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交差編
第62話 日曜日④
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広大な屋敷の端にある無数の部屋は、主に資料室として使われていたが…あまりに利用されて無い空き部屋は、屋敷の娘達が専用に利用していた。
表向きは、勉強部屋等と言っているが…実態は性欲処理室であった…。過去に凛や舞に付き添われて、その部屋で淫らな行為を果たした人の数は何人もいた。凛や舞の対象となるのは少女達が多かった。と…言うのも屋敷に男性を連れて来るのが難しいのが理由であったからである…。
その為か…女子なら無難と思われるので、性欲処理の対象には少女達を餌食にする事の率が高かった。
性欲処理室…屋敷の住人達の間でも暗黙の場所として知られている場所でもあった…。もし…姉妹達の前で、その事に関して口を開けば…屋敷に居られ無くなるのが…この屋敷のルールでもあり、更に屋敷の外で口を開けば…二度と陽の下を歩け無くなるので…、姉妹達の機嫌を損ねる行為は慎む事が重要と言われていた。
その日…小さな一室の中で、淡い吐息が響いていた…。
「ハア…ハア…、アァン…」
媚薬の虜となった幼い少女…琴美は、淫らに股を開脚させて、舞の行為に身を捧げていた。
舞は琴美のスカートを腹部辺りまでたくし上げ、純白のショーツ越しから琴美の陰部、陰核周辺を忙しなく弄り回していた。
クチュ…クチュ…
「エッチな音がするね…」
「アンンッ~…」
学年で言えば琴美が1つ年上で、上級生であるが…現在の性行為の立ち位置は、舞が上で琴美が下の様な感じであった。
舞は琴美の唇に自分の唇を重ねる、すると…琴美が吸い付く様に迫って来て、舌で相手の舌を舐め回す。
ピチョピチョ…
唾液の音が響き渡る。
「気分はどう、琴美ちゃん…」
「アァン、ハァン…もうダメェ…」
舞は、ショーツ越しから琴美の陰核を焦らす様に撫で回していた。
クチャ…クチャ…と、粘液がショーツの下から溢れ出て、幼い下着を粘液塗れに濡らす。
「フフ…スゴイよ琴美ちゃん、アソコまるで洪水見たいになっちゃってるよ」
「ハァ…ハァ…、お願い…してぇ…」
「何をして欲しいの?」
「コトミのオマンコォ…弄り回してェ…」
「分かったわ」
そう答えると、舞はショーツの下に手を入れて、幼いワレメを思いっきり擦り始める。
「アアァン…アン、アン」
涎を垂らしながら琴美は、身体を小刻みに震わせながら身悶えする。
ヌチュ、ヌチュ…いやらしい音がショーツの中から聞こえてくる。
琴美は、頭の中が真っ白になって…もう自分でもどうしたら良いか分からなくなっていた。
「ハァ、ハァ…アアァ…」
涙目になりながら琴美は、舞の行為に身を捧げている。
同じ女子同士で、既に過去に幾度も性器弄りを行った者同士でもあり、どの箇所が1番快感なのか知り尽くしている為、琴美のワレメ弄りに舞は、さほど躊躇いは無かった。
クチャ、クチャ…
(今日は、エッチなオツユが出るわね…)
「アンン…」
掌を握り閉めて、口元に置く琴美の仕草を見た舞は、そろそろイキそうね…と、感じた。
「ダメェ…イイッー!」
その瞬間、琴美の全身がビクビクッと震え出し、大きく開脚していた両脚を閉じて身を屈める。
琴美が絶頂感に達した事を舞は理解した。
「ハア、ハア…ハア…」
琴美は小粒の汗を吹き出しながら、快感の余韻に浸っていた。
(琴美ちゃんだけじゃ…ちょっとつまらないな、もう少し刺激のある子が欲しいな…)
そう思いながら、舞は琴美の身体を抱きしめる。
舞は、起き上がりテーブルまで行くと、ティーカップに入っている紅茶を口に含むと、ベッドに戻り琴美を起き上がらせて口付けさせる、その時…琴美の口の中に紅茶を口移しして、無理矢理飲ませる。
「コホッ、コホッ…」
琴美は少し咳き込んで紅茶を飲み込んだ。
舞は、2回戦に挑もうと衣服を脱ぎ始める。
普段から凛と一緒に媚薬を使って姉妹レズ行為をしている舞は、免疫力が高まっているせいか、少量の媚薬では、そう簡単に興奮しなかった…が、それでも少し胸が高まる程度の興奮はあった…。
下着姿で姉妹専用の秘密部屋から事前に持って来たバイブを持ってベッドに戻ろうとする頃、琴美が理性を忘れて衣服を半分脱ぎ捲った状態で、自慰に耽っていた。
舞に口移しされた媚薬の効果により、イッた後でありながらも…更に興奮が高まり、自慰に貪り始めていた。
「アッ、アンアン…」
「ホラ、私抜きで始めちゃダメよ」
舞は、琴美の両手を掴み上げる。
「ハァ…ハァ…アソコォが、あついのぉ~…止まらないのォ…」
ウットリとした表情で琴美は舞を見つめる。
「フフフ…イケナイ子ね、お姉さんの言う事聞かないとコレやらないわよ」
舞は琴美にバイブを見せる。それを見た琴美はキュンと身体が疼き、欲しがる仕草を始める。
「コ…コトミの中にいれて、お願い…硬くて太いの欲しィ…」
もはや舞の目の前にいる少女は、品やかな可愛いらしさは見せ掛けで…愛欲に飢えたメスと言っても良いくらいだった。
もし…彼女の前に竜也が現れたら、少女は無心で彼の陰茎をむしゃぶり付いたと思われる。
「コレが欲しいなら、お姉様…私に下さい…って言いなさい」
「ハァ…ハァ…お姉様、私に下さい」
「何処に入れて欲しいの?」
その言葉に琴美は、自分のショーツを脱ぎ捨てて両脚を開脚させて、幼い肉ヒダを押し広げる。
「コトミのワレメに入れてェ」
この瞬間、舞は少し勝ち誇った様な笑みを浮かべる。琴美は完全に舞の性奴隷となった。
「良いわ、入れて差し上げる、その前に脱ぎましょうね…」
「はい」
舞は、琴美の可愛いらしい衣服を脱がす。琴美も自分で着ているシャツとかを脱いだ。
全裸になった琴美を寝かせると、舞はバイブの電源を入れて、ゆっくりと琴美の幼い膣の中に押し込む。
「アア~、良いわ~嬉しい~、お姉様ステキ~!」
理性を失った舞は喜び悶えている。
「フフ…琴美ちゃん可愛いわ」
舞も興奮が高まり、ショーツを脱ぐと舞の顔の上に股を乗せる。
「お姉様のアソコも舐めなさい」
「はい…分かりました~」
琴美は舞の無毛の幼いワレメを押し開き、小さな陰核を起こし…忙し無く舐め始める。
「アア…琴美ちゃん、良いわ~…」
舞は、少女の舌で刺激される快感に悶え始める。
お互い未発達の胸…琴美は凛と同学年だが、若干凛の方が成長している。病気で入退院を繰り返していた少女は…見た目からしても、舞よりも年下に見え無くは無かった…。
舞は、琴美の陰核を舐め回す。
「アン、アアァン…アハン」
「ハァ…ハァ…」
互いが互いの性器を舐め回す異様な光景は、見知らぬ人が見たら驚くに違い無かった。
性欲に飢えた少女達は、互いの陰核を舐め回し続けていた。
(ああ…こんなメスッ子よりも、早く竜也さんのオチンチンをしゃぶりたいなぁ…)
内心…舞はそう思いながら、目の前の少女の相手をしていた。
*
二手に別れて行方不明になった琴美を探し始めた美穂は、3階に行き屋敷内を見学しているフリをしながら探索している薫を探し始める。大きな屋敷だが…いざ人探しをして見ると意外に早く薫に出会う。
美穂は急いで薫の場所まで走る、薫も美穂を見付けると駆け足で近くまで行く。
「美穂ちゃん、沙耶から話は聞いたわ」
「そう…私達も二手に別れて今、琴美ちゃんを探し始めたところなのよ」
2人の会話を通信で聞いていた沙耶が「え…?」と、不意に感じた。
「ちょっと、二手に別れた…ってどう言う事なの?」
薫のイヤホンスピーカーから沙耶の声が聞こえる。
薫は美穂に直接イヤホンスピーカーを渡して、直接話をする。
「凛ちゃんが、二手に別れて…それぞれの階で探そうと提案して来たの…2階で合流しようって言うやり方で…ちなみに凛ちゃんは雫ちゃんと一緒に1階を探しているわ」
*
その話を聞いた沙耶は、これはオカシ過ぎる…と、感じた。
(ナゼ…凛ちゃんが、私達に急に協力的になるの…?屋敷に竜也さんが居ないだけで、こうも容易く協力的になるのは変な話…何か裏があるわ…)
沙耶は考え込む。
(琴美ちゃんを拉致したのは…多分舞ちゃんよね、彼女だけ今日は姿を見せて居ないから…それで、彼女を探そうと凛ちゃんが私達に誘いを掛ける、彼女は雫ちゃんと一緒…一体ナゼ?)
その時沙耶は、ある事に気付いて「アッ!」と、声を出して立ち上がる。
急に立ち上がったと思うと、直ぐに座り込み髪を掻きむしる。
「もう~…、失敗だ…」
沙耶の姿を見ていた絵里と中澤が不思議そうな表情をしていた。
「沙耶ちゃん、一体何があったの?」
その言葉を聞いた沙耶が悔しそうな表情で絵里を見る。
「凛ちゃんは、全てを手に入れたのよ…」
「え…どう言う事?」
「彼女は、私達の行動の一歩も二本も先を読んで行動していたのよ」
「でも…屋敷には竜也さんは居ないのでしょ?」
「彼を事前に外出させて置けば、見付からないわよ。予め居ない様に振る舞って置けば…誰でもそう感じるわ」
「じゃあ…何故、凛ちゃんが全てを手に入れたのよ?」
「雫ちゃんよ…」
「どう言う意味?」
「竜也さんが、女性を惹き付ける能力を目覚ましたキッカケを作ったのが雫ちゃんなのよ。彼は…今でも雫ちゃんの事は気に掛けているわ…その彼女が屋敷に来て、凛ちゃんと会えば…彼が気にしている子が来た…と感じる筈よ。そして竜也さんは間違い無く屋敷に留まる理由が出来るわ。その為に凛ちゃんは雫ちゃんを自分側に墜とす為の口実を作る筈…」
それを聞いた絵里がアッと感じた。
「琴美ちゃんを行方不明に装ってしまう事自体、その作戦の一環だったの…」
それを聞いた沙耶は黙って頷き、彼女を見ていた絵里は改めて凛の恐ろしさを身に感じた。
「あとは…彼女達が無事帰って来るのを信じるしかないわ…」
沙耶は絵里を見て溜息交じりに呟いた。
表向きは、勉強部屋等と言っているが…実態は性欲処理室であった…。過去に凛や舞に付き添われて、その部屋で淫らな行為を果たした人の数は何人もいた。凛や舞の対象となるのは少女達が多かった。と…言うのも屋敷に男性を連れて来るのが難しいのが理由であったからである…。
その為か…女子なら無難と思われるので、性欲処理の対象には少女達を餌食にする事の率が高かった。
性欲処理室…屋敷の住人達の間でも暗黙の場所として知られている場所でもあった…。もし…姉妹達の前で、その事に関して口を開けば…屋敷に居られ無くなるのが…この屋敷のルールでもあり、更に屋敷の外で口を開けば…二度と陽の下を歩け無くなるので…、姉妹達の機嫌を損ねる行為は慎む事が重要と言われていた。
その日…小さな一室の中で、淡い吐息が響いていた…。
「ハア…ハア…、アァン…」
媚薬の虜となった幼い少女…琴美は、淫らに股を開脚させて、舞の行為に身を捧げていた。
舞は琴美のスカートを腹部辺りまでたくし上げ、純白のショーツ越しから琴美の陰部、陰核周辺を忙しなく弄り回していた。
クチュ…クチュ…
「エッチな音がするね…」
「アンンッ~…」
学年で言えば琴美が1つ年上で、上級生であるが…現在の性行為の立ち位置は、舞が上で琴美が下の様な感じであった。
舞は琴美の唇に自分の唇を重ねる、すると…琴美が吸い付く様に迫って来て、舌で相手の舌を舐め回す。
ピチョピチョ…
唾液の音が響き渡る。
「気分はどう、琴美ちゃん…」
「アァン、ハァン…もうダメェ…」
舞は、ショーツ越しから琴美の陰核を焦らす様に撫で回していた。
クチャ…クチャ…と、粘液がショーツの下から溢れ出て、幼い下着を粘液塗れに濡らす。
「フフ…スゴイよ琴美ちゃん、アソコまるで洪水見たいになっちゃってるよ」
「ハァ…ハァ…、お願い…してぇ…」
「何をして欲しいの?」
「コトミのