神に騙されたけどなんとか最強になります。レベル2からは最強。

潮風ひなた

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一章

おい、そこのジジイとりあえず死ね。

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「はー、金落ちてねえかな~。」

夏になり、暑さが立ち込める中自販機の前で金を探す俺。一応高校生だが、恥?知らねえよ。

「喉が渇いた。可愛い子いないかな~」

どうでもいいことを考えながら歩く。
チロリン。カバンの中の携帯が鳴る。
どうせ母さんか、バイト代をよこせという妹だろう。無視しよう。

こんな何気ない日常を送っている平凡で少しおかしな俺は、これから学校に向かうところだ。
皆勤賞取りたいからな。

『キンコンカンコンキーン』


ん?なんか音が聞こえる。うわー。めまいがしてきた。なんか景色がグニョグニョなる。やべ。




…………………ううっ
どこだここ?
俺は気づいたら白い空間にいた。ずーとこの白い空間が続いている。どうやら俺、頭がとうとうおかしくなったみたいだ。頭から声が聞こえる。

『そなたは何を望む?』

はあ?人の頭に話しかけんなよ。ていうか、普通人と話すときは顔くらい出せよな。
こういうのは大体が神が話しかけてくるっていうのがラノベの定番だからな。あー、俺結構なラノベ廃人だっからな。

『すいません』

なんかじじいが出てきた。白い服着て天使の輪っか羽まで生やしてコスプレかよ。
で、なんなのこんな変なことでなんかようか。

『じじいって…これでも神じゃぞ。コスプレじゃないし…まあ許す。』

ん?じじいのツンデレとか誰得だよ。

『まぁ、そうじゃな。で、本題に入っていいかの?』

それを求めてたんだが…

『うむ物分かりが良くてよろしい。意識も混濁してないな。ここは天界。いわゆる世界と世界をつなぐ橋みたいなもんじゃ。そうなたを読んだわけは、もう一つの世界で自由に暮らして欲しいからじゃ。』

魔王とか倒さなくていいのか?

『今は、そんなものはおらぬ。ただ、地球の人口が多くて魂のバランスが取れなくなっての。他の世界に何人か送らなくてはならないのじゃよ。』

でも何人かじゃ結局意味ないんじゃないか?

『それなら大丈夫じゃ。一度つないだ道から転生時に他の世界にいくルートが確立されるんじゃ。だから魂のバランスは保たれる。』

そうか。俺の他に転生する誰かはいるのか。

『申し訳ないがいないんじゃ。他の世界とも繋げないといけないからな。それとそなたは転生ではなく転移じゃからすぐにスキルが実践できるぞ。』


そうなのか!それは嬉しい。でも俺だけなのはなんでなんだ?

『それが…言いにくいんだが…天界に連れてくるときに出力が強すぎてお前の体消し飛んじゃっから新しい体を用意したんだよ。』

えっ!

『これがその姿じゃ』

そう言って神は何もない空間から鏡を出した。
ウソーン。めっちゃイケメンじゃん。

『ちょっとだけ身体能力もあげてるからな。でも申し訳ないがスキルがもう余ってなくてな。
[スキルパック…どうにかすれば強くなる]
しか残ってないんじゃ。だからごめん。次の世界で頑張って。バーイ』

ちょっと待てーおいじじいお前しねーー。

そう吠えたがもう遅い。俺の体は光に包まれ、笑いながら見送る神の姿は見えなくなった。

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