40 / 564
第40話 地獄の夏合宿スタート
しおりを挟む
「夏だ!」
「海だ!」
「南の島だーー!」
と、地獄の夏合宿を行う場所の南の島に着くなり、トウマ、リーガ、ライラックが半袖短パンの私服の夏服を着て、大きく叫びながら船を下りた。
そう私たち、オービン寮第2学年20名は、今南の島ことハサウェイ諸島に来ている。
ハサウェイ諸島は、2つの島と小さな無人島々を総称した呼び名であり、2つの大きな島は王国でも有名なリゾート施設でもある。
だが私たちは、リゾート施設がある方の島ではなく、無人島側に来ており、その2つの島に次いで大きい島でもあり、魔法訓練施設場として有名な場所である所だ。
その島には、しっかりとした施設もあり、常駐で数十人の王国所属兵が管理している島であると事前に教えられた。
船から荷物を持って降りた私は、南の島には初めて来たので少しテンションが上がっていた。
すると、船から次にジュリルがいる、第2学年女子クラスことコランダムの生徒たちも降りて来た。
「ここが、魔法訓練施設場の中でも南の島にあるとされている場所ですのね。普通にリゾート施設がある島と、あまり変わりない程いい場所ではないですか」
ジュリルや女子生徒たちが降りてくると、トウマたちは彼女たちの、私服の夏服に目を奪われていた。
そして、その最後尾には医務室の悪魔こと、タツミ先生もサングラスをした状態で荷物を持ち、降りて来た。
その後からも、担当教員たちが数十名降りて来て、この島にやって来た人全員が揃った。
今回の修学旅行こと地獄の夏合宿は、一度合同授業を行ったコランダムの生徒と共に行う事になったのだ。
基本的に他のクラスと夏の修学旅行は合同では行わず、各クラス各学年事に行われるのだが、今回は何故か合同で行う事に決まったらしい。
その為、皆のテンションも上がっており、見ての通り完全に浮かれている奴が多かったのだ。
なんせ毎年男だけで、夏を暑苦しく過ごしていたのだが、今年に関しては華があるんだ最高の修学旅行だぜっと、船の中でトウマたちが叫んでいたほどだ。
しかし、一度墓穴を掘りかけたあのタツミ先生もいるので、私は注意してこの修学旅行を乗り切らなければと、たがを締めた。
そこへルークが近付いて来た。
「それで、あの後どうだった?」
「あぁ。レオンが来ることはなかったよ。ひとまず距離を取る作戦は、意外といいのかもしれない」
「あんまり気を抜くな。今回はジュリルもいるし、もしかしたらの想定をし忘れるな」
「分かってる」
私が契約を結んだ悪魔は、しっかりと相談に乗ってくれ、状況まで確認しに来たのだった。
あの後、ルークとどうするか相談した結果、こちらから行動を起こすのを止めようと言う事に至った。
なのでレオンに会いに行くことはせず、もし向うから会いに来たとしても、対応せずにするという事になった。
現状から私の秘密が広まっていない事と、レオンがジュリルにも話していない事から、現状維持することで状況の悪化はないと決めたのだ。
その後レオンからの行動はなく、状況も悪化していないため、判断は間違っていなかったと感じていた。
そして修学旅行を迎えて、ジュリルのクラスが同行すると知った時は少し驚いたが、見た感じレオンからの報告もなさそうなので安心していた。
そんな事を考えていると、担当教員筆頭に移動し始めていて、トウマに置いて行くぞと呼びかけられていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「おぉーここが宿泊施設か。思ってたよ広いな!」
「一応、学院の寮と同じく部屋数は10あるから、それぞれで部屋は決める事。後、女子側の寮も近いが、勝手に立ち入る事は禁止だ」
「えぇー! こういう時くらいダメなのかー?」
「ダメだ! 一応、女子の教員が見張りで付いているから、死ぬ覚悟があるなら行っていいぞ」
その担当教員の言葉に、威勢が良かった男たちが黙る。
「それじゃ、各自荷物を部屋に置いた後、制服に着替えて外に集合だ」
「はぁ~い」
気怠そうな返事をして、皆は各自荷物を持って移動し始めた。
私も荷物を持ってトウマと一緒に、部屋に向かった。
自然に寮室と同じのペア同士で行動し、部屋割りも話し合うことなく決まっていた。
そして、言われた通り着替えた後、外に行くと担当教員から島の地図を渡された。
担当教員曰く、本格的なカリキュラムは明日からと言われ、本日はまず島を知る事が優先だと言われ、地図を見ながら散策して来いと言い渡される。
私たちは言われるがまま、地図を元に宿泊施設を出て、島の散策を始めた。
だいたい2、3人組みとなり回り始めるが、何故か私は、トウマとルークと回っている。
私は1人で回るつもりだったが、そこにトウマが一緒にどうだと話し掛けて来て渋々許可を出した後に、直ぐにルークもやって来て、何故か勝手に付いて来ている。
道中トウマとルークが、小さな言い争うをしたりしていた。
なので今はとてつもなく、雰囲気が悪く、居づらい……トウマは何となく、同室のルームメイトであるので一緒にいる意味は分かるが、何故ルークお前がいるんだ。
その視線をルークに向けると、何故か一度見たのに無視された。
おい! 何無視してんだ! と心で訴えつつ視線を送るも、その後は無視されっぱなしで終わる。
私はこの居づらい空気に耐えられず、適当な嘘を言って、2人から離れて灯台に続く、森の道へと入って行った。
そのまま、森の道を歩き続けると、思っていた以上に登ってきていたのか、開けた場所に辿り着くと、そこから海を一望できた。
「うわぁ~凄い~」
私はそこで海風に当たりつつ、景色を楽しんだ。
暫くしてから、そろそろ戻るかと思い来た道を戻ったが、何故か道に迷ってしまった。
「あれ? おっかしいな~確かこっちの道から来たと思ったんだけどな~」
周囲が高い木で囲まれており、今どこにいるのか、いまいち分からないまま歩いていると、ぬかるんでいる地面をちょうど踏んでしまい、足を取られてしまう。
「やばっ」
そう思った時には、既に体勢を崩してしまい、なだらかな斜面を滑っていた。
そこは道ではなく、背の高い草木が生えている場所で勢いのまま滑って行くと、目の前が崖になっており勢いを止めるも止まらず、そのまま投げ出された。
だが、その崖の下は砂場になっており軽い尻もちで済んだ。
落ちた場所から見上げると、1メートル程に上に先程の崖があり、背の高い草木で見えなかったのかと思っていると、誰かが私に声を掛けて来た。
「びっくりした~いきなり人が出てくるとは思いませんでしたわ。そこの貴方、大丈夫ですか?」
「えっ、あ、はい。すいません、足を滑らしたらずるずると滑ってしまい、ここに出てしまっただけなので」
私が片手で頭を触りながら、心配させてしまい申し訳ないと思い立ち上がり、声を掛けてくれた人の服装を見て、私は言葉を失った。
「そう言われましても、念のためうちの医師に見てもらう方が良いかと思います。ちょうど、あの方もおられますし、声を掛けて聞いて見ますね」
「……はっ! ちょ、ちょっと、ま」
「あっ! アリスさーん! 今、少しよろしいでしょうか?」
目の前の女性が、そう聞き覚えがある名前で、遠くに居る目の前の女性と同じ服を来た女性らしき人に声を掛けた。
な、な、何で、ここいるんだよ……そんなの聞いてないし、最悪にマズイ展開なんじゃないかこれ……。
そう、私に声を掛けて来たのは、私が通っていたクレイス魔法学院の制服を着た、同級生だった。
つまり、今彼女が呼びかけたアリスと言う名の人は、もしかしなくても……。
そして呼ばれた女性が私の方に近付いて来て、はっきりとその姿を見て確信に変わった。
「どうしたのですかって、おや? 貴方、その格好は王都メルト魔法学院の生徒ではないですか? こんな所で、何をしていますの?」
それはこっちが聞きたいよ、マリア!
「海だ!」
「南の島だーー!」
と、地獄の夏合宿を行う場所の南の島に着くなり、トウマ、リーガ、ライラックが半袖短パンの私服の夏服を着て、大きく叫びながら船を下りた。
そう私たち、オービン寮第2学年20名は、今南の島ことハサウェイ諸島に来ている。
ハサウェイ諸島は、2つの島と小さな無人島々を総称した呼び名であり、2つの大きな島は王国でも有名なリゾート施設でもある。
だが私たちは、リゾート施設がある方の島ではなく、無人島側に来ており、その2つの島に次いで大きい島でもあり、魔法訓練施設場として有名な場所である所だ。
その島には、しっかりとした施設もあり、常駐で数十人の王国所属兵が管理している島であると事前に教えられた。
船から荷物を持って降りた私は、南の島には初めて来たので少しテンションが上がっていた。
すると、船から次にジュリルがいる、第2学年女子クラスことコランダムの生徒たちも降りて来た。
「ここが、魔法訓練施設場の中でも南の島にあるとされている場所ですのね。普通にリゾート施設がある島と、あまり変わりない程いい場所ではないですか」
ジュリルや女子生徒たちが降りてくると、トウマたちは彼女たちの、私服の夏服に目を奪われていた。
そして、その最後尾には医務室の悪魔こと、タツミ先生もサングラスをした状態で荷物を持ち、降りて来た。
その後からも、担当教員たちが数十名降りて来て、この島にやって来た人全員が揃った。
今回の修学旅行こと地獄の夏合宿は、一度合同授業を行ったコランダムの生徒と共に行う事になったのだ。
基本的に他のクラスと夏の修学旅行は合同では行わず、各クラス各学年事に行われるのだが、今回は何故か合同で行う事に決まったらしい。
その為、皆のテンションも上がっており、見ての通り完全に浮かれている奴が多かったのだ。
なんせ毎年男だけで、夏を暑苦しく過ごしていたのだが、今年に関しては華があるんだ最高の修学旅行だぜっと、船の中でトウマたちが叫んでいたほどだ。
しかし、一度墓穴を掘りかけたあのタツミ先生もいるので、私は注意してこの修学旅行を乗り切らなければと、たがを締めた。
そこへルークが近付いて来た。
「それで、あの後どうだった?」
「あぁ。レオンが来ることはなかったよ。ひとまず距離を取る作戦は、意外といいのかもしれない」
「あんまり気を抜くな。今回はジュリルもいるし、もしかしたらの想定をし忘れるな」
「分かってる」
私が契約を結んだ悪魔は、しっかりと相談に乗ってくれ、状況まで確認しに来たのだった。
あの後、ルークとどうするか相談した結果、こちらから行動を起こすのを止めようと言う事に至った。
なのでレオンに会いに行くことはせず、もし向うから会いに来たとしても、対応せずにするという事になった。
現状から私の秘密が広まっていない事と、レオンがジュリルにも話していない事から、現状維持することで状況の悪化はないと決めたのだ。
その後レオンからの行動はなく、状況も悪化していないため、判断は間違っていなかったと感じていた。
そして修学旅行を迎えて、ジュリルのクラスが同行すると知った時は少し驚いたが、見た感じレオンからの報告もなさそうなので安心していた。
そんな事を考えていると、担当教員筆頭に移動し始めていて、トウマに置いて行くぞと呼びかけられていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「おぉーここが宿泊施設か。思ってたよ広いな!」
「一応、学院の寮と同じく部屋数は10あるから、それぞれで部屋は決める事。後、女子側の寮も近いが、勝手に立ち入る事は禁止だ」
「えぇー! こういう時くらいダメなのかー?」
「ダメだ! 一応、女子の教員が見張りで付いているから、死ぬ覚悟があるなら行っていいぞ」
その担当教員の言葉に、威勢が良かった男たちが黙る。
「それじゃ、各自荷物を部屋に置いた後、制服に着替えて外に集合だ」
「はぁ~い」
気怠そうな返事をして、皆は各自荷物を持って移動し始めた。
私も荷物を持ってトウマと一緒に、部屋に向かった。
自然に寮室と同じのペア同士で行動し、部屋割りも話し合うことなく決まっていた。
そして、言われた通り着替えた後、外に行くと担当教員から島の地図を渡された。
担当教員曰く、本格的なカリキュラムは明日からと言われ、本日はまず島を知る事が優先だと言われ、地図を見ながら散策して来いと言い渡される。
私たちは言われるがまま、地図を元に宿泊施設を出て、島の散策を始めた。
だいたい2、3人組みとなり回り始めるが、何故か私は、トウマとルークと回っている。
私は1人で回るつもりだったが、そこにトウマが一緒にどうだと話し掛けて来て渋々許可を出した後に、直ぐにルークもやって来て、何故か勝手に付いて来ている。
道中トウマとルークが、小さな言い争うをしたりしていた。
なので今はとてつもなく、雰囲気が悪く、居づらい……トウマは何となく、同室のルームメイトであるので一緒にいる意味は分かるが、何故ルークお前がいるんだ。
その視線をルークに向けると、何故か一度見たのに無視された。
おい! 何無視してんだ! と心で訴えつつ視線を送るも、その後は無視されっぱなしで終わる。
私はこの居づらい空気に耐えられず、適当な嘘を言って、2人から離れて灯台に続く、森の道へと入って行った。
そのまま、森の道を歩き続けると、思っていた以上に登ってきていたのか、開けた場所に辿り着くと、そこから海を一望できた。
「うわぁ~凄い~」
私はそこで海風に当たりつつ、景色を楽しんだ。
暫くしてから、そろそろ戻るかと思い来た道を戻ったが、何故か道に迷ってしまった。
「あれ? おっかしいな~確かこっちの道から来たと思ったんだけどな~」
周囲が高い木で囲まれており、今どこにいるのか、いまいち分からないまま歩いていると、ぬかるんでいる地面をちょうど踏んでしまい、足を取られてしまう。
「やばっ」
そう思った時には、既に体勢を崩してしまい、なだらかな斜面を滑っていた。
そこは道ではなく、背の高い草木が生えている場所で勢いのまま滑って行くと、目の前が崖になっており勢いを止めるも止まらず、そのまま投げ出された。
だが、その崖の下は砂場になっており軽い尻もちで済んだ。
落ちた場所から見上げると、1メートル程に上に先程の崖があり、背の高い草木で見えなかったのかと思っていると、誰かが私に声を掛けて来た。
「びっくりした~いきなり人が出てくるとは思いませんでしたわ。そこの貴方、大丈夫ですか?」
「えっ、あ、はい。すいません、足を滑らしたらずるずると滑ってしまい、ここに出てしまっただけなので」
私が片手で頭を触りながら、心配させてしまい申し訳ないと思い立ち上がり、声を掛けてくれた人の服装を見て、私は言葉を失った。
「そう言われましても、念のためうちの医師に見てもらう方が良いかと思います。ちょうど、あの方もおられますし、声を掛けて聞いて見ますね」
「……はっ! ちょ、ちょっと、ま」
「あっ! アリスさーん! 今、少しよろしいでしょうか?」
目の前の女性が、そう聞き覚えがある名前で、遠くに居る目の前の女性と同じ服を来た女性らしき人に声を掛けた。
な、な、何で、ここいるんだよ……そんなの聞いてないし、最悪にマズイ展開なんじゃないかこれ……。
そう、私に声を掛けて来たのは、私が通っていたクレイス魔法学院の制服を着た、同級生だった。
つまり、今彼女が呼びかけたアリスと言う名の人は、もしかしなくても……。
そして呼ばれた女性が私の方に近付いて来て、はっきりとその姿を見て確信に変わった。
「どうしたのですかって、おや? 貴方、その格好は王都メルト魔法学院の生徒ではないですか? こんな所で、何をしていますの?」
それはこっちが聞きたいよ、マリア!
0
あなたにおすすめの小説
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
悪役令嬢はやめて、侯爵子息になります
立風花
恋愛
第八回 アイリス恋愛ファンタジー大賞 一次選考通過作品に入りました!
完結しました。ありがとうございます
シナリオが進む事のなくなった世界。誰も知らないゲーム後の世界が動き出す。
大崩落、王城陥落。聖女と祈り。シナリオ分岐の真実。
激動する王国で、想い合うノエルとアレックス王子。
大切な人の迷いと大きな決断を迫られる最終章!
ーあらすじー
8歳のお誕生日を前に、秘密の場所で小さな出逢いを迎えたキャロル。秘密を約束して別れた直後、頭部に怪我をしてしまう。
巡る記憶は遠い遠い過去。生まれる前の自分。
そして、知る自分がゲームの悪役令嬢であること。
戸惑いの中、最悪の結末を回避するために、今度こそ後悔なく幸せになる道を探しはじめる。
子息になった悪役令嬢の成長と繋がる絆、戸惑う恋。
侯爵子息になって、ゲームのシナリオ通りにはさせません!<序章 侯爵子息になります!編>
子息になったキャロルの前に現れる攻略対象。育つ友情、恋に揺れる気持<二章 大切な人!社交デビュー編>
学園入学でゲームの世界へ。ヒロイン登場。シナリオの変化。絆は波乱を迎える「転」章<三章 恋する学園編>
※複数投稿サイト、またはブログに同じ作品を掲載しております
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
天咲リンネ
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる