272 / 564
第271話 第二期期末試験⑰~変身とギャップ~
しおりを挟む
【ノルマ班】
「で、どうするの? あれ」
「おい、あれって言うな。先輩で寮長だぞ」
シンとアルジュが、壁に隠れながら通路の先でウトウトと寝ているイルダの事について話していた。
「まぁまぁ。今まで通りで行こうよ。それに今回はさっきよりも安全に行きそうだし」
「そうだな。それじゃ頼むぜ、シン」
「りょ~かい」
そうなれた感じでシンは変身魔法を使い、マルロスへと変わった。
「あ、あ~あ~あ~~」
シンは小さく声を出して、マルロスの声色へと変化させ始めた。
「それじゃ俺は、感知魔法を展開するね。後は状況で指示を頼むよ、アルジュ」
「了解。シン、通信型魔道具は付けたか?」
「うん。もう耳に分からない様にかけているよ」
その返事の声は、もうシンではなく完全にマルロスであった。
「よし、基本的にはさっき一度やった通りだ。相手を誘導し、ある程度の所で離脱し合流。随時これで連絡を取り合う。いいな」
アルジュは、シン同様に耳に同じ通信型魔道具をつけており、シンはアルジュの言葉に頷いて返事をした。
するとシンリが感知魔法を使って周囲状況を報告する。
感知魔法は、シンリを中心とし周囲一キロの生物や地形を把握できる魔法である。
「ひとまず、周囲に他の人の影はなし。特に罠の様な物も見当たらない」
「了解。それじゃ、イルダ寮長が動き出したら作戦開始だ。わざわざこちらから近付く事はない」
その後3人は息を潜め、イルダの行動を監視しているとシンが話し出す。
「にしても、さっきは咄嗟だったけど本当に大丈夫だったのか?」
「何だよいきなり」
「いや、ほら~ミカロス先輩とエリス先輩の反応が、疑われてる様に思えて」
「普通に話してたろ。それより僕は、マルロスが背後から近寄って来てた時の方が怖かったよ」
「あ~あったね。俺もハラハラだったよ。でも、そのお陰でシンがマルロス先輩に変身出来て、ここまで切り抜けられてこれてるだよな」
ノルマたちはここに来るまでに、マルロス・ミカロス・エリスたちに出会っていたが、全て戦闘にもならず寸前の所で隠れたりして切り抜けて来ていたのだった。
それが出来たのも、シンの変身魔法にノルマの感知魔法、そしてアルジュの作戦立案が上手くはまっていたからであった。
そんなこれまでの事を思い出していると、遂にイルダがこちらに向かって歩き出して来たのだった。
「こっちに来たか。よし、このまま偶然を装って気を反対に向けさせて、離すか」
「あ~今更何だけど、マルロス先輩ってイルダ先輩とどう言う感じで話してる? 普通で大丈夫だよね? 変わった呼び方とかしてないよね?」
その問いかけにアルジュは一瞬目線を逸らす。
シンはアルジュの反応で不安になるが、直ぐにアルジュが口を開いた。
「あぁ大丈夫。お前ならやれる」
「えー、僕任せ……はぁ~分かった。なるべく善処するよ」
「同じ寮じゃないって所であんまり情報がないが、ある程度の補佐はするから任せろ」
そして、シンリが近づいて来るイルダとの距離を伝え、偶然を装ってイルダと遭遇するのだった。
その後時は現在に戻り、作戦通りにシンがマルロスとしてイルダを誘導しようとするも、イルダに正体を怪しまれるのだった。
「誰って。どうしたんだよ、イルダ」
シンは動揺を隠しつつ、イルダに言い返した。
そしてシンの耳にはアルジュからの指示が入って来ていた。
「シン、そのままある程度距離をとれ。イルダ寮長は――」
「じゃ質問だ、マルロス」
「え?」
急にイルダから問いかけられた事で、、アルジュの話をうまく聞き取れなかった。
「自分は誰の事でしょう?」
「……自分は、自分だろ?」
と、シンはマルロスが自身の事を自分を呼ぶことを知っており、それを確認されたのだと思い上手く切り返した。
だが、次の瞬間イルダは一度瞬きをした直後シンの懐に踏み込み、顎目掛けて下から右掌底打ちを放っていた。
「残念。そもそも、そんな事にマルロスは答えない」
「っ!?」
シンは寸前の所で顎を上げつつ後退し、直撃は避けられた。
そのまま距離をとる為に後退するもイルダは逃げるシンとの距離を離さず、直ぐに詰めるのだった。
「(離せない!)」
「逃げるなよ。偽者さん」
イルダは再びシンに近付き、右足を振り抜くが咄嗟にしゃがみ避ける。
しかしイルダは、そんなシンの突発的な行動にも反応し蹴り抜いた勢いを使い、左足でシンを突き飛ばした。
そのまま転がって行くシンに、イルダは追い打ちをかける為に踏み込もうとすると、背後からの『フレイム』と『サンダー』の攻撃に気付き、飛び上がる。
イルダは飛び上がりながら背後を確認し、アルジュとシンリの存在を確認した。
「やっぱり、まだ居たか」
「アルジュ、今はシンと合流だ!」
「言われなくても分かってる!」
すると2人は宙にいるイルダを放って、シンの方へと走って行く。
そしてシンの元へ辿り着くと、シンは何とか立ち上がるが、そのまま変身魔法が解けてしまう。
「動けるかシン?」
「うん……何とかね。ズキズキはするけど、受け身はとったし大丈夫」
「よし、このまま離脱しよう。イルダ寮長との戦いに勝ち目なんてないからね」
「そう言わず、もう少し僕のウォーミングアップに付き合ってくれよ後輩君たち」
その声に3人はイルダの方を見るが、先程の所にはいなかった。
「いない!?」
「上だよ上」
そう言われ3人は真上を見上げると、そこには壁に張り付いてぶら下がる様に立っているイルダの姿があった。
「イルダ寮長!? どうして、そこに?」
「これは魔力質量の応用だよ。僕は魔法があんまりだからね……って、話を聞かないのかい?」
3人はイルダの話を悠長に聞かずに、そのまま逃げる選択をし走り出していた。
「こんな事して大丈夫なの? アルジュ?」
「今は試験中だ。たぶん大丈夫だろ」
「背に腹は変えられないって事だよね」
「そんな事いいから、逃げる事だけ考えろ!」
そのまま3人は全力疾走でイルダから逃げていたが、イルダも逃がさないと真上の壁に張り付いたまま、全力で追いかけ追いつきそのまま壁から離れ、前に立ちはだかった。
「邪魔者としての仕事をさせてもらうよ。せっかく出会えたんだしね」
「くっ」
先頭を走っていたアルジュは急ブレーキをし、真反対を向くとシンとノルマもその場で振り返り、来た道を逆走し始める。
その行動にイルダは右腕を突きだした。
「追いかけっこは、寝起きにしないんだ僕は!」
イルダはそう言って、3人が向かう先の道目掛けて魔力の塊を弾丸の様に放った。
すると魔力の塊はあっという間に3人を追い抜かすと、そこで破裂し魔力の網となり通路を完全に塞ぐのだった。
しかし、所詮は網だと思いノルマが走りながら『フレイム』を放ち、焼き切ろうとするが全く効果はなかった。
「嘘!?」
「なら、これでどうだ!」
入れ替わる様にアルジュが『ブリザード』の魔法を放つも、結果は変わらず効果はなく魔力の網に無傷であった。
「くそ! 何だよこれ。こんなに柔らかいのに、何で焼けも氷もしないんだ」
「それはね、僕が魔力質量の応用で創り出した物だからだよ」
「っ! イルダ寮長……」
「ふぅ~急に走るから疲れたよ。ちょっと休憩ね」
突然のイルダの緊張感のない言葉に、3人は少し調子が狂う。
そのままイルダは、大きく深呼吸をし出し本当に休憩をし始めたので、シンリたちは集まり小声でイルダから目を離さずに話し始めた。
「まずいよ、完全に追い詰められた」
「バラバラに逃げるとかは?」
「いや、各個撃破されて終わりだ。見たろ、あの速さ。そもそもイルダ寮長は、接近戦のキレや相手の攻撃を避ける凄さもある上、観察眼・洞察力・瞬発力・動体視力も優れているって言われてるんだぞ」
「あ~それ、聞いた事ある。さすがに盛り過ぎて嘘かと思ってたけど、マジだねあれは。いつも眠そうにしてる印象が強くて、ギャップがきついよ」
とそこで、ノルマが思い出し方の様にそれに付け足した。
「そう言えば噂だけど、ダイモン寮長に魔力質量の応用を教えたのイルダ寮長って噂があった気がする」
「おい、いらない事を思い出すなよ!」
「って言う事はさ、もしかしてイルダ寮長ってオービン寮長と同じくらい強い?」
その何気ないシンの言葉に、アルジュとノルマは何も言い返せなかった。
「で、どうするの? あれ」
「おい、あれって言うな。先輩で寮長だぞ」
シンとアルジュが、壁に隠れながら通路の先でウトウトと寝ているイルダの事について話していた。
「まぁまぁ。今まで通りで行こうよ。それに今回はさっきよりも安全に行きそうだし」
「そうだな。それじゃ頼むぜ、シン」
「りょ~かい」
そうなれた感じでシンは変身魔法を使い、マルロスへと変わった。
「あ、あ~あ~あ~~」
シンは小さく声を出して、マルロスの声色へと変化させ始めた。
「それじゃ俺は、感知魔法を展開するね。後は状況で指示を頼むよ、アルジュ」
「了解。シン、通信型魔道具は付けたか?」
「うん。もう耳に分からない様にかけているよ」
その返事の声は、もうシンではなく完全にマルロスであった。
「よし、基本的にはさっき一度やった通りだ。相手を誘導し、ある程度の所で離脱し合流。随時これで連絡を取り合う。いいな」
アルジュは、シン同様に耳に同じ通信型魔道具をつけており、シンはアルジュの言葉に頷いて返事をした。
するとシンリが感知魔法を使って周囲状況を報告する。
感知魔法は、シンリを中心とし周囲一キロの生物や地形を把握できる魔法である。
「ひとまず、周囲に他の人の影はなし。特に罠の様な物も見当たらない」
「了解。それじゃ、イルダ寮長が動き出したら作戦開始だ。わざわざこちらから近付く事はない」
その後3人は息を潜め、イルダの行動を監視しているとシンが話し出す。
「にしても、さっきは咄嗟だったけど本当に大丈夫だったのか?」
「何だよいきなり」
「いや、ほら~ミカロス先輩とエリス先輩の反応が、疑われてる様に思えて」
「普通に話してたろ。それより僕は、マルロスが背後から近寄って来てた時の方が怖かったよ」
「あ~あったね。俺もハラハラだったよ。でも、そのお陰でシンがマルロス先輩に変身出来て、ここまで切り抜けられてこれてるだよな」
ノルマたちはここに来るまでに、マルロス・ミカロス・エリスたちに出会っていたが、全て戦闘にもならず寸前の所で隠れたりして切り抜けて来ていたのだった。
それが出来たのも、シンの変身魔法にノルマの感知魔法、そしてアルジュの作戦立案が上手くはまっていたからであった。
そんなこれまでの事を思い出していると、遂にイルダがこちらに向かって歩き出して来たのだった。
「こっちに来たか。よし、このまま偶然を装って気を反対に向けさせて、離すか」
「あ~今更何だけど、マルロス先輩ってイルダ先輩とどう言う感じで話してる? 普通で大丈夫だよね? 変わった呼び方とかしてないよね?」
その問いかけにアルジュは一瞬目線を逸らす。
シンはアルジュの反応で不安になるが、直ぐにアルジュが口を開いた。
「あぁ大丈夫。お前ならやれる」
「えー、僕任せ……はぁ~分かった。なるべく善処するよ」
「同じ寮じゃないって所であんまり情報がないが、ある程度の補佐はするから任せろ」
そして、シンリが近づいて来るイルダとの距離を伝え、偶然を装ってイルダと遭遇するのだった。
その後時は現在に戻り、作戦通りにシンがマルロスとしてイルダを誘導しようとするも、イルダに正体を怪しまれるのだった。
「誰って。どうしたんだよ、イルダ」
シンは動揺を隠しつつ、イルダに言い返した。
そしてシンの耳にはアルジュからの指示が入って来ていた。
「シン、そのままある程度距離をとれ。イルダ寮長は――」
「じゃ質問だ、マルロス」
「え?」
急にイルダから問いかけられた事で、、アルジュの話をうまく聞き取れなかった。
「自分は誰の事でしょう?」
「……自分は、自分だろ?」
と、シンはマルロスが自身の事を自分を呼ぶことを知っており、それを確認されたのだと思い上手く切り返した。
だが、次の瞬間イルダは一度瞬きをした直後シンの懐に踏み込み、顎目掛けて下から右掌底打ちを放っていた。
「残念。そもそも、そんな事にマルロスは答えない」
「っ!?」
シンは寸前の所で顎を上げつつ後退し、直撃は避けられた。
そのまま距離をとる為に後退するもイルダは逃げるシンとの距離を離さず、直ぐに詰めるのだった。
「(離せない!)」
「逃げるなよ。偽者さん」
イルダは再びシンに近付き、右足を振り抜くが咄嗟にしゃがみ避ける。
しかしイルダは、そんなシンの突発的な行動にも反応し蹴り抜いた勢いを使い、左足でシンを突き飛ばした。
そのまま転がって行くシンに、イルダは追い打ちをかける為に踏み込もうとすると、背後からの『フレイム』と『サンダー』の攻撃に気付き、飛び上がる。
イルダは飛び上がりながら背後を確認し、アルジュとシンリの存在を確認した。
「やっぱり、まだ居たか」
「アルジュ、今はシンと合流だ!」
「言われなくても分かってる!」
すると2人は宙にいるイルダを放って、シンの方へと走って行く。
そしてシンの元へ辿り着くと、シンは何とか立ち上がるが、そのまま変身魔法が解けてしまう。
「動けるかシン?」
「うん……何とかね。ズキズキはするけど、受け身はとったし大丈夫」
「よし、このまま離脱しよう。イルダ寮長との戦いに勝ち目なんてないからね」
「そう言わず、もう少し僕のウォーミングアップに付き合ってくれよ後輩君たち」
その声に3人はイルダの方を見るが、先程の所にはいなかった。
「いない!?」
「上だよ上」
そう言われ3人は真上を見上げると、そこには壁に張り付いてぶら下がる様に立っているイルダの姿があった。
「イルダ寮長!? どうして、そこに?」
「これは魔力質量の応用だよ。僕は魔法があんまりだからね……って、話を聞かないのかい?」
3人はイルダの話を悠長に聞かずに、そのまま逃げる選択をし走り出していた。
「こんな事して大丈夫なの? アルジュ?」
「今は試験中だ。たぶん大丈夫だろ」
「背に腹は変えられないって事だよね」
「そんな事いいから、逃げる事だけ考えろ!」
そのまま3人は全力疾走でイルダから逃げていたが、イルダも逃がさないと真上の壁に張り付いたまま、全力で追いかけ追いつきそのまま壁から離れ、前に立ちはだかった。
「邪魔者としての仕事をさせてもらうよ。せっかく出会えたんだしね」
「くっ」
先頭を走っていたアルジュは急ブレーキをし、真反対を向くとシンとノルマもその場で振り返り、来た道を逆走し始める。
その行動にイルダは右腕を突きだした。
「追いかけっこは、寝起きにしないんだ僕は!」
イルダはそう言って、3人が向かう先の道目掛けて魔力の塊を弾丸の様に放った。
すると魔力の塊はあっという間に3人を追い抜かすと、そこで破裂し魔力の網となり通路を完全に塞ぐのだった。
しかし、所詮は網だと思いノルマが走りながら『フレイム』を放ち、焼き切ろうとするが全く効果はなかった。
「嘘!?」
「なら、これでどうだ!」
入れ替わる様にアルジュが『ブリザード』の魔法を放つも、結果は変わらず効果はなく魔力の網に無傷であった。
「くそ! 何だよこれ。こんなに柔らかいのに、何で焼けも氷もしないんだ」
「それはね、僕が魔力質量の応用で創り出した物だからだよ」
「っ! イルダ寮長……」
「ふぅ~急に走るから疲れたよ。ちょっと休憩ね」
突然のイルダの緊張感のない言葉に、3人は少し調子が狂う。
そのままイルダは、大きく深呼吸をし出し本当に休憩をし始めたので、シンリたちは集まり小声でイルダから目を離さずに話し始めた。
「まずいよ、完全に追い詰められた」
「バラバラに逃げるとかは?」
「いや、各個撃破されて終わりだ。見たろ、あの速さ。そもそもイルダ寮長は、接近戦のキレや相手の攻撃を避ける凄さもある上、観察眼・洞察力・瞬発力・動体視力も優れているって言われてるんだぞ」
「あ~それ、聞いた事ある。さすがに盛り過ぎて嘘かと思ってたけど、マジだねあれは。いつも眠そうにしてる印象が強くて、ギャップがきついよ」
とそこで、ノルマが思い出し方の様にそれに付け足した。
「そう言えば噂だけど、ダイモン寮長に魔力質量の応用を教えたのイルダ寮長って噂があった気がする」
「おい、いらない事を思い出すなよ!」
「って言う事はさ、もしかしてイルダ寮長ってオービン寮長と同じくらい強い?」
その何気ないシンの言葉に、アルジュとノルマは何も言い返せなかった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です
山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」
ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる