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第三章
第18話:堪えていたの
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【注意】この回は子どもへの犯罪の描写があります。お気をつけください。
***
その後も、湊が上手く聞き出してくれて。
タケルは車に乗せられ、どこかの山中で殺されてしまったというのだ。
どうやら場所は、東京西部の山の中で、地中に埋められているようだ。
「お父さんとお母さんに会いに行ったけど、ぼくのことが見えないみたいで……。二人とも、かなしい顔をして、ぼくの写真を見てたんだ」
すべてを話し終えたタケルが、ぽつりと言った。
どうやらタケルの強い残留思念が、自然と帰宅を促したようだ。気がついたら、住み慣れた自宅の前に立っていた。
しかしどれだけ話しかけても、返事はない。両親は悲痛な面持ちで、タケル本人ではなく、写真に向かって話しかけていたという。
そこにいた全員が、言葉を詰まらせた。智恵は安易に言葉を掛けられずにいた。多分、お露たちも同じ思いだったろう。
重い重い沈黙の後、苦しげに息を吐き出した湊は、再びタケルの頭を撫でた。その手はかすかに震えていた。
「――タケル、俺たちが絶対、犯人を捕まえて、お前を見つけてお父さんとお母さんのもとに帰してやる。約束する。絶対だ」
湊は引き締まった声音で、強く告げた。
その後、タケルをお露たちに任せ、智恵と湊は所長室へ向かう。
「――で、どうするつもりなの? 湊くん」
話を聞いた珠緒は憤りを隠すことなく、チッと舌打ちをした。小さな子どもが殺されたことで、さすがの珠緒も胸糞悪いと毒づいていた。
「タケルの遺体を見つけるのは、そう難しいことではないと思う。でもそっちを先にして大々的に報道されてしまえば、犯人が警戒して尻尾を出さなくなる。犯人はおそらく、動物虐待の常習犯だ。そしてついに人間まで手に掛けた。きっとその衝動が抑えられなくて、行動を起こす時がまた必ず来る。その時を狙った方がいい」
「私もそう思います。絶対に犯人を捕まえたいです。だから慎重に、確実な手を使うべきです」
「そうよね。……分かりました。まず、警察にいる異類に連絡を取るわね。犯人を張ってもらいましょう。バレずに張れるヤツがわんさかいるからね、この国には」
珠緒がニヤリと笑う。
バレずに張り込みをできるヤツというのは、きっと異類なのだろう。警察にも異類は数多く所属しているらしいので、おそらく犯人はすぐに捕まるはずだ。
犯人――篠田は意外にも、早く尻尾を出した。
張り込みを始めてから三日後の夜中に、例の空き地で猫を殺そうとしているところを逮捕されたのだ。
逮捕した時の男はかなり目が血走っていて、鼻息が荒かったという。おそらく人間を殺したことで箍が外れ、加虐心の昂ぶりを抑え込むことが困難になっていたのだろう。
落ち着かせるのに苦労したと、後に警察官が語っていた。
動物愛護管理法違反で取り調べを受けている間に、湊や海が、タケルの供述内容から、遺体が埋められている場所を発見した。
タケルたちの自宅から、数十キロも離れた山中だった。
それだけ離れていれば、自分に繋がることはないだろうと高をくくったのか、遺体発見現場とタケルの身体からは、篠田の痕跡がバッチリ見つかった。
物的証拠を突きつけられれば、もう言い逃れはできない。篠田はついに、タケルを殺して埋めたことを自供したのだった。
篠田は元々資産家の子息だった。難関大学を卒業後、有名商社に勤め、順調に出世していく。大学のミスコン優勝者の美人妻と、可愛い一人娘とともに、立派な一軒家で、誰もが羨む優雅な暮らしを送っていた。
理想的な人生を送ってきたその裏で、生まれながらにして加虐趣味を持っていた篠田は、幼い頃から、数え切れないほどの虫や小動物を殺してきた。
その衝動は、結婚をして子どもが生まれても抑えきれず、男はどこからか動物を捕まえてきては、衝動のまま殺していたのだという。
痕跡は一切残さず、普段は虫も殺さないような真面目で誠実な夫・父を演じていたので、十年以上、動物虐待について露見することはなかった。家族にさえ、バレてはいなかったのだ。
彼の完璧な人生にわずかなシミがついたのは、あの夜のことだ。いつものように、調達してきた動物を殺している場面を、こともあろうに娘の友人であるタケルに目撃されてしまったのだ。
しかも、タケルの愛犬を盗んだのも篠田だった。皮肉にも、近所の犬を盗むというリスキーなことをしたばかりに、愛犬を探しに来たタケルを殺すはめになり、最終的には殺人罪で逮捕という結末を迎えてしまった。
警察は篠田に余罪を追及した。これまで動物は数え切れないほど殺してきたが、人間を手にかけたのはタケルが初めてだと、彼は自供した。
しかし警察は、半年以上前から起きている『女性連続失踪事件』もこの男の犯行ではないのかと疑い、きつく取り調べた。しかしその件に関しては、篠田は決して認めなかったという。
そうして、タケルはようやく両親の元へ帰ることができた。
タケルが案内所へ連れてこられてから十日で、事件は解決を見る。
「タケルくん、帰ってこられてよかったね」
智恵が声をかけると、タケルは「うん」と頷いた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとう」
「よかったな、タケル」
湊はタケルの頭を撫でた。
その二日後、両親によって荼毘に付されたタケルは、成仏していったのだった。
タケルがいなくなるや否や、離れたところで湊と一緒に葬儀を見守っていた智恵の瞳から、大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちた。
「よかった……ほんとに、ほんとに、事件が解決してよかった……」
タケルはもう二度と帰っては来ないけれど、それでも、行方が分からないままでいるよりは、両親の心は少しは救われるだろう。
ぽつりぽつりとそう語ると、湊は同意するように頷いてくれた。
「智恵も、よく今まで泣くの我慢したよな。偉かった」
「だって……タケルくんの前で泣けないですよ……お露さんたちは大泣きしてましたけど」
「あの人たちは、あれでいいと思う」
「ですね」
幽霊三人娘が感情を抑えることなく露わにすることで、タケルも智恵たちもある意味救われたのだ。
自分のために怒ったり泣いたりしてくれる人がいる――それだけで、心はほんの少しだけでも軽くなるから。今回、三人娘がその役割を果たしてくれた。
だから湊も「あの人たちは、あれでいい」と言ったのだろ。
智恵はハンカチで涙を拭くと、湊に尋ねた。
「湊さんも、タケルくんにずいぶんと心を寄せていたと思うんですけど、何か思い入れでもあったんでしょうか……?」
今回、湊はタケルの事件を解決するのに、本業を後回しにして奔走していたのだ。
元々優しい人だと知ってはいるが、それにしても普段冷静な湊にしては、珍しく熱かったな、と思った。
「あぁ……」
湊は葬儀場の駐車場の端に寄ると、大きく深呼吸をした。
「――前に、俺の父が亡くなった話をしたよな? ……俺の父も、実は誰かに殺されて、未だに犯人は分かってないんだ」
「え……」
初めて聞いた事実に、智恵は言葉を失った。
「人狼を殺すのには、銀の弾丸を使うのは知ってるよな? 父は銀の弾丸を撃ち込まれて死んでしまった。……ということは、父が人狼だと知っているヤツらの仕業で、それはきっと……異類が絡んでいるに違いないんだ」
「……異類、が」
「だから、犯人どころか、家族の生死さえ分からないまま過ごさなきゃならないなんて、酷すぎると思って。俺は……タケルというより、タケルのご両親のために動いたんだ」
「そう……だったんですか」
タケルの話を聞いた時、湊はどれだけ心を痛めただろうか。家族が全員息災である自分が、何を言ったところで慰めにはならないだろうが、それでも――
智恵は思わず手を伸ばし、湊の頭を撫でた。コシのある固めの髪が、くしゃりと乱れる。
「……何してるんだ? 智恵」
「偉かったですね、湊さん。タケルくんのために頑張って」
湊はいつも「頑張ったな」と言って、頭を撫でてくれるのだ。だから今は、智恵がそうしてあげたかった。
よーしよしよしと撫でれば、湊がふは、と噴き出した。
「俺の真似か? 智恵」
「真似、というより、仕返し? いつもガシガシされてますし」
湊に撫でられるのは心地がいいが、乱れた髪を直すのに手間がかかるのだ。その仕返し。
くしゃくしゃになった湊の髪を見て、智恵はニヤリと笑う。すると湊もニヤリと笑い、
「智恵が俺に仕返しするなんて、十年早い」
と、智恵の頭をガッシガッシと掻き撫でたのだった。
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その後も、湊が上手く聞き出してくれて。
タケルは車に乗せられ、どこかの山中で殺されてしまったというのだ。
どうやら場所は、東京西部の山の中で、地中に埋められているようだ。
「お父さんとお母さんに会いに行ったけど、ぼくのことが見えないみたいで……。二人とも、かなしい顔をして、ぼくの写真を見てたんだ」
すべてを話し終えたタケルが、ぽつりと言った。
どうやらタケルの強い残留思念が、自然と帰宅を促したようだ。気がついたら、住み慣れた自宅の前に立っていた。
しかしどれだけ話しかけても、返事はない。両親は悲痛な面持ちで、タケル本人ではなく、写真に向かって話しかけていたという。
そこにいた全員が、言葉を詰まらせた。智恵は安易に言葉を掛けられずにいた。多分、お露たちも同じ思いだったろう。
重い重い沈黙の後、苦しげに息を吐き出した湊は、再びタケルの頭を撫でた。その手はかすかに震えていた。
「――タケル、俺たちが絶対、犯人を捕まえて、お前を見つけてお父さんとお母さんのもとに帰してやる。約束する。絶対だ」
湊は引き締まった声音で、強く告げた。
その後、タケルをお露たちに任せ、智恵と湊は所長室へ向かう。
「――で、どうするつもりなの? 湊くん」
話を聞いた珠緒は憤りを隠すことなく、チッと舌打ちをした。小さな子どもが殺されたことで、さすがの珠緒も胸糞悪いと毒づいていた。
「タケルの遺体を見つけるのは、そう難しいことではないと思う。でもそっちを先にして大々的に報道されてしまえば、犯人が警戒して尻尾を出さなくなる。犯人はおそらく、動物虐待の常習犯だ。そしてついに人間まで手に掛けた。きっとその衝動が抑えられなくて、行動を起こす時がまた必ず来る。その時を狙った方がいい」
「私もそう思います。絶対に犯人を捕まえたいです。だから慎重に、確実な手を使うべきです」
「そうよね。……分かりました。まず、警察にいる異類に連絡を取るわね。犯人を張ってもらいましょう。バレずに張れるヤツがわんさかいるからね、この国には」
珠緒がニヤリと笑う。
バレずに張り込みをできるヤツというのは、きっと異類なのだろう。警察にも異類は数多く所属しているらしいので、おそらく犯人はすぐに捕まるはずだ。
犯人――篠田は意外にも、早く尻尾を出した。
張り込みを始めてから三日後の夜中に、例の空き地で猫を殺そうとしているところを逮捕されたのだ。
逮捕した時の男はかなり目が血走っていて、鼻息が荒かったという。おそらく人間を殺したことで箍が外れ、加虐心の昂ぶりを抑え込むことが困難になっていたのだろう。
落ち着かせるのに苦労したと、後に警察官が語っていた。
動物愛護管理法違反で取り調べを受けている間に、湊や海が、タケルの供述内容から、遺体が埋められている場所を発見した。
タケルたちの自宅から、数十キロも離れた山中だった。
それだけ離れていれば、自分に繋がることはないだろうと高をくくったのか、遺体発見現場とタケルの身体からは、篠田の痕跡がバッチリ見つかった。
物的証拠を突きつけられれば、もう言い逃れはできない。篠田はついに、タケルを殺して埋めたことを自供したのだった。
篠田は元々資産家の子息だった。難関大学を卒業後、有名商社に勤め、順調に出世していく。大学のミスコン優勝者の美人妻と、可愛い一人娘とともに、立派な一軒家で、誰もが羨む優雅な暮らしを送っていた。
理想的な人生を送ってきたその裏で、生まれながらにして加虐趣味を持っていた篠田は、幼い頃から、数え切れないほどの虫や小動物を殺してきた。
その衝動は、結婚をして子どもが生まれても抑えきれず、男はどこからか動物を捕まえてきては、衝動のまま殺していたのだという。
痕跡は一切残さず、普段は虫も殺さないような真面目で誠実な夫・父を演じていたので、十年以上、動物虐待について露見することはなかった。家族にさえ、バレてはいなかったのだ。
彼の完璧な人生にわずかなシミがついたのは、あの夜のことだ。いつものように、調達してきた動物を殺している場面を、こともあろうに娘の友人であるタケルに目撃されてしまったのだ。
しかも、タケルの愛犬を盗んだのも篠田だった。皮肉にも、近所の犬を盗むというリスキーなことをしたばかりに、愛犬を探しに来たタケルを殺すはめになり、最終的には殺人罪で逮捕という結末を迎えてしまった。
警察は篠田に余罪を追及した。これまで動物は数え切れないほど殺してきたが、人間を手にかけたのはタケルが初めてだと、彼は自供した。
しかし警察は、半年以上前から起きている『女性連続失踪事件』もこの男の犯行ではないのかと疑い、きつく取り調べた。しかしその件に関しては、篠田は決して認めなかったという。
そうして、タケルはようやく両親の元へ帰ることができた。
タケルが案内所へ連れてこられてから十日で、事件は解決を見る。
「タケルくん、帰ってこられてよかったね」
智恵が声をかけると、タケルは「うん」と頷いた。
「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとう」
「よかったな、タケル」
湊はタケルの頭を撫でた。
その二日後、両親によって荼毘に付されたタケルは、成仏していったのだった。
タケルがいなくなるや否や、離れたところで湊と一緒に葬儀を見守っていた智恵の瞳から、大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちた。
「よかった……ほんとに、ほんとに、事件が解決してよかった……」
タケルはもう二度と帰っては来ないけれど、それでも、行方が分からないままでいるよりは、両親の心は少しは救われるだろう。
ぽつりぽつりとそう語ると、湊は同意するように頷いてくれた。
「智恵も、よく今まで泣くの我慢したよな。偉かった」
「だって……タケルくんの前で泣けないですよ……お露さんたちは大泣きしてましたけど」
「あの人たちは、あれでいいと思う」
「ですね」
幽霊三人娘が感情を抑えることなく露わにすることで、タケルも智恵たちもある意味救われたのだ。
自分のために怒ったり泣いたりしてくれる人がいる――それだけで、心はほんの少しだけでも軽くなるから。今回、三人娘がその役割を果たしてくれた。
だから湊も「あの人たちは、あれでいい」と言ったのだろ。
智恵はハンカチで涙を拭くと、湊に尋ねた。
「湊さんも、タケルくんにずいぶんと心を寄せていたと思うんですけど、何か思い入れでもあったんでしょうか……?」
今回、湊はタケルの事件を解決するのに、本業を後回しにして奔走していたのだ。
元々優しい人だと知ってはいるが、それにしても普段冷静な湊にしては、珍しく熱かったな、と思った。
「あぁ……」
湊は葬儀場の駐車場の端に寄ると、大きく深呼吸をした。
「――前に、俺の父が亡くなった話をしたよな? ……俺の父も、実は誰かに殺されて、未だに犯人は分かってないんだ」
「え……」
初めて聞いた事実に、智恵は言葉を失った。
「人狼を殺すのには、銀の弾丸を使うのは知ってるよな? 父は銀の弾丸を撃ち込まれて死んでしまった。……ということは、父が人狼だと知っているヤツらの仕業で、それはきっと……異類が絡んでいるに違いないんだ」
「……異類、が」
「だから、犯人どころか、家族の生死さえ分からないまま過ごさなきゃならないなんて、酷すぎると思って。俺は……タケルというより、タケルのご両親のために動いたんだ」
「そう……だったんですか」
タケルの話を聞いた時、湊はどれだけ心を痛めただろうか。家族が全員息災である自分が、何を言ったところで慰めにはならないだろうが、それでも――
智恵は思わず手を伸ばし、湊の頭を撫でた。コシのある固めの髪が、くしゃりと乱れる。
「……何してるんだ? 智恵」
「偉かったですね、湊さん。タケルくんのために頑張って」
湊はいつも「頑張ったな」と言って、頭を撫でてくれるのだ。だから今は、智恵がそうしてあげたかった。
よーしよしよしと撫でれば、湊がふは、と噴き出した。
「俺の真似か? 智恵」
「真似、というより、仕返し? いつもガシガシされてますし」
湊に撫でられるのは心地がいいが、乱れた髪を直すのに手間がかかるのだ。その仕返し。
くしゃくしゃになった湊の髪を見て、智恵はニヤリと笑う。すると湊もニヤリと笑い、
「智恵が俺に仕返しするなんて、十年早い」
と、智恵の頭をガッシガッシと掻き撫でたのだった。
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