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幼年期編
義兄の実家が面倒過ぎる
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「それは一体どういうことでしょうか?」
突然告げられた追い出し宣言に絞り出す用にして出した質問がビートが使用人を連れ出し少しだけガラリとした食堂に酷く大きく響いた。
自分でも声が震えているのが解る。
前世でもそこまで優秀だったわけではないが取り立てて不真面目だったということもなく、就職に失敗したものの一人暮らしだったため追い出されることはなかった。
(……なまじ真面目だったせいで変に就職してあぁなったのはおいておくが……いっそのことスパッと辞めて好きなことに打ち込んでいればまた違ったのかもなぁ)
更に言えば魔剣を掘り出して塩不足を解消したと誉められたばかりで追い出される理由に心当たりが無さすぎる。
「あなた、それでは追い出すようにしか聞こえませんよ。リドルが困惑しているではありませんか」
そんな状況を見かねたのか母がこちらの言いたいことを代弁してくれる。
「あ、ああ。済まないな、追放という訳では無いし勿論今すぐという訳でもない」
そう言うと父は残った使用人達に退出するよう命じる。
ぞろぞろと食堂から出ていくと残ったのは自分を除くと両親、使用人からはただ一人メイだけが同席することを許された。
そしてすっかり人がいなくなるとメイに一端外にでて聞き耳をたてていないか確認させ、人払いが出来たことを確信すると仕切り直しと謂わんばかりにゴホンっとわざとらしい咳をひとつすると続きを話し始める。
「リドル、お前の聖剣の能力は今までに聞いたことがない。いや、この際だハッキリ言うと特異に過ぎる」
「そう、なのですか?自分以外の物を知らないのでわからないのですが……」
「ああ、剣以外の例えば槍や斧に珍しい所では鎌や棍などがあるがあんなものは特殊もいいところだ。だが同時にひどく有用だ。役に立ちすぎる程にな」
一拍間を開けてワインで口を湿らす父にこちらは「はぁ」としか返せない。
確かに ビートの持っていた剣が普通の聖剣だというのなら確かに別物かもしれない。あの時はじっくり見る余裕など微塵もなかったが思い返してみればあいつにはもったいない位の透き通った刀身であり、此方はツルハシなので物差しにはならないかもしれないが……。
「あの時は私も困り果てていてな。土砂を退けて序でにお前に功績をつけてビートのヤツを大人しくさせてやるつもりだったんだ」
「功績?それが何か関係があるのですか?」
功績を立てる、というのであれば父自身の口から食事中にも何度か誉められたばかりで余計に訳が解らなくなる。
「あぁ、お前は難題の塩不足を解決したばかりか交通の便のいい場所に供給源を移動させた。その事で領民からビートを押し退けてお前を次期領主にという声が此処まで届くほどにな」
父曰く、ビートは武芸に秀でて第一子かつ聖剣持ちで害獣や魔物討伐にも積極的に参加する一般的な次期領主というが普通の領民にとっての評価であり、武官や役人達からはともかく領民たちは無難だが自分達には縁遠い人という存在であった。
そんななか生活に直結する文字通り死活問題を解決してしまったことと鉱夫達に混じって作業を行った時の事が広められたことにより俺の評価がうなぎ登りで跡継ぎに俺をという声が後を絶たないらしい。
「あの……こう言っては何ですが、兄上にそこまで問題が無いのでしたら別段気にしなくてもよいのでは?」
実際には問題が有りすぎるのだがは黙っておくことにして罰の悪そうに話す父にそう聞くと、代わり今まで黙っていた母が口を開く。
「そこから先は私が説明するわ。ビートはね、貴方とはお母さんが違うのよ」
「そこはまぁ、兄上が嬉々として使ってましたからよ~く知っていますよ。こちらを弄る為に散っっっっ々と言っていましたので」
卑しい混じった血だの財産目当ての子供だの言われてきたのだ。そこら辺のことは
身に染みるほど強引に理解させれてきた。
「その……ビートのお母さん『セラ』はこの国でも一、二を争うウェルナー家の血族なのよ。元々ウチはソコに使えていた騎士の家だったんだけど、武勲を認められたのとセラ自身の希望もあってこの人と結ばれてビートが生まれたの」
顔も知らない父上の前妻さんって予想以上にお嬢様だったんだな。しかもかなりアグレッシブな感じのするタイプの。
「あの、それはわかりましたがなぜ兄上はこんなにもキツくあたるのですか?」
