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はじまるハッピーガチャライフ
12. ヨルさんと昼ご飯を食べる
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はあ…効率が悪い。拾いながらインベントリにしまうがほとんどバンドルしない。たとえばこれは木片…こっちは生ゴミ。木片はサイズが極端に違わなければバンドルしてくれるが、生ゴミは無理。インベントリも空きが5つしかないからすぐに埋まってしまう。こまめにポイントに変換しなければ入らない。
「そろそろ昼だぞ。俺は飯にするからリョータも休憩しろよ」
「あ、はい」
もうそんな時間なのか。時計がないから全然わからないな。
ヨルさんと下水道の入り口へと歩いて戻っていく。
「リョータはこの後もここで掃除なのか?」
「そのつもりだけど…だめなのか?」
「いや、たまにそう言って来なくなるやつがいるからな」
ふう~ん…仕事を途中で放棄するんだ。その場合ギルドでの処理どうなるんだろう。
「だから昼は一緒にとろうか」
「一緒に?」
えー…どこか店に入るのかな。もしそうなら遠慮したいな…だって酒場のパンとスープ不味かったし。美味しい店もあるかもだけど、今度は高くなりそうだしね。
「どこか店にでも行くんですか?」
「いや、外出てすぐに小屋があっただろ? その様子だと食い物持ってきてるだろうからな。そこで食おうって話しだ。こんな中じゃ食えないし」
確かにそうだ。思ったよりは匂いがないが視界に入れながら食べたいとは思わないな。
「そう言う事だったら」
その辺で座り込んでたら目立ったかもだし。場所を貸してくれるなんて逆にありがたい。
下水道の外に出ると俺とヨルさんはすぐ近くの小屋へ向かった。そういえばヨルさんはこの小屋から出て来たっけ? 休憩所なのか? まさかヨルさんの家じゃないよな…
「ほら入って」
「おじゃましまーす?」
室内は一部屋と狭かった。テーブルが1つとイスが4つ、それと壁際にベッドのようなものとあれはコンロと水場だろうか? なんか住めそうじゃない?
「適当に座ってくれ。茶くらいだしてやる」
「どもっ」
適当に近くのイスを引いて座りヨルさんの行動を眺める。やっぱりあれはコンロだよな…操作はよくみえんかったけどなんかしたら火がついたし。その上には鍋が乗っている。お茶を入れるって言ってたからお湯を沸かしてるのかな…とそうだ何食べようかな。飲み物は出るみたいだし。ヨルさんは何食べるんだろう? 部屋には食べ物がしまってありそうな棚はないが…
「ヨルさんは何食べるんです?」
「ん~俺か? まあ食べられればいいから簡単にパンと干し肉かな。家とかならもうちょっとなんか作るんだが」
うん、ここはヨルさんの家じゃなかったね。ということはこの下水道関係者の休憩所かな。水が自由に使えるだけでもうらやましいわ。後でヨルさんに水のことは聞いてみようか。
「じゃあ俺が持ってるもの何か食べますか?」
「なんか変わったものでも持ってんのか?」
「じゃあちょっとこっち見てもらえます?」
俺は机の上にカードを並べた。
card 醤油ラーメン
card クッキー(10枚)
card コンビニ弁当(ハンバーグ)
card 缶詰(ホールコーン)
card 納豆(3パック)×2
card サラダボール(レタス、きゅうり、トマト)
食べれるとしたらこんな所か?
カードを眺めているヨルさんが眉をひそめている。ただの絵だと思っているんだろうなきっと。
「ただの絵じゃないか」
「ちょっと変わった道具なんですこれ」
「ふぅ~ん…道具ねぇ。まあそうだな…これはなんだ? 四角い入れ物が並んでいるが」
「納豆ですね。えーと豆です。ちょっと匂いが独特というか…慣れない人にはくさいと感じるかもしれません」
あ、ヨルさんが納豆をはじき出した。
「これはスープか?」
「ラーメンです。小麦粉や卵をなどを混ぜ合わせて細く切り茹でたものをスープに入れてあります」
「へぇ…材料が高そうだな。本当に選んでいいのか? 俺そのらーめんってのを食べてみたいのだが」
「いいですよ。あ、もうだしていいですか?」
「ん? ちょっと待ってくれ湯が沸いた」
ヨルさんがお茶を入れに行った。そうか…この世界麺がないんだな~ 今度麺が出たら大事に食べよう。よし、じゃあ俺はコンビニ弁当にするかなっ
──────────────────────
data ───────────
名前:高岡良太 性別:男 歳:16
身体能力:lv1
職業:異世界人lv2 拳士lv1 (賢者lv1)
体力:100(2)
魔力:100 (5)
力:5 (3)
速さ:5 (4)
知力:50 (5)
器用:5 (3)
運:5 (2)
防御力:5 (2)
魔法防御力:0 (2)
SP:9
スキル:ガチャ 空間庫lv1 テレポートlv1 ポイント変換 ラッシュlv1
魔法:(無属性魔法lv1 光魔法 闇魔法)
インベントリ
金貨2枚 銀貨2枚 ガラスのコップ×3 陶器のどんぶり(黒) 牛乳パック フォーク スプーン 陶器のどんぶり(赤)
ポケットの中身
仕事の依頼書2枚
card 炭酸水の入ったコップ
card クッキー(10枚)
card 缶詰(ホールコーン)
card 白ワインの入ったワイングラス
card 2Lのペットボトル(水)
card 納豆(3パック)×2
card 砂糖1k
card リンゴジュースの入ったコップ
card サラダボール(レタス、きゅうり、トマト)
card 水の入ったコップ
card 玉ねぎ1k
card マグロ
ガチャポイント:3712
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「そろそろ昼だぞ。俺は飯にするからリョータも休憩しろよ」
「あ、はい」
もうそんな時間なのか。時計がないから全然わからないな。
ヨルさんと下水道の入り口へと歩いて戻っていく。
「リョータはこの後もここで掃除なのか?」
「そのつもりだけど…だめなのか?」
「いや、たまにそう言って来なくなるやつがいるからな」
ふう~ん…仕事を途中で放棄するんだ。その場合ギルドでの処理どうなるんだろう。
「だから昼は一緒にとろうか」
「一緒に?」
えー…どこか店に入るのかな。もしそうなら遠慮したいな…だって酒場のパンとスープ不味かったし。美味しい店もあるかもだけど、今度は高くなりそうだしね。
「どこか店にでも行くんですか?」
「いや、外出てすぐに小屋があっただろ? その様子だと食い物持ってきてるだろうからな。そこで食おうって話しだ。こんな中じゃ食えないし」
確かにそうだ。思ったよりは匂いがないが視界に入れながら食べたいとは思わないな。
「そう言う事だったら」
その辺で座り込んでたら目立ったかもだし。場所を貸してくれるなんて逆にありがたい。
下水道の外に出ると俺とヨルさんはすぐ近くの小屋へ向かった。そういえばヨルさんはこの小屋から出て来たっけ? 休憩所なのか? まさかヨルさんの家じゃないよな…
「ほら入って」
「おじゃましまーす?」
室内は一部屋と狭かった。テーブルが1つとイスが4つ、それと壁際にベッドのようなものとあれはコンロと水場だろうか? なんか住めそうじゃない?
「適当に座ってくれ。茶くらいだしてやる」
「どもっ」
適当に近くのイスを引いて座りヨルさんの行動を眺める。やっぱりあれはコンロだよな…操作はよくみえんかったけどなんかしたら火がついたし。その上には鍋が乗っている。お茶を入れるって言ってたからお湯を沸かしてるのかな…とそうだ何食べようかな。飲み物は出るみたいだし。ヨルさんは何食べるんだろう? 部屋には食べ物がしまってありそうな棚はないが…
「ヨルさんは何食べるんです?」
「ん~俺か? まあ食べられればいいから簡単にパンと干し肉かな。家とかならもうちょっとなんか作るんだが」
うん、ここはヨルさんの家じゃなかったね。ということはこの下水道関係者の休憩所かな。水が自由に使えるだけでもうらやましいわ。後でヨルさんに水のことは聞いてみようか。
「じゃあ俺が持ってるもの何か食べますか?」
「なんか変わったものでも持ってんのか?」
「じゃあちょっとこっち見てもらえます?」
俺は机の上にカードを並べた。
card 醤油ラーメン
card クッキー(10枚)
card コンビニ弁当(ハンバーグ)
card 缶詰(ホールコーン)
card 納豆(3パック)×2
card サラダボール(レタス、きゅうり、トマト)
食べれるとしたらこんな所か?
カードを眺めているヨルさんが眉をひそめている。ただの絵だと思っているんだろうなきっと。
「ただの絵じゃないか」
「ちょっと変わった道具なんですこれ」
「ふぅ~ん…道具ねぇ。まあそうだな…これはなんだ? 四角い入れ物が並んでいるが」
「納豆ですね。えーと豆です。ちょっと匂いが独特というか…慣れない人にはくさいと感じるかもしれません」
あ、ヨルさんが納豆をはじき出した。
「これはスープか?」
「ラーメンです。小麦粉や卵をなどを混ぜ合わせて細く切り茹でたものをスープに入れてあります」
「へぇ…材料が高そうだな。本当に選んでいいのか? 俺そのらーめんってのを食べてみたいのだが」
「いいですよ。あ、もうだしていいですか?」
「ん? ちょっと待ってくれ湯が沸いた」
ヨルさんがお茶を入れに行った。そうか…この世界麺がないんだな~ 今度麺が出たら大事に食べよう。よし、じゃあ俺はコンビニ弁当にするかなっ
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data ───────────
名前:高岡良太 性別:男 歳:16
身体能力:lv1
職業:異世界人lv2 拳士lv1 (賢者lv1)
体力:100(2)
魔力:100 (5)
力:5 (3)
速さ:5 (4)
知力:50 (5)
器用:5 (3)
運:5 (2)
防御力:5 (2)
魔法防御力:0 (2)
SP:9
スキル:ガチャ 空間庫lv1 テレポートlv1 ポイント変換 ラッシュlv1
魔法:(無属性魔法lv1 光魔法 闇魔法)
インベントリ
金貨2枚 銀貨2枚 ガラスのコップ×3 陶器のどんぶり(黒) 牛乳パック フォーク スプーン 陶器のどんぶり(赤)
ポケットの中身
仕事の依頼書2枚
card 炭酸水の入ったコップ
card クッキー(10枚)
card 缶詰(ホールコーン)
card 白ワインの入ったワイングラス
card 2Lのペットボトル(水)
card 納豆(3パック)×2
card 砂糖1k
card リンゴジュースの入ったコップ
card サラダボール(レタス、きゅうり、トマト)
card 水の入ったコップ
card 玉ねぎ1k
card マグロ
ガチャポイント:3712
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