【本編完結】異世界に召喚されわがまま言ったらガチャのスキルをもらった

れのひと

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はじまるハッピーガチャライフ

8. ギルドの仕事

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 で、早速一階に降りてきたわけだが…貼り出されている仕事がかなり少ない。もちろん人も少ないな。みんな仕事に向かったんだろう。残っているので俺がやれそうなのは…


教会の雑草取り:教会敷地内に生えている雑草を取り除く 報酬銀貨2枚

下水道のごみ処理:下水道のごみを片付けてください 報酬銀貨5枚

至急・迷子の猫探し:出来るだけ早くうちのメアリーを見つけて頂戴 報酬金貨1枚~


 こんなところか? 討伐も残っているが、魔物はそもそもまだ見たこともないし、強さを知らない。武器とかもないしどう考えても無理だ。その点この3つなら特別な道具とかもいらないからな。ちなみに一応ランクというものがあるらしいがどの仕事をやってもいいそうだ。失敗した場合の責任は本人が取ることになるので好きにしろということ。あと高ランクの人が低ランクの仕事を受けてもランクはすぐに上がることもないらしい。つまりほどほど自分に合ったものを見極め仕事をしなければならないのだ。ちなみに文字は近くにいた人に読んでもらった。

「ねえ、おねーさんこの仕事詳しく知りたいんだけど」

 さっき選んだ3つの仕事が書かれている紙をもって、カウンターの中にいた昨日ギルド登録の時にお世話になった人に聞いてみた。

「えーと…リョータさんでしたか。仕事の内容ですね今確認します」
「お願いしまーす」

 受付の人ってすごいな…俺の名前ちゃんと憶えていたよ。手渡した紙を眺めて少し眉をひそめているが中々の美人さんだ。

「リョータさん…今後仕事を受ける場合はもう少し早く来ることをお勧めします」
「ん? 仕事残ってたんだから問題ないと思うんだが??」
「そうですね。どのような仕事でもいいのでしたらよいのですが、この3つともあまりいい内容ではありません。まずこちらの草取りですが、教会は敷地も大きく1日で終わらせるのが難しいです。次に下水道ですがこちらも同様範囲がとても広いですね。地図はお貸しできますがはっきり言って現実的ではありません。最後に 猫探しですけども、探すのがかなり難しいと思います。特徴をお伝えしましても探す範囲が広すぎですよ? 最悪この町から出てしまっている可能性すらあります」

 なるほどね…残っていたこの簡単そうな仕事はとにかく範囲が広くて割に合わない仕事なんだ。ということはこのまま残り続けるかもしれないってことだよな? 俺のガチャの検証も兼ねているからこっちとしては問題はない。

「3つとも同時に受けれますか?」
「…話聞いていましたか? もちろんどれも期限が設定されていませんので問題はありませんけど」
「だったら3つとも仕事受けます。どうせ残っちゃうんでしょう?」
「こちらとしては助かるのですが…いいんですか?」

 俺は大きくうなずいて3つの仕事を受ける手続きをした。さて、まずはどれからいこうかな~ 場所がはっきりとしている教会からかなここは。

「すいませーん」

 さっきも来たばかりの教会へと戻って来た俺は再び扉を開けて中を覗き込んだ。少しすると近くの扉が開いて中から朝あった人とは違う人が出てくる。

「はい、ご用件はなんでしょうか」
「草取りの仕事を受けてきましたっ」
「あらそれはそれはありがとうございます。では案内しますのでどうぞこちらへ」

 案内され後をついていく。草取りする場所を教えてもらった。本当に敷地内全部だった…教会の敷地は柵の内側で敷地内には教会、倉庫、孤児院と3つの建物が建っている。建物が3つ立っている敷地だそりゃ―広い。しかも畑まであってまた別に柵に囲われていて、この中は間違えてとらないようにと釘を刺された。

「まあ始めるか」

 まずは草をひとつかみしガチャポイントに変換してみる。


ガチャポイント:2100→2101


 なるほど…このくらいの1つかみでポイント1か。ちゃんと最初に草の処分について聞いておいたのでガチャポイントにしてしまって構わない。むしろ処分してくれるなら報酬追加で銀貨一枚だそうだ。

「さて、ここからが本番だっ」

 俺は中腰になると手が届く範囲の草へと手を伸ばし次々と触れていく…すると草が消えるのだ。正確にはすべてインベントリにしまっているのだが、こうすると草を引き抜く力がいらない。しかも同時に片付けも終わるという便利さ。

「おっと…1バンドルは99個か。もう1桁欲しいとこだな~」

 インベントリの空きは8。とりあえずそれを全部埋めたらガチャ引いて昼飯にでもするかな。
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