治癒魔法で不死の軍隊を！

1章

父さんマジで鬼です

今日から訓練が始まる。訓練用の部屋に行くと、たくさんの人たちがいた。

小さい子から40代位までの方が武器を振っている。俺も武器を振って、真似をしていた。

おじさんが「もう少し腰を低く、力強く剣を振るといいですよ。」と教えてくれた。どうやら副教官らしい。

教官は誰だろうと思っていると、父さんがやってきた。

周りの人は青ざめたような顔する。「さぁ模擬戦を始めるぞー。どんどんかかってこい。」


いきなり始めるんだと思いながら見ていると行った人から一発で良くて三発でぶちのめされた。

最後の人がやられ「どうしたかかってこいよソーマ」とお父さんが言う。俺は諦めた。がむしゃらにつっこんで行く。「ヤーー」次の瞬間俺は空を舞っていた。「みんな訓練不足だぞ。もうちょっと頑張れ。」という父さんの声が聞こえ、俺の意識は闇の中にいった。