17 / 27
戦いの狼煙
しおりを挟む
王国は今可能な限りのすべてを用意した。かつての同盟国に魔法大砲と高威力の設置型爆石。兵士全員分の弓と魔法の矢。さらに、マグナの伝手で馬や多くの武器を譲ってもらった。
そして、新たな仲間も。
「魔法戦略情報特務機関魔法特捜隊、通称魔特隊のカナリアです。マグナからはいつでも逃げていいってことになってるからそこんところは勘違いしないでね。でも、やるからには徹底的にやらせてもらうわ」
カナリアはかつてマグナが行動を共にした魔法学の研究者。魔法を利用した兵器や乗り物、魔法を利用した様々なものを作っている。
「ミーア、私はあなたに恩義ないけどマグナにはそれなりにあるの。そんなマグナが頼み込んできたんだから力を貸してあげるわ」
「ありがとうございます! その魔特隊というのは存じ上げませんが、きっととてもすごいところなんですよね」
「まぁね。といってもこっちの島じゃあまり名は広がってないけど、大陸のほうではかなり有名よ。それにちょうどこいつの試作運用したかったものがあったから結構いろいろもってきたよ。ちなみに目玉はこれね」
「その円卓は何に使うのですか?」
「あれは魔法戦闘情報コントロール、通称MCIC。魔力や生物反応感知して戦況を把握したり、魔力波を送って言葉を届けられるの。対象を指定したり全体に声を届けることもできるわ」
試作段階ではあるがMCICはカナリアがとある出来事をきっかけに作った独自の物で、魔法を扱う兵器の入射角や距離、相手の位置などを探り的確に対象を沈黙化させることもできる。もしこれがあらゆる国に配備されたのなら戦いは大きく変化するとカナリアは語る。
「姫様! 大砲、爆石、魔力誘導装置の設置がすべて完了しました」
「ご苦労様。監視を怠らないようにして交代しつつ休息をとって」
カナリアは兵士の動きに強い違和感を覚えミーアに尋ねた。
「ねぇ、あれって本当に兵士?」
「今は兵士です」
「そういうことね。戦いのために民を育成しているわけか」
「志願してくれた方に限定しています。以前の戦いで多くの兵士が死んでしまって」
「比率はどれくらい? 一万くらいなんでしょ」
「今は一万三千人です。六割は兵士で構成されています。解放した時はもっと少なかったですが各地に遠征していた兵士たちが私の状態がわかるまで潜伏していたらしく、王国奪還後に集まりました」
「まだ動きがぎこちないわね。あれで本当に戦力になるのかしら」
「そのために他国やあなたから兵器を譲ってもらったんです。彼ら彼女らには一番最初に攻撃を面で行い進攻を阻止、魔法の矢で弓による足止め、前線が押されてからは元民で構成された長槍兵と本来の兵士たちが戦闘します」
「なら、私のMCICが重要な役割を果たすわね。作戦はざっくり聞いてる。でも、兵器の使用がしづらい間合いに入られると状況報告くらいしかできないから気を付けてね」
「それでも十分ですよ。ここまで人がいて、ここまで兵器を集められたことさえも奇跡みたいなものです」
そのどれもが女王が兵士や民、同盟国との関りを深いものにしていたおかげだった。
「私はまだ何の力もありません。黄金の槍を手放したら自信がなくなってしまう。お母様のすごさを死んだ後に気づくなんて思っても見ませんでした」
「自信なんてものはあとからつければいいのさ。それに君は本来戦場の真っただ中で旗を掲げ鼓舞するタイプじゃないはず。でも、槍の力でそれができるのなら存分にするといい。少なくとも今回はやるべきだよ」
崩壊前からの兵士の多くは死んでしまった。四割が元々王国の民だったもので構成されるこの戦いで、士気の低下はそのまま敗北に直結する。どの時代でも城の奥で震える王などに従い命を懸けられる兵士などはいない。兵士を鼓舞できる力、圧倒的な魅力、戦場で共に駆ける、そんな王こそが兵士たちが必死で守りたくなる存在だ。
「私は君に命を懸けられるほど君のことを知らないが、君の魅力は少しわかってきたよ。マグナが手を貸したくなるわけだ」
「マグナさんはあれだけの力があるのになぜ山奥なんかで暮らしているんでしょうか」
「強すぎるが故だよ。自分の力が戦いのパワーバランスを崩すことを知っている。仮に君たちがジャクボウと同等の戦力を保有していたのならば傍観者になっていただろう。彼は自身が興味を抱いたもので、それがなくなろうとしている時だけ力を貸す。名を轟かせる必要も富を欲することもない。詳しくは知らないが、大きな戦いに参加した経験が彼をそうさせているらしい」
「そんな方が力を貸してくれるなんて、運はまだ枯れてませんね」
そう答えるミーアに対しカナリアは小さく笑った。自身の魅力でマグナを引き入れることができたのを気づいていないさまが、純真無垢な少女のようだったからだ。
これ以上はないと言えるほどの準備を整え戦いの時を待つスバラシア王国。何も張り切っているのは兵士だけじゃない。民たちも食料を用意したり馬の世話や兵士たちへねぎらいなど、戦えないからこそできることをやっていた。子どもたちでさえも門番に自分の食事のパンを届けたりと町全体が勝利に向かって動いていた。
カナリアがやってきて二日が経ち、ついにその時はやってきた。
太陽がまだ顔を出していない早朝に町の空へ照明石が光る。
睡眠時間が極端に少ないカナリアはすでに起きており専用のMCIC部屋で動きを探っていた。
「かなりの大群ね。でも、まだ全兵力を投入してきたわけじゃないみたい。舐められたものだわ。――全員すぐに配置について。魔法の矢で動きを制御しつつ罠に向かわせる」
三騎士やミーア、マグナやビートやウィーク、それぞれの場所の主要指示者にはすでにカナリアの声を聞く言霊魔法が施されている。早朝だというのに兵士たちは機敏に動き配置についた。
町を囲う壁の上からまだ見えぬ敵兵士たちのほうをみていた。壁の上と下には大量の魔法大砲が用意されており、魔法の矢を携えた弓兵たちもほぼ全員集合していた。
「ミーア様、始まります。兵士たちに鼓舞を」
カナリアの協力で言霊を範囲を町全域に聞こえるようにしてもらいミーアは言った。
「ついにこの時が来ました。スバラシア王国は一度崩壊し全員が苦渋の涙を流しました。しかし、今回は違う。私たちはあの悲劇を乗り越え、以前よりも精神的に大きく成長した。大切なものを奪われ、自由を奪われ、愛する人を亡くした。それは私も同じ。最愛の人物であるお母様を失ったあの日から強くなろうと努力した。自らの足で前へ進もうとしたから、ウィークに出会い、マグナさんに出会いビートに出会いカナリアさんに出会った。そして、お母様が残してくれた信頼のおかげで他国から多くの力を借りた。民は兵士になる覚悟を、兵士は今以上にと、民も自身のできることを全力でと、この王国が一丸となった。負ける未来など一切見えない。――王国の全員に告ぐ、生きて王国の未来を共に築きましょう!」
民や兵士の声が町全体を包んだ。
言霊の範囲を再び主要メンバーだけに移し、戦いの狼煙は上がった。
「ミーア、第一設置エリアの爆石が作動したよ」
「えぇ、音が響いてきます」
爆石の設置を知ったジャクボウは一瞬足を止めたが魔法の矢の長距離射程力により迂闊に止まっていられない。設置エリアから反れた者たちが矢に射抜かれると、捨て身覚悟の特攻で設置エリアを駆け抜ける。
「噂通り強化兵士ね。恐怖を捨て去り命令に忠実。まるで生きた屍よ」
かつて敗北した相手にスバラシア王国は全力を尽くし挑む。
そして、新たな仲間も。
「魔法戦略情報特務機関魔法特捜隊、通称魔特隊のカナリアです。マグナからはいつでも逃げていいってことになってるからそこんところは勘違いしないでね。でも、やるからには徹底的にやらせてもらうわ」
カナリアはかつてマグナが行動を共にした魔法学の研究者。魔法を利用した兵器や乗り物、魔法を利用した様々なものを作っている。
「ミーア、私はあなたに恩義ないけどマグナにはそれなりにあるの。そんなマグナが頼み込んできたんだから力を貸してあげるわ」
「ありがとうございます! その魔特隊というのは存じ上げませんが、きっととてもすごいところなんですよね」
「まぁね。といってもこっちの島じゃあまり名は広がってないけど、大陸のほうではかなり有名よ。それにちょうどこいつの試作運用したかったものがあったから結構いろいろもってきたよ。ちなみに目玉はこれね」
「その円卓は何に使うのですか?」
「あれは魔法戦闘情報コントロール、通称MCIC。魔力や生物反応感知して戦況を把握したり、魔力波を送って言葉を届けられるの。対象を指定したり全体に声を届けることもできるわ」
試作段階ではあるがMCICはカナリアがとある出来事をきっかけに作った独自の物で、魔法を扱う兵器の入射角や距離、相手の位置などを探り的確に対象を沈黙化させることもできる。もしこれがあらゆる国に配備されたのなら戦いは大きく変化するとカナリアは語る。
「姫様! 大砲、爆石、魔力誘導装置の設置がすべて完了しました」
「ご苦労様。監視を怠らないようにして交代しつつ休息をとって」
カナリアは兵士の動きに強い違和感を覚えミーアに尋ねた。
「ねぇ、あれって本当に兵士?」
「今は兵士です」
「そういうことね。戦いのために民を育成しているわけか」
「志願してくれた方に限定しています。以前の戦いで多くの兵士が死んでしまって」
「比率はどれくらい? 一万くらいなんでしょ」
「今は一万三千人です。六割は兵士で構成されています。解放した時はもっと少なかったですが各地に遠征していた兵士たちが私の状態がわかるまで潜伏していたらしく、王国奪還後に集まりました」
「まだ動きがぎこちないわね。あれで本当に戦力になるのかしら」
「そのために他国やあなたから兵器を譲ってもらったんです。彼ら彼女らには一番最初に攻撃を面で行い進攻を阻止、魔法の矢で弓による足止め、前線が押されてからは元民で構成された長槍兵と本来の兵士たちが戦闘します」
「なら、私のMCICが重要な役割を果たすわね。作戦はざっくり聞いてる。でも、兵器の使用がしづらい間合いに入られると状況報告くらいしかできないから気を付けてね」
「それでも十分ですよ。ここまで人がいて、ここまで兵器を集められたことさえも奇跡みたいなものです」
そのどれもが女王が兵士や民、同盟国との関りを深いものにしていたおかげだった。
「私はまだ何の力もありません。黄金の槍を手放したら自信がなくなってしまう。お母様のすごさを死んだ後に気づくなんて思っても見ませんでした」
「自信なんてものはあとからつければいいのさ。それに君は本来戦場の真っただ中で旗を掲げ鼓舞するタイプじゃないはず。でも、槍の力でそれができるのなら存分にするといい。少なくとも今回はやるべきだよ」
崩壊前からの兵士の多くは死んでしまった。四割が元々王国の民だったもので構成されるこの戦いで、士気の低下はそのまま敗北に直結する。どの時代でも城の奥で震える王などに従い命を懸けられる兵士などはいない。兵士を鼓舞できる力、圧倒的な魅力、戦場で共に駆ける、そんな王こそが兵士たちが必死で守りたくなる存在だ。
「私は君に命を懸けられるほど君のことを知らないが、君の魅力は少しわかってきたよ。マグナが手を貸したくなるわけだ」
「マグナさんはあれだけの力があるのになぜ山奥なんかで暮らしているんでしょうか」
「強すぎるが故だよ。自分の力が戦いのパワーバランスを崩すことを知っている。仮に君たちがジャクボウと同等の戦力を保有していたのならば傍観者になっていただろう。彼は自身が興味を抱いたもので、それがなくなろうとしている時だけ力を貸す。名を轟かせる必要も富を欲することもない。詳しくは知らないが、大きな戦いに参加した経験が彼をそうさせているらしい」
「そんな方が力を貸してくれるなんて、運はまだ枯れてませんね」
そう答えるミーアに対しカナリアは小さく笑った。自身の魅力でマグナを引き入れることができたのを気づいていないさまが、純真無垢な少女のようだったからだ。
これ以上はないと言えるほどの準備を整え戦いの時を待つスバラシア王国。何も張り切っているのは兵士だけじゃない。民たちも食料を用意したり馬の世話や兵士たちへねぎらいなど、戦えないからこそできることをやっていた。子どもたちでさえも門番に自分の食事のパンを届けたりと町全体が勝利に向かって動いていた。
カナリアがやってきて二日が経ち、ついにその時はやってきた。
太陽がまだ顔を出していない早朝に町の空へ照明石が光る。
睡眠時間が極端に少ないカナリアはすでに起きており専用のMCIC部屋で動きを探っていた。
「かなりの大群ね。でも、まだ全兵力を投入してきたわけじゃないみたい。舐められたものだわ。――全員すぐに配置について。魔法の矢で動きを制御しつつ罠に向かわせる」
三騎士やミーア、マグナやビートやウィーク、それぞれの場所の主要指示者にはすでにカナリアの声を聞く言霊魔法が施されている。早朝だというのに兵士たちは機敏に動き配置についた。
町を囲う壁の上からまだ見えぬ敵兵士たちのほうをみていた。壁の上と下には大量の魔法大砲が用意されており、魔法の矢を携えた弓兵たちもほぼ全員集合していた。
「ミーア様、始まります。兵士たちに鼓舞を」
カナリアの協力で言霊を範囲を町全域に聞こえるようにしてもらいミーアは言った。
「ついにこの時が来ました。スバラシア王国は一度崩壊し全員が苦渋の涙を流しました。しかし、今回は違う。私たちはあの悲劇を乗り越え、以前よりも精神的に大きく成長した。大切なものを奪われ、自由を奪われ、愛する人を亡くした。それは私も同じ。最愛の人物であるお母様を失ったあの日から強くなろうと努力した。自らの足で前へ進もうとしたから、ウィークに出会い、マグナさんに出会いビートに出会いカナリアさんに出会った。そして、お母様が残してくれた信頼のおかげで他国から多くの力を借りた。民は兵士になる覚悟を、兵士は今以上にと、民も自身のできることを全力でと、この王国が一丸となった。負ける未来など一切見えない。――王国の全員に告ぐ、生きて王国の未来を共に築きましょう!」
民や兵士の声が町全体を包んだ。
言霊の範囲を再び主要メンバーだけに移し、戦いの狼煙は上がった。
「ミーア、第一設置エリアの爆石が作動したよ」
「えぇ、音が響いてきます」
爆石の設置を知ったジャクボウは一瞬足を止めたが魔法の矢の長距離射程力により迂闊に止まっていられない。設置エリアから反れた者たちが矢に射抜かれると、捨て身覚悟の特攻で設置エリアを駆け抜ける。
「噂通り強化兵士ね。恐怖を捨て去り命令に忠実。まるで生きた屍よ」
かつて敗北した相手にスバラシア王国は全力を尽くし挑む。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる