369 / 564
第368話 ユンベールにて
しおりを挟む
そこは、都市ベンベルのから更に南に位置する小さな都市ユンベール。
王都ジェルバンスとも交流があり、ある貴族が都市の長として治めている都市である。
そんな都市の長として治める貴族屋敷のある一部屋にて、とある人物たちが集まっていた。
「はぁ~あ、何かつまらなわ~。ねぇ、インクル何かないの? 私暇すぎて死んじゃいそうなんだけど~」
「悪いね、ウェント。終わる頃には何かいいものを提供出来るよ」
「今がいいのよ。全くつまんない男。じゃ、ジーニンは? ペルトグレットでもいいわよ」
「なら体を鍛えたらどうだ? 力を付けて、俺と共に何かを壊しに行こうじゃないか!」
ジーニンと呼ばれた者は、全身鎧を纏って高笑いをしたが桃色の髪をツインテールにし両手にアクセサリーの様に手枷を付けているウェントは、冷たい目で見つめた後、ニット帽を被りソファーに膝を抱えて座っているペルトグレットの方へと視線を向けた。
「え、いや、俺は特に何もないけど……」
「はぁ~つまんな! あ~あ、暇で死にそう~」
ウェントはソファーに寝そべると、ふと執事服を着て首枷をしている人物が視界に入る。
「そう言えばもう一人いたわね。オムジット、あんたにも一応聞くけど何かある?」
「いえ、私からは何も」
「聞いた私がバカだった。あーも~う、暇暇暇暇暇暇暇!」
ウェントはその場で足をジタバタさせ始めた。
その姿を見てペルトグレットは、より身を縮め変に絡まれない様にとニット帽を更に深く被った。
一方でジーニンは、そんなウェントの姿を見ても未だ高笑いをし続けていた。
すると紺色の髪が特徴のインクルが、一度手を叩き皆の注目を集めた。
「こらこら、少し自由過ぎるぞ。君たちはここでは最高戦力の『サンショウ』なのだから、もう少し威厳を持ってもらわないと」
「はいはい、分かっているわよインクル。でもね、私は暇過ぎて辛いのよ!」
「あはははは! インクルよ、今のウェントに何を言っても意味はないぞ。ちなみに俺は、今すぐにでもこの沸き上がる破壊衝動を解消したい気分だ! あはははは!」
「僕は別に……皆の意見に賛同するだけなので、気にしないでいいですよ」
「はぁ~全く、今日は特にウェントの機嫌が悪いな。でも、定例会議は始めさせてもらうよ」
インクルはそう口にして、扉付近でじっと黙って立っていた執事服のオムジットに視線を向けると、オムジットは黙って扉を開けるのだった。
すると扉の奥に立っていたのは、綺麗に着飾った一人の女性が立っていた。
「誰?」
「誰だ?」
「……」
ウェントやジーニンがそう口にする中、彼女は一礼して部屋へと入って来た。
そしてインクルの真横で立ち止まる。
「誰じゃないだろ君たち。彼女の話は前にしたろ、この都市を治める貴族の一人娘ヴェレッタだよ。俗に言う、貴族令嬢さ」
「で、その貴族令嬢が何の様なわけ? もしかして、私の遊び相手にしてい――」
「違うよ」
インクルがウェントに被せる様に話すと、ウェントは小さく舌打ちをするのだった。
「彼女に来てもらったのは、年明け早々に仕組んだ王都の第二王子ルーク・クリバンスとのお見合いについて話を共有する為さ」
「そう言えば、前にそんな話をしていたな。もう内容は忘れてしまったがな」
「もしかして、例の作戦を開始するんですか?」
ペルトグレットのその言葉に、ウェントとジーニンは顔つきが変わりインクルの方を見る。
するとインクルはゆっくりと頷く。
「いいかい、前にも伝えたがお見合いの一件はそれに関してのちょっとした下調べさ。これから王都に攻め入れようって言うのに、相手の状態など知らないで向かう程俺は無謀じゃないからね」
「なによ! そう言う話なら早くいいなさいよ!」
「そうだぞ、インクル! 俺たちは早く暴れてたくてうずうずしているんだぞ!」
「まぁまぁ、まだ熱くならない。王都の協力者のお陰でお見合いを強引に進めさせて、王都に潜り込み兵士などの情報は手に入れた。まずは、君たちにはこの敵の情報を頭に入れて欲しい」
そう言ってインクルは、ウェントたちに兵士たちの情報が書かれた資料を渡す。
そして、王都襲撃決行日や次回の定例会の日程を決めるとウェントは上機嫌でその部屋から出て行った。
ジーニンやペルトグレットも同じ様に部屋から出て行き、最後にオムジットも一礼し部屋にインクルと貴族令嬢であるヴェレッタを残して、部屋を後にするのだった。
「はぁ~『サンショウ』の相手をするのはいつも疲れる」
そう口にしてインクルは、ソファーへと座り込む。
そして足を組み、ただずっと立ち尽くしている貴族令嬢のヴェレッタを見つめる。
「もう彼女の利用価値はないし、片付けていいか」
するとインクルが指を鳴らすと、ヴェレッタの形をしていた存在が泥の様に溶けて行き、衣服や装飾品だけが床に残るのだった。
直後、インクルの背後に五名の全身が黒い衣服で、顔も布で隠した者たちが現れ、一斉に全員がインクルに片膝を付き軽く頭を下げた。
「バベッチ様、ご報告い――」
「おい、その名はここでは出すなと言ったろ。ここではインクルで通っているんだから」
「っ! も、申し訳ありません! インクル様」
「まぁいい。それで、例の日程の詳細は分かったのか?」
「はい。インクル様が予想されていた通り、王都メルト魔法学院の冬の修学旅行は、1月29日からでした」
その言葉にインクルことバベッチは、不敵な笑みを浮かべる。
「それじゃ、作戦決行日の変更はなしだ。お前らは引き続き、本人たちに気付かれぬ様に王都にて王国軍の監視をしていろ」
「「ハッ」」
黒い衣服を纏った五名は返事をすると、瞬時にその場から姿を消すのだった。
バベッチは部屋に一人になるとソファーから立ち上がり、部屋の窓側へと近付いて行き外を眺める。
「さて、あいつらはどんな風に迎えてくれるのか、今から楽しみだ」
窓の外ではしんしんと雪が降り続いているのだった。
王都ジェルバンスとも交流があり、ある貴族が都市の長として治めている都市である。
そんな都市の長として治める貴族屋敷のある一部屋にて、とある人物たちが集まっていた。
「はぁ~あ、何かつまらなわ~。ねぇ、インクル何かないの? 私暇すぎて死んじゃいそうなんだけど~」
「悪いね、ウェント。終わる頃には何かいいものを提供出来るよ」
「今がいいのよ。全くつまんない男。じゃ、ジーニンは? ペルトグレットでもいいわよ」
「なら体を鍛えたらどうだ? 力を付けて、俺と共に何かを壊しに行こうじゃないか!」
ジーニンと呼ばれた者は、全身鎧を纏って高笑いをしたが桃色の髪をツインテールにし両手にアクセサリーの様に手枷を付けているウェントは、冷たい目で見つめた後、ニット帽を被りソファーに膝を抱えて座っているペルトグレットの方へと視線を向けた。
「え、いや、俺は特に何もないけど……」
「はぁ~つまんな! あ~あ、暇で死にそう~」
ウェントはソファーに寝そべると、ふと執事服を着て首枷をしている人物が視界に入る。
「そう言えばもう一人いたわね。オムジット、あんたにも一応聞くけど何かある?」
「いえ、私からは何も」
「聞いた私がバカだった。あーも~う、暇暇暇暇暇暇暇!」
ウェントはその場で足をジタバタさせ始めた。
その姿を見てペルトグレットは、より身を縮め変に絡まれない様にとニット帽を更に深く被った。
一方でジーニンは、そんなウェントの姿を見ても未だ高笑いをし続けていた。
すると紺色の髪が特徴のインクルが、一度手を叩き皆の注目を集めた。
「こらこら、少し自由過ぎるぞ。君たちはここでは最高戦力の『サンショウ』なのだから、もう少し威厳を持ってもらわないと」
「はいはい、分かっているわよインクル。でもね、私は暇過ぎて辛いのよ!」
「あはははは! インクルよ、今のウェントに何を言っても意味はないぞ。ちなみに俺は、今すぐにでもこの沸き上がる破壊衝動を解消したい気分だ! あはははは!」
「僕は別に……皆の意見に賛同するだけなので、気にしないでいいですよ」
「はぁ~全く、今日は特にウェントの機嫌が悪いな。でも、定例会議は始めさせてもらうよ」
インクルはそう口にして、扉付近でじっと黙って立っていた執事服のオムジットに視線を向けると、オムジットは黙って扉を開けるのだった。
すると扉の奥に立っていたのは、綺麗に着飾った一人の女性が立っていた。
「誰?」
「誰だ?」
「……」
ウェントやジーニンがそう口にする中、彼女は一礼して部屋へと入って来た。
そしてインクルの真横で立ち止まる。
「誰じゃないだろ君たち。彼女の話は前にしたろ、この都市を治める貴族の一人娘ヴェレッタだよ。俗に言う、貴族令嬢さ」
「で、その貴族令嬢が何の様なわけ? もしかして、私の遊び相手にしてい――」
「違うよ」
インクルがウェントに被せる様に話すと、ウェントは小さく舌打ちをするのだった。
「彼女に来てもらったのは、年明け早々に仕組んだ王都の第二王子ルーク・クリバンスとのお見合いについて話を共有する為さ」
「そう言えば、前にそんな話をしていたな。もう内容は忘れてしまったがな」
「もしかして、例の作戦を開始するんですか?」
ペルトグレットのその言葉に、ウェントとジーニンは顔つきが変わりインクルの方を見る。
するとインクルはゆっくりと頷く。
「いいかい、前にも伝えたがお見合いの一件はそれに関してのちょっとした下調べさ。これから王都に攻め入れようって言うのに、相手の状態など知らないで向かう程俺は無謀じゃないからね」
「なによ! そう言う話なら早くいいなさいよ!」
「そうだぞ、インクル! 俺たちは早く暴れてたくてうずうずしているんだぞ!」
「まぁまぁ、まだ熱くならない。王都の協力者のお陰でお見合いを強引に進めさせて、王都に潜り込み兵士などの情報は手に入れた。まずは、君たちにはこの敵の情報を頭に入れて欲しい」
そう言ってインクルは、ウェントたちに兵士たちの情報が書かれた資料を渡す。
そして、王都襲撃決行日や次回の定例会の日程を決めるとウェントは上機嫌でその部屋から出て行った。
ジーニンやペルトグレットも同じ様に部屋から出て行き、最後にオムジットも一礼し部屋にインクルと貴族令嬢であるヴェレッタを残して、部屋を後にするのだった。
「はぁ~『サンショウ』の相手をするのはいつも疲れる」
そう口にしてインクルは、ソファーへと座り込む。
そして足を組み、ただずっと立ち尽くしている貴族令嬢のヴェレッタを見つめる。
「もう彼女の利用価値はないし、片付けていいか」
するとインクルが指を鳴らすと、ヴェレッタの形をしていた存在が泥の様に溶けて行き、衣服や装飾品だけが床に残るのだった。
直後、インクルの背後に五名の全身が黒い衣服で、顔も布で隠した者たちが現れ、一斉に全員がインクルに片膝を付き軽く頭を下げた。
「バベッチ様、ご報告い――」
「おい、その名はここでは出すなと言ったろ。ここではインクルで通っているんだから」
「っ! も、申し訳ありません! インクル様」
「まぁいい。それで、例の日程の詳細は分かったのか?」
「はい。インクル様が予想されていた通り、王都メルト魔法学院の冬の修学旅行は、1月29日からでした」
その言葉にインクルことバベッチは、不敵な笑みを浮かべる。
「それじゃ、作戦決行日の変更はなしだ。お前らは引き続き、本人たちに気付かれぬ様に王都にて王国軍の監視をしていろ」
「「ハッ」」
黒い衣服を纏った五名は返事をすると、瞬時にその場から姿を消すのだった。
バベッチは部屋に一人になるとソファーから立ち上がり、部屋の窓側へと近付いて行き外を眺める。
「さて、あいつらはどんな風に迎えてくれるのか、今から楽しみだ」
窓の外ではしんしんと雪が降り続いているのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
転生令嬢の涙 〜泣き虫な悪役令嬢は強気なヒロインと張り合えないので代わりに王子様が罠を仕掛けます〜
矢口愛留
恋愛
【タイトル変えました】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる