異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

潮風ひなた

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4章

テイム

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初めてのテイムをめちゃめちゃ緊張する。
まさか俺が人の命を預かるとは…
だめだ。俺にはできない、そう思い手を下ろそうとした時もう一度聞こえた。






「助けて」と


その時俺の気持ちが吹っ切れた。
テイムの準備をする、目を合わせテイムを開始する。波長が合っていると出来るがなかなか難しい。
相手の意識がないからだ。

それをスマホに手伝ってもらい………できた。


ムームーが目を覚ました。

「ありがとうございますご主人様。
全てのことはわかりませんがあなたが助けてくれたことは混濁した意識の中でわかりました。
本当にありがとうございます。」

「どういたしまして。ところでテイムされた感じはどう?」

「ご主人様との繋がりをかすかに感じます。
悪い感じはしません。すぐにあなたとわかりますから」

かっかわいい。
ムームーのことテイムしてよかった。

「これからよろしくお願いします。」


「私こそお願いします。」

あっやべっ後ろの空気がやばい。
特にスズがやばい。
とりあいずギルドに帰るか。

帰りは身体能力が高くなったムームーがメインで魔物を倒した。ムームーは精神汚濁系の黒魔術も使えて、逆に敵が敵を襲っている状況もあった。

一緒に戦おうとしたけどほかの人は疲れや怪我で動けないのだ。

ムームー、かわいいのに戦えるなんて凄い。
スズと同格だなと思っていると、また視線を感じた。そっちを見ると

「あんまヘラヘラすんな。横の彼女が怖すぎる。」
とサガンに言われた。

横を見ると、ナイフを抜いて黒い雰囲気を漂わせているスズの姿があった。
スズもかなり怪我してんのにな。

そんなこんなでギルドまで行けました。

この1日は濃すぎた。

もうこんな日は嫌だな。
そう思っているとあまり喋らないスズが唐突に切り出した。

「私は何もできなかった。この3人を1から鍛え上げてください。お願いします。」






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