幾分オブラートに包んだ言い方ではあるものの、恋愛から駆け落ちまがいの結婚をするような母親からどうしてあんな性格になるのかまるで理解できず言いたいことは多々あるものの今は色々と我慢して続きを促す。
「……セラはビートが5歳になる頃に起きたスタンピードで亡くなったの。その時は私も此処の専属傭兵として従軍してたんだけど防ぎきれなくて…………」
母はそこまで言うと沈痛な面持ちで顔を伏せる。
よくある話ではある、とは言うものの当事者にとっては割り切れるものではないのだろう。
「あー、その、なんとなくですが、えっと……それでキツく当たって来るという……」
「いやそれもあるが少し違う」
少しずつ言葉を選びながら当時を思い出す母に声をかけると父がその言葉を否定する。
「あれは私が悪かったのだ……。スタンピードがセラを亡くし、ビートまで喪うのを恐れセラの実家に避難させたのがよくなかった。あの家の悪い所ばかり影響を受けてしまったのだ」
父が語るには前妻セラの実家は由緒ある名門だがそれ故にプライドが高く傲慢。
さらに古くから続く家柄のために超のつく保守派なうえ騎士道を重んじ、それを周りにまで強要し騎士以外の傭兵など非正規部隊を見下す風潮に染まっているという。
「ウェルナー家には先代の頃から支援して貰い独立した経緯があるから安易にビートを次期候補から外すわけにもいかん」
おまけにあの家から来ている使用人達もいるしな、と締め括る。
(使用人達を追い出したのはそのためか)
どこに目耳があるか解らない状況で確実に大丈夫なのは唯一この場に同席を許されたメイのみらしい
「そういう訳でお前には12歳になったら王都の冒険者養成学校にいって貰いたいんだ」
12歳……ということは猶予はあと四年くらいか
「此方の都合ですまないがこうしなければ領地は搾り取られ、お前もどういう扱いを受けるかわかったものじゃないんだ」
「わかりました。そういう理由でしたら断る理由もありません」
実際、領地経営やらドロドロの駆け引きなんて前の人生含めてもやったことがないしそんな息の詰まるような事はやりたくない。
(今生は好き勝手に生きてやると決めたし幸い魔剣掘ってレンタルすれば……。
ゆくゆくは不労所得で悠々自適の左団扇だ)
「わかりました。でも、代わりと言ってはなんですが魔剣についてちょっとやってみたいことが……」
出ていく代わりにと考えていた魔剣レンタルのアイデアを父に話す。
掘り出せるのではないかと言っていたのは他ならない父であるし納得ずくとは言え領地の問題を押し付けられる訳だし面倒な立ち上げや手続きくらいはやってもらってもバチは当たら無いだろう。
「あぁ、それについては私も少し考えていた。戻って来る頃には掘り出した魔剣についてもギルドなり商会なりを設立しておく」
父の回答に内心ヨシッ!とガッツポーズする。
儲けを掠められないようにする必要はあるが若くして楽隠居の道が見えたことに表情が崩れそうになる。
(いけないいけない、まだ笑うな。まだ笑ってはいけない、堪えなければ……)
表情が崩れそうになるのを必死で我慢していると父が口を開く。
「あとは、そうだなお前には自衛できる力を身につけて貰わねばならんな。ビートやウェルナー家が因縁をつけて決闘などに持ち込まれるかもしれんし、何よりお前に生き延びて貰わなければ魔剣についても絵空事になってしまう」
父が最後茶目っ気をだしながらニシャリと笑い、視線を向ける。
どうやら鉄火場向けの厳しい苦難が待ち受けているようだ。
(楽隠居への道は遠し、か)
そこまで甘い話はないかとため息が漏れると同時に前世の惰性な覚悟とは違うものが沸き起こってくる。
「では引き続きメイに訓練と教育を……」
「私が直々に鍛えるとするわ」
父がメイに指示を出そうとした時、唐突に母が割り込み二人の会話を遮って立候補してくる。
「「……エ?!?」」
話をブチ切られた二人は可笑しな声を出す。
父は目を丸くし、メイに至っては持っていたトレイを取り落としガラリとした食堂に鈍い音を響かせる。
「奥様が……いえ、#隊長が_・__#指導するというのですか?……」
心なしか震えた様子のメイが恐る恐るといったように訪ねると母は肉食獣を思わせるような笑みを浮かべ首肯する。
「あの……」
「メイ!貴女は昔やった私直伝特別式の整体で治してあげて、それから貴方……良いわよね?」
どういう訳か聞こうとしたが怒涛の勢いで話す母上の剣幕に割ってはいることができず、メイに視線を向けても態とらしく反らすか憐れむような目をして首を左右に振るばかりだ。
「あ、あぁ………………宜しく頼む」
トントン拍子に決まる予定に父は眼を座らせ無言のエールを送ってくる。
これは…………本当に苦難が来るようだ。
選択、間違ったかな………………。
突然告げられた追い出し宣言に絞り出す用にして出した質問がビートが使用人を連れ出し少しだけガラリとした食堂に酷く大きく響いた。
自分でも声が震えているのが解る。
前世でもそこまで優秀だったわけではないが取り立てて不真面目だったということもなく、就職に失敗したものの一人暮らしだったため追い出されることはなかった。
(……なまじ真面目だったせいで変に就職してあぁなったのはおいておくが……いっそのことスパッと辞めて好きなことに打ち込んでいればまた違ったのかもなぁ)
更に言えば魔剣を掘り出して塩不足を解消したと誉められたばかりで追い出される理由に心当たりが無さすぎる。
「あなた、それでは追い出すようにしか聞こえませんよ。リドルが困惑しているではありませんか」
そんな状況を見かねたのか母がこちらの言いたいことを代弁してくれる。
「あ、ああ。済まないな、追放という訳では無いし勿論今すぐという訳でもない」
そう言うと父は残った使用人達に退出するよう命じる。
ぞろぞろと食堂から出ていくと残ったのは自分を除くと両親、使用人からはただ一人メイだけが同席することを許された。
そしてすっかり人がいなくなるとメイに一端外にでて聞き耳をたてていないか確認させ、人払いが出来たことを確信すると仕切り直しと謂わんばかりにゴホンっとわざとらしい咳をひとつすると続きを話し始める。
「リドル、お前の聖剣の能力は今までに聞いたことがない。いや、この際だハッキリ言うと特異に過ぎる」
「そう、なのですか?自分以外の物を知らないのでわからないのですが……」
「ああ、剣以外の例えば槍や斧に珍しい所では鎌や棍などがあるがあんなものは特殊もいいところだ。だが同時にひどく有用だ。役に立ちすぎる程にな」
一拍間を開けてワインで口を湿らす父にこちらは「はぁ」としか返せない。
確かに ビートの持っていた剣が普通の聖剣だというのなら確かに別物かもしれない。あの時はじっくり見る余裕など微塵もなかったが思い返してみればあいつにはもったいない位の透き通った刀身であり、此方はツルハシなので物差しにはならないかもしれないが……。
「あの時は私も困り果てていてな。土砂を退けて序でにお前に功績をつけてビートのヤツを大人しくさせてやるつもりだったんだ」
「功績?それが何か関係があるのですか?」
功績を立てる、というのであれば父自身の口から食事中にも何度か誉められたばかりで余計に訳が解らなくなる。
「あぁ、お前は難題の塩不足を解決したばかりか交通の便のいい場所に供給源を移動させた。その事で領民からビートを押し退けてお前を次期領主にという声が此処まで届くほどにな」
父曰く、ビートは武芸に秀でて第一子かつ聖剣持ちで害獣や魔物討伐にも積極的に参加する一般的な次期領主というが普通の領民にとっての評価であり、武官や役人達からはともかく領民たちは無難だが自分達には縁遠い人という存在であった。
そんななか生活に直結する文字通り死活問題を解決してしまったことと鉱夫達に混じって作業を行った時の事が広められたことにより俺の評価がうなぎ登りで跡継ぎに俺をという声が後を絶たないらしい。
「あの……こう言っては何ですが、兄上にそこまで問題が無いのでしたら別段気にしなくてもよいのでは?」
実際には問題が有りすぎるのだがは黙っておくことにして罰の悪そうに話す父にそう聞くと、代わり今まで黙っていた母が口を開く。
「そこから先は私が説明するわ。ビートはね、貴方とはお母さんが違うのよ」
「そこはまぁ、兄上が嬉々として使ってましたからよ~く知っていますよ。こちらを弄る為に散っっっっ々と言っていましたので」
卑しい混じった血だの財産目当ての子供だの言われてきたのだ。そこら辺のことは
身に染みるほど強引に理解させれてきた。
「その……ビートのお母さん『セラ』はこの国でも一、二を争うウェルナー家の血族なのよ。元々ウチはソコに使えていた騎士の家だったんだけど、武勲を認められたのとセラ自身の希望もあってこの人と結ばれてビートが生まれたの」
顔も知らない父上の前妻さんって予想以上にお嬢様だったんだな。しかもかなりアグレッシブな感じのするタイプの。
「あの、それはわかりましたがなぜ兄上はこんなにもキツくあたるのですか?」
幾分オブラートに包んだ言い方ではあるものの、恋愛から駆け落ちまがいの結婚をするような母親からどうしてあんな性格になるのかまるで理解できず言いたいことは多々あるものの今は色々と我慢して続きを促す。
「……セラはビートが5歳になる頃に起きたスタンピードで亡くなったの。その時は私も此処の専属傭兵として従軍してたんだけど防ぎきれなくて…………」
母はそこまで言うと沈痛な面持ちで顔を伏せる。
よくある話ではある、とは言うものの当事者にとっては割り切れるものではないのだろう。
「あー、その、なんとなくですが、えっと……それでキツく当たって来るという……」
「いやそれもあるが少し違う」
少しずつ言葉を選びながら当時を思い出す母に声をかけると父がその言葉を否定する。
「あれは私が悪かったのだ……。スタンピードがセラを亡くし、ビートまで喪うのを恐れセラの実家に避難させたのがよくなかった。あの家の悪い所ばかり影響を受けてしまったのだ」
父が語るには前妻セラの実家は由緒ある名門だがそれ故にプライドが高く傲慢。
さらに古くから続く家柄のために超のつく保守派なうえ騎士道を重んじ、それを周りにまで強要し騎士以外の傭兵など非正規部隊を見下す風潮に染まっているという。
「ウェルナー家には先代の頃から支援して貰い独立した経緯があるから安易にビートを次期候補から外すわけにもいかん」
おまけにあの家から来ている使用人達もいるしな、と締め括る。
(使用人達を追い出したのはそのためか)
どこに目耳があるか解らない状況で確実に大丈夫なのは唯一この場に同席を許されたメイのみらしい
「そういう訳でお前には12歳になったら王都の冒険者養成学校にいって貰いたいんだ」
12歳……ということは猶予はあと四年くらいか
「此方の都合ですまないがこうしなければ領地は搾り取られ、お前もどういう扱いを受けるかわかったものじゃないんだ」
「わかりました。そういう理由でしたら断る理由もありません」
実際、領地経営やらドロドロの駆け引きなんて前の人生含めてもやったことがないしそんな息の詰まるような事はやりたくない。
(今生は好き勝手に生きてやると決めたし幸い魔剣掘ってレンタルすれば……。
ゆくゆくは不労所得で悠々自適の左団扇だ)
「わかりました。でも、代わりと言ってはなんですが魔剣についてちょっとやってみたいことが……」
出ていく代わりにと考えていた魔剣レンタルのアイデアを父に話す。
掘り出せるのではないかと言っていたのは他ならない父であるし納得ずくとは言え領地の問題を押し付けられる訳だし面倒な立ち上げや手続きくらいはやってもらってもバチは当たら無いだろう。
「あぁ、それについては私も少し考えていた。戻って来る頃には掘り出した魔剣についてもギルドなり商会なりを設立しておく」
父の回答に内心ヨシッ!とガッツポーズする。
儲けを掠められないようにする必要はあるが若くして楽隠居の道が見えたことに表情が崩れそうになる。
(いけないいけない、まだ笑うな。まだ笑ってはいけない、堪えなければ……)
表情が崩れそうになるのを必死で我慢していると父が口を開く。
「あとは、そうだなお前には自衛できる力を身につけて貰わねばならんな。ビートやウェルナー家が因縁をつけて決闘などに持ち込まれるかもしれんし、何よりお前に生き延びて貰わなければ魔剣についても絵空事になってしまう」
父が最後茶目っ気をだしながらニシャリと笑い、視線を向ける。
どうやら鉄火場向けの厳しい苦難が待ち受けているようだ。
(楽隠居への道は遠し、か)
そこまで甘い話はないかとため息が漏れると同時に前世の惰性な覚悟とは違うものが沸き起こってくる。
「では引き続きメイに訓練と教育を……」
「私が直々に鍛えるとするわ」
父がメイに指示を出そうとした時、唐突に母が割り込み二人の会話を遮って立候補してくる。
「「……エ?!?」」
話をブチ切られた二人は可笑しな声を出す。
父は目を丸くし、メイに至っては持っていたトレイを取り落としガラリとした食堂に鈍い音を響かせる。
「奥様が……いえ、#隊長が_・__#指導するというのですか?……」
心なしか震えた様子のメイが恐る恐るといったように訪ねると母は肉食獣を思わせるような笑みを浮かべ首肯する。
「あの……」
「メイ!貴女は昔やった私直伝特別式の整体で治してあげて、それから貴方……良いわよね?」
どういう訳か聞こうとしたが怒涛の勢いで話す母上の剣幕に割ってはいることができず、メイに視線を向けても態とらしく反らすか憐れむような目をして首を左右に振るばかりだ。
「あ、あぁ………………宜しく頼む」
トントン拍子に決まる予定に父は眼を座らせ無言のエールを送ってくる。
これは…………本当に苦難が来るようだ。
選択、間違ったかな………………。
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