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41話
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「えぇー……なみちゃん、お兄ちゃんの部屋に行っちゃうの?」
幸希が花菜実の手を引いて自室に連れて行こうとすると、咲がくちびるを尖らせた。
「花菜実に大切な話があるんだ。おまえに邪魔されたくないからな」
「お兄ちゃんのケチー」
「咲ちゃん、また後で……ね?」
花菜実が笑って手を振った。
「花菜実、本当にすごいな。あの咲を一瞬にして丸め込むとか」
階段を上がりながら、幸希は今だ驚きを帯びたままでいるようだ。
あれから十五分ほどの間、咲は花菜実にべったりで、まるで園児のようだった。両親も兄たちも咲の変わりように驚いていたが、依里佳だけは、
『どうりで翔があれだけ懐くわけだぁ……いいなぁ……』
と、苦笑していた。
その後幸希が「花菜実に話がある」と言い出し、咲の抗議などおかまいなしに、花菜実を客間から連れ出したのだった。
「あはは、そうですね。変な言い方ですけど、中学生までならほぼ百パーセント、手懐けられます」
「だから、家に来る途中、妙にのんきだったんだな。……と、ここが僕の部屋」
幸希がドアノブに手をかけた。
「わ、広いお部屋ですね……」
花菜実の部屋が二つは入ってしまうほど、広々とした部屋。一つの壁際は一面書棚になっており、本がぎっしりと並んでいた。それは小説や図鑑、実用書や雑誌、漫画など多岐に渡っている。
「幸希さん、読書家なんですねぇ」
「そうだな、本を読むのは好きだった」
「だった? 今は違うんですか?」
幸希の言葉が過去形だったので、少し引っかかった。
「花菜実を好きになってから、読書なんて忘れてた」
「……」
「かれこれもう一ヶ月以上、本を読んでいない。こんなことは生まれて初めてだ」
照れくさくて、思わずうつむく。少しして、おずおずと顔を上げると、
「あの……さっきは、ご家族の前で怒っちゃったりしてごめんなさい。幸希さんが私と結婚したい、って言ってくれたこと自体は、本当に、すごく嬉しかったんです。私もいつかは幸希さんと結婚出来たらいいな、って思ってます。でも今日はいろんなことがあって、展開に頭がついてゆけなくて……」
場もわきまえずに声を荒らげてしまったことを謝罪した。
「いいんだ、僕が悪かったんだから。篤樹が幸せそうだったんで、釣られて急ぎすぎてしまった」
幸希が優しく笑んで、花菜実の頭をそっとなでる。
彼女はほぅ、と息をつき、それからふと部屋の奥に目をやる。窓際にフラワースタンドが置かれており、そこに寄せ植えがあるのが見えた。
「あ、あれ……ビオラ、ですか?」
「そう」
柔らかな淡い色合いのビオラが他のグリーンとともに植えられていた。見ているとどこか心が癒やされる。
花菜実は、幸希が彼女をビオラに例えてくれたことを思い出した。
そして書棚と反対側の壁際に置かれた机には、コルクボードが壁に立てかけるように置かれ、そこには写真が幾枚か貼られていた。
「あ……」
すべて花菜実の写真だった。動物園で撮ったものを初め、今まで幸希が撮ってくれたものばかりだ。彼女のスマートフォンにも同じものが入っている。
「……あれ?」
その中の一枚だけ、花菜実には覚えのないものがあった。スマートフォンにも保存されていない写真だ。しかし、背景には見覚えがあった。
「え、これ……。ここ……ヴィラ・ベルザ……?」
ちなみの彼氏、野上の洋菓子店で撮影されたと思しき一枚だった。その中で、花菜実はケーキを口に入れて満足げに口元をほころばせていた。
「僕が花菜実のことを好きになった場所」
「え? どういうことですか?」
花菜実が目を丸くする。
「僕が花菜実と初めて出逢ったのは、ヴィラ・ベルザなんだよ」
「そ、そうなんですか?」
「実を言うと、あの店が入っている建物は、僕が所有しているビルで、野上さんは僕の大学の先輩なんだ」
そこまで聞き、花菜実ははたと動きを止めた。記憶の奥底で何かが燻っている。それを掘り起こし、引っ張り出そうとする。
「……あれ」
「花菜実?」
「……もしかして、私、幸希さんに会釈したりしました?」
「やっと思い出した?」
「……あぁ! あの時の!」
花菜実が以前ちなみと一緒にイートインした時、いつものように彼女たちのテーブルに野上が来た。ちょうど他に客がいないタイミングだったので、軽く話をしていると、扉が開き、長身の男性が入って来た。
『野上さん』
