異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

2章

二つの告白

俺は12歳になった。今ではスズより身長が上の140cmくらいだ。

俺はお父さんに冒険者のことを話すことにした。

「お父さん、俺は冒険者になりたいから街に行く街に行ってすごい冒険者になって帰ってくるから。」

そういった俺に真剣な眼差しを向ける父さんは静かにこういった。

「お前がその気なら行っても良いぞ。でも勇者の事だけは隠し切れないと思う冒険者登録する時ギルドで鑑定石を使って職業とスキルを見るからな。勇者ってばれたらどうするつもりだ。」

心配をしてくれるとさんを安心させるため俺はあのスキルを打ち明けることにした。

「この事は誰にも内緒だよ。俺がたくさんのスキルを持っているんだ。その中の1つ嘘吐者は鑑定結果をごまかすことができるんだ。だから大丈夫安心して」

「わかった。それならもう今日出発するんだな。このことは俺からお母さんに話しておくからいってらっしゃい。スキルの事は誰も言わない。男の約束だ。
それとこれを持っていけ。」そう言われてもらった袋には100,000ペルが入っていた。1ペルが1円なのでこれは凄い金額だ。

最後にお父さんと抱き合って家を旅立った。でもその前に行く場所がある。

スズの家だ。スズの家に行ってスズを呼び、このことを話す。

そして最後にこう言った。

「俺にずっとついてきてくれないか？」

両方とも顔を赤らめる。

「いいよ」

もじもじしながら言ったスズは、
このことをスズのお母さんに告げた。
するとすぐに了承をもらえた。

「女って言うものは男について行くものよ」
と言って旅立つ俺たちの背中をそっと押してくれた。
いざ旅立ちだ!