24 / 60
第3章 勇者修行開始?
24話 帰る方法
しおりを挟む
「ちなみに母は私がアイドルしてるの知っているわよ。だってここの建設とかは母のつてだもの。さらに衣装は母の手作りよ?」
そう言うとアストレアは衣装の裾を持ってくるくる回り出した。微笑ましい光景を見ているとつい顔も緩んでしまう。
「……なんだちゃんと笑えるじゃない。ずっとつまらなそうな顔してたから、笑えないのかと思ったわ。」
自覚はなかったがどうやら僕はずっと笑っていなかったようだ。
「そんなに笑えてなかったですかね…?」
「ずっと困った顔ばかりしていたわよ。」
「アストレアもその喋り方のほうが無理なくていい感じだよ?」
「「…ぷっ」」
2人は顔を見合わせ笑い出した。
「なに、どうした、の?」
「さあ~なんなのかしら~」
「私も、まぜてー」
「じゃあ~私も~?」
よくわからないままエルフ姉妹も一緒に笑い出した。1人テンタチィオネはその様子を眺めている。ひとしきり笑いあった後楽屋を後にし、ダンジョン『フラカン』に戻って来た。途中まだライブの名残か人々が沢山うろついていた。アストレアのグッズとかもっている人もいたくらいだ。
ダンジョンに戻って来た頃にはもう日はすでに落ちていてアストレアの護衛完了報告を済ませ、アストレアは城へ帰り、姉妹も家に帰ることになった。
「私、カイナさんと2人残されて会話も出来ないし凄く気まずかったんですが……」
そういえばクラスタのことをすっかり忘れていた。合流するととても困った顔をしていた。ちなみに今はルージェ王都の宿に戻って来ている。
「地下都市でしたっけ?私も一度行ってみたいですねー」
宿で食事をとりつつこれからのことを考えてみる。アストレアと別れる前の会話を思い出してみる。
「ほんとうに勇者として行動を取るつもり?魔王を倒せるレベルになるまでどれだけ時間がいると思う?代替わりさせるにしてもきっと同じくらいかかるんじゃないかしら。召喚術のことは詳しく知らないけども、ほんとうに他に方法はないの?」
「他の方法か……」
「たとえば召喚術を習ってみたらまた違ってきたりしない?」
そんなことを言っていた気がする。
召喚術は気軽に習えるものなのかどうか…
「父さん。召喚術って誰でも使えるものなの?」
「召喚術?まあ、素質とかもあるかもしれないが教えてもらえれば使えるんじゃないかな?」
まずは教えてもらって見ないとわからないと言うことかな?
「父さんが僕に教えることは可能?」
「可能かどうかで言えば可能。だが、許可がないと教えられないのが現実。まあ、目的は果たしたし宮廷魔術士は首でも構わないんだが、直人を帰す前に辞めてしまうと帰せなくなるかな。」
なるほど。それは困る。
少し考えてみる。召喚術も色々手段があったりしないだろうか。
「それって父さんがやらないと僕は帰れないってことになるよね?もし…父さんが僕を帰す前に死んでしまったりしたらどうなるのかな……」
「ん?ああ。色々出来るんだが今回は帰還の魔法陣を使わない限り帰れないようにしたんだ。召喚の魔法陣に情報を書き込んで使うのだが、術者が死んだら強制帰還とかもあるな。」
つまり今回は召喚術を使うなら術者が魔法陣発動しないと帰れないということか。
食事が終わり各自部屋に戻った。ひとまず明日はまたダンジョンに行く予定になっている。テンタチィオネは明日はサラキアのとこに行くから不在らしい。
魔王を倒すつもりもないのにレベル強化は意味がないよなー。
ベッドに寝転び考える。
確か帰るためには魔王討伐という条件がある。討伐じゃなく魔王の交代でも多分大丈夫かもしれない。もしくは自分で召喚術を覚えて見れば何かがわかるかもしれない。
つまり、魔王をなんとかするか召喚術を覚えてみるか。今出来そうなことはこの2つになるわけだ。
明日、まずは王城に行ってみるかな。
アストレアと王にあって見よう。召喚に関しては何か理由があれば教えてもらえるかもしれない。
魔王討伐のための仲間の召喚とか?自分を鍛えるための人物の召喚とか?あーむしろ魔王を召喚して従えてしまえれば解決とか?流石にこれはないか。
考え事をしていたらいつのまにか意識は夢の中へと落ちていった。
気がついたら朝になっていた。窓からさす光が眩しくて目が覚めた。クラスタの部屋に顔を出してみる。クラスタの部屋で多少物音がするところをみると、まだ寝ているようだ。テンタチィオネはすてに部屋にいなかったのでサラキアの所に行っているのだろう。
一階に降り食事を済ますことにする。まだ早すぎたのか食事に来ている人は少なかった。
『ディメンションウォール』にしまってあるもので食事済ませればいいか……
二階に戻り『ディメンションウォール』の中に入った。食料をしまってある棚からすぐ食べられる物をだし、食事を始めた。ハムとサイダーを今日は食べる事にした。
今日のこれからのことを考えつつハムをかじる。
バターンッ
大きな音がして扉が開いた。
「あら、いたの?」
アストレアだ。もともと会うつもりであったがいきなりの訪問に流石に驚いた。食べていたハムを落としそうになる。
「おっと。今日何かあったかな?」
「ん?またダンジョンにでも行くならついて行こうかと思ってね。まあ、気にせず食べてよ。」
「ああ。」
ひとまず食事を済ませてしまおうと食べ進める。その時視界の端に何か動くものを見つけた。
「……ん?」
それは何やら布をかぶっていた。
「あーーそういえばパッセロだかコロンバだかの卵放題してたっけ……」
近づいて鑑定してみた。
???
―――――――――――――――――――――――――
飛行型召喚獣。契約をすることによって能力や姿、名前が変わる。主に偵察や飛行移動用に使われる。偵察は小型、飛行は大型な生き物に変化する。
―――――――――――――――――――――――――
これ召喚術覚える理由に出来るんじゃないかな?
そんなことが頭に浮かんだ。
そう言うとアストレアは衣装の裾を持ってくるくる回り出した。微笑ましい光景を見ているとつい顔も緩んでしまう。
「……なんだちゃんと笑えるじゃない。ずっとつまらなそうな顔してたから、笑えないのかと思ったわ。」
自覚はなかったがどうやら僕はずっと笑っていなかったようだ。
「そんなに笑えてなかったですかね…?」
「ずっと困った顔ばかりしていたわよ。」
「アストレアもその喋り方のほうが無理なくていい感じだよ?」
「「…ぷっ」」
2人は顔を見合わせ笑い出した。
「なに、どうした、の?」
「さあ~なんなのかしら~」
「私も、まぜてー」
「じゃあ~私も~?」
よくわからないままエルフ姉妹も一緒に笑い出した。1人テンタチィオネはその様子を眺めている。ひとしきり笑いあった後楽屋を後にし、ダンジョン『フラカン』に戻って来た。途中まだライブの名残か人々が沢山うろついていた。アストレアのグッズとかもっている人もいたくらいだ。
ダンジョンに戻って来た頃にはもう日はすでに落ちていてアストレアの護衛完了報告を済ませ、アストレアは城へ帰り、姉妹も家に帰ることになった。
「私、カイナさんと2人残されて会話も出来ないし凄く気まずかったんですが……」
そういえばクラスタのことをすっかり忘れていた。合流するととても困った顔をしていた。ちなみに今はルージェ王都の宿に戻って来ている。
「地下都市でしたっけ?私も一度行ってみたいですねー」
宿で食事をとりつつこれからのことを考えてみる。アストレアと別れる前の会話を思い出してみる。
「ほんとうに勇者として行動を取るつもり?魔王を倒せるレベルになるまでどれだけ時間がいると思う?代替わりさせるにしてもきっと同じくらいかかるんじゃないかしら。召喚術のことは詳しく知らないけども、ほんとうに他に方法はないの?」
「他の方法か……」
「たとえば召喚術を習ってみたらまた違ってきたりしない?」
そんなことを言っていた気がする。
召喚術は気軽に習えるものなのかどうか…
「父さん。召喚術って誰でも使えるものなの?」
「召喚術?まあ、素質とかもあるかもしれないが教えてもらえれば使えるんじゃないかな?」
まずは教えてもらって見ないとわからないと言うことかな?
「父さんが僕に教えることは可能?」
「可能かどうかで言えば可能。だが、許可がないと教えられないのが現実。まあ、目的は果たしたし宮廷魔術士は首でも構わないんだが、直人を帰す前に辞めてしまうと帰せなくなるかな。」
なるほど。それは困る。
少し考えてみる。召喚術も色々手段があったりしないだろうか。
「それって父さんがやらないと僕は帰れないってことになるよね?もし…父さんが僕を帰す前に死んでしまったりしたらどうなるのかな……」
「ん?ああ。色々出来るんだが今回は帰還の魔法陣を使わない限り帰れないようにしたんだ。召喚の魔法陣に情報を書き込んで使うのだが、術者が死んだら強制帰還とかもあるな。」
つまり今回は召喚術を使うなら術者が魔法陣発動しないと帰れないということか。
食事が終わり各自部屋に戻った。ひとまず明日はまたダンジョンに行く予定になっている。テンタチィオネは明日はサラキアのとこに行くから不在らしい。
魔王を倒すつもりもないのにレベル強化は意味がないよなー。
ベッドに寝転び考える。
確か帰るためには魔王討伐という条件がある。討伐じゃなく魔王の交代でも多分大丈夫かもしれない。もしくは自分で召喚術を覚えて見れば何かがわかるかもしれない。
つまり、魔王をなんとかするか召喚術を覚えてみるか。今出来そうなことはこの2つになるわけだ。
明日、まずは王城に行ってみるかな。
アストレアと王にあって見よう。召喚に関しては何か理由があれば教えてもらえるかもしれない。
魔王討伐のための仲間の召喚とか?自分を鍛えるための人物の召喚とか?あーむしろ魔王を召喚して従えてしまえれば解決とか?流石にこれはないか。
考え事をしていたらいつのまにか意識は夢の中へと落ちていった。
気がついたら朝になっていた。窓からさす光が眩しくて目が覚めた。クラスタの部屋に顔を出してみる。クラスタの部屋で多少物音がするところをみると、まだ寝ているようだ。テンタチィオネはすてに部屋にいなかったのでサラキアの所に行っているのだろう。
一階に降り食事を済ますことにする。まだ早すぎたのか食事に来ている人は少なかった。
『ディメンションウォール』にしまってあるもので食事済ませればいいか……
二階に戻り『ディメンションウォール』の中に入った。食料をしまってある棚からすぐ食べられる物をだし、食事を始めた。ハムとサイダーを今日は食べる事にした。
今日のこれからのことを考えつつハムをかじる。
バターンッ
大きな音がして扉が開いた。
「あら、いたの?」
アストレアだ。もともと会うつもりであったがいきなりの訪問に流石に驚いた。食べていたハムを落としそうになる。
「おっと。今日何かあったかな?」
「ん?またダンジョンにでも行くならついて行こうかと思ってね。まあ、気にせず食べてよ。」
「ああ。」
ひとまず食事を済ませてしまおうと食べ進める。その時視界の端に何か動くものを見つけた。
「……ん?」
それは何やら布をかぶっていた。
「あーーそういえばパッセロだかコロンバだかの卵放題してたっけ……」
近づいて鑑定してみた。
???
―――――――――――――――――――――――――
飛行型召喚獣。契約をすることによって能力や姿、名前が変わる。主に偵察や飛行移動用に使われる。偵察は小型、飛行は大型な生き物に変化する。
―――――――――――――――――――――――――
これ召喚術覚える理由に出来るんじゃないかな?
そんなことが頭に浮かんだ。
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
World of Fantasia(ワールド・オブ・ファンタジア)
緋色牡丹
ファンタジー
生きる意味を見出せない三十二歳の男・山田緋色。
夏の夜、光の渦に呑まれ、彼が目を覚ましたのは――幻想の森だった。
壊れた愛車、知らない空、そして湖に浮かぶ青髪の少女。
異世界での出会いが、“止まった人生”を再び動かしていく。
異世界叙情ファンタジー、開幕──
※この小説は、小説家になろう、カクヨムにも同時掲載しています。
挿絵はAIイラストを使ったイメージ画像です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる