟が発動中、キミは地球そのものになるんだ』
攻撃を受けた瞬間、重くなるのか? ……いやいや、それだと地面にめり込んじまうな。
『そうだ。重さは関係ない。影響を受けるか、受けないかだ」
えー? 分かんないな……まあいいか。それより2人だ。
「ダイ・サーク! 栗っち! 大丈夫?」
「ああ、なんとか無事だ。しかし、かなり重い一撃だった」
「たっちゃん、怖いよ! 何なの? あれ!」
良かった。無事みたいだ。
「ヒトっぽいけど、あんなに素早く動く人間は居ないな……」
「だが、機械でもない。動きでわかる……カズヤ少年、アイツの心は読めないのか?」
「何か聞こえて来るけど、雑音っぽくて、すごく聞き取りにくいんだ」
「ブルー、あれ、何だと思う?」
『わからない。生物だが、なぜか情報を読み取りづらい。もう少し接触すれば、何かわかるかもしれないね』
「よし、とにかく動きを止めてみよう。僕には攻撃が効かないから、先に突っ込む。栗っちは、念動力で動きを鈍らせて! ダイ・サークは栗っちを守って」
僕は、動き回る影に近づいていく。
「うん、ガンバル!」
「了解した。もう油断はしない」
影は躊躇無く、僕に襲い掛かってきた。
っていうか、次の瞬間にはもう、目と鼻の先に居た!
「うっわ、速い!」
腹を殴られた! ……が、ノーダメージだ。攻撃は弾き返されて、ヤツに一瞬だけ隙が出来る。
「たっちゃん、いくよ!」
その隙を逃さず、栗っちが〝念動力〟全開で影を止めようとした。
「お……重い! 縛りきれないよ、たっちゃん!」
動きが鈍った影の後ろに回りこむ。力いっぱい羽交い絞めにすることで、やっと完全に動きが止まった。
「……ええ?!」
「そ、そんな?!」
驚きで、言葉を失う栗っちとダイ・サーク。
頭には猫のような耳。自然に動いていて作り物じゃないのがわかる。しかし、僕たちは猫耳に驚いたのではない。
「たっちゃん、この子……!」
口元が、ちょっと猫っぽくなっていたが、すぐに彼女だとわかった。
「間違いない。ユーリだ!」
目は焦点が定まらずうつろだが、険しい表情のユーリ。すごい力で、暴れている。
「そうか……ユーリちゃん、思考が早すぎて、心が読み取れなかったんだね」
栗っちは必死でユーリの動きを止めている。僕も全力で抑えようとしているが、今にも振りほどかれそうだ。
「今も、〝きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん、きょうちゃん……〟ってすごい速さで考えてる。トランス状態だよ!」
きょうちゃん……? 鏡華を助けに来たのか!
「ダイ・サーク、車の中の鏡華を見せて安心させよう! ドアを開けて!」
「いい考えだ、任せたまえ!」
ダイ・サークがワゴン車の後部座席のドアを開けると、意識を失ったままの鏡華が居た。
「ユーリ、落ち着け、鏡華は無事だよ」
ユーリの視線がワゴン車に向くように、無理やり向きを変える。
「にゃー?! きょうちゃん?! え……にゃんで? ……たっちゃ……ん?」
……声で僕だと気づいたのか?
消え入るような声で僕の名前を呟いたあと、恐ろしいほどの怪力がユーリから抜けていく。
〝猫耳〟はペタンと収納され、完全に意識を失ったようだ。
「昔から普通じゃないとは思ってたけど、まさかネコミミ娘だったとは。どうなってるんだろう」
「少年たち、とにかくユーリ君をワゴン車に」
ぐったりと力を無くしたユーリを鏡華の隣に寝かせ、ドアを閉めた。
ダイ・サークは、気絶している犯人のポケットを漁り、バタフライナイフを発見。グチャグチャに握りつぶして遠くに投げ捨てた。
「確か、カズヤ少年の予知に〝刃物〟とあった。念の為だ」
さすが瞬間記憶能力者。もし警察が来る前に犯人が意識を取り戻したら、今のナイフで拘束を解く可能性だってあった。歴史はしなやかだが頑丈なのだ。
「ユーリが僕の事を覚えているかは分からないけど……何か聞かれても、顔を隠していたし、誤魔化せるだろう」
そして、顔を隠していたせいで、ユーリは攻撃してきたのだ。〝ストッキング男〟と〝マスクマン〟だもんな。
『催涙ガスのせいで、視力も低下していただろうし、意識もほぼ無い状態だった。ユーリは友人を助けるために、何らかの方法でこの場所まで辿り着き、近くに居たタツヤ達を犯人と間違えて攻撃したのだろう』
「それにしても凄まじい怪力だったな。ブルー、ユーリの詳細、表示できる?」
『大丈夫だタツヤ。必要だと思って、トランス状態のユーリを調べておいた』
「ナイスだな、さすがブルー!」
「表示するよ?」
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大波 友里 Ohnami Yuri
AGE 11
H P 827
M P 0
攻撃力 318
守備力 171
体 力 214
素早さ 484
賢 さ 12
<特記事項>
外来種
超回復
肉体強化
生命感知
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「外来種って何だ?」
『何だろうね。初めて見る特記事項だ。面白いね』
ブルーにも解らない能力……
「それにしても、凄いステータスだな。肉体強化っていうのが関係しているのかな」
拝借した軽自動車に乗り込み、ダイ・サークがエンジンを掛ける。申し訳ないが、この車は最寄りの駅まで移動して乗り捨ててから、通報でおまわりさんに発見してもらおう。壊した分は後日、必ず弁償する。
「それでは、犯人の位置情報を通報するぞ」
>>>
こうして、誘拐事件は無事、解決した。後になって思い出してみると、確か5年生の冬休み明けに、ウチの小学校の生徒が、何らかの事件に巻き込まれたという噂が流れたことがあった。校長先生が始業式で、〝知らない人にはついて行かないように〟とか話していて、
「それは休みの前に終業式で言うヤツじゃん」
とか思った。
……それと同じ時期に、近くの町で殺人事件があったのも覚えている。テレビでかなり長期に渡って放送されていたので、余程の大事件だったのだろう。風の噂では、死体の損壊具合がひどく、どういう方法で殺害されたのか、見当もつかない位だったと聞いた気がする。結局、犯人は見つからず、そのうち報道もされなくなった。
「そ……それって、今日の事件のことだよね? 怖いなあー」
切符を改札の駅員さんに渡しながら、栗っちが言う。改札口を抜けると正面に、まりも屋の看板が見えた。
「多分、そうだろうな。栗っちの〝未来予知〟は、ユーリたち3人の内の誰かが死ぬと言ってたんじゃなくて、ユーリが犯人を殺してしまう事を暗示していたんだ」
僕は丸めてポケットに入れてあったストッキングを、駅前のゴミ箱に放り込んだ。栗っちも慌てて同じように捨てる。
「〝3引く1〟が、3人の内、一人が誘拐される事を、〝死別〟が、犯人の死を示していたのか」
大ちゃんは軍手を僕らから受け取り、リュックのポケットに突っ込みながら呟く。
「ビジョンとワードが増えても、ちゃんと読み取らなきゃ意味が無いねー」
気をつけなくちゃ。と栗っち。確かに予知は的中したが、解釈を間違えると危険だ。
「けど、ユーリを殺人犯にしなくて済んだし、犯人も生きてたし、良い事したよな、俺たち!」
「えへへー! 正義の味方だよね!」
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