そう声をかけられた野上は、花菜実たちに会釈をしてその客の元へと行った。その時、たまたまその男性と目が合った花菜実は、そのまま顔を逸らせるのも忍びなく、軽く頭を下げたのだ。その時に、
『イケメンの周りにはイケメンが集まるのかしら……』
という感想を抱いたが、その後はちなみとの話に熱中していたので、彼のことはすぐに頭から抜けてしまった。
そして今の今まですっかり忘れていたのだが、確かに幸希だったと、花菜実は思い出した。
「す、すみません……覚えてなくって……」
「いいんだ、そこが花菜実らしくていい。その後、僕は野上さんと話をするために厨房に入ったんだが、そこからずっと君の姿が見えていた」
ベルザはイートインスペースの一部から、ガラス張りの厨房を見ることが出来る。いつもちなみが野上目当てにそこに座っていたので、当然厨房の中からも花菜実たちを見ることが出来るわけで。
「前に僕は花菜実に一目惚れしたと言ったけれど、正確には違うんだ。ただ、初めて逢ったその日に好きになったのは間違いないから、あえてそう伝えたけれど」
「見られていたんですか……何だか恥ずかしいですね」
花菜実がはにかんだ。
「少し話が長くなるけれど、聞いてほしい」
そう言って幸希は花菜実を部屋の中ほどにあるソファに座らせ、自分はその隣に腰を下ろした。
「物心ついた頃から、僕の周りには母親の愛情以外のすべてがあった。その母親の愛情でさえ、小学五年生の時には手に入った。だから、僕は欲というものが希薄で、心の底から何かを欲しいと思ったことがなかったんだ」
願わなくてもあったから――幸希が静やかに語る。
「大人になってもそれはあまり変わらなくて。ただ、勉強や知識だけは向こうからやって来てはくれなかったから、それだけは一生懸命にこなしてきた」
何もせずとも親から受け継がれた財産、お願いしたわけではないのに周りを取り巻いた人間たち――もちろん、その中には女性も多くいた。
「今までつきあってきた女性たちは、彼女たちが欲しがるものを僕が与えるのは当然だと思っていたし、僕も何も考えずにそうしてきた」
あれがほしい、これがほしい。
ああしてほしい、こうしてほしい。
「――笑いながらねだってくる彼女たちに、僕は違和感を、時には嫌悪感すら覚えずにいられなかった。でもその正体が分からなくて、釈然としないままつきあいを続けてきた」
してもらいたいと願う女性に対し、それに応えてあげたいという気持ちがまったく湧いてこなかった。そして自分も女性に対して何かをしてほしいということがなくて。
こんな風に双方の想いがちぐはぐだったのは、自分に欲がないせいだと思っていたそうだ。
「そんな時、ヴィラ・ベルザへ行って、花菜実と出逢ったんだ」
ベルザの厨房から見えた花菜実は、ちなみと談笑していた。コロコロとその表情を変え、全身からとりどりの音符を弾ませて楽しそうに話し、そしてちなみの話を聞く時には、相手からの言葉の一つ一つを漏らすまいと身を乗り出してうなずいていたそうだ。
「話の内容は全然聞こえないのに、見ていてこちらまで楽しくなったよ」
幸希が笑って言った。
そし彼女たちの話が一段落着いたように見えたそして次の刹那――ストロベリーミルフィーユをひとくち口に入れた花菜実のとろけそうな笑顔に、頭を殴られたような衝撃を受けたそうだ。
「その時の花菜実の笑顔は、今までつきあってきた女性たちのとはあまりにも違いすぎていた。すごく眩しくて、心臓が掴まれたように痛くなったんだ」
同時に、今まで感じていた違和の正体が分かったそうだ。
「――今までつきあってきた女性たちの笑顔が、皆一様に、実母の笑った顔と似ていたことに気がついた」
遠い昔に何度も目の当たりにしてきたせせら笑い。そこに存在する歪み――幸希の心の奥底に沈んでいた澱がすべて、そこで浮き上がってきた。
どれだけ好意を寄せられても踏み込めなかった。
相手に何かをしてあげたいと思うことがなかった。
実母のようにどこか歪な要素を孕んだ笑みを湛える女性たちに、想いなど返せるはずもなかった。
「僕は、実母のことでトラウマを抱えているのは弟だけで、僕自身は平気だと思っていた。けれど――」
幸希もまた、心の中に結構根深い傷を負っていたのだと、その時はっきり気づいたそうだ。
「花菜実の無邪気で可愛らしい笑顔に、昔のトラウマを自覚させられるとは思わなかったよ。……けど同時に、強烈に花菜実のことが欲しいと思った。つい写真まで撮ってしまって……そんなことは生まれて初めてだった」
幸希はそこまでで言葉を一旦区切った。そして花菜実の頭をなでた後、その手をそっと頬に滑らせ、
「――花菜実は、僕の初恋なんだ」
凪いだ海のように穏やかな笑顔でもって、そう告げた。
幸希が花菜実の手を引いて自室に連れて行こうとすると、咲がくちびるを尖らせた。
「花菜実に大切な話があるんだ。おまえに邪魔されたくないからな」
「お兄ちゃんのケチー」
「咲ちゃん、また後で……ね?」
花菜実が笑って手を振った。
「花菜実、本当にすごいな。あの咲を一瞬にして丸め込むとか」
階段を上がりながら、幸希は今だ驚きを帯びたままでいるようだ。
あれから十五分ほどの間、咲は花菜実にべったりで、まるで園児のようだった。両親も兄たちも咲の変わりように驚いていたが、依里佳だけは、
『どうりで翔があれだけ懐くわけだぁ……いいなぁ……』
と、苦笑していた。
その後幸希が「花菜実に話がある」と言い出し、咲の抗議などおかまいなしに、花菜実を客間から連れ出したのだった。
「あはは、そうですね。変な言い方ですけど、中学生までならほぼ百パーセント、手懐けられます」
「だから、家に来る途中、妙にのんきだったんだな。……と、ここが僕の部屋」
幸希がドアノブに手をかけた。
「わ、広いお部屋ですね……」
花菜実の部屋が二つは入ってしまうほど、広々とした部屋。一つの壁際は一面書棚になっており、本がぎっしりと並んでいた。それは小説や図鑑、実用書や雑誌、漫画など多岐に渡っている。
「幸希さん、読書家なんですねぇ」
「そうだな、本を読むのは好きだった」
「だった? 今は違うんですか?」
幸希の言葉が過去形だったので、少し引っかかった。
「花菜実を好きになってから、読書なんて忘れてた」
「……」
「かれこれもう一ヶ月以上、本を読んでいない。こんなことは生まれて初めてだ」
照れくさくて、思わずうつむく。少しして、おずおずと顔を上げると、
「あの……さっきは、ご家族の前で怒っちゃったりしてごめんなさい。幸希さんが私と結婚したい、って言ってくれたこと自体は、本当に、すごく嬉しかったんです。私もいつかは幸希さんと結婚出来たらいいな、って思ってます。でも今日はいろんなことがあって、展開に頭がついてゆけなくて……」
場もわきまえずに声を荒らげてしまったことを謝罪した。
「いいんだ、僕が悪かったんだから。篤樹が幸せそうだったんで、釣られて急ぎすぎてしまった」
幸希が優しく笑んで、花菜実の頭をそっとなでる。
彼女はほぅ、と息をつき、それからふと部屋の奥に目をやる。窓際にフラワースタンドが置かれており、そこに寄せ植えがあるのが見えた。
「あ、あれ……ビオラ、ですか?」
「そう」
柔らかな淡い色合いのビオラが他のグリーンとともに植えられていた。見ているとどこか心が癒やされる。
花菜実は、幸希が彼女をビオラに例えてくれたことを思い出した。
そして書棚と反対側の壁際に置かれた机には、コルクボードが壁に立てかけるように置かれ、そこには写真が幾枚か貼られていた。
「あ……」
すべて花菜実の写真だった。動物園で撮ったものを初め、今まで幸希が撮ってくれたものばかりだ。彼女のスマートフォンにも同じものが入っている。
「……あれ?」
その中の一枚だけ、花菜実には覚えのないものがあった。スマートフォンにも保存されていない写真だ。しかし、背景には見覚えがあった。
「え、これ……。ここ……ヴィラ・ベルザ……?」
ちなみの彼氏、野上の洋菓子店で撮影されたと思しき一枚だった。その中で、花菜実はケーキを口に入れて満足げに口元をほころばせていた。
「僕が花菜実のことを好きになった場所」
「え? どういうことですか?」
花菜実が目を丸くする。
「僕が花菜実と初めて出逢ったのは、ヴィラ・ベルザなんだよ」
「そ、そうなんですか?」
「実を言うと、あの店が入っている建物は、僕が所有しているビルで、野上さんは僕の大学の先輩なんだ」
そこまで聞き、花菜実ははたと動きを止めた。記憶の奥底で何かが燻っている。それを掘り起こし、引っ張り出そうとする。
「……あれ」
「花菜実?」
「……もしかして、私、幸希さんに会釈したりしました?」
「やっと思い出した?」
「……あぁ! あの時の!」
花菜実が以前ちなみと一緒にイートインした時、いつものように彼女たちのテーブルに野上が来た。ちょうど他に客がいないタイミングだったので、軽く話をしていると、扉が開き、長身の男性が入って来た。
『野上さん』
そう声をかけられた野上は、花菜実たちに会釈をしてその客の元へと行った。その時、たまたまその男性と目が合った花菜実は、そのまま顔を逸らせるのも忍びなく、軽く頭を下げたのだ。その時に、
『イケメンの周りにはイケメンが集まるのかしら……』
