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第51話 悪い大人の助言
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遡る事、合同合宿5日目の夜。
私たちはどう犯人を見つけ出すかを決めたはいいが、どう解決させるかが決まらずにいた。
「だから、報復的な事をしても根本的な解決にならないだろ」
「じゃなにか、ただ説得するような言葉を投げかけて、相手が反省するようにするだけか」
トウマを横目に、私とルークはヒートアップして口喧嘩っぽくなっていた。
それを聞いて見ていたトウマが、間に入り止める。
「さっきから同じやり取りばかっかりだぞ、お前ら。喧嘩しては、俺が止める流れだわ。2人共、シンの事を考えての発言なのは分かるが、このままじゃ全く決まらないぞ」
「うっ」
「……」
トウマの言葉に、私とルークは黙って少し反省する。
その後トウマが解決するなら、当の本人が解決するのが一番だし昔だとこう言う事は、当人同士で戦って解決してたんだよな、と呟きそれに私とルークが反応する。
「「それだ!」」
「えっ?」
私たちは、その後シンの部屋へと乗り込んだ。
突然の事に驚くシンではあったが、事情を説明し何をしに来たかを教えると、シンは首を横に振って何もしなくていいと表情で伝えられた。
だが、ルークがまた布団にを被ろうとするシンの手首を掴み、お節介だろうが面倒な奴と思われようが、これはお前の為にも決行すると伝える。
その言葉に何かを感じたのか、シンも少しは話を聞いてくれる気になってくれた。
「と言うわけで、シンの変身魔法で、トウマとシンを入れ替えて直接犯人の現行を抑える」
「おい! 何勝手に、俺が変わる事になってるんだ!」
「トウマ。それが出来るのは、お前だけなんだよ。親友の言葉を信じられないのか?」
「ルークお前、そんなに俺を信頼して……って、騙されないぞ! こんな時に調子いい事言いやがって」
そして、最終的にはじゃんけんで決める事になったが、結果は変わらずトウマになった。
トウマは自分が出したグーの手を出して、後ろで1人勝負に負けたことを落ち込んでいた。
「シン、俺たちはお前の為にすると言ったが、やる事は犯人を捜して、説教するまでだ」
「?」
「そこから先どう解決するかは、シン次第と言う事だよ。どんなに他人から言われようが、多分この現状は変わらず、いつか元に戻る。だから、シンが今の関係に決着をつけるんだ」
私の言葉にシンは、動揺してそんな事出来ないと、首を横に振って断られる。
しかし、どうにか説得して自身で関係に終止符を付けるべきだと伝えるが、シンは首を縦には降らなかった。
他人から見れば、厳しいことを言っているように思うかもしれないが、自分からその一歩を踏み出せなければ、シンの現状は何も変わらないと思っているのだ。
他人が踏み込んで解決したとしても、いつかまた似た事が起こるかもしれない。
そんな事が二度と起こらない事が望ましいが、そんな時にまた誰かが助けてくれるとは限らないので、今この機会に自分から解決させる手段を提示しようと決めたので、今に至っているのだ。
シンにはそこまで伝えたが、この場でその一歩を踏み出す事はなかった。
ひとまず私とトウマは、一度自室へ戻る事にして、ルークも少しシンにも考えさせる時間が必要だろうと言って、部屋を出て行った。
そのまま時間が過ぎて行き、皆が寝静まった頃に、シンは目が覚めてしまい起き上がった。
シンはルークを起こさない様に、部屋から出て行きリビングへと向かうと、外に誰かいる事に気付く。
そこにいたのは、たばこを口に銜えたタツミ先生であった。
「ん? 目でも覚めたのか? 別に気を遣う事はねぇぞ、今は勤務時間外だ」
その事を聞いた、シンはその場から一旦立ち去るが、何かを思いまた戻って来る。
それに気付いたタツミ先生が、暇なら少し話し相手にでもなれと言って、呼び寄せるとシンは頷き近くに座った。
「今回の合同合宿にはよ、ただの付き添いで来たんだが、面倒事が多くて嫌になるよ。場所はいいから、気軽に返事をしたのが間違いだった」
そこから始まったのは、タツミ先生の愚痴であった。
シンはそれを黙って聞き続けていると、突然タツミ先生がシンの悩みを口にした。
「お前、いじめられてるんだってな」
「っ!」
「悪いな、たまたま聞いちまったんだよ。まぁ、でも今は教員ではなくだたの大人としてだから、適当に聞き流してもかまわないぞ」
一瞬動揺するシンであったが、タツミ先生は特に事情などを深堀してくる気配はなかったので、ひとまずそのまま聞くことにした。
「にしても、いじめってのはいつの時もなくならないもんだな。俺の時もあったが、その時は拳で語り合ったりしてたな」
シンは拳で何を語り合っているの意味が分からず、首を傾げていた。
「話だけで解決できない事もあるってことだよ。今じゃ、そんな事やる奴もいないし、ましてや教員が教える様な事じゃない。だが、ぶつかり合ってこそ、分かり合える事もあるんだよ」
「そ、それは、具体的にどういう事なんですか?」
「お前、話せるのか」
「は、はい……」
急に話し出すシンに驚いたタツミ先生だったが、シンの問いかけに答えた。
タツミ先生は、そんなのやった当人にしか分からない事だし、いいものじゃないと口にする。
だが、やり合った後は何故かスッキリする事が出来るとだけ笑いながら伝えた。
「お前も、一発やっちまったらどうだ。人生たまにはやんちゃしないと、つまらないまま終わっちまうぞ。後、負けっぱなしってのは、意外と一生引きずるもんだ。体験してる先輩からのアドバイスだ」
その言葉に何か感銘を受けたシンは、突然立ち上がり一礼して自室へと向かって行った。
タツミ先生は、再び口にたばこを銜えた。
「今は勤務時間外とは言え、教員と言う立場からすれば、絶対に教えてはいけない選択肢だったな。やっぱり、俺は悪い大人だし、教員には向いてないな……まぁ、いいか。何をするか決めるのは、あいつだし」
その後、シンはルークを起こし、作戦を行う事を伝えていたのだ。
そして時は、シンがベンに決闘を言い渡した時に戻る。
まさかの発言にベンは驚いていたが、暫くすると鼻で笑いお前が俺に決闘を挑むとか気がおかしくなったのかと笑うと、他の男子生徒たちも小さく笑っていた。
だが、シンはそれに怯むこともなく真剣な顔をしてもう一度、決闘を申し込んだ。
するとベンも、笑うのを止めいいだろと言って、シンを見下す様に答えると2人は少し距離を取った。
それを見たルークがポケットから1枚のコインを取り出して、2人にこれが落ちたら合図とするのはどうだと提案すると、2人は頷いて答えたので、直ぐにルークは真上にコイントスを行った。
コインが地面に落ちると同時に、ベンは魔法を放ち、シンはベン目掛けて突っ込んだ。
魔法が直撃し吹き飛ぶシンだったが、直ぐに立ち上がり再び突っ込むが、また魔法で吹き飛ばされる。
そんな攻防が何度か続き、ベンの魔力が切れ始めるとシンのタックルが決まり、ベンを突き倒した。
そこからは、正しく拳や蹴りによるただの喧嘩であり、シンの方が惜し負けていたが、決して諦めたり、負けを認めることはなく立ち向かって行った。
そして、そんなシンに驚き、いくらやっても折れない事に怖くなったのか、ベンがもういい! もうお前の勝ちでいいから、離れろ! と声を上げたのだった。
2人共、息切れしつつ口が切れて血が出ていたり、顔にもあざが出来ていた。
「マジで、なんなんだよお前! そんな奴じゃなかったろうが!」
「ぼ、僕は変わると決めたんだ。もう、ただ耐えたり、見ないふりは辞めたんだ! 君に立ち向かい、僕がどれほど面倒な奴かを知ってもらう!」
「は?」
「僕をこれからもいじめるのは構わない。だけど、やられる事にこうやって、絶対に負けを認めるまで反撃をするからな! 覚えとけ!」
「ちっ! 何だよそれ。いって……」
ベンは、口元の傷に触りながら服についた汚れを払っていた。
そのまま背を向けて、その場から立ち去って行き、他の男子生徒たちも決闘を見届けた後、何も言わずにベンの後を付いて行った。
それを見届けたシンは、その場に大の字で倒れるとかすれた声で小さくスカッとしたなと呟いた。
直ぐに私たちは、突然倒れたシンに近付き、ルークが肩を貸して宿泊施設まで連れて帰った。
宿泊施設に着くなり、怪我しているシンに皆がどうしたんだと近付いて来るが、シンがこれは大丈夫決意の印だからと言うと、何故が皆が驚いた表情をしていた。
理由は、シンが普通に話している事に驚いていたが、直ぐにいつも通りに接して、怪我を心配していた。
シンはルークにここで大丈夫だと言って、1人で医務室へと向かった。
そして、医務室の扉をノックしてから入った。
「先生、僕喧嘩してしまってボロボロなので、見てもらっていいですか? 後、色々と考えていた事が、スキッリしました」
「全くよ、何でこうもここには、馬鹿みたいな奴しかいないんだ」
そう呟くタツミ先生の口元は少し笑っていたのだった。
私たちはどう犯人を見つけ出すかを決めたはいいが、どう解決させるかが決まらずにいた。
「だから、報復的な事をしても根本的な解決にならないだろ」
「じゃなにか、ただ説得するような言葉を投げかけて、相手が反省するようにするだけか」
トウマを横目に、私とルークはヒートアップして口喧嘩っぽくなっていた。
それを聞いて見ていたトウマが、間に入り止める。
「さっきから同じやり取りばかっかりだぞ、お前ら。喧嘩しては、俺が止める流れだわ。2人共、シンの事を考えての発言なのは分かるが、このままじゃ全く決まらないぞ」
「うっ」
「……」
トウマの言葉に、私とルークは黙って少し反省する。
その後トウマが解決するなら、当の本人が解決するのが一番だし昔だとこう言う事は、当人同士で戦って解決してたんだよな、と呟きそれに私とルークが反応する。
「「それだ!」」
「えっ?」
私たちは、その後シンの部屋へと乗り込んだ。
突然の事に驚くシンではあったが、事情を説明し何をしに来たかを教えると、シンは首を横に振って何もしなくていいと表情で伝えられた。
だが、ルークがまた布団にを被ろうとするシンの手首を掴み、お節介だろうが面倒な奴と思われようが、これはお前の為にも決行すると伝える。
その言葉に何かを感じたのか、シンも少しは話を聞いてくれる気になってくれた。
「と言うわけで、シンの変身魔法で、トウマとシンを入れ替えて直接犯人の現行を抑える」
「おい! 何勝手に、俺が変わる事になってるんだ!」
「トウマ。それが出来るのは、お前だけなんだよ。親友の言葉を信じられないのか?」
「ルークお前、そんなに俺を信頼して……って、騙されないぞ! こんな時に調子いい事言いやがって」
そして、最終的にはじゃんけんで決める事になったが、結果は変わらずトウマになった。
トウマは自分が出したグーの手を出して、後ろで1人勝負に負けたことを落ち込んでいた。
「シン、俺たちはお前の為にすると言ったが、やる事は犯人を捜して、説教するまでだ」
「?」
「そこから先どう解決するかは、シン次第と言う事だよ。どんなに他人から言われようが、多分この現状は変わらず、いつか元に戻る。だから、シンが今の関係に決着をつけるんだ」
私の言葉にシンは、動揺してそんな事出来ないと、首を横に振って断られる。
しかし、どうにか説得して自身で関係に終止符を付けるべきだと伝えるが、シンは首を縦には降らなかった。
他人から見れば、厳しいことを言っているように思うかもしれないが、自分からその一歩を踏み出せなければ、シンの現状は何も変わらないと思っているのだ。
他人が踏み込んで解決したとしても、いつかまた似た事が起こるかもしれない。
そんな事が二度と起こらない事が望ましいが、そんな時にまた誰かが助けてくれるとは限らないので、今この機会に自分から解決させる手段を提示しようと決めたので、今に至っているのだ。
シンにはそこまで伝えたが、この場でその一歩を踏み出す事はなかった。
ひとまず私とトウマは、一度自室へ戻る事にして、ルークも少しシンにも考えさせる時間が必要だろうと言って、部屋を出て行った。
そのまま時間が過ぎて行き、皆が寝静まった頃に、シンは目が覚めてしまい起き上がった。
シンはルークを起こさない様に、部屋から出て行きリビングへと向かうと、外に誰かいる事に気付く。
そこにいたのは、たばこを口に銜えたタツミ先生であった。
「ん? 目でも覚めたのか? 別に気を遣う事はねぇぞ、今は勤務時間外だ」
その事を聞いた、シンはその場から一旦立ち去るが、何かを思いまた戻って来る。
それに気付いたタツミ先生が、暇なら少し話し相手にでもなれと言って、呼び寄せるとシンは頷き近くに座った。
「今回の合同合宿にはよ、ただの付き添いで来たんだが、面倒事が多くて嫌になるよ。場所はいいから、気軽に返事をしたのが間違いだった」
そこから始まったのは、タツミ先生の愚痴であった。
シンはそれを黙って聞き続けていると、突然タツミ先生がシンの悩みを口にした。
「お前、いじめられてるんだってな」
「っ!」
「悪いな、たまたま聞いちまったんだよ。まぁ、でも今は教員ではなくだたの大人としてだから、適当に聞き流してもかまわないぞ」
一瞬動揺するシンであったが、タツミ先生は特に事情などを深堀してくる気配はなかったので、ひとまずそのまま聞くことにした。
「にしても、いじめってのはいつの時もなくならないもんだな。俺の時もあったが、その時は拳で語り合ったりしてたな」
シンは拳で何を語り合っているの意味が分からず、首を傾げていた。
「話だけで解決できない事もあるってことだよ。今じゃ、そんな事やる奴もいないし、ましてや教員が教える様な事じゃない。だが、ぶつかり合ってこそ、分かり合える事もあるんだよ」
「そ、それは、具体的にどういう事なんですか?」
「お前、話せるのか」
「は、はい……」
急に話し出すシンに驚いたタツミ先生だったが、シンの問いかけに答えた。
タツミ先生は、そんなのやった当人にしか分からない事だし、いいものじゃないと口にする。
だが、やり合った後は何故かスッキリする事が出来るとだけ笑いながら伝えた。
「お前も、一発やっちまったらどうだ。人生たまにはやんちゃしないと、つまらないまま終わっちまうぞ。後、負けっぱなしってのは、意外と一生引きずるもんだ。体験してる先輩からのアドバイスだ」
その言葉に何か感銘を受けたシンは、突然立ち上がり一礼して自室へと向かって行った。
タツミ先生は、再び口にたばこを銜えた。
「今は勤務時間外とは言え、教員と言う立場からすれば、絶対に教えてはいけない選択肢だったな。やっぱり、俺は悪い大人だし、教員には向いてないな……まぁ、いいか。何をするか決めるのは、あいつだし」
その後、シンはルークを起こし、作戦を行う事を伝えていたのだ。
そして時は、シンがベンに決闘を言い渡した時に戻る。
まさかの発言にベンは驚いていたが、暫くすると鼻で笑いお前が俺に決闘を挑むとか気がおかしくなったのかと笑うと、他の男子生徒たちも小さく笑っていた。
だが、シンはそれに怯むこともなく真剣な顔をしてもう一度、決闘を申し込んだ。
するとベンも、笑うのを止めいいだろと言って、シンを見下す様に答えると2人は少し距離を取った。
それを見たルークがポケットから1枚のコインを取り出して、2人にこれが落ちたら合図とするのはどうだと提案すると、2人は頷いて答えたので、直ぐにルークは真上にコイントスを行った。
コインが地面に落ちると同時に、ベンは魔法を放ち、シンはベン目掛けて突っ込んだ。
魔法が直撃し吹き飛ぶシンだったが、直ぐに立ち上がり再び突っ込むが、また魔法で吹き飛ばされる。
そんな攻防が何度か続き、ベンの魔力が切れ始めるとシンのタックルが決まり、ベンを突き倒した。
そこからは、正しく拳や蹴りによるただの喧嘩であり、シンの方が惜し負けていたが、決して諦めたり、負けを認めることはなく立ち向かって行った。
そして、そんなシンに驚き、いくらやっても折れない事に怖くなったのか、ベンがもういい! もうお前の勝ちでいいから、離れろ! と声を上げたのだった。
2人共、息切れしつつ口が切れて血が出ていたり、顔にもあざが出来ていた。
「マジで、なんなんだよお前! そんな奴じゃなかったろうが!」
「ぼ、僕は変わると決めたんだ。もう、ただ耐えたり、見ないふりは辞めたんだ! 君に立ち向かい、僕がどれほど面倒な奴かを知ってもらう!」
「は?」
「僕をこれからもいじめるのは構わない。だけど、やられる事にこうやって、絶対に負けを認めるまで反撃をするからな! 覚えとけ!」
「ちっ! 何だよそれ。いって……」
ベンは、口元の傷に触りながら服についた汚れを払っていた。
そのまま背を向けて、その場から立ち去って行き、他の男子生徒たちも決闘を見届けた後、何も言わずにベンの後を付いて行った。
それを見届けたシンは、その場に大の字で倒れるとかすれた声で小さくスカッとしたなと呟いた。
直ぐに私たちは、突然倒れたシンに近付き、ルークが肩を貸して宿泊施設まで連れて帰った。
宿泊施設に着くなり、怪我しているシンに皆がどうしたんだと近付いて来るが、シンがこれは大丈夫決意の印だからと言うと、何故が皆が驚いた表情をしていた。
理由は、シンが普通に話している事に驚いていたが、直ぐにいつも通りに接して、怪我を心配していた。
シンはルークにここで大丈夫だと言って、1人で医務室へと向かった。
そして、医務室の扉をノックしてから入った。
「先生、僕喧嘩してしまってボロボロなので、見てもらっていいですか? 後、色々と考えていた事が、スキッリしました」
「全くよ、何でこうもここには、馬鹿みたいな奴しかいないんだ」
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