一話完結ヤンデレシリーズ

ルイ

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僕が本当の兄弟じゃないことが分かると?下

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あれから拾った人と暮らしている。
どうやら名前は神代白蓮(しんだいはくれん)というらしい。

たいそうな苗字だと思う。なんせ神ってついてるからな。

まあそんなことは置いといて、今日も大学だ。
そう考えると気が重くなるが起きると白蓮が朝ごはんを作ってくれるのだ。だから起きないわけにはいかない。
だから僕は今日も体に鞭を打って起きる。




そんなこんなで学校が終わって家に帰ろうとしていると後ろから話しかけられる。
振り向くとそこには二奈がいた。
「なんで、、、ここに」と聞く。
僕のことを嫌っている二奈が家から離れているここに来るということは何かがあったのだろうか。そんなことを考えていると思いもよらない発言をする。
「私、家出したから」と。
は?何言ってるんだ。この前までは仲が良くて理想の家族だった奴が何で家出するんだよ。
そんなことが口からこぼれそうになるのを理性で押さえつける。
「だからってなんでここに来たんだ」と、かなりとげのある言い方でいう。
「家族だしいいでしょ」とそんなことを平然と言ってくる。
家族?俺が家にいるときは俺のことを嫌って無視してたのにいざ親と喧嘩すると家族扱いするのかと思うと次の瞬間
「はっ、いいご身分だな」と言葉を出る。
しまったと思った。いくらイラついていたとはいえそれを口に出すなんて
「そうよ、いいご身分なんだから今日くらいは止めて」と予想外のことを言ってくる。
家には白蓮もいるし断ろうと考え言おうとすると、「止めてくれないならドアの前でギャン泣きするから」と脅してきたため、僕は「同居人がいるからおとなしくするならいいぞ」といい二奈を連れていくのだった。


「へーここがお兄ちゃん家か~」と二奈はじろじろと見て回っていると、
「あ、あの、この人は?」と白蓮が聞いてくる。
僕は少しめんどくさそうに「妹だよ、血がつながっていない。理由は家でしたからだってさ」というと少し気まずそうにして、「私、ご飯作ってきます」といいその場を離れるのだった。


「「「いただきまーす」」」と俺たちはい、ご飯を食べ始める。
ちなみにメニューは僕が天津飯、白蓮がチャーハン、二奈がオムライスだ。
「ごめんな、いきなり三人分作らせて、二人分でも大変なのに」と申し訳なさそうに言うと
「いいんですよ、おいてもらっている身なので」
「それはそうだけど家事全般やってもらってたら俺より立場上だよ」と本心から言う。
そしてそのあとも白蓮と話していると二奈が話し掛けてくる。
「ね、ねえお兄ちゃんと白蓮さんってどんな関係なの?」と聞いてくる。
「僕が白蓮が飢え死にするところを助けてここにすませてる。」というと、
「え~!?じゃあ白蓮さんってニートなんだあwww」と馬鹿にしたように二奈が言う。
それを聞いて僕は、「黙ってくれ!」と言ってしまう
「ニートだったらお前のほうがニートみたいなもんだろ、白蓮は家事をやってくれたが二奈は何をした?二奈のわがままでここにいて、お前のほうがニートだろ」とこれまでの鬱憤のような塊を吐いてしまう。
それを聞いた、二奈は、台所へと近づいていく。
そして、包丁を取り出す。


そして包丁を持ったまま白蓮へと近づき、包丁を突き刺す。
「は?」と僕の口からそんな言葉が出る。
二奈は「お前が!お前のせいで、お兄ちゃんに嫌われただろうがよ!何してんだよ!」と豹変し、何度も何度も包丁を白蓮に向かって突き刺していく。
白蓮は抵抗もできずにただ刺されていく。
僕はそれをじっと見ることしかできない。

そして、、、白蓮の目からかすかに感じられた生気もなくなると、
こちらに来る。
「私ね、お兄ちゃんのこと異性としてみてたの気づいてた?でも兄妹じゃ結婚できないでしょ?だから冷たい反応をしてたのに血がつながってない、って言われてうれしかったの。だからそれと同時に引っ越すって言われて悲しかったの」と言ってくる。

僕は何も言えないまま後ろへ下がる。

「でね、お兄ちゃんと結婚するってお母さんたちに行ったの、そしたら何て言われたと思う?兄弟だからだめって、それでも言い続けたらね、私たちは応援できないって言われたの。だから、、、、」といい二奈はポケットから何かを取り出して僕に投げてくる。
それはーーーーーー指だった。

誰のか、、、それはすぐに分かった。
「二奈、、、お前、、、」というと
「正~解それはお母さんたちの指でした~」と狂気的な笑みを向けてくる。
考えてはいたがいざ言われると吐き気が襲ってきて、
「う、ヴぉえええええええ」と吐いてしまう、
気持ち悪い気持ち悪い。なんでこんなことになんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでだよ
「だからね、来世では一緒になろって思ったの、だから、、、、、、、、、、」と二奈は包丁を僕に向かってさして後、自分の胸にも突き刺し、
「ちょっとのお別れだよ」と言ってくる。

僕は最後の力を振り絞り白蓮のもとに向かう。
彼女の顔は死んでいるとは思えないほど美しく、それと同時に呼吸をしていないせいで死んでいるということを実感してしまう。

そして僕は最後に薄れゆく意識の中、白蓮にキスをした。
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