異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

潮風ひなた

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5章

基本の型からかよ。

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「よーし今日も訓練を開始するぞ。」
レオンが言う。
「はい」
返事をしないとまたガチギレされるからしっかりとする。


「今日は剣術の型を練習する。これにより自己流であり無駄があった動作を最小限の動作にする。」

「はい…」

「声が小さい」

「はい」

「よし、じゃあ早速見せてみろ。」

それから1時間経つ。

「はーっはーっはーっ」

やばいものすごい疲れた。クラクラするな。
水魔法を使って水の球体を作り、水を飲み、頭からぶっかける。
とても疲れたんだけど無駄な動作は減ってきた気がする。

「体力的には極限まで追い詰めたつもりだが大丈夫か。かなり上達したな。多分1時間前とは、別人のような動きになったはずだ。よし、俺と模擬戦だ。
俺を殺す気でこい。スキルは剣術系以外はなし。

恐るべき殺気を放ち、霞むような動きで泳ぐようにきた。
俺も刀を抜き応戦する。
風のような動きで抜けるのだ。1時間前とは大違いだ。

刀の軽さも相まって怒涛の攻撃をなんとかしのぐ。
1時間前とは違い、ぶつけて相殺ではなくかわしたり受け流しを多めにする。そして反撃の一撃をお見舞いした。守りが乱れてバランスを崩した時だ。
刀が当たりそうになった時、レオンの姿が消えた。振りかぶった刀でバランスを崩し倒れる。
倒れた瞬間空から打ってきたレオンが着地をして、
刀を突きつけた。

「チェックメイトだ。とても動きが良くなったが、
最後の瞬間気を抜いたな。俺の罠にも気づかなかった。そこが甘いところだな。明日からも頑張るぞ」


「はい」
なぜか不思議と笑顔になれた。

食事も倍うまかった。

いい1日だったな。


それと寝るときスマホ先生からはいった情報なのだが剣術系のスキルが上級のスキルになり中堅となった。
剣術系のスキルが上手くなった証拠だ。
それにまた笑みを浮かべたのだった。
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