俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

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序章 俺は普通の高校生なので。

序章43 hurts because no pain ②

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「その男は飯田 誠一。32歳。医師です」

『医師? なんでその人を?』

「えぇ。その男、写真では無防備にカメラにケツを向けて情けなく腰を振っていますが、これでも随分優秀なようで。美景台総合病院の外科医で主に人間の心臓を取り扱って金を稼いでおり、来月には外科部長に昇進が決まっているようです」

「言い方っ! 臓器売買でもしてるみたいに聞こえます! というか、その若さで随分と早い出世ですね。エリートさんなんでしょうか?」

「そうですね。実際腕の方は確かなようで。ですが、出世の早さには別の理由もあります」

『……別の?』


 弥堂の話に何か不穏さを感じ取ったのか、ずっと感情のままに荒げていた声を潜めた様子がスマホごしに伝わる。


「えぇ。面白いのがその写真に映っているもう一人です。その貧相な男の下で解剖前のカエルのように無様に股を拡げた年嵩の女です。そのアバズレ、誰だと思いますか?」

『……あの、弥堂君。前々から再三に渡って注意をしていますが、言い方っ! キミは落ち着いている子ですけど言葉のチョイスが悪すぎます! 高校生がそんな口をきいてはいけません!』

「善処しましょう」


 中々に金払いのよい女ではあるが、偶にこうして年上ぶって小言染みた注意を与えてくるのが玉に瑕だ。しかし、弥堂は形上は改善の努力をする姿勢を見せておいた。


『それで、この女性は?』

「はい。こいつは美景台総合病院の現理事長の妻です」

「えぇ⁉ ということは、これは不倫現場ですか⁉」

「肯定です」


 ようやく状況が見えてきた様子の相手に弥堂は一定の満足を得る。


「あそこの病院は一応その女の旦那が理事長ということになってはいますが、元々の病院の所有者はその女の一族。つまりは婿養子です」

『……婿養子』

「えぇ。現在病院内の実質の最高権力はその女が握っているようです」

『なるほど……それで、どうしてこの写真を? 元々の依頼の件とは関係ないですよね?』


 キナ臭さを感じたのか電話の声が神妙なものに変わる。


「はい。先程も言いましたが、元の依頼とは関係がありません。その依頼を追っている時に偶然入手することが出来たものです。ですが、このチャンスを逃す手はありません」

『チャンス……? えっと、弥堂君。一体どういうことなのでしょうか? これを私に送ってきた理由が……』

「まだわかりませんか?」

『え?』


 察しの悪い上司に弥堂は態度には出さずに呆れを感じる。やはりサバイバル部の部長である廻夜と比べればこの女は上司としては無能だ。彼と比べるのも残酷な話かもしれないが。

 そんなことを考えながら弥堂は説明を続ける。


「この件に関わるのは、病院の外科部長に理事長、そしてオーナーの3名です」

『そうですね』

「つまり、全員が金を持っています。余らせるほどに」

『…………はい?』


 弥堂としてはもう結論を言ったつもりなのだが、スマホから聴こえてくる音声は素っ頓狂なものだ。


「……いいですか? そいつらは金を持っている。社会的立場もある。その上で不貞を働いた。被害者となる側も表沙汰にはしたくないだろう。強請って金をまきあげる好機です」

『なにを言ってるんですかあぁぁぁぁぁっ⁉』


 スピーカーから飛び出した叫び声がまたも鼓膜を突き刺し弥堂は舌を打った。


「……うるせぇな」

『うるせぇじゃありませえぇぇん! 犯罪じゃないですか!』

「犯罪とは立件する者がいなければ成立しない。これは全員がある程度幸福になれるビジネスチャンスです」

『なにがビジネスですかぁ! 立派な脅迫ですよ!』

「相手が訴え出ればそうでしょう。ですが、裁判沙汰になって困るのはあちらも同じ。そのデメリットをしっかり丁寧に説明してやればいい。なに、欲をかいて無茶な金額を要求しなければ大丈夫です。それでも3人別々に脅してそれぞれから金をとれば、こちらにとっては十分な金額になるでしょう。」

『ほら言った! 脅すって言った!』

「今のは言葉の綾です。脅迫ではなくプレゼンです」


 商機に鈍感な経営者への憤りを隠しながら、弥堂は上手く上司を説得を出来るよう辛抱強く企画のプレゼンを続ける。


「この件は俺にお任せください。確実に大きな利益を社に齎します。必要であれば依頼書はこちらで偽造しましょう」

『ダメに決まってるじゃないですか! 偽造とか言ってるし!』

「安心して下さい。俺はプロフェッショナルです。このプロジェクトを必ず成功させます」

『絶対にダメです! プロのヤクザ屋さんの犯罪計画じゃないですか! うちの仕事をなんだと思ってるんですか! 言ってみなさい!』


 中々に強情な相手の姿勢に、弥堂はこの女を見限って個人的な仕事として取り組むことも選択肢に入れる。


「我々の仕事は、困っている者の足元を見て金を要求し、その金で他人の情事を嗅ぎまわって更なる金に変えることです」

『全然違います! なんてことを言うんですか⁉ 私ショックです!』


 弥堂は出来るだけ事実に基づいた自身の見解を答えたが、相手は社会における自己の在り方を酷く貶められたように憤慨する。


『弥堂君! いいですか? 私たちのお仕事は、もう他の誰にも頼れないほどに追い詰められてしまった人達の最期の拠り所となることです。国から定められた条件を満たした場合に限り、この汚れ仕事を遂行することを認められています』

「ものは言い様ですね」

『その通りです。ですが、建前は大事です。その上っ面すら取り繕うことが出来なくなってしまっては我々はただの犯罪者に成り下がります。だから全力で体裁を繕うのです。それが大人というものです』

「…………失礼しました」


『大人』というフレーズに反射的に反論をしたくなったが、記憶の中の緋い女に嘲笑われたような気がして弥堂は口を慎んだ。


『な、なんか、今日は随分と素直ですね……? もしかして悪いこと企んでいますか?』

「そんなことはありません」

『そうですか……? とにかく、我々の仕事はまず依頼者がいなければ成立しません。これを撮れたのはすごいとは思いますが、私たちはブンヤではないのですからこれだけでは仕事にすることはできません』

「それなら問題はありません」

『え?』


 まだ何ひとつも諦めていない弥堂は逆転を狙いプレゼンを再開する。


「依頼者がいないのであれば作ればいい。幸い被害者になれる者は誰かわかっている。こちらからそれとなく情報を渡してやり依頼をするように仕向けてやればいいのです」

『やっぱり企んでます! キミは悪すぎます!』

「いいですか、所長。困っている者を助けると簡単に言いますが、基本的に放っておいても勝手に困るような連中は無能な貧乏人です。奴らのつまらない頼みごとをチマチマと聞いてやっていても小金しか入ってきません。それでは効率が悪い。ではどうするか? 簡単です。金を持っている奴を困らせてやればいい。非常に理に適った経営の理念であり指針であると思いませんか?」

『理に適っても法に則ってません! 完全にアウトです! プロのヤクザさんの思考です!』

「うるさい黙れ。口答えをするな。いいから俺に一任すると言え」

『私所長なんですけど⁉』


 弥堂は社長でありながら会社の発展に全力を尽くそうとしない怠慢な経営者を軽蔑し説得を諦めた。


『弥堂君。キミには何度も言っていますがもう一度言います。いいですか? 探偵とは、そういうものでは、ありません。言ってみなさい』

「はい。探偵とはそういうものではありません」

『よろしい。ではこのデータは削除します。キミの方も完全に消去するんですよ?』

「はい、所長」


 弥堂は雇い主の命に従い復唱をしながら、PCとスマホをケーブルで繋ぎデータをコピーしてバックアップをとった。

 件の理事長の週末のスケジュールは抑えている。

 日曜のゴルフ帰りに馴染みのキャバクラに一人で行く予定のようだ。すでに奴のお気に入りのキャストは買収済みだ。そこで接触が出来る。


 仮に直近で実行に移さなかったとしても、そのうち使える時が来る可能性は十分にある。せっかく手に入れた有効な手札を意味もなく自分から捨てさるなどマヌケな素人のすることだ。

 次の機会に備えこの場では雇い主の顏をたててやった。


 しかし、相手が雇い主とはいえ、相手の要求を呑むばかりではナメられるので少々釘を刺してやることにする。


『まったく。キミはすぐに悪いことを考えるんですから。私の目の黒いうちは絶対に犯罪なんてさせませんからね!』

「残念ですがそれは手遅れです」

『ど、どういうことですか⁉』


 驚愕の声が聴こえてきた電話の向こうへ冷徹に事実を伝える。


「この写真が我々の手元にある時点ですでに犯罪です。なにせ誰に依頼されたわけでもない。ただの盗撮だ。これは貴女自身が言ったことです」

『言ってることがコロっと変わりました!』

「そしてこれは貴女にとっても他人事ではない」

『な、なんでですか⁉』

「俺は貴女に雇われている従業員だ。その俺がこんなことをしでかしたのは貴女の監督不行き届きが原因ではないのか? どうなんだ?」

『キミがそれを訊いちゃうんですか⁉』

「あくまでも可能性の話です。俺はそうは思っていませんが、だが。もしも。これはあくまでもしもの話だが、この写真が世に流出するようなことがあり、事の次第が明らかにされるようなことがあれば。その時は貴女が世間からそう問われる可能性もあるでしょうね。そういう話です」

『私脅迫されてます⁉』

「それは貴女の受け取り方の問題です。俺はただ、これからも上手く付き合っていきましょうと、そう言っているだけです」

『とてもそうは聞こえないのですけれど!』

「所長。俺と貴女は一蓮托生です。今後ともよろしくお願いします」

『キミは悪い子です!』


 弥堂は自身の所属する営利組織の長に今後も変わらぬ忠誠を誓ったが、不思議なことに相手は不満そうな声をあげた。


『ところで。上手くやろうと言われたからこれ幸いと話すわけではないのですが――』


 クレバーさとプロ意識の足りない上司を心中で見下していると、少し調子の変わった声で呼びかけられる。


「なんでしょう」

『えっとですね。前にもお願いしたことですので心苦しいのですが……』

「?」


 歯切れが悪くなった通話相手の言葉に眉を顰める。


『やっぱり現場を手伝ってもらうことは、難しいでしょうか……?』


 相手からの要請は、今までに何度か頼まれそして断っていたものであった。


「その件は解決したのではないのですか?」

『それがですね……』


 申し訳なさそうな調子で語られる。


『実は不測の事態でレギュラーメンバーに欠員が出てしまいまして。少し前にずっと主力で頑張ってくれてた子がステップアップして巣立っていき……これはうちのような弱小では仕方のないことなんですけどね。問題は、その後もどうにか残ったメンバーでカツカツで回していたんですが、最近一人仕事中にケガを負って入院をしてしまいまして……』

「早い話が諜報員が足りない、と?」

『そのとおり……なんですが、諜報員ではなく調査員です。似てますけど全然違いますからね!』

「失礼しました」


 弥堂はテーブルに付いていた汚れを爪で擦りながら謝罪をした。


『コホン。というわけで恥ずかしながらまた人手不足でして。皆さんのおかげでここのところ順調に依頼が増えていたのですが……』

「欠員が出る前の戦力をフル稼働させた時のポテンシャルを基準にして受けたから消化しきれないと?」

『うぅ……おっしゃるとおりです。面目ありません』


 ばつが悪そうな謝罪の声を聴きながら、弥堂は手を止めてどうするべきかと考える。


「現場と言いますが、現在俺が請け負っている仕事もある意味現場仕事のようなものです。要は俺にも事務所に出頭して依頼者を直接捌けということですか?」

『そう、ですね。そうなると思います。実は内勤専門でアルバイトをしてくれていた子が、気を遣って外の仕事も手伝ってくれるようになりまして。その子ばかりに負担をかけるのも心苦しくて、私もどうにか人手を増やせるよう頑張ろうと……』

「そうですか。立派なことです」

『助けを求めている立場でこんなことを言うのも烏滸がましいのですが、うちにはあなたのように事情を抱えた子が何人かいます。似た境遇の子たちと関わりを作るのはあなたにとっても損なことではないと思います。その……聞きづらいのですが、学校でお友達は出来ましたか……?』

「問題ありません」


 情に圧を以て訴えかけるような話し口を受けて、弥堂はノートPCで開いていたタスクアプリを閉じた。


「残念ですがお断りします」

『そう、ですか……』

「1件単位での依頼という形でなら報酬の上乗せがあれば条件次第では考えますが、シフトに組み込まれるのは絶対に御免です。顔が売れることによるデメリットの方が大きい」

『うぅ……痛い所を突きますね…………報酬アップはなかなか懐事情が厳しくて……』

「でしょうね。差し出がましいですが、情に感けて組織のキャパを超えた人数を拾ってきて雇う、そいつらに給料を払うために仕事を無理に増やす、構成員のスキルが追い付いていないから数をこなすことで誤魔化す、人が減る、増やした仕事が消化できずに破綻する。悪循環を起こしていますよ」

『耳が痛いです……』

「そこで先程の提案です。まとまった資金が入れば組織に当座の体力がつきます。そうすればしばらくは人材育成にリソースを割くことも可能でしょう。どうです?」

『ダメですうう! 犯罪だけは絶対にダメっ!』


 相手が隙を見せたので試しに誑かしてみたのだが、あえなく却下された。


「そうは言いますが所長。犯罪というのならば、高校生に探偵の実務を手伝わせるのも違法でしょう?」

『ゔっ! その指摘は刺さりますね…………ですが、一応うちはそれが可能になる認可は得ているので、きちんと条件を守ってさえいれば厳密に法に照らし合わせた場合、決して違法ではないのですよ? ただ、モラル的な部分でどうかと世間様から問われれば、私は頭を下げるかもしれないです……みなさんにも本当に申し訳ないと思っていますし、弥堂君、あなたにもとても助けられています。いつもありがとうございます』


 企画を蹴られた腹いせにちょっと精神を攻撃してやっただけのつもりだったが、思いのほか落ち込んだ声が返ってきた。


「冗談です。こちらこそ、俺のような訳アリの人間を拾って頂いて感謝しています。貴女から毎月貰っているくらいの金を安定して稼ごうと思えば、それこそ犯罪に手を染めるしかなくなる」

『ふふ。犯罪に手を染めている時点でもう安定とは程遠いですよ?』

「なるほど。やはり貴女から学ぶことは多い」

『またそんなお世辞を言って。でも私の責任は重大ですね。ちゃんとキミが社会に溶け込めるように面倒を見ちゃいますよ!』

「ありがとうございます、所長。俺がこうして屋根のある部屋で温かいスープとパンを毎日食べられるのも貴女のおかげです。貴女無しでは俺は生きていられないでしょう」

『わわわっ。そんな大袈裟な! 私なんてまだまだです! キミが生活出来ているのはキミが頑張っているからですよ!』


 ここに来てから一度たりともスープなど作ったことはないが、弥堂はとりあえずそう言ってやった。


 この手のすぐ情に流されるような女にはどのように接してやればいいのかを弥堂は熟知していたからだ。

 こういった自己を高く評価することの出来ない女は、他人の役に立つことで満足感を埋めがちだ。しかしそれで感謝をされても元来気の弱い性分なので、自分を肯定してやることが出来ない。

 だが、それでも他人から求められるという快楽には溺れる。

 そしてその行動を続けるうちに、今度は必要とされなくなることを恐れ、もっと役に立たねばと自分を追い詰めていくのだ。


 昔の恋人であったエルフィーネがそういう女であった。


 冷血な戦闘マシーンのような女であったが、その一方で彼女は自身の所属する修道院が経営する孤児院の子供たちの世話をすることを好んでいた。
 親を亡くした子供や捨てられた子供。社会に居場所のない子供たちを育てることに執着をしていた。

 そして現在の通話相手であるこの女もまた同様に、社会に居場所のない訳アリの子供を拾っては仕事を与え面倒を見るという活動をしている。


 エルフィーネと過ごした時間の中で得た経験のおかげで、今ここでこうして他の女から生活するに十分な定期収入を引き出すことが出来ている。


 弥堂は胸の前で小さく十字を切った。


 神など存在しないことを弥堂はよく知っていたが、エルフィーネが信心深い女だったので今この部屋には居ない彼女の代わりに、彼女の信じる神とやらに感謝の祈りを捧げてやったのだ。

 その記憶の中の冷血メイドが生ゴミを見るような目を自分に向けているような気がしたが、気がしただけならば気のせいなので気にすることをやめた。
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