自由気ままに楽しみたい

れのひと

文字の大きさ
6 / 7

6. 探索者ギルドの仕組み

しおりを挟む
 目蓋に刺激を受け俺はゆっくりと目を開けた。そういえばこの部屋にはカーテンがなく、窓もガラスではない。窓の分の板が開閉できるように少し隙間が出来ており、そのせいで隙間から光が入ってきたのだと気がつく。

「……天井がある」

 ここ数日天井は開いていたので久しぶりに見る天井についそんな独り言が飛び出した。のそのそと起き上がり体を伸ばす。

「部屋があるだけでこの安心感…いいね」

 借り物の住まいだけどぐっすりと眠ることが出来た。お金を貯めたらぜひ自分の家を持ちたいものだと思えるくらいに。

 そういえば朝食とかってどこかで食べれるのだろうか? この辺のことを聞いておくのを忘れたことに今更ながら気がつき、今更しかたないのでいつものようにロールパンとかを食べる。今日はせっかくなので少し何か仕事を貰ってお金を手に入れ、この世界の食べ物を食べてみたいところだ。

「あれ? そういえば仕事はどうやって貰えば」

 普通に考えればあのカウンターの所だろうけど…それと俺このギルドに登録されたとか言ってたけど、それを証明するものもない。さて、どうしよう。

「まあ聞けばいいか」

 そうだ出かける前にたまっている洗濯物を洗っておこうか。インベントリから洗うものと今から着る服も取り出し、来ているものを脱いだ。

コンコンコン…ガチャッ

「失礼しますよー 私は…わっ」

 いきなり扉が内側に開いて侵入禁止状態だったためにガンッて音を立てて途中で止まる。

「え、なにこれ?? なんでこれ以上開かないのー」

 …俺は聞こえてくる言葉を放置しとりあえず服を着た。そしてPC達を順番にしまい最後にマットをしまうと扉が勢いよく開く。そのせいで扉を開けようとしていた人がたたらを踏んで前へと躍り出る。

「あっ」
「昨日の子ね」

 部屋に入ってきたのは昨日一緒にギルドへやってきたローズさんとカナさんだった。

「おはようございます??」
「トール? あれ、名前…」
「あーはい。名前はないと不便なのでつけて見ました。それよりなんの用でしょうか?」

 そう、なんでこの2人がここへ来たのか知りたい。俺がここの世話になることは多分知らないはずなので、この2人がここに来るのはおかしいんだ。俺を見た瞬間に昨日の子ねと言っていたことからもそれはわかるし。

「ギルドに登録したそうね。あなたの新人教育の担当になったのよ私達」

 どやあと胸を張るローズさん。気のせいじゃなければちょっとだけ残念臭がする。まあなんにせよ教えてもらえるならありがたい。

「じゃあ先輩ですね。よろしくお願いします」
「よろしくね。これから仲間なんだからもっと気軽に話して欲しいわ」
「年上には丁寧に会話しろと言われて育ったので…出来るだけ努力はしてみます」

 まああれだ。態度は大人しくしておいた方が無難だと言うことだ。自分からトラブルを呼び込むのはあほだと思うし。行動に関してはあまり我慢はしたくないが…どこまでなら問題ないんだろうか? そもそもPCセットがどう考えても一番やばい代物だったよな~ なら何も河岸する必要はないのかおしれん。聞かれない限り答えなければいいだろう。気になることと言えばやっぱり神の人が俺をこの世界へと連れてきた理由くらいか…

 3人でギルドにあるカウンターへと向かう。

「お、そろったみたいだね。この子がトール君か。私は受付担当を一人でレイアよ、よろしくね」
「トールです。お世話になります」

 初仕事か…とりあえずよくあるギルドで絡まれるというイベントは今の所おきそうはない。面倒だから起きなくていいんだが。ハンターギルド見たいなとこじゃないとない可能性があるな。

「はい、では簡単な仕事の流れを説明しますね。まず朝来たらここで仕事を受け取ってください。チームを組んでいるメンバーでそろってくることを推奨します。それでこれが今回受けていただく仕事になります」
「あーなるほどね」
「最初は簡単なもの…あたりまえよね」

 2人が受け取った紙を眺めているので俺も伸びあがってみようとする。それに気がついたカナさんが俺にも見えるように見せてくれた。

「そちらが仕事内容で、仕事を開始する際にこちらのペンダントを身に着けてください。これは仕事時の行動と入手した情報の記憶媒体になります。報告の際に必要になりますので、直前まではずさないでくださいね」

 紙を眺めているとカウンターにペンダントが3つ置かれた。確かあれは昨日2人が報告をするときにテーブルの上に置いたものだ。おー仕事のたびに使うものなのか。

「報告に関しては戻って来た時にまた説明しますね」

 カウンターの上に置かれたペンダントをローズさんから受け取ると早速首にかけた。そして俺たちはギルドから外へと出る。

「じゃあ順番にまわるわよ~」
「ついでに買い物も出来そうで少し安心したわ」

 歩き出した2人の後ろを俺はついていく。今回受けた仕事は本当に初心者用のようだった。町の北側の調査、それが仕事の内容になる。町の配置を知ること、住んでいる人たちのことを知ること、後は市場調査をするのが目的。この調査は新人が来るたびに何度も行われている調査なんじゃないかな。それでも日々状況は変化していくので、定期的に行えて一石二鳥というやつなんだろう。こちらとしてもこの世界にきて初めての町なので色々と見て買ったのでありがたい。

「この辺露天が増えたわよね~」

 ギルドがあるのが南側の門の近く。そこから町の北の方へと中央通りを進んでいる時にカナさんが言い出した。どうやらこのあたりは露天が増えたらしい。そういった内容は初めてくる俺にはわからないことなので黙って話に耳を傾ける。

「ん~…だけど北側よりは少ないよね?」
「まあ北側はハンターギルドがあるんだもの客層の差よねそれは」

 なるほど。仕事柄ハンターの人たちのがよく食べるという話なんだろう。ということはここらにある露天は食べ物じゃない露天が多いのかもしれないね。まあ今回の調査対象じゃないのでちらりと見ながら通過するだけなので実際はよくわからないが。

「ついたわよ。ここからこっち側が今日の調査場所ね」
「じゃあ中央を通りつつ、午前は東側をまわろうか」

 確かに北側の通りは露天が多かった。南側に比べれば程度だが。そして予想通り食べ物の店が多い。もっといえば肉が多いと思う。向かい合った店が同じような串肉を売っていたりするんだ。そして値段も違う。大きさが違っていたり、肉の種類が違う店、味付けもまちまち…この辺はいずれ食べておいしい店を探してみたい。やっぱり肉は一番わかりやすいエネルギー源だからね。

「食べたいの?」
「えっと…お金がないから無理ですね。といいますか、お金の種類とかも知らないので高いのか安いのかもさっぱり…」
「あら、これはもっと基本的なことからやったほうがよさそうかな」
「トール、少しづつ買い物しながら覚えよう。はいこれ」

 渡されたのは銀色の硬貨。神の人がPCに使ったのは金色の硬貨だったから価値が違う。色的にこっちの方が下かな。

「これは銀貨で、1枚1000ルークね。それで目の前にある串肉は100ルークするの。買って来て見て」

 言われるまま俺は銀貨を手に持ちお店の人に声をかけた。串肉1本と茶色い硬貨9枚を受け取る。どうやらこの硬貨10枚で銀貨1枚になるようだ。

「900ルークのおつりを受け取りました。これは…銅貨ですか?」
「そうよ」
「1000ルークあって100ルークの買い物をしたら残りは900ルーク。そして受け取ったのは銅貨9枚…銅貨は1枚100ルークってことですよね。あってます?」
「驚いた…計算早いのね」
「硬貨は他に何がありますか?」

 ここぞとばかりに硬貨の種類を訊ねた。この機会にお金のことを知っておこう。どうやら硬貨はあと鉄貨と金貨と白金貨があるらしい。鉄貨は10ルーク、金貨は100万ルーク、白金貨は1000万ルークとのこと。銅貨と銀貨が1番よく使いそうな硬貨なんだとか。なるほど、通販で使用する金額と数字的価値はほぼ一緒ってこと。

「お金のこともわかったみたいだし色々店を見てまわろうっ」
「ローズ一応仕事だからね?」
「ええ、買い物はついでね」

 2人にくっついて店を見てまわる。町の調査とは名ばかりでほとんど買い物を楽しんだ(主にローズさんが)。服屋で俺に女ものの服を着せようとしたから俺の傍からはじき出してやったり、俺みたいなのが傍にいるのに寄ってくる男が壁にぶつかって変顔さらしたりちょっと愉快だったとか言わない。そんなこんなで時間は過ぎていく…

「うう…ちょっとは手伝ってくれても」

 ローズさんがそんな言葉を言った。ちらりとそれを見た俺とカナさんは知らんぷりをする。だって自業自得なのだ。買い物が楽しいからとかさばるものばかり買ったのが悪い。かなさんも多少は買っていたが、片手で持てる程度だし、細かいものはマジックバッグへしまっている。

「こっち側は一通りまわったし、一度報告へ戻ろうか」

 俺たちはギルドへ戻り報告をすることに。報告は調査の内容によって下級、中級、上級とあり、それぞれ重要度によって俺たち探索者側が判断するらしい。今回の町の調査は目立って珍しいことがなかったので普段なら下級、だけど俺みたいなのがいるせいで上級報告として扱うことになっているのだとか。受付のレイアさんは理由を知らないので首を傾げている。

「初仕事おつかれさま」

 部屋で待っているとギルド長のニコルがやってきた。このおっさんは結構厄介だ。まだ何も言われたわけじゃないのにすでに変な汗が出てきた。
 テーブルの上に報告書が置かれたので俺たちはペンダントをその上に置く。前回見た時と同じようにペンダントの色が無くなっていく。そして完成した報告書をニコルが手に持ち内容を確認する。今日の自分の行動を思い出す…特別変わったことはなかった…はず。だけどニコルが真剣にその内容を眺めている。

「…確認したから帰っていいよ」

 ローズさんとカナさんが立ち上がったので俺もそれに続いて立ち上がった。軽く頭をさげ、扉へ…ん? 俺は気がついてしまった。背が低いせいで見えてしまったというか…ニコル、なんで自分の足をつねってんの? よく見ると微妙に肩も揺れている。どう見てもこれは笑いをこらえているようにしか見えないんだが。何か面白いことでも書かれていたんだろうか…まあ、見なかったことに。

「トール、初報酬を確認してみない?」
「報酬? ああ」

 そうだよ、一応だけど仕事したんだから報酬があるんだった。そのことについてまだ何も聞いていない。

「報酬の確認と受け取り方を教えるからこっち来て」

 1階に降りて外へと出る扉のところまでやってきた。そのすぐ横手にいくつか壁で仕切った場所がある。えーと5つかな。そのうち3つに人がいたので開いている1つへと向かう。

「これが仕事の履歴と報酬の確認、それと受け取りをするための道具だよ。まずはここに手を置いて」

 壁で仕切られた中には台座の上に板と丸い玉がくっついている。どうやらこの丸い玉の方に手を置くようだ。ちょっと不安だが何か危険な物ならはじかれるはずなので、俺は思い切って手をのせた。

「おお」

 なるほどこうなっているのか。と俺は納得。丸い玉に手を乗せると左側にある板に文字が出てくる。個人情報、仕事の履歴、現在受け持ちの仕事、報酬金。つまりこれをタップすればいいってことか。俺は迷わず個人情報に触れた。うん…名前以外の情報がない。まあ確かに出身も書けないし、年もわからないからな。仕事の履歴を開くと今回の仕事の名称が。さらにタップすると仕事の評価と報酬金が書かれていた。評価はB、報酬は銀貨1枚。ということは報奨金のとこに…うん、1000ルーラと表示された。

「えっとこれでどうすればお金受け取れるのかな?」

 画面には1000ルーラとしか書かれていない。この先の操作がわからないのだ。

「数字を触ると金額の入力画面に変わるわよ」

 ふむ。数字をタップ…0から9の数字とアンダーバーがあるな。つまり数字をタップするとこのバーのとこに出るわけか。500…と。その後はその決定したい数字をタップかな?

「なんか出てきたっ」
「うん、その紙を1番右端のカウンターへ持って行くとお金に変えてくれるわよ」

 出てきた紙を持ってカウンターでお金に変える。俺はすぐ2人のとこに戻ると銅貨1枚を差し出した。

「これ串肉のお金」
「別によかったのに…」

 そう言いながらもカナさんはお金を受け取る。

「まあこれで大体の流れはわかったわね」
「助かります」
「じゃあまた明日も声かけに来るから。ちゃんと起きててね」

 カナさんが手を振りながらギルドを出ていく。その後ろを荷物を抱えたローズさんがふらふらと…無事帰れることを祈っておこう。

 次の日は南側の町の調査だった。やっていることは昨日とほぼ同じ。違うとすれば今日はローズさんが買い物をしなかったことくらいだ。まあ連日買うものなんかないか。

 3日目、どうやら今度は町の外へ出るらしい。人の出入りの頻度や周辺の道の状態、生き物がどの程度近づいてくるのかを調べる。ちょっと見にくい足跡、ふん、草などのかじられたあと。これらがどのあたりにあるかをで判断する。まれに食べかけの木の実や何かの骨なども落ちていた。だけど生き物の姿は見えない。まあこっちも襲われるのは嫌だし、相手だって嫌なんだろう。出来るだけ姿をさらさないように行動しているってことだ。この間のオーガみたいな魔物はまた違ってくるらしいけど。

 4日目。

「遺跡調査…ですか?」

 受付で受け取った紙を横から覗き込んでその内容見た。どうやら今回は遺跡調査をするようだ。

「大丈夫何も危険はないはずだから」

 話によると、今から向かう遺跡は何度もこうやって新人が遺跡の調査の仕方を覚えるために利用している場所で、すべて調査済みな上に定期的に人が出入りするので生き物は住みつかないとのこと。しいて言うとすれば状態を人為的に補強をしていないので、いつかは崩れてしまうかもしれないというくらいなんだとか。

 普通に俺はそれが一番やばい気がするよ。

 そんなわけでやってきました遺跡の入り口。町の西側から出て1時間ほど歩いたところにある、ちょっと崩れかけた昔の建築物ってところだ。大小様々な建物とほとんど崩れて土台しかないものもある。今俺たちが立っている場所は門のようなものがあったのか崩れた柱が立っている。そこから周囲を囲うように壁があったのがところどころに残っている壁からうかがえる。

「じゃあまずはすぐそこの建物から始めるわよ」

 門をくぐってすぐ右手側に小さな建物がある。小さいせいか他に比べてあまり崩れていない。建物の口を開けている場所…多分入り口だろうか? そこの前に行くとカナさんの足が止まった。

「ローズが見本を見せるわね。それを見て何をしているのか考えて見て」

 カナさんがそう言うとローズさんが頷いて行動を始めた。建物の中に入らずまず周囲を歩き出した。そのついでに壁をコンコンと軽く叩いている。視線は目まぐるしく、上へ下へ…建物の上から足元までじっくりと眺める。ぐるりと一周回ると入り口へと視線を向けた。

「まずはそこまでね。何していたかわかるかな?」

 こんな調子で各建物をまわっていった。まあすでに調べ終わっているので何も落ちていないが。あー建物の破片くらいなら落ちているか。まあようは自己防衛をしながらできるだけ安全に情報を持ち帰ることが大事なんだろう。持ち帰って調べるべきものも自分で考えないといけない。基本たくさんのものは持ち帰れないからな。まあ俺は出来るが。

「最後は大物だよ」

 一番大きな建物、一部崩れて屋根もなくなっている場所もある。それに裏の方が外の岩壁に張り付いた感じになっているようだ。教えられたようにまずは安全確認をし、それから3人で中へと入る。

「久しぶりにきたけどやっぱりここは薄暗くて不気味ね~」

 確かに今まで入った建物より中が暗い。大きさもあるんだろうけど、崩れている箇所が少ないからかもしれないね。壁を伝い一つ一つ部屋の中に入っていく。まあ同じく何もないが。部屋の中はまだ少しだけ明るいくらいだ。当り前だが何事もなく一番奥の部屋までたどり着く。そこは部屋だけど暗くてよく見えない。

「これを使って見て」

 手渡されたものを顔を寄せて眺める。小さな破片、これは…魔石だ。

「それは光の魔石よ。ライトと唱えれば光の玉が出せるわよ」
「…ライト」

 目の前に光の玉が現れて部屋の中が見えるようになった。それによって手に持っている魔石の色も白いことがはっきりとわかる。

「岩壁?」
「ええ、ここは一部岩壁を利用しているみたいね」
「まあ…何もないただの岩壁だから大丈夫」

 そうだよな。今まで何度もこうやって利用してきたんだし、今更何かがあるわけがないんだ。壁をコンコンと叩き岩にも異常がないことを確認していく。もちろん足元には何も落ちていないし、天井も見たところおかしなところはない。

「よし、じゃあ終わりかな~」
「トール帰るよ」
「あ、はい」

ガコンッ

……え。壁の一部が奥へと押し込まれ小さな音がした。それと同時に視界は暗転。手に持っていた魔石を取り落とす。

「え?」

 あたりは真っ暗で何も見えない。手に触れるのは岩壁の感触だけだった。カナさんは終わりだって言った。ローズさんは帰るって…つまりここは、

「探索漏れの知られていない場所?」

 自分の声が響いて消えた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います

ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。 懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。

水定ゆう
ファンタジー
 村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。  異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。  そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。  生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!  ※とりあえず、一時完結いたしました。  今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。  その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...