という感想を抱いたが、その後はちなみとの話に熱中していたので、彼のことはすぐに頭から抜けてしまった。
そして今の今まですっかり忘れていたのだが、確かに幸希だったと、花菜実は思い出した。
「す、すみません……覚えてなくって……」
「いいんだ、そこが花菜実らしくていい。その後、僕は野上さんと話をするために厨房に入ったんだが、そこからずっと君の姿が見えていた」
ベルザはイートインスペースの一部から、ガラス張りの厨房を見ることが出来る。いつもちなみが野上目当てにそこに座っていたので、当然厨房の中からも花菜実たちを見ることが出来るわけで。
「前に僕は花菜実に一目惚れしたと言ったけれど、正確には違うんだ。ただ、初めて逢ったその日に好きになったのは間違いないから、あえてそう伝えたけれど」
「見られていたんですか……何だか恥ずかしいですね」
花菜実がはにかんだ。
「少し話が長くなるけれど、聞いてほしい」
そう言って幸希は花菜実を部屋の中ほどにあるソファに座らせ、自分はその隣に腰を下ろした。
「物心ついた頃から、僕の周りには母親の愛情以外のすべてがあった。その母親の愛情でさえ、小学五年生の時には手に入った。だから、僕は欲というものが希薄で、心の底から何かを欲しいと思ったことがなかったんだ」
願わなくてもあったから――幸希が静やかに語る。
「大人になってもそれはあまり変わらなくて。ただ、勉強や知識だけは向こうからやって来てはくれなかったから、それだけは一生懸命にこなしてきた」
何もせずとも親から受け継がれた財産、お願いしたわけではないのに周りを取り巻いた人間たち――もちろん、その中には女性も多くいた。
「今までつきあってきた女性たちは、彼女たちが欲しがるものを僕が与えるのは当然だと思っていたし、僕も何も考えずにそうしてきた」
あれがほしい、これがほしい。
ああしてほしい、こうしてほしい。
「――笑いながらねだってくる彼女たちに、僕は違和感を、時には嫌悪感すら覚えずにいられなかった。でもその正体が分からなくて、釈然としないままつきあいを続けてきた」
してもらいたいと願う女性に対し、それに応えてあげたいという気持ちがまったく湧いてこなかった。そして自分も女性に対して何かをしてほしいということがなくて。
こんな風に双方の想いがちぐはぐだったのは、自分に欲がないせいだと思っていたそうだ。
「そんな時、ヴィラ・ベルザへ行って、花菜実と出逢ったんだ」
ベルザの厨房から見えた花菜実は、ちなみと談笑していた。コロコロとその表情を変え、全身からとりどりの音符を弾ませて楽しそうに話し、そしてちなみの話を聞く時には、相手からの言葉の一つ一つを漏らすまいと身を乗り出してうなずいていたそうだ。
「話の内容は全然聞こえないのに、見ていてこちらまで楽しくなったよ」
幸希が笑って言った。
そし彼女たちの話が一段落着いたように見えたそして次の刹那――ストロベリーミルフィーユをひとくち口に入れた花菜実のとろけそうな笑顔に、頭を殴られたような衝撃を受けたそうだ。
「その時の花菜実の笑顔は、今までつきあってきた女性たちのとはあまりにも違いすぎていた。すごく眩しくて、心臓が掴まれたように痛くなったんだ」
同時に、今まで感じていた違和の正体が分かったそうだ。
「――今までつきあってきた女性たちの笑顔が、皆一様に、実母の笑った顔と似ていたことに気がついた」
遠い昔に何度も目の当たりにしてきたせせら笑い。そこに存在する歪み――幸希の心の奥底に沈んでいた澱がすべて、そこで浮き上がってきた。
どれだけ好意を寄せられても踏み込めなかった。
相手に何かをしてあげたいと思うことがなかった。
実母のようにどこか歪な要素を孕んだ笑みを湛える女性たちに、想いなど返せるはずもなかった。
「僕は、実母のことでトラウマを抱えているのは弟だけで、僕自身は平気だと思っていた。けれど――」
幸希もまた、心の中に結構根深い傷を負っていたのだと、その時はっきり気づいたそうだ。
「花菜実の無邪気で可愛らしい笑顔に、昔のトラウマを自覚させられるとは思わなかったよ。……けど同時に、強烈に花菜実のことが欲しいと思った。つい写真まで撮ってしまって……そんなことは生まれて初めてだった」
幸希はそこまでで言葉を一旦区切った。そして花菜実の頭をなでた後、その手をそっと頬に滑らせ、
「――花菜実は、僕の初恋なんだ」
凪いだ海のように穏やかな笑顔でもって、そう告げた。
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