18 / 32
第三章
第17話:悲しい現実
しおりを挟む
【注意】この回は子どもへの犯罪の描写があります。お気をつけください。
***
新兵衛の就職について、頭を悩ませて数日が経つ。
「肉体労働は絶対に無理なタイプだよねぇ……」
新兵衛は太ってはいない。むしろ細くてヒョロヒョロしている。元の時代でも、ちゃんとした仕事をしていたわけではなさそうだし、とてもではないが、一日もたないのではないかと思う。
「かと言って、普通の会社員なんてもっと無理だと思うし……」
案内所の生活支援プログラムをきちんと受けてくれれば、ある程度の会社で働けるようにはなるが、新兵衛にはそれすら期待できない。
「正直、新兵衛さんに一番向いているのは、ヒモ! それしか思い浮かびません!」
智恵は諏訪原に向かって愚痴を吐く。もう半分ヤケクソだ。
「智恵くん、辛辣だねぇ」
「だって新兵衛さんって、どう考えてもダメンズじゃないですか。こうなったら、若いイケメン好きのセレブ熟女に養ってもらうのが、一番手っ取り早いですよ」
新兵衛ときたら、プログラムはサボるわ、金を持たせればスイーツの食べ歩きばかりしているわで、ある意味ではこの世界に馴染みきっているのだが、社会人としては失格の烙印を押さざるを得ない。
智恵が「真面目にやってくださーい!」と、何度も説得を試みている。しかし『暖簾に腕押し』ということわざが、これほど似合う男もそうはいない。
『だーいじょうぶだって。甘い物食った後はちゃんとすぽおつじむ? とやらに通って、運動してるからよ』
的外れな言葉を返しては、ヘラヘラと笑って去っていくのだ。
唯一の救いは、新兵衛は意外にもギャンブルには興味がないらしく、金をそこに注ぎ込んだりはしないところだろうか。
それを抜きにしても、ダメンズの才能に満ちあふれすぎているのだが。
「智恵くん……あまりに悩みすぎて、思想が危なくなってきてるよ」
「えぇ、えぇ……私じゃもう無理です。誰かあの人を真人間にしてくれないですかね……」
ゴツン、とデスクに頭を乗せた智恵は、口から魂が飛び出ているような顔をしてブツブツと呟いた。
「あの……お智恵ちゃん、ちょっといい?」
静かな声で呼ばれ、顔を向ければ、そこには幽霊三人娘が立っていた。とは言っても、足はないのだが。
「あ……はい、どうしました?」
智恵は身体を起こし、彼女たちを見た。どうも様子がおかしい。いつもならもっと、突き抜けた明るさでもって「お智恵ちゃん! 聞いてちょうだいよぉ~」なんて、言ってくるのに。
「あのね、この子の話を聞いてやってほしいんだわ」
お菊が自分の後ろに目をやると、そこから出てきたのは、小学生くらいの少年……の、幽霊だった。
智恵と三人娘と少年は、カウンセリングルームで向き合っていた。
「私たちね、今日は少し遠出をしてみたの。散策をしていたら、とある家の前にこの子が立っていたのよ」
「小さな男の子の幽霊なんて、どう考えてもワケありに決まってるじゃない? だから、お話を聞いたわけ」
「そしたらね……この子、現世ではまだ『行方不明』扱いなんだって」
「えぇ……それって……」
智恵は口籠もらせて少年を見た。タケルと名乗ったその子は小学二年生だという。
智恵がスマートフォンで『小学生の行方不明事件』を検索すると、東京某区の住宅街で、小学二年生の少年が行方不明だというネットニュースがヒットした。
名前は、山下尊。ある日、学校の帰りに忽然と姿を消してしまったそうだ。半年ほど前のことだ。
警察が捜査をしたものの、未だに行方知れずらしい。
確かに半年前、ニュースで大々的に報道されていた気がする。智恵の中にも、わずかにその事件の記憶が残っていた。
そのタケルが今、智恵の目の前にいる――幽霊として。
ということは、彼はもう亡くなっているのだ。
(こんなに小さな子が……可哀想に……)
智恵の胸が、締めつけられるように痛くなった。
「お智恵ちゃん、タケルちゃんね、自分を殺した犯人を知ってるんですって」
「えぇっ! ……タケルくん、本当に?」
タケルの顔を覗き込むと、こくん、と頷いた。犯人がいる、ということは、他殺事件ではないか。
「ミキちゃんの……お父さん……」
ごくごく小さな声で呟かれた言葉が、智恵の胸を刺す。
「それって、お友達のお父さん、ってこと……?」
タケルはふたたび頷いた。
「そのおミキちゃん、って子は、ご近所に住んでいる大きな家の子らしいのよ」
「私たち、その家を見てきたけど、いかにもセレブ、って感じのお宅だったわよ」
「しかも、家族は仲が良さそうだったの。人殺しにはとても見えなかったんだよね……」
お露たちは、心痛な面持ちでタケルの頭を撫でている。
こんな小さな子が、成仏もできずにいるのだ。嘘などつくはずがないだろう。
つまりタケルは、友人の父親に殺されたということになる。
(どうしよう……こんなこと、私一人じゃ……)
「――お岩さん、湊さんを呼んできてもらっていいですか? 諏訪原さんは今日お休みなので」
「分かったわ」
お岩が湊を呼びに行くと、彼はすぐに来てくれた。そして智恵の隣に腰を下ろす。ざっくりと事情を聞いたようで、湊は真面目な顔で、タケル少年の頭を撫でた。
「大変だったな」
大きく温かな手で撫でられたためか、タケルは「うっ、うう…ひっく……っ」と嗚咽を漏らし、大粒の涙を流した。
智恵たちは、タケルが泣き止むのを待つ。泣き声はしばらく続き、智恵はその間、湊が少年の頭を撫で続けているのを潤んだ瞳で見つめていた。
少しして落ち着いた少年に、湊が問う。
「ミキちゃんのお父さんに、痛いことをされたのか? 怖かったら全部言わなくてもいいから、話せることだけ、お兄さんたちに教えてくれないか?」
優しげに笑う湊に、タケルはすん、と鼻を鳴らした後、口を開いた。
「あのね……僕んち、ハッピーっていう犬を飼っていたの。でもいなくなっちゃって……」
タケルの家には、外飼いの雑種犬がいたそうだ。彼が赤ちゃんの頃から家にいたので、兄弟のように仲良しだった。
しかしある日、ハッピーは首輪が抜けていなくなってしまった。
それを悲しんだタケルは、大切な愛犬を探しに、夜中に家を抜け出してしまう。
家から徒歩十分ほどのところに、木々が生い茂っている空き地があるのだが、そこで見てしまったそうだ――男が、猫や犬を殺しているのを。
しかもタケルが現場を目撃しているのを、相手の男も気づいてしまった。それが、友人の父親だったというわけだ。
タケルは一目散に逃げ、自分の部屋のベッドに潜り込んだ。凄惨な場面が脳裏にこびりつき、忘れられなかったという。
翌日、学校に行きたくないと言ったものの、具合も悪くないのにそれは許されず、登校班の待ち合わせ場所に行くと、ミキが父に連れられ現れた。
タケルは怖くて怖くてたまらなくて、目を合わせられずにいた。すると、あろうことか、ミキの父親がタケルの前にやって来て。
『――タケルくん、ミキといつも仲良くしてくれて、ありがとうな』
と、にっこり笑った。タケルは震えながら頷いたという。
それからも、ことあるごとにミキの父はタケルに接触してきた。まるで見張っているように。
憔悴していくタケルに、両親は「学校でいじめられているの?」と尋ねるも、タケルは口を噤んだ。とても信じてもらそうにないからだ。
そして――ある放課後、学校から帰る途中、例の空き地の前で男が声をかけてきた。
『――タケルくんちのハッピー、保健所にいるらしいよ? 一緒にお迎えに行こう』
その日が、タケルの命日となった。
「酷い……」
タケルがつっかえつっかえしながら、なんとか話してくれた内容に、智恵は涙があふれそうになるのを堪えた。
この子の前では泣いてはいけないと、何度も目を瞬かせた。
しかし幽霊三人娘は遠慮もせずにダバダバと涙を流し、タケルを包むように抱きしめていた。
***
新兵衛の就職について、頭を悩ませて数日が経つ。
「肉体労働は絶対に無理なタイプだよねぇ……」
新兵衛は太ってはいない。むしろ細くてヒョロヒョロしている。元の時代でも、ちゃんとした仕事をしていたわけではなさそうだし、とてもではないが、一日もたないのではないかと思う。
「かと言って、普通の会社員なんてもっと無理だと思うし……」
案内所の生活支援プログラムをきちんと受けてくれれば、ある程度の会社で働けるようにはなるが、新兵衛にはそれすら期待できない。
「正直、新兵衛さんに一番向いているのは、ヒモ! それしか思い浮かびません!」
智恵は諏訪原に向かって愚痴を吐く。もう半分ヤケクソだ。
「智恵くん、辛辣だねぇ」
「だって新兵衛さんって、どう考えてもダメンズじゃないですか。こうなったら、若いイケメン好きのセレブ熟女に養ってもらうのが、一番手っ取り早いですよ」
新兵衛ときたら、プログラムはサボるわ、金を持たせればスイーツの食べ歩きばかりしているわで、ある意味ではこの世界に馴染みきっているのだが、社会人としては失格の烙印を押さざるを得ない。
智恵が「真面目にやってくださーい!」と、何度も説得を試みている。しかし『暖簾に腕押し』ということわざが、これほど似合う男もそうはいない。
『だーいじょうぶだって。甘い物食った後はちゃんとすぽおつじむ? とやらに通って、運動してるからよ』
的外れな言葉を返しては、ヘラヘラと笑って去っていくのだ。
唯一の救いは、新兵衛は意外にもギャンブルには興味がないらしく、金をそこに注ぎ込んだりはしないところだろうか。
それを抜きにしても、ダメンズの才能に満ちあふれすぎているのだが。
「智恵くん……あまりに悩みすぎて、思想が危なくなってきてるよ」
「えぇ、えぇ……私じゃもう無理です。誰かあの人を真人間にしてくれないですかね……」
ゴツン、とデスクに頭を乗せた智恵は、口から魂が飛び出ているような顔をしてブツブツと呟いた。
「あの……お智恵ちゃん、ちょっといい?」
静かな声で呼ばれ、顔を向ければ、そこには幽霊三人娘が立っていた。とは言っても、足はないのだが。
「あ……はい、どうしました?」
智恵は身体を起こし、彼女たちを見た。どうも様子がおかしい。いつもならもっと、突き抜けた明るさでもって「お智恵ちゃん! 聞いてちょうだいよぉ~」なんて、言ってくるのに。
「あのね、この子の話を聞いてやってほしいんだわ」
お菊が自分の後ろに目をやると、そこから出てきたのは、小学生くらいの少年……の、幽霊だった。
智恵と三人娘と少年は、カウンセリングルームで向き合っていた。
「私たちね、今日は少し遠出をしてみたの。散策をしていたら、とある家の前にこの子が立っていたのよ」
「小さな男の子の幽霊なんて、どう考えてもワケありに決まってるじゃない? だから、お話を聞いたわけ」
「そしたらね……この子、現世ではまだ『行方不明』扱いなんだって」
「えぇ……それって……」
智恵は口籠もらせて少年を見た。タケルと名乗ったその子は小学二年生だという。
智恵がスマートフォンで『小学生の行方不明事件』を検索すると、東京某区の住宅街で、小学二年生の少年が行方不明だというネットニュースがヒットした。
名前は、山下尊。ある日、学校の帰りに忽然と姿を消してしまったそうだ。半年ほど前のことだ。
警察が捜査をしたものの、未だに行方知れずらしい。
確かに半年前、ニュースで大々的に報道されていた気がする。智恵の中にも、わずかにその事件の記憶が残っていた。
そのタケルが今、智恵の目の前にいる――幽霊として。
ということは、彼はもう亡くなっているのだ。
(こんなに小さな子が……可哀想に……)
智恵の胸が、締めつけられるように痛くなった。
「お智恵ちゃん、タケルちゃんね、自分を殺した犯人を知ってるんですって」
「えぇっ! ……タケルくん、本当に?」
タケルの顔を覗き込むと、こくん、と頷いた。犯人がいる、ということは、他殺事件ではないか。
「ミキちゃんの……お父さん……」
ごくごく小さな声で呟かれた言葉が、智恵の胸を刺す。
「それって、お友達のお父さん、ってこと……?」
タケルはふたたび頷いた。
「そのおミキちゃん、って子は、ご近所に住んでいる大きな家の子らしいのよ」
「私たち、その家を見てきたけど、いかにもセレブ、って感じのお宅だったわよ」
「しかも、家族は仲が良さそうだったの。人殺しにはとても見えなかったんだよね……」
お露たちは、心痛な面持ちでタケルの頭を撫でている。
こんな小さな子が、成仏もできずにいるのだ。嘘などつくはずがないだろう。
つまりタケルは、友人の父親に殺されたということになる。
(どうしよう……こんなこと、私一人じゃ……)
「――お岩さん、湊さんを呼んできてもらっていいですか? 諏訪原さんは今日お休みなので」
「分かったわ」
お岩が湊を呼びに行くと、彼はすぐに来てくれた。そして智恵の隣に腰を下ろす。ざっくりと事情を聞いたようで、湊は真面目な顔で、タケル少年の頭を撫でた。
「大変だったな」
大きく温かな手で撫でられたためか、タケルは「うっ、うう…ひっく……っ」と嗚咽を漏らし、大粒の涙を流した。
智恵たちは、タケルが泣き止むのを待つ。泣き声はしばらく続き、智恵はその間、湊が少年の頭を撫で続けているのを潤んだ瞳で見つめていた。
少しして落ち着いた少年に、湊が問う。
「ミキちゃんのお父さんに、痛いことをされたのか? 怖かったら全部言わなくてもいいから、話せることだけ、お兄さんたちに教えてくれないか?」
優しげに笑う湊に、タケルはすん、と鼻を鳴らした後、口を開いた。
「あのね……僕んち、ハッピーっていう犬を飼っていたの。でもいなくなっちゃって……」
タケルの家には、外飼いの雑種犬がいたそうだ。彼が赤ちゃんの頃から家にいたので、兄弟のように仲良しだった。
しかしある日、ハッピーは首輪が抜けていなくなってしまった。
それを悲しんだタケルは、大切な愛犬を探しに、夜中に家を抜け出してしまう。
家から徒歩十分ほどのところに、木々が生い茂っている空き地があるのだが、そこで見てしまったそうだ――男が、猫や犬を殺しているのを。
しかもタケルが現場を目撃しているのを、相手の男も気づいてしまった。それが、友人の父親だったというわけだ。
タケルは一目散に逃げ、自分の部屋のベッドに潜り込んだ。凄惨な場面が脳裏にこびりつき、忘れられなかったという。
翌日、学校に行きたくないと言ったものの、具合も悪くないのにそれは許されず、登校班の待ち合わせ場所に行くと、ミキが父に連れられ現れた。
タケルは怖くて怖くてたまらなくて、目を合わせられずにいた。すると、あろうことか、ミキの父親がタケルの前にやって来て。
『――タケルくん、ミキといつも仲良くしてくれて、ありがとうな』
と、にっこり笑った。タケルは震えながら頷いたという。
それからも、ことあるごとにミキの父はタケルに接触してきた。まるで見張っているように。
憔悴していくタケルに、両親は「学校でいじめられているの?」と尋ねるも、タケルは口を噤んだ。とても信じてもらそうにないからだ。
そして――ある放課後、学校から帰る途中、例の空き地の前で男が声をかけてきた。
『――タケルくんちのハッピー、保健所にいるらしいよ? 一緒にお迎えに行こう』
その日が、タケルの命日となった。
「酷い……」
タケルがつっかえつっかえしながら、なんとか話してくれた内容に、智恵は涙があふれそうになるのを堪えた。
この子の前では泣いてはいけないと、何度も目を瞬かせた。
しかし幽霊三人娘は遠慮もせずにダバダバと涙を流し、タケルを包むように抱きしめていた。
12
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる