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第309話 一瞬の気の緩み
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「到着しました、アリスお嬢様」
「ありがとう」
マリアが馬車の扉を外から開けてくれ、私は馬車から降りた。
街にはマリアとジェシカが御者を務めてくれ、私は街へとやって来ていた。
私は街の賑わいに胸を躍らせていると、マリアがジェシカに声を掛ける。
「ありがとうジェシカ。急に割り込みの仕事を頼んで悪かったわ」
「いえ、お気になされず。では、予定通り私はこのまま一度屋敷に帰ります」
「何度も往復させてしまって申し訳ないけど、お願いね」
「問題ありません。では、また夕刻頃にこちらに参ります」
そしてジェシカが馬に指示をだし、帰る準備を始める。
「ジェシカごめんね。忙しい時に御者してもらって」
「いいえ、どの様な状況であろうとも主人からの言葉に従うのは、使用人として当然の事ですので」
「何かそれだと、私が物凄くわがままに皆をこき使ってる見たいじゃない?」
私がちょっと冗談まじりに言うと、何故か2人は黙ったまま私の方を見つめて来た。
思いもしない状況に私は慌てながら口を開いた。
「ちょ、ちょっと! 何で黙ってるのさ~これが本当みたいじゃん! 違うよね? 違うって言ってよ~」
「私としましては、わがままの事を言われましても対応できる自信はありますし、アリスお嬢様に尽くせるという事で幸せです」
「私もジェシカと同様の気持ちです。あまりアリスお嬢様は、私たちに何か命令する事が少ないので、必要とされていないのかと思う時がたまに……」
「必要としてないわけないよ! いや、その~何て言うかずっと小さい頃から一緒にいるし、面倒も見てくれてるから家族みたいな気持ちで、命令するのが苦手なんだよね~」
私は少し恥ずかしそうに素直な気持ちを伝えた。
別に言わなくてもいい事なのかもしれないが、自分が思っている事は口に出さないと伝わらないし、それをしない事で気持ちがすれ違うのが嫌だと咄嗟に思ったのだ。
たぶん似ていないかもしれないが、モランやルークなどの一件でそう思う事があり勝手にそう口にしていたのだ。
するとそこ事を初めて聞いた2人は「そうだったのでしたか」と私の気持ちを受け入れてくれた。
「アリスお嬢様のお気持ちを察する事が出来ず、申し訳ありませんでした」
「アリスお嬢様にそう思っていただけるだけ私たちは嬉しいです。ですが、私たちは使用人ですので困った事や手伝って欲しい事など、今日の様に付いて来て欲しいなど何でもいいのでこれからは気楽に申して下さい」
「じょ、徐々にやっていくよ」
そう私は少し硬い表情で答えると、マリアに表情を注意されてしまう。
その後、そこでジェシカと別れて私はマリアと共に街の散策を始めた。
するとマリアが話し掛けて来た。
「それで、本日はどうして急に街へと来られたのですか? さすがにそろそろ教えて下さってもいいのでは?」
「あ~そうだよね。え~と今日街に来たのは、プレゼント選びを手伝って欲しくて」
マリアは「プレゼント?」と言って首を傾げた。
そう、今日私が街に来た理由はプレゼントを買う為である。
相手はお父様お母様、そしてお兄ちゃんにだ。
王都メルト魔法学院に今も通えているのは、お父様お母様のお陰でもあるし、お兄ちゃんにも色々と助けてもらったので、そのお礼と言う事で内緒でプレゼントをしようと思い街に来たのだ。
お父様たちへの口実は、久々に帰省したので街を見たいと言って許可を昨日貰っている。
マリアに付き添いを頼んだのは、相談相手としてお父様たちの事をよく知っている人がいいと思ったのと、もう一つ理由があるがそれはまだ内緒。
「そう言う事でしたか。サプライズプレゼント、エリック様たちもお喜びになりますよ」
「そうかな~そんな豪勢な物じゃなくて小物とかそう言うイメージだけど、大丈夫かな? ガッカリされたりしない?」
「そんな事ありませんよ。アリスお嬢様が選び購入し、エリック様たちにお渡しになるのですから、どんな物でもお喜びになってくれるはずです」
少し弱気の私をマリアは励ましてくれ背中まで押してくれた。
やっぱりマリアは頼りになるな、私のお姉ちゃんみたいだ。
そこで私は小さく微笑んだ。
「ありがとうマリア。マリアにそう言ってもらえると、より一層気合が入るよ」
「それで、候補は既に決めているのですか?」
「一応ね。でもあるか分からないし、マリアの意見も欲しいから一緒に探してくれる?」
「もちろんです、アリスお嬢様」
良かった~昨日も街に来てると聞いて、どうしようと迷ったけど来て良かった。
もしかしたら、また街か~と思われてたらどうしようかと思ってたけど、そんな感じじゃなさそうだし良かった。
あ、でも朝の顔……いやいや、あれは心にそっとしまったんだから思い出さない。
よし、切り替えてプレゼント探しするぞ!
そして私はマリアと共に街を歩き回り、プレゼントを探しをするのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「良かったですね、希望通りの物が見つかりまして」
「うん。マリアが見つけてくれたお陰だよ、ありがとう!」
私とマリアは店を後にし、外に出ると丁度お昼時を知らせる鐘が鳴り響く。
「あ、まだお昼なんだ。思ってたより早く終わったな」
「そうですね。お店がそれぞれ近くにあったからかもしれませんね」
「確かにそうかも」
マリアの言葉に私は頷いて答えた。
この時点で、お父様お母様そしてお兄ちゃんの分までのプレゼントを全て購入し終えたのだ。
各店の店員にオリジナルで作れるか相談した所、出来ると言う事だったのでこの世に1つしかない物を各店で作って貰っている。
基本的に今日中に作る事が出来ると言うので、また夕方頃に店に伺う事になっている。
「プレゼント選びも終わったことですし、お昼にしましょうか」
「そうだね……あっ」
「どうされました、アリスお嬢様?」
「いや~そう言えばさっき、店員さんにお願いする事1つ言い忘れてたの思い出したの。だから、ちょっと戻って言って来るからマリアはそこで待ってて」
私はそう言って、店の中へと急いで戻った。
マリアは言われた通り、と言うより何か言う前に先に私が店へと入ってしまったので、その場で待つことを選んだのだった。
それから数分後に私は店から出てマリアに声を掛け、改めて昼食をする店探しを始めた。
店を見つけた後、私たちは昼食を食べ、ゆっくりとティータイムでもしようと別のお店を探している時だった。
街の広場の様な所に異様な人だかりが出来ている事に気付く。
「何だろ? 何かイベント?」
「その様な事は目にしませんでしたけど、何ですかね。私が見てきましょうか?」
「いいの?」
「はい。直ぐに戻って来ますので、アリスお嬢様はこちらでお待ち下さい」
そう言ってマリアは人だかりへと向けて歩いて行く。
私はマリアの帰りを壁に寄りかかりながら待っていた。
何だろうな? 年末だし、一芸披露的な事でもやってたりするのかな? そしたら、ちょっと見たい気はするな~
などと想像し、気が緩んでいるとタイミングよく目の前を馬車が通り一瞬だけマリアが見えなくなった直後だった。
突然背後から誰かに口元を抑えられ、そのまま別の人に手首と腰元を掴まれ、近くの裏路地へと連れ込まれてしまう。
そのまま私は口元に布を突っ込まれ、壁へと押し付けられる。
目の前には、3人の男たちがそれぞれに私の体を抑えつけていた。
誰!? 動けない……何て言う力。
声も出せないし、どうする。
するとそこにフードを被った人物が奥から現れる。
「てめぇ、どこ行ってたんだよ! 用心棒の癖に!」
「兄貴、今はそれどころじゃねぇっすよ。どうすんすか、これから」
「そんなの決まってんだろ、このまま攫って身代金要求すんだよ。たぶん見た目的にお嬢様だし、アリスお嬢様とも呼ばれたしどっかの令嬢だろ」
「でも兄ちゃん、ボスたち捕まったのに俺たちだけで出来っかな」
「何弱気な事言ってんだ! 組織が瞑れようが、やる事は変わらねぇよ! ほら、さっさと縛れお前ら!」
そう私の口に布を突っ込んで来たリーダー的な男が、他2人の男に指示をだし、ロープを取り出し私を縛り始める。
そして、それを何も言わずにフード被った人物はこちらをじっと見ていた。
私は瞬時に魔法を使おうとしてが、どうしてか使う事が出来ずに焦る。
何で使えないの!? もしかして、何かされてる?
「あははは、もしかして嬢ちゃん魔法使おうとしたか?」
「っ!?」
「残念、俺は用心深いんだ。年の為に魔法妨害用の魔道具持ってんだ。まぁ、そんなの持ってるのは悪い奴だけだし、知らねぇよな」
何それ! そんなのがあるの? って、そこじゃなくてやばい状況……何も出来ないなんて……マリア!
と、私は咄嗟にマリアの名を心の中で叫ぶと、それが通じたのかある声が聞こえて来た。
「こんな所で、何をしているのかしら?」
「!? 誰だ!」
男たちが急に声を掛けて来た人物の方を向き、私もマリアが来てくれたと思い視線を向けたが、そこに居たのは姿からしてマリアではなかった。
表通りからその人物は、ゆっくりと裏路地へと入って来て顔がハッキリと見えて私は目を疑った。
そこに居たのは、ジュリルであったのだ。
「ありがとう」
マリアが馬車の扉を外から開けてくれ、私は馬車から降りた。
街にはマリアとジェシカが御者を務めてくれ、私は街へとやって来ていた。
私は街の賑わいに胸を躍らせていると、マリアがジェシカに声を掛ける。
「ありがとうジェシカ。急に割り込みの仕事を頼んで悪かったわ」
「いえ、お気になされず。では、予定通り私はこのまま一度屋敷に帰ります」
「何度も往復させてしまって申し訳ないけど、お願いね」
「問題ありません。では、また夕刻頃にこちらに参ります」
そしてジェシカが馬に指示をだし、帰る準備を始める。
「ジェシカごめんね。忙しい時に御者してもらって」
「いいえ、どの様な状況であろうとも主人からの言葉に従うのは、使用人として当然の事ですので」
「何かそれだと、私が物凄くわがままに皆をこき使ってる見たいじゃない?」
私がちょっと冗談まじりに言うと、何故か2人は黙ったまま私の方を見つめて来た。
思いもしない状況に私は慌てながら口を開いた。
「ちょ、ちょっと! 何で黙ってるのさ~これが本当みたいじゃん! 違うよね? 違うって言ってよ~」
「私としましては、わがままの事を言われましても対応できる自信はありますし、アリスお嬢様に尽くせるという事で幸せです」
「私もジェシカと同様の気持ちです。あまりアリスお嬢様は、私たちに何か命令する事が少ないので、必要とされていないのかと思う時がたまに……」
「必要としてないわけないよ! いや、その~何て言うかずっと小さい頃から一緒にいるし、面倒も見てくれてるから家族みたいな気持ちで、命令するのが苦手なんだよね~」
私は少し恥ずかしそうに素直な気持ちを伝えた。
別に言わなくてもいい事なのかもしれないが、自分が思っている事は口に出さないと伝わらないし、それをしない事で気持ちがすれ違うのが嫌だと咄嗟に思ったのだ。
たぶん似ていないかもしれないが、モランやルークなどの一件でそう思う事があり勝手にそう口にしていたのだ。
するとそこ事を初めて聞いた2人は「そうだったのでしたか」と私の気持ちを受け入れてくれた。
「アリスお嬢様のお気持ちを察する事が出来ず、申し訳ありませんでした」
「アリスお嬢様にそう思っていただけるだけ私たちは嬉しいです。ですが、私たちは使用人ですので困った事や手伝って欲しい事など、今日の様に付いて来て欲しいなど何でもいいのでこれからは気楽に申して下さい」
「じょ、徐々にやっていくよ」
そう私は少し硬い表情で答えると、マリアに表情を注意されてしまう。
その後、そこでジェシカと別れて私はマリアと共に街の散策を始めた。
するとマリアが話し掛けて来た。
「それで、本日はどうして急に街へと来られたのですか? さすがにそろそろ教えて下さってもいいのでは?」
「あ~そうだよね。え~と今日街に来たのは、プレゼント選びを手伝って欲しくて」
マリアは「プレゼント?」と言って首を傾げた。
そう、今日私が街に来た理由はプレゼントを買う為である。
相手はお父様お母様、そしてお兄ちゃんにだ。
王都メルト魔法学院に今も通えているのは、お父様お母様のお陰でもあるし、お兄ちゃんにも色々と助けてもらったので、そのお礼と言う事で内緒でプレゼントをしようと思い街に来たのだ。
お父様たちへの口実は、久々に帰省したので街を見たいと言って許可を昨日貰っている。
マリアに付き添いを頼んだのは、相談相手としてお父様たちの事をよく知っている人がいいと思ったのと、もう一つ理由があるがそれはまだ内緒。
「そう言う事でしたか。サプライズプレゼント、エリック様たちもお喜びになりますよ」
「そうかな~そんな豪勢な物じゃなくて小物とかそう言うイメージだけど、大丈夫かな? ガッカリされたりしない?」
「そんな事ありませんよ。アリスお嬢様が選び購入し、エリック様たちにお渡しになるのですから、どんな物でもお喜びになってくれるはずです」
少し弱気の私をマリアは励ましてくれ背中まで押してくれた。
やっぱりマリアは頼りになるな、私のお姉ちゃんみたいだ。
そこで私は小さく微笑んだ。
「ありがとうマリア。マリアにそう言ってもらえると、より一層気合が入るよ」
「それで、候補は既に決めているのですか?」
「一応ね。でもあるか分からないし、マリアの意見も欲しいから一緒に探してくれる?」
「もちろんです、アリスお嬢様」
良かった~昨日も街に来てると聞いて、どうしようと迷ったけど来て良かった。
もしかしたら、また街か~と思われてたらどうしようかと思ってたけど、そんな感じじゃなさそうだし良かった。
あ、でも朝の顔……いやいや、あれは心にそっとしまったんだから思い出さない。
よし、切り替えてプレゼント探しするぞ!
そして私はマリアと共に街を歩き回り、プレゼントを探しをするのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「良かったですね、希望通りの物が見つかりまして」
「うん。マリアが見つけてくれたお陰だよ、ありがとう!」
私とマリアは店を後にし、外に出ると丁度お昼時を知らせる鐘が鳴り響く。
「あ、まだお昼なんだ。思ってたより早く終わったな」
「そうですね。お店がそれぞれ近くにあったからかもしれませんね」
「確かにそうかも」
マリアの言葉に私は頷いて答えた。
この時点で、お父様お母様そしてお兄ちゃんの分までのプレゼントを全て購入し終えたのだ。
各店の店員にオリジナルで作れるか相談した所、出来ると言う事だったのでこの世に1つしかない物を各店で作って貰っている。
基本的に今日中に作る事が出来ると言うので、また夕方頃に店に伺う事になっている。
「プレゼント選びも終わったことですし、お昼にしましょうか」
「そうだね……あっ」
「どうされました、アリスお嬢様?」
「いや~そう言えばさっき、店員さんにお願いする事1つ言い忘れてたの思い出したの。だから、ちょっと戻って言って来るからマリアはそこで待ってて」
私はそう言って、店の中へと急いで戻った。
マリアは言われた通り、と言うより何か言う前に先に私が店へと入ってしまったので、その場で待つことを選んだのだった。
それから数分後に私は店から出てマリアに声を掛け、改めて昼食をする店探しを始めた。
店を見つけた後、私たちは昼食を食べ、ゆっくりとティータイムでもしようと別のお店を探している時だった。
街の広場の様な所に異様な人だかりが出来ている事に気付く。
「何だろ? 何かイベント?」
「その様な事は目にしませんでしたけど、何ですかね。私が見てきましょうか?」
「いいの?」
「はい。直ぐに戻って来ますので、アリスお嬢様はこちらでお待ち下さい」
そう言ってマリアは人だかりへと向けて歩いて行く。
私はマリアの帰りを壁に寄りかかりながら待っていた。
何だろうな? 年末だし、一芸披露的な事でもやってたりするのかな? そしたら、ちょっと見たい気はするな~
などと想像し、気が緩んでいるとタイミングよく目の前を馬車が通り一瞬だけマリアが見えなくなった直後だった。
突然背後から誰かに口元を抑えられ、そのまま別の人に手首と腰元を掴まれ、近くの裏路地へと連れ込まれてしまう。
そのまま私は口元に布を突っ込まれ、壁へと押し付けられる。
目の前には、3人の男たちがそれぞれに私の体を抑えつけていた。
誰!? 動けない……何て言う力。
声も出せないし、どうする。
するとそこにフードを被った人物が奥から現れる。
「てめぇ、どこ行ってたんだよ! 用心棒の癖に!」
「兄貴、今はそれどころじゃねぇっすよ。どうすんすか、これから」
「そんなの決まってんだろ、このまま攫って身代金要求すんだよ。たぶん見た目的にお嬢様だし、アリスお嬢様とも呼ばれたしどっかの令嬢だろ」
「でも兄ちゃん、ボスたち捕まったのに俺たちだけで出来っかな」
「何弱気な事言ってんだ! 組織が瞑れようが、やる事は変わらねぇよ! ほら、さっさと縛れお前ら!」
そう私の口に布を突っ込んで来たリーダー的な男が、他2人の男に指示をだし、ロープを取り出し私を縛り始める。
そして、それを何も言わずにフード被った人物はこちらをじっと見ていた。
私は瞬時に魔法を使おうとしてが、どうしてか使う事が出来ずに焦る。
何で使えないの!? もしかして、何かされてる?
「あははは、もしかして嬢ちゃん魔法使おうとしたか?」
「っ!?」
「残念、俺は用心深いんだ。年の為に魔法妨害用の魔道具持ってんだ。まぁ、そんなの持ってるのは悪い奴だけだし、知らねぇよな」
何それ! そんなのがあるの? って、そこじゃなくてやばい状況……何も出来ないなんて……マリア!
と、私は咄嗟にマリアの名を心の中で叫ぶと、それが通じたのかある声が聞こえて来た。
「こんな所で、何をしているのかしら?」
「!? 誰だ!」
男たちが急に声を掛けて来た人物の方を向き、私もマリアが来てくれたと思い視線を向けたが、そこに居たのは姿からしてマリアではなかった。
表通りからその人物は、ゆっくりと裏路地へと入って来て顔がハッキリと見えて私は目を疑った。
そこに居たのは、ジュリルであったのだ。
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