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第148話 代表者決定試合準決勝
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「はぁ、はぁ、はぁ、何でこんな日に二度寝しちゃうかな~」
私が起きた時には既に同室のシンはおらず、時間を見ると9時を過ぎていた。
今日は学院対抗戦2日目の代表者決定試合が行われる日である。
本日は平日ではあるが授業はなく特別に試合を観たい者は観て、見なくていい者は自分の時間に当てる様にと言われていた少し特別な日なのだ。
その為私は前日トウマにルークの試合を観ようと誘われて、会場で待ち合わせしたのだが私は二度寝をしてしまい起きた時には約束の時間を既に過ぎていたのだった。
あ~もう試合始まってるし、最後の方には間に合いそうだけどトウマには怒られるよね……
私は走りながら会場へと向かっている途中で、昨日の夜にした自分の行動を悔やんだ。
やっぱり遅くまで何かやるもんじゃないな~偽デートが近いからって、色々と確認してたら寝るのが遅くなって朝には起きれなくて、二度寝とか最悪だよ……
私は少しぼさぼさの髪のまま会場に着くと、会場中から大きな歓声が響いて来た。
急いで会場へと入りトウマを探すと、遠くから私の姿を見つけたトウマが大手を振って声を掛けて来てくれたので、私は手を上げて返事をした後急いでトウマの元へと向かった。
会場は円形状で中心に試合を行う場所があり、その周りから見れる様に観客席や後方には立ち見席などが存在している。
「ご、ごめんトウマ……二度寝しちゃって」
「たっくよ、もう終盤だぞクリス」
「本当にごめん! で、どう言う状況?」
代表者決定試合はトーナメント方式で行われており、私たちの第2学年からの立候補者は全員で12名いた。
トーナメント表に関しては前日に貼り出されておりその時に、優勝候補としてルークとダンデの名前が挙がりその2人は決勝戦でしか当たらないトーナメント表になっていた。
それが偶然が必然かは分からないが、学院生たちの中ではその試合が既に実現となる様な言い草で一番注目されていた。
現状トーナメントは準決勝まで進んでおり、1試合目がダンデの試合が行われ、皆の予想通りダンデが勝利し決勝へと駒を進めていた。
そしてこれから準決勝2試合目が始まろうとしており、対戦者はルークとレオンであった。
「勝ってんじゃん、ルーク」
「そりゃ優勝候補だしな。簡単に負けやしないだろあいつは」
「次の相手はレオンか」
「レオンな~実際どれだけ凄いのかって大運動会の時ぐらいしか見てないから分からないんだよな~」
まぁ確かに、トウマが言った通り何かと一緒だったりした事はあるけど、実践的な場はあまり見た事ないから私もピンと来ない所があるな。
とは言っても、成績や考え方からルークに劣らない力は持っていると思っているから、ちょっと楽しみな対戦カードだな。
私が2人の戦いに少し期待した目を向けている頃、反対側の客席後方の立見席にてジュリルがレオンの事を見つめていた。
「ジュリル・ハイナンス君だよね?」
ジュリルは急に名前を呼ばれたので、声がした方へと振り返るとそこにはオービンがいた。
「オービン先輩?」
「初めましてだね。隣いいかな?」
「え、あ、はい。どうぞ」
するとオービンは立ち見しているジュリルの横に立ち、試合が行われる中心に視線を向けた。
「オービン先輩は、ルーク様の応援にいらしたんですか?」
「そうだね~こそこそしなくて弟が頑張る姿が見れるし、誰が優勝するのかも気になってるからさ。そう言えば、話は変わるけど彼、レオン君は確か君の使用人という立場だったよね?」
「はいそうです。でも、学院内では極力干渉しない様にしてはいます。元々は、学院長のスカウトから私の両親がレオンの身元保証人となっただけで、彼は初めから私の家の使用人ではないのです」
「スカウトで入学するのも珍しいのに、その身元保証人をハイナンス家が行うという事は、相当な実力者ってことだね彼は」
「……それでオービン先輩は、寮長さんたちなら知っている様な話をして私にどのようなご用件ですか?」
「あれ? 気付いちゃった?」
ジュリルはオービンの会話から自分に何か聞きたい事があって話し掛けて来たのだと悟り、自分から切り出したのだった。
オービンはそう言われ、参ったなという事を態度にだしつつもルークの試合を観に来たのは嘘ではないと話す。
「では? 偶然私を見つけて話し掛けてきたのですか? それとも探していたのですか?」
「あわよくば、とは思っていたよ。見つけたのは偶然さ」
「そうですか。それで、ご用件はなんでしょうか?」
するとオービンは口に出すよりも先に、会場の中心に今立っているレオンを指さした。
ジュリルはオービンが指さす方を見た後、オービンへと視線を戻した。
「レオン……ですか?」
「あぁ。彼の昔の事について、知っていれば教えて欲しんだジュリル君」
「……どうして、ですか?」
「……気になるからだよ、彼のことが」
オービンはジュリルからの問いかけに、少し間を空けた後答えた。
そして妙な雰囲気が2人の間に流れると、会場にルークとレオンの紹介の声が響き渡り2人は会場の中心へと視線を向けた。
「この話の続きは、試合が終わったらすると言うのはどうだろうか?」
オービンからの提案にジュリルは一瞬ためらった。
どうしてオービンがレオンの事を知りたいのか理由は分からないが、過去の事を調べていると考えるとレオンの過去を自分が話していいものかと躊躇ったためだ。
ジュリルはここで断る様な選択をしたら、何かレオンに言えないような秘密があると思われ色々と調べられるのはあまり気持ちが良いものではないと思い、オービンからの提案に乗った。
そして会場では準決勝2試合目の出場者に大きな声援が飛び交っていた。
「ルーク! ド派手な魔法期待してるぞ!」
「レオン! 日々鍛えた肉体の力を見せてやれー!」
「庶民のプリンスと王国のプリンス、どっちが強いのかここで決着つけてくれー!」
様々な声が響くなか、2人は微動だにせず声を出さぬまま試合開始の合図を待っていた。
そして次に試合開始の合図が鳴ると、2人は同時に飛び出し相手へと打撃を仕掛けるも、両者共それを防いでいた。
そのまま魔法や魔力を使わず武術でのぶつかり合いが続くも、両者が同時に距離を取った後から魔法へと切り替え相手を攻撃し出しす。
そんな2人の激しく手に汗握る様な戦闘を、観客の皆は観ているがそれは幻覚であった。
正確に言うと、それを観てる人がこうなれば面白いと思う展開を見せられているのだった。
実際の所ルークとオービンはまだ戦いを始めておらず、まだ立っているままであった。
「これは何の真似だ、レオン?」
ルークは自分たちが会場の中心で戦っている幻覚を見てため息をついた後、レオンに問いかけた。
「少し君と2人きりで話したいと思ってね」
「あのな~それならこんな事までする必要があるか? こんな事したらすぐに誰か気付くだろ」
「その前には話は終わるさ。そしたら、試合を始めれば問題ないさ」
「(にしても、どうやって皆に幻覚を見せている? この足元の薄い煙と小さいがあちこちにある魔道具を使って実現しているのか?)」
オービンはレオンが幻覚をどうやって誰にも気付かれずに実現させているのかを、周囲の状況から判断していた。
「それじゃ、さっさとお話して試合を始めますか」
「……で、話ってのは何だよレオン」
「ちょっと昔の話になるんですが、ルークも知っているはずの事なのですぐ終わりますよ。ほんの7年前の事です」
「7年前? 何でそんな話をお前とする必要がある?」
「とぼけないで下さいよ。貴方は7年前ある村で魔法を使って魔物を倒してるはずだ」
レオンからの言葉にルークは黙って聞きだす。
「その時、お前は魔物だけでなく僕の両親も一緒に、暴走気味の魔法で一気にその場を消し去っただろうが!」
「……」
「覚えてないわけないよな、ルーク。僕はあの時あの場でお前がやった事を見ていたんだ。魔法を放った後震えているお前に、僕は掴みかかってもいるんだぞ! 忘れたとは言わせないぞ、ルーク!」
ルークはレオンの言葉を聞いた後、少し目線を落として瞼を閉じた。
その後直ぐに顔を上げて、レオンに向かって口を開いた。
「……レオン……お前はさっきから、何の話をしているんだ?」
「……はぁ?」
私が起きた時には既に同室のシンはおらず、時間を見ると9時を過ぎていた。
今日は学院対抗戦2日目の代表者決定試合が行われる日である。
本日は平日ではあるが授業はなく特別に試合を観たい者は観て、見なくていい者は自分の時間に当てる様にと言われていた少し特別な日なのだ。
その為私は前日トウマにルークの試合を観ようと誘われて、会場で待ち合わせしたのだが私は二度寝をしてしまい起きた時には約束の時間を既に過ぎていたのだった。
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私は走りながら会場へと向かっている途中で、昨日の夜にした自分の行動を悔やんだ。
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急いで会場へと入りトウマを探すと、遠くから私の姿を見つけたトウマが大手を振って声を掛けて来てくれたので、私は手を上げて返事をした後急いでトウマの元へと向かった。
会場は円形状で中心に試合を行う場所があり、その周りから見れる様に観客席や後方には立ち見席などが存在している。
「ご、ごめんトウマ……二度寝しちゃって」
「たっくよ、もう終盤だぞクリス」
「本当にごめん! で、どう言う状況?」
代表者決定試合はトーナメント方式で行われており、私たちの第2学年からの立候補者は全員で12名いた。
トーナメント表に関しては前日に貼り出されておりその時に、優勝候補としてルークとダンデの名前が挙がりその2人は決勝戦でしか当たらないトーナメント表になっていた。
それが偶然が必然かは分からないが、学院生たちの中ではその試合が既に実現となる様な言い草で一番注目されていた。
現状トーナメントは準決勝まで進んでおり、1試合目がダンデの試合が行われ、皆の予想通りダンデが勝利し決勝へと駒を進めていた。
そしてこれから準決勝2試合目が始まろうとしており、対戦者はルークとレオンであった。
「勝ってんじゃん、ルーク」
「そりゃ優勝候補だしな。簡単に負けやしないだろあいつは」
「次の相手はレオンか」
「レオンな~実際どれだけ凄いのかって大運動会の時ぐらいしか見てないから分からないんだよな~」
まぁ確かに、トウマが言った通り何かと一緒だったりした事はあるけど、実践的な場はあまり見た事ないから私もピンと来ない所があるな。
とは言っても、成績や考え方からルークに劣らない力は持っていると思っているから、ちょっと楽しみな対戦カードだな。
私が2人の戦いに少し期待した目を向けている頃、反対側の客席後方の立見席にてジュリルがレオンの事を見つめていた。
「ジュリル・ハイナンス君だよね?」
ジュリルは急に名前を呼ばれたので、声がした方へと振り返るとそこにはオービンがいた。
「オービン先輩?」
「初めましてだね。隣いいかな?」
「え、あ、はい。どうぞ」
するとオービンは立ち見しているジュリルの横に立ち、試合が行われる中心に視線を向けた。
「オービン先輩は、ルーク様の応援にいらしたんですか?」
「そうだね~こそこそしなくて弟が頑張る姿が見れるし、誰が優勝するのかも気になってるからさ。そう言えば、話は変わるけど彼、レオン君は確か君の使用人という立場だったよね?」
「はいそうです。でも、学院内では極力干渉しない様にしてはいます。元々は、学院長のスカウトから私の両親がレオンの身元保証人となっただけで、彼は初めから私の家の使用人ではないのです」
「スカウトで入学するのも珍しいのに、その身元保証人をハイナンス家が行うという事は、相当な実力者ってことだね彼は」
「……それでオービン先輩は、寮長さんたちなら知っている様な話をして私にどのようなご用件ですか?」
「あれ? 気付いちゃった?」
ジュリルはオービンの会話から自分に何か聞きたい事があって話し掛けて来たのだと悟り、自分から切り出したのだった。
オービンはそう言われ、参ったなという事を態度にだしつつもルークの試合を観に来たのは嘘ではないと話す。
「では? 偶然私を見つけて話し掛けてきたのですか? それとも探していたのですか?」
「あわよくば、とは思っていたよ。見つけたのは偶然さ」
「そうですか。それで、ご用件はなんでしょうか?」
するとオービンは口に出すよりも先に、会場の中心に今立っているレオンを指さした。
ジュリルはオービンが指さす方を見た後、オービンへと視線を戻した。
「レオン……ですか?」
「あぁ。彼の昔の事について、知っていれば教えて欲しんだジュリル君」
「……どうして、ですか?」
「……気になるからだよ、彼のことが」
オービンはジュリルからの問いかけに、少し間を空けた後答えた。
そして妙な雰囲気が2人の間に流れると、会場にルークとレオンの紹介の声が響き渡り2人は会場の中心へと視線を向けた。
「この話の続きは、試合が終わったらすると言うのはどうだろうか?」
オービンからの提案にジュリルは一瞬ためらった。
どうしてオービンがレオンの事を知りたいのか理由は分からないが、過去の事を調べていると考えるとレオンの過去を自分が話していいものかと躊躇ったためだ。
ジュリルはここで断る様な選択をしたら、何かレオンに言えないような秘密があると思われ色々と調べられるのはあまり気持ちが良いものではないと思い、オービンからの提案に乗った。
そして会場では準決勝2試合目の出場者に大きな声援が飛び交っていた。
「ルーク! ド派手な魔法期待してるぞ!」
「レオン! 日々鍛えた肉体の力を見せてやれー!」
「庶民のプリンスと王国のプリンス、どっちが強いのかここで決着つけてくれー!」
様々な声が響くなか、2人は微動だにせず声を出さぬまま試合開始の合図を待っていた。
そして次に試合開始の合図が鳴ると、2人は同時に飛び出し相手へと打撃を仕掛けるも、両者共それを防いでいた。
そのまま魔法や魔力を使わず武術でのぶつかり合いが続くも、両者が同時に距離を取った後から魔法へと切り替え相手を攻撃し出しす。
そんな2人の激しく手に汗握る様な戦闘を、観客の皆は観ているがそれは幻覚であった。
正確に言うと、それを観てる人がこうなれば面白いと思う展開を見せられているのだった。
実際の所ルークとオービンはまだ戦いを始めておらず、まだ立っているままであった。
「これは何の真似だ、レオン?」
ルークは自分たちが会場の中心で戦っている幻覚を見てため息をついた後、レオンに問いかけた。
「少し君と2人きりで話したいと思ってね」
「あのな~それならこんな事までする必要があるか? こんな事したらすぐに誰か気付くだろ」
「その前には話は終わるさ。そしたら、試合を始めれば問題ないさ」
「(にしても、どうやって皆に幻覚を見せている? この足元の薄い煙と小さいがあちこちにある魔道具を使って実現しているのか?)」
オービンはレオンが幻覚をどうやって誰にも気付かれずに実現させているのかを、周囲の状況から判断していた。
「それじゃ、さっさとお話して試合を始めますか」
「……で、話ってのは何だよレオン」
「ちょっと昔の話になるんですが、ルークも知っているはずの事なのですぐ終わりますよ。ほんの7年前の事です」
「7年前? 何でそんな話をお前とする必要がある?」
「とぼけないで下さいよ。貴方は7年前ある村で魔法を使って魔物を倒してるはずだ」
レオンからの言葉にルークは黙って聞きだす。
「その時、お前は魔物だけでなく僕の両親も一緒に、暴走気味の魔法で一気にその場を消し去っただろうが!」
「……」
「覚えてないわけないよな、ルーク。僕はあの時あの場でお前がやった事を見ていたんだ。魔法を放った後震えているお前に、僕は掴みかかってもいるんだぞ! 忘れたとは言わせないぞ、ルーク!」
ルークはレオンの言葉を聞いた後、少し目線を落として瞼を閉じた。
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