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魔力譲渡
311. 創造スキルとは
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とあるギルド職員視点①を41話の後
とあるギルド職員視点②を47話の後
とあるギルド職員視点③を114話の後
とあるギルド職員視点④を310話の後に追加しました。
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ちょっとルーが言った言葉を整理してみようか…創造というスキルは物を作るスキルである。これはいい。だけどその物とは何か…日常的によく使われる、例えば今目の前にあるカップ、テーブルなどは出来るだろう。これは複製と同じでその形状を見て同じものを作る行為になる。
では魔道具とかはどうだろう。複製で魔道具は出来る。というか今までも何度か作ったことがある。ただし、複製の元となるか道具が必要…複製とは今目で見ているものをもう一つ作るスキルだからね。でだ、創造とは…作りたいものを作りたいものを作り出すスキルであり、見本となるものはいらない。魔力さえ足りれば材料すら消費せずに作りだせるものである。だけど、俺が魔道具を創造スキルで作り出すことは難しいのだ。創造とは自分で作り出すことをサポートしてくれるスキルということで、魔道具の作りをまったく知らない俺には難しいということになる。
それで本題のスキルを作れるんじゃないかという話になるが、同じように複製でスキルは作れている。あくまでもガチャで出たスキルのカードを、という形になるが。だけど俺が今まで作った複製のスキルたちはもちろんそのスキルの作り方は知らないわけで、複製だから出来ていたんだと思っていた。もとをただせばスキルというものは本来形がない物なんだよね…つまり何が言いたいのか。
「自分で構造も考えた物なら魔道具どころかスキルや魔法も作ることが出来る…?」
そう、現在存在しているスキルそのものを創造スキルで作ることは出来ないが、今言った条件であれば作ることが可能であるということだ。
「リョータさん?」
ルーが心配そうにこちらを覗き込んでいた。そりゃそうか突然立ち上がって一人でぶつぶつ言ってたんだもんな。会話をしていなければおかしな人にも見えたことだろう。あれ、ということは…ゆっくりと後ろを振り返るとエルナとミイが不思議そうな顔をしてこちらを見ていた。よかったそうは思われなかったようだ。
俺はゆっくりとイスを起こし座りなおした。
「ありがとうルーもしかしたらスキルは作れるのかもしれない」
「そうなんですか? でしたらこれで必要なものがすべてそろうのですね」
「ああ、念のため何かスキルを作ってみてから本番にしようか。ルー、何かあったらよさそうなスキルってあるかな? 例えば今ルーが欲しいと思うようなスキルとか」
「そうですね…」
折角試すのならスキルが作れるかもしれないことに気がついてくれたルーの欲しいものを作りたい。少し悩んでいたルーは思いついたのかその顔を俺の方に向けた。
「スキル…もしくは魔法の方がいですよね」
「そうだね。作れるかどうかということを試すのなら魔道具でもいいんだけど、それだとスキルが作れるかどうかの検証にならないからな」
「では、あれはどうでしょうか? リョータさんの家にある温風が出る道具。あれを魔法かスキルに出来たらうれしいな~と」
温風…ああ、ドライヤーのことか。確かにあれは魔道具じゃなくて家電で、箱庭にある建物のコンセントに繋がないと使えないものだ。相変わらず電気がどうなっているのかわからないが、冷蔵庫や電子レンジも同じように使えている。ドライヤーの温風を出す魔法かスキルか…風と火の魔法を同時に使ったら出来そうな気もするんだけどその辺はどうなんだろうか?
「魔法って同時使用とかできないの?」
「確か出来ないはずです。あまり詳しく知らないんですが、連続で違う魔法を使うことは出来るらしいですね」
なるほどね。存在していない魔法だ。これなら試してみるのもいいかもしれない。
「結構いい選択じゃないかな。じゃあちょっと試してみる」
俺は両手をおわん型にしてそこに魔力を集めながら温風魔法をイメージしてみた。ドライヤーから出るあの暖かい風を魔力を消費して発動する魔法。温度は込める魔力量で変化するものがいいだろう。もちろん風の強さもだ。それをルーが使うことを考えてガチャで出るカードの状態で欲しい。なんとなくだけど手のひらの中で動き回る魔力を感じた気がした。
とあるギルド職員視点②を47話の後
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ちょっとルーが言った言葉を整理してみようか…創造というスキルは物を作るスキルである。これはいい。だけどその物とは何か…日常的によく使われる、例えば今目の前にあるカップ、テーブルなどは出来るだろう。これは複製と同じでその形状を見て同じものを作る行為になる。
では魔道具とかはどうだろう。複製で魔道具は出来る。というか今までも何度か作ったことがある。ただし、複製の元となるか道具が必要…複製とは今目で見ているものをもう一つ作るスキルだからね。でだ、創造とは…作りたいものを作りたいものを作り出すスキルであり、見本となるものはいらない。魔力さえ足りれば材料すら消費せずに作りだせるものである。だけど、俺が魔道具を創造スキルで作り出すことは難しいのだ。創造とは自分で作り出すことをサポートしてくれるスキルということで、魔道具の作りをまったく知らない俺には難しいということになる。
それで本題のスキルを作れるんじゃないかという話になるが、同じように複製でスキルは作れている。あくまでもガチャで出たスキルのカードを、という形になるが。だけど俺が今まで作った複製のスキルたちはもちろんそのスキルの作り方は知らないわけで、複製だから出来ていたんだと思っていた。もとをただせばスキルというものは本来形がない物なんだよね…つまり何が言いたいのか。
「自分で構造も考えた物なら魔道具どころかスキルや魔法も作ることが出来る…?」
そう、現在存在しているスキルそのものを創造スキルで作ることは出来ないが、今言った条件であれば作ることが可能であるということだ。
「リョータさん?」
ルーが心配そうにこちらを覗き込んでいた。そりゃそうか突然立ち上がって一人でぶつぶつ言ってたんだもんな。会話をしていなければおかしな人にも見えたことだろう。あれ、ということは…ゆっくりと後ろを振り返るとエルナとミイが不思議そうな顔をしてこちらを見ていた。よかったそうは思われなかったようだ。
俺はゆっくりとイスを起こし座りなおした。
「ありがとうルーもしかしたらスキルは作れるのかもしれない」
「そうなんですか? でしたらこれで必要なものがすべてそろうのですね」
「ああ、念のため何かスキルを作ってみてから本番にしようか。ルー、何かあったらよさそうなスキルってあるかな? 例えば今ルーが欲しいと思うようなスキルとか」
「そうですね…」
折角試すのならスキルが作れるかもしれないことに気がついてくれたルーの欲しいものを作りたい。少し悩んでいたルーは思いついたのかその顔を俺の方に向けた。
「スキル…もしくは魔法の方がいですよね」
「そうだね。作れるかどうかということを試すのなら魔道具でもいいんだけど、それだとスキルが作れるかどうかの検証にならないからな」
「では、あれはどうでしょうか? リョータさんの家にある温風が出る道具。あれを魔法かスキルに出来たらうれしいな~と」
温風…ああ、ドライヤーのことか。確かにあれは魔道具じゃなくて家電で、箱庭にある建物のコンセントに繋がないと使えないものだ。相変わらず電気がどうなっているのかわからないが、冷蔵庫や電子レンジも同じように使えている。ドライヤーの温風を出す魔法かスキルか…風と火の魔法を同時に使ったら出来そうな気もするんだけどその辺はどうなんだろうか?
「魔法って同時使用とかできないの?」
「確か出来ないはずです。あまり詳しく知らないんですが、連続で違う魔法を使うことは出来るらしいですね」
なるほどね。存在していない魔法だ。これなら試してみるのもいいかもしれない。
「結構いい選択じゃないかな。じゃあちょっと試してみる」
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