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53話(終)
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「花菜実、水科さんが外で待ってるみたいだよ」
花菜実が更衣室で着替えていると、ドアのところで声をかけられた。朋夏がニヤニヤしながら彼女の様子をうかがっている。
「え……ほんと?」
「門のところに立ってるって。早く行ってあげな」
「あ、ありがとう……」
花菜実は急いで身支度を整え、そしてバッグの中から指輪を取り出して左の薬指につけた。幸希が贈ってくれた婚約指輪だ。保育中は園児をケガさせてはいけないと外しているが、さすがに彼が待っていると分かってはつけ忘れるわけにはいかない。部屋の灯りを受けてキラキラと輝くダイヤモンドに目を落として微笑むと、花菜実は『お先に失礼します』のひとこととともに、職員室を出た。
門まで行くと、朋夏が言っていた通り幸希が立っていた。
(ほんとにいるんだから、もう……)
嬉しくもあり、呆れてもいる。なんだか複雑な気持ちで苦笑いするしかない。
「花菜実、お疲れさま」
「幸希さん? 幼稚園には来ないで、って言いましたよね?」
「早く花菜実の顔が見たかったんだ」
花菜実がわざとらしいほどに頬をふくらませてみせても、幸希は悪びれることなく、いつものようにきれいな笑顔で彼女を迎えた。毎週とは言わないが、相変わらず金曜日にはこうして花菜実を迎えに来ることが多い。
『僕が金曜日に時間を作るために、月曜日から木曜日までどれだけ仕事を頑張っているか。花菜実に見せたいよ』
何度たしなめようとしても、こう言ってかわされてしまう。そして自分に会うためにそうしてくれているのだと思うと、花菜実も何も言えなくなってしまうのだ。確かに月曜日から木曜日まではかなり忙しくしているらしく、最近はほとんど実家に帰ることがないそうだ。ずっと桜浜のマンションで寝泊まりしているらしい。
『お兄ちゃんが全然帰って来てくれないの! なみちゃんからもお兄ちゃんに言ってよぉ』
咲からもそう泣きつかれてしまったけれど、花菜実にはどうすることも出来ず、体調管理だけはしっかりしてほしいとはお願いした。
「私だって早く会いたいと思ってたけど……でも、合鍵渡してあるんですから、部屋で待っててください。他の先生にいつもからかわれるんだから、もう」
「今日は特別。……こうして花菜実を迎えに来るのも、今日で最後だと思うし……多分」
「……そうですけど」
くちびるを尖らせる花菜実を横目に見て、幸希はとっておきの言葉を口にした。
「――花菜実が気にしてた【パティスリー・ササイ】のケーキ買って来たけど?」
「えっ」
彼の言葉を聞いた花菜実の瞳に光が点った。
大阪に本店がある洋菓子店が、先日桜浜駅近くに支店を出した。そこのケーキが食べたいと花菜実が言っていたのを幸希は覚えていて、彼女のために会社帰りに買って来てくれたのだ。
「ショートケーキとシュークリームと、フルーツタルト」
彼女が初めての店でトライする三種類を漏らさず購入しているあたり、よく分かっている。
嬉しいけれど、少しだけ悔しい――でもやっぱりすごく嬉しくて。
「……ほんと?」
おずおずと幸希の顔を覗き込むと、優しい笑みを返された。
「冷蔵庫に入れてあるよ」
「じゃあ早く帰りましょう」
瞳にキラキラをまとった花菜実の足取りが急に軽くなる。
「明日引っ越しだから、今日中に食べないといけないな」
「大丈夫です、一つは明日の朝ご飯にとっておきます」
三月下旬――大学を卒業してから二年間住んでいたアパートとも、明日でお別れだ。
結婚するにあたり、花菜実の仕事をどうするか二人で話し合った。幸希のことを考えたら辞めるべきだと思ったのだが、彼は『花菜実が続けたいなら続けていいよ』と言ってくれたので、とりあえず一年間は続けることにした。
来年度、花菜実は年長組を受け持つことになったのだが、卒園式で卒園生の担任が袴を着用することを知った幸希が、
『ということは、翔くんの卒園式に行くという体で花菜実の袴姿を見ることが出来るんだな』
と、目を輝かせていた。
そんなわけで、二人は当面の住まいを幼稚園の最寄り駅である北名吉近辺で探していたのだが、条件に合う物件がなかなか見つからなかった。そんな時、幸希の弟・篤樹が住むマンションに空きが出たと聞き、内見に赴いたところ、築年数、間取り、セキュリティ面などにも問題がなかったので、そこに決めた。幸い篤樹の部屋とは階数が違ったので、さほど気まずい思いをすることもないだろうと判断したのだ。
花菜実の今のアパートに比べると幼稚園へは少し遠くなるが、駅からは割と近いので幸希の出勤にも比較的便利だし、彼女が幼稚園に勤務している間はそこで暮らすことになった。
桜浜のマンションはもちろんそのままだ。週末を過ごすこともあるだろうし、幸希の仕事がどうしても忙しい時は泊まることにもなる。花菜実が幼稚園を退職すれば、そこに転居することにもなっている。
そしてゆくゆくは水科の実家で暮らすことになるだろう――でもそれはずっと先だ。しばらくは二人きりで過ごしたいという、彼の強い希望である。
幸希は先週、篤樹を巻き込んで一足先に自分の引っ越しを終えた。後は花菜実が越してくるのを待つばかりで、明日も弟をこき使う気まんまんだった。
花菜実がバッグから自転車のキーを出すと、幸希はそれをヒョイと摘み上げて解錠した。そして手慣れた様子でそれを押し始める。
「明日、引っ越しが終わったら婚姻届を出しに行こう」
「はい」
「……【織田】じゃなくなるの、淋しい?」
幸希が穏やかな声音で問う。
「ん……淋しくない、って言ったら嘘になるけど……でも嬉しいです、水科花菜実になれるの」
結局、花菜実の敬語は未だに抜けきっていない。幸希が何度言っても本人がこちらの方が楽だと言って聞かないので、彼はついにお願いするのを諦めてしまった。結婚後、自然に直るのを待つことにしたようだ。
婚姻届はすでに用意してある。証人の欄は篤樹と依里佳に記入してもらった。逆に彼らのそれには幸希と花菜実の署名がなされている。
「――幸希さん、気づいてました? 私の名前、全部植物に関する漢字なの。……だから水が必要なんですよ?」
嬉しそうにそう告げ、花菜実は幸希を見上げる。彼は釣られたようにその表情を甘く溶かして。
「花菜実」
立ち止まり、彼女の名を呼んだ。
「はい?」
「僕が初めてここで花菜実に話しかけた日のこと、覚えている?」
もちろん覚えてるに決まっている。
白い輸入車からいきなり降りてきて、突拍子もないことを言い出したのだ。それに対して用心深く返事をすれば、幸希は助詞がどうのと言って笑った。
「今になって考えると、あの時の幸希さんはただの怪しい人でしたね」
花菜実がクスクスと笑みをこぼす。
けれど、あの時幸希が声をかけてくれなければ、今の二人はなかったし、花菜実がこんなにも幸せを感じることもなかった。
二人の物語は、あの日から始まったのだ。
「――もし今、僕があの時と同じことを言ったら、花菜実は何て答えてくれる?」
「言ってみたらどうですか?」
花菜実が悪戯っぽく口角を上げると、幸希は自転車のスタンドを立て、彼女の前へ進み出る。そしてその瞳を捉えたまま、静かに呼びかけた。
「織田花菜実さん」
「……はい」
「僕とつきあってほしい」
彼の双眸の奥には、あの時よりももっともっと甘い感情が宿っている。花菜実はそれを全身で感じながら――
「――あなたとなら、どこへでも」
綿菓子みたいにふわふわでとろけそうな笑みを湛え、ありったけの愛情を込めてそう伝えた。幸希はどこか眩しそうに目を細め、そして――
「……助詞が【と】なのに、その返事はおかしい」
やっぱり笑ってそう言ったのだった。
(終)
花菜実が更衣室で着替えていると、ドアのところで声をかけられた。朋夏がニヤニヤしながら彼女の様子をうかがっている。
「え……ほんと?」
「門のところに立ってるって。早く行ってあげな」
「あ、ありがとう……」
花菜実は急いで身支度を整え、そしてバッグの中から指輪を取り出して左の薬指につけた。幸希が贈ってくれた婚約指輪だ。保育中は園児をケガさせてはいけないと外しているが、さすがに彼が待っていると分かってはつけ忘れるわけにはいかない。部屋の灯りを受けてキラキラと輝くダイヤモンドに目を落として微笑むと、花菜実は『お先に失礼します』のひとこととともに、職員室を出た。
門まで行くと、朋夏が言っていた通り幸希が立っていた。
(ほんとにいるんだから、もう……)
嬉しくもあり、呆れてもいる。なんだか複雑な気持ちで苦笑いするしかない。
「花菜実、お疲れさま」
「幸希さん? 幼稚園には来ないで、って言いましたよね?」
「早く花菜実の顔が見たかったんだ」
花菜実がわざとらしいほどに頬をふくらませてみせても、幸希は悪びれることなく、いつものようにきれいな笑顔で彼女を迎えた。毎週とは言わないが、相変わらず金曜日にはこうして花菜実を迎えに来ることが多い。
『僕が金曜日に時間を作るために、月曜日から木曜日までどれだけ仕事を頑張っているか。花菜実に見せたいよ』
何度たしなめようとしても、こう言ってかわされてしまう。そして自分に会うためにそうしてくれているのだと思うと、花菜実も何も言えなくなってしまうのだ。確かに月曜日から木曜日まではかなり忙しくしているらしく、最近はほとんど実家に帰ることがないそうだ。ずっと桜浜のマンションで寝泊まりしているらしい。
『お兄ちゃんが全然帰って来てくれないの! なみちゃんからもお兄ちゃんに言ってよぉ』
咲からもそう泣きつかれてしまったけれど、花菜実にはどうすることも出来ず、体調管理だけはしっかりしてほしいとはお願いした。
「私だって早く会いたいと思ってたけど……でも、合鍵渡してあるんですから、部屋で待っててください。他の先生にいつもからかわれるんだから、もう」
「今日は特別。……こうして花菜実を迎えに来るのも、今日で最後だと思うし……多分」
「……そうですけど」
くちびるを尖らせる花菜実を横目に見て、幸希はとっておきの言葉を口にした。
「――花菜実が気にしてた【パティスリー・ササイ】のケーキ買って来たけど?」
「えっ」
彼の言葉を聞いた花菜実の瞳に光が点った。
大阪に本店がある洋菓子店が、先日桜浜駅近くに支店を出した。そこのケーキが食べたいと花菜実が言っていたのを幸希は覚えていて、彼女のために会社帰りに買って来てくれたのだ。
「ショートケーキとシュークリームと、フルーツタルト」
彼女が初めての店でトライする三種類を漏らさず購入しているあたり、よく分かっている。
嬉しいけれど、少しだけ悔しい――でもやっぱりすごく嬉しくて。
「……ほんと?」
おずおずと幸希の顔を覗き込むと、優しい笑みを返された。
「冷蔵庫に入れてあるよ」
「じゃあ早く帰りましょう」
瞳にキラキラをまとった花菜実の足取りが急に軽くなる。
「明日引っ越しだから、今日中に食べないといけないな」
「大丈夫です、一つは明日の朝ご飯にとっておきます」
三月下旬――大学を卒業してから二年間住んでいたアパートとも、明日でお別れだ。
結婚するにあたり、花菜実の仕事をどうするか二人で話し合った。幸希のことを考えたら辞めるべきだと思ったのだが、彼は『花菜実が続けたいなら続けていいよ』と言ってくれたので、とりあえず一年間は続けることにした。
来年度、花菜実は年長組を受け持つことになったのだが、卒園式で卒園生の担任が袴を着用することを知った幸希が、
『ということは、翔くんの卒園式に行くという体で花菜実の袴姿を見ることが出来るんだな』
と、目を輝かせていた。
そんなわけで、二人は当面の住まいを幼稚園の最寄り駅である北名吉近辺で探していたのだが、条件に合う物件がなかなか見つからなかった。そんな時、幸希の弟・篤樹が住むマンションに空きが出たと聞き、内見に赴いたところ、築年数、間取り、セキュリティ面などにも問題がなかったので、そこに決めた。幸い篤樹の部屋とは階数が違ったので、さほど気まずい思いをすることもないだろうと判断したのだ。
花菜実の今のアパートに比べると幼稚園へは少し遠くなるが、駅からは割と近いので幸希の出勤にも比較的便利だし、彼女が幼稚園に勤務している間はそこで暮らすことになった。
桜浜のマンションはもちろんそのままだ。週末を過ごすこともあるだろうし、幸希の仕事がどうしても忙しい時は泊まることにもなる。花菜実が幼稚園を退職すれば、そこに転居することにもなっている。
そしてゆくゆくは水科の実家で暮らすことになるだろう――でもそれはずっと先だ。しばらくは二人きりで過ごしたいという、彼の強い希望である。
幸希は先週、篤樹を巻き込んで一足先に自分の引っ越しを終えた。後は花菜実が越してくるのを待つばかりで、明日も弟をこき使う気まんまんだった。
花菜実がバッグから自転車のキーを出すと、幸希はそれをヒョイと摘み上げて解錠した。そして手慣れた様子でそれを押し始める。
「明日、引っ越しが終わったら婚姻届を出しに行こう」
「はい」
「……【織田】じゃなくなるの、淋しい?」
幸希が穏やかな声音で問う。
「ん……淋しくない、って言ったら嘘になるけど……でも嬉しいです、水科花菜実になれるの」
結局、花菜実の敬語は未だに抜けきっていない。幸希が何度言っても本人がこちらの方が楽だと言って聞かないので、彼はついにお願いするのを諦めてしまった。結婚後、自然に直るのを待つことにしたようだ。
婚姻届はすでに用意してある。証人の欄は篤樹と依里佳に記入してもらった。逆に彼らのそれには幸希と花菜実の署名がなされている。
「――幸希さん、気づいてました? 私の名前、全部植物に関する漢字なの。……だから水が必要なんですよ?」
嬉しそうにそう告げ、花菜実は幸希を見上げる。彼は釣られたようにその表情を甘く溶かして。
「花菜実」
立ち止まり、彼女の名を呼んだ。
「はい?」
「僕が初めてここで花菜実に話しかけた日のこと、覚えている?」
もちろん覚えてるに決まっている。
白い輸入車からいきなり降りてきて、突拍子もないことを言い出したのだ。それに対して用心深く返事をすれば、幸希は助詞がどうのと言って笑った。
「今になって考えると、あの時の幸希さんはただの怪しい人でしたね」
花菜実がクスクスと笑みをこぼす。
けれど、あの時幸希が声をかけてくれなければ、今の二人はなかったし、花菜実がこんなにも幸せを感じることもなかった。
二人の物語は、あの日から始まったのだ。
「――もし今、僕があの時と同じことを言ったら、花菜実は何て答えてくれる?」
「言ってみたらどうですか?」
花菜実が悪戯っぽく口角を上げると、幸希は自転車のスタンドを立て、彼女の前へ進み出る。そしてその瞳を捉えたまま、静かに呼びかけた。
「織田花菜実さん」
「……はい」
「僕とつきあってほしい」
彼の双眸の奥には、あの時よりももっともっと甘い感情が宿っている。花菜実はそれを全身で感じながら――
「――あなたとなら、どこへでも」
綿菓子みたいにふわふわでとろけそうな笑みを湛え、ありったけの愛情を込めてそう伝えた。幸希はどこか眩しそうに目を細め、そして――
「……助詞が【と】なのに、その返事はおかしい」
やっぱり笑ってそう言ったのだった。
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