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第311話 気になる存在
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「遅れて申し訳ありません、ジュリル様」
「気にしなくていいわ。それよりレオン、紹介するわ」
そしてジュリルが私とマリアの紹介をしてくれると、レオンは礼儀正しく自己紹介をしてくれた。
そっか、アリスとしてはレオンと初めて会うんだ。
対抗戦の時はいなかったもんね。
反応的にも私がクリスだと気付いてないようだし、バレない様にしなきゃ。
するとそこへジュリルが注文していたレアチーズケーキが運ばれて来た。
「ジュリル様、それは何ですか?」
「ここで有名なスイーツらしいですわ。レオンも食べます?」
「いいのですか?」
「えぇ。お願いも聞いてもらってますし、小さいですがこれくらいの労いもしますわよ」
ジュリルは机に置かれたレアチーズケーキをフォークで一切れ分を小皿へと取り分け、レオンへと渡した。
レオンはフォークを受け取り食べ始める。
その光景を見て私は「結構対等な関係?」と思いマリアの方をチラッと見て、私たちの関係性とは少し違うなと感じた。
「(主人が使用人に対して何かを渡す事はあるけども、彼女らの関係性はそれとは少し違う感じね。上下関係はあるにしろ、パートナーに近い雰囲気を感じる)」
そこへジュリルが私たちにもどうかと訊ねて来たので、せっかく好意で勧められているので貰う事にした。
それからは、特に私が巻き込まれた事件などの話はせずに、街の話やジュリルが気になった店などの話を聞いて私やマリアが答えたりと言った、たわいもない雑談をして時間が過ぎていった。
「さてと、そろそろ店から出ましょうか」
「そうね」
私はジュリルの言葉に賛同し、私たちは店を出た。
既に日は傾き始め夕日が街を照らし始めていた。
「少し話に花を咲かし過ぎましたね。ごめんなさい、アリス」
「いえ、楽しかったですよジュリル」
「それならばよかったわ。あ、そうだ。まだ時間はありますアリス?」
その問いかけに、私はマリアの方を見るとマリアは軽く頷いてくれたので「多少なら」と返事をした。
「そうしたら、ちょっと付き合っていただけます?」
「?」
その後私はジュリルたちの後を付いて行くと、とある宝石店の前で立ち止まった。
「ここは?」
「見ての通り、宝石店ですわ」
「どうしてここに?」
「少し買いたい物があるのですが、購入に際して同性の意見が欲しいなと思いまして。アリス、一緒に見て意見下さいません?」
「え、買い物?」
「そうですわ」
「あ、え~と……私で良ければ」
「ありがとうございます! レオンはどれも似合っていますしか言わなくて、ちょっと困っていましたの。では早速、店内に行きましょうアリス!」
ジュリルは私の手を握ると、少し強引に店へと入って行く。
私はされるがまま店内に連れて行かれる。
「マリアさんすいません、アリス借りて行きます」
「ちょ、ちょっと、そんなに引っ張られると」
「申し訳ありません、マリア様。ジュリル様をお許しください」
「いえ、アリスお嬢様も嫌がっていませんし、気を遣わなくていいですよ。久しぶりに同年代の方と話せて嬉しいと思っているはずですし」
「そう言っていただけると助かります」
マリアとレオンは、店の外で静かに互いの主人の帰りを待ち続けた。
その間全く会話はなく、黙ったままであったがレオンが口火を切った。
「あのマリア様、少しお話いいですか?」
「構いませんよ。それとマリアで結構ですよ」
「いえ、さすがに呼び捨てはハードルが高いのでマリアさんにします。それでマリアさん、アリス様はどのような方ですか?」
「質問で質問を返すのは失礼と分かっていますが、どうしてアリスお嬢様の事を気になさるのです?」
「そうですよね。急に赤の他人が自分の主人の事を聞かれたら警戒しますよね。すいません、知っているとは思いますが僕はクリスと同級生でして」
と、レオンは少し柔らかい表情でクリスや学院での関係などをマリアに簡潔に伝えた。
「なるほど、対抗戦に入院していたせいで他の学院の方との交流がなかったのですね」
「そうなんですよ。自業自得なんですが……それでジュリル様から、アリス様の話は聞いて興味が湧きまして」
「それで先程の質問をしたと?」
「はい、恥ずかしながら。クリスに訊こうとも思ったのですが、自分の姉の事を聞いて来る存在は嫌かと思いまして」
マリアはレオンの少し恥ずかしそうに話す態度を観察していた。
「(嘘ではないと思いますが、それを鵜呑みにするのも……ひとまずクリスと繋がりそうな事は控えて、クレイス魔法学院での話をしますか)」
即時にマリアは頭の中でそう切り替えて、レオンにクリス=アリスと疑われない様に証拠とならない様に嘘ではなく、真実を伝える事にした。
その後クレイス魔法学院の事や、そこでの生活の違いなどをあえてざっくりとした形、あくまで聞いた話と言うていで伝えるのだった。
「ありがとうございます、マリアさん。でも、今更ながらそう言う事を話してしまって大丈夫なんですか? 僕が言うのもあれですが」
「問題ありません。クリス坊ちゃまのご学友ですし、アリスお嬢様の素晴らしさを知って頂ける方は大歓迎ですので」
「これでもし、僕から変な情報が漏れたりとかはなんですか?」
「そこもハイナンス家の使用人ならば問題ないと判断しています。ハイナンス家は優秀な使用人しか雇わないと言われていますので」
「あははは……なるほど、そこまで理解して話してくれたですね。流石は、フォークロス家の使用人ですね」
「いえいえ、私なんてまだまだですよ」
などと話している所に、私は店から出て来た。
「いや~凄いわ。あんな高い宝石をポンと買ってしまうなんて……私には出来ない……」
「どうかなさいましたか、アリスお嬢様?」
「マリアにレオン。ごめんね、待たせちゃって」
するとマリアもレオンも首を横に振る。
「こちらも有意義なお話をしていましたので」
「そうなの?」
「はい。マリアさんにちょっと質問をさせていただきました」
「へぇ~どんな質問をしたの?」
「あ、いや、それは……」
「それは私たちだけの秘密ですので、アリスお嬢様にも教えられません」
「……そっか。秘密なら仕方ないね」
そこへジュリルが買い物を終えて、店から出て来る。
そして軽く雑談をした後、この場で別れる事になった。
私もこれから買ったプレゼントを受け取りに行かなければならなかったので。
「今日はありがとうございますわ、最後まで付き合ってもらいまして」
「いいえ、こちらも楽しかったわ」
「それならばよかったですわ。それでは、クリスにもよろしく言っておいてください」
「えぇ、伝えておくわ」
そうして私とマリアは、ジュリルとレオンと別れたのだった。
それから、私は注文していたプレゼントを受け取りに店へと向かい、無事に全てのプレゼントを受け取り終わり朝馬車で送ってもらった場所へと向かっていた。
「それにしても、まさかジュリルとレオンにこの街で会うとはね~物凄く疲れたわ……」
「お疲れ様ですアリスお嬢様。ひとまずはバレてはないようですし、問題ないかと。それよりも今日は、私が付いていながら危ない目に遭わせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」
「もうそれはいいわよマリア、結果的に何事もなかったんだし」
「そう言われましても、今日の事は私の失態に変わりありません。エリック様にリーリア様にはきちんと報告いたします」
「そこまでしなくても大丈夫よ」
「いえ、そう言う訳には」
と、マリアがまた今日の事件の事を掘り返して来たので、再び会話が堂々巡りし始めてしまう。
そしてもうすぐ集合場所に辿り着こうとした時だった。
背後から物凄い勢いで迫って来て、突然私の名前を呼んで来たのだ。
「アリス様!」
私が咄嗟に振り向くと、マリアは私を守る様に立ち塞がった。
するとマリアの前で走って来た人物は止まり、膝に手を当てて息を整えだす。
「!? 貴方は」
「どうしたの、レオン?」
「た、大変なんです……はぁー、はぁー、力を貸して……下さい」
レオンは未だ息が整ってない状態で話し始めた。
「とりあえず落ち着いて。何があったの?」
私はひとまずレオンに息を整える様に伝えると、レオンも一度ゆっくりと深呼吸して息を整えて口を開いた。
「ジュリル様が誘拐されました」
「……え」
「気にしなくていいわ。それよりレオン、紹介するわ」
そしてジュリルが私とマリアの紹介をしてくれると、レオンは礼儀正しく自己紹介をしてくれた。
そっか、アリスとしてはレオンと初めて会うんだ。
対抗戦の時はいなかったもんね。
反応的にも私がクリスだと気付いてないようだし、バレない様にしなきゃ。
するとそこへジュリルが注文していたレアチーズケーキが運ばれて来た。
「ジュリル様、それは何ですか?」
「ここで有名なスイーツらしいですわ。レオンも食べます?」
「いいのですか?」
「えぇ。お願いも聞いてもらってますし、小さいですがこれくらいの労いもしますわよ」
ジュリルは机に置かれたレアチーズケーキをフォークで一切れ分を小皿へと取り分け、レオンへと渡した。
レオンはフォークを受け取り食べ始める。
その光景を見て私は「結構対等な関係?」と思いマリアの方をチラッと見て、私たちの関係性とは少し違うなと感じた。
「(主人が使用人に対して何かを渡す事はあるけども、彼女らの関係性はそれとは少し違う感じね。上下関係はあるにしろ、パートナーに近い雰囲気を感じる)」
そこへジュリルが私たちにもどうかと訊ねて来たので、せっかく好意で勧められているので貰う事にした。
それからは、特に私が巻き込まれた事件などの話はせずに、街の話やジュリルが気になった店などの話を聞いて私やマリアが答えたりと言った、たわいもない雑談をして時間が過ぎていった。
「さてと、そろそろ店から出ましょうか」
「そうね」
私はジュリルの言葉に賛同し、私たちは店を出た。
既に日は傾き始め夕日が街を照らし始めていた。
「少し話に花を咲かし過ぎましたね。ごめんなさい、アリス」
「いえ、楽しかったですよジュリル」
「それならばよかったわ。あ、そうだ。まだ時間はありますアリス?」
その問いかけに、私はマリアの方を見るとマリアは軽く頷いてくれたので「多少なら」と返事をした。
「そうしたら、ちょっと付き合っていただけます?」
「?」
その後私はジュリルたちの後を付いて行くと、とある宝石店の前で立ち止まった。
「ここは?」
「見ての通り、宝石店ですわ」
「どうしてここに?」
「少し買いたい物があるのですが、購入に際して同性の意見が欲しいなと思いまして。アリス、一緒に見て意見下さいません?」
「え、買い物?」
「そうですわ」
「あ、え~と……私で良ければ」
「ありがとうございます! レオンはどれも似合っていますしか言わなくて、ちょっと困っていましたの。では早速、店内に行きましょうアリス!」
ジュリルは私の手を握ると、少し強引に店へと入って行く。
私はされるがまま店内に連れて行かれる。
「マリアさんすいません、アリス借りて行きます」
「ちょ、ちょっと、そんなに引っ張られると」
「申し訳ありません、マリア様。ジュリル様をお許しください」
「いえ、アリスお嬢様も嫌がっていませんし、気を遣わなくていいですよ。久しぶりに同年代の方と話せて嬉しいと思っているはずですし」
「そう言っていただけると助かります」
マリアとレオンは、店の外で静かに互いの主人の帰りを待ち続けた。
その間全く会話はなく、黙ったままであったがレオンが口火を切った。
「あのマリア様、少しお話いいですか?」
「構いませんよ。それとマリアで結構ですよ」
「いえ、さすがに呼び捨てはハードルが高いのでマリアさんにします。それでマリアさん、アリス様はどのような方ですか?」
「質問で質問を返すのは失礼と分かっていますが、どうしてアリスお嬢様の事を気になさるのです?」
「そうですよね。急に赤の他人が自分の主人の事を聞かれたら警戒しますよね。すいません、知っているとは思いますが僕はクリスと同級生でして」
と、レオンは少し柔らかい表情でクリスや学院での関係などをマリアに簡潔に伝えた。
「なるほど、対抗戦に入院していたせいで他の学院の方との交流がなかったのですね」
「そうなんですよ。自業自得なんですが……それでジュリル様から、アリス様の話は聞いて興味が湧きまして」
「それで先程の質問をしたと?」
「はい、恥ずかしながら。クリスに訊こうとも思ったのですが、自分の姉の事を聞いて来る存在は嫌かと思いまして」
マリアはレオンの少し恥ずかしそうに話す態度を観察していた。
「(嘘ではないと思いますが、それを鵜呑みにするのも……ひとまずクリスと繋がりそうな事は控えて、クレイス魔法学院での話をしますか)」
即時にマリアは頭の中でそう切り替えて、レオンにクリス=アリスと疑われない様に証拠とならない様に嘘ではなく、真実を伝える事にした。
その後クレイス魔法学院の事や、そこでの生活の違いなどをあえてざっくりとした形、あくまで聞いた話と言うていで伝えるのだった。
「ありがとうございます、マリアさん。でも、今更ながらそう言う事を話してしまって大丈夫なんですか? 僕が言うのもあれですが」
「問題ありません。クリス坊ちゃまのご学友ですし、アリスお嬢様の素晴らしさを知って頂ける方は大歓迎ですので」
「これでもし、僕から変な情報が漏れたりとかはなんですか?」
「そこもハイナンス家の使用人ならば問題ないと判断しています。ハイナンス家は優秀な使用人しか雇わないと言われていますので」
「あははは……なるほど、そこまで理解して話してくれたですね。流石は、フォークロス家の使用人ですね」
「いえいえ、私なんてまだまだですよ」
などと話している所に、私は店から出て来た。
「いや~凄いわ。あんな高い宝石をポンと買ってしまうなんて……私には出来ない……」
「どうかなさいましたか、アリスお嬢様?」
「マリアにレオン。ごめんね、待たせちゃって」
するとマリアもレオンも首を横に振る。
「こちらも有意義なお話をしていましたので」
「そうなの?」
「はい。マリアさんにちょっと質問をさせていただきました」
「へぇ~どんな質問をしたの?」
「あ、いや、それは……」
「それは私たちだけの秘密ですので、アリスお嬢様にも教えられません」
「……そっか。秘密なら仕方ないね」
そこへジュリルが買い物を終えて、店から出て来る。
そして軽く雑談をした後、この場で別れる事になった。
私もこれから買ったプレゼントを受け取りに行かなければならなかったので。
「今日はありがとうございますわ、最後まで付き合ってもらいまして」
「いいえ、こちらも楽しかったわ」
「それならばよかったですわ。それでは、クリスにもよろしく言っておいてください」
「えぇ、伝えておくわ」
そうして私とマリアは、ジュリルとレオンと別れたのだった。
それから、私は注文していたプレゼントを受け取りに店へと向かい、無事に全てのプレゼントを受け取り終わり朝馬車で送ってもらった場所へと向かっていた。
「それにしても、まさかジュリルとレオンにこの街で会うとはね~物凄く疲れたわ……」
「お疲れ様ですアリスお嬢様。ひとまずはバレてはないようですし、問題ないかと。それよりも今日は、私が付いていながら危ない目に遭わせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」
「もうそれはいいわよマリア、結果的に何事もなかったんだし」
「そう言われましても、今日の事は私の失態に変わりありません。エリック様にリーリア様にはきちんと報告いたします」
「そこまでしなくても大丈夫よ」
「いえ、そう言う訳には」
と、マリアがまた今日の事件の事を掘り返して来たので、再び会話が堂々巡りし始めてしまう。
そしてもうすぐ集合場所に辿り着こうとした時だった。
背後から物凄い勢いで迫って来て、突然私の名前を呼んで来たのだ。
「アリス様!」
私が咄嗟に振り向くと、マリアは私を守る様に立ち塞がった。
するとマリアの前で走って来た人物は止まり、膝に手を当てて息を整えだす。
「!? 貴方は」
「どうしたの、レオン?」
「た、大変なんです……はぁー、はぁー、力を貸して……下さい」
レオンは未だ息が整ってない状態で話し始めた。
「とりあえず落ち着いて。何があったの?」
私はひとまずレオンに息を整える様に伝えると、レオンも一度ゆっくりと深呼吸して息を整えて口を開いた。
「ジュリル様が誘拐されました」
「……え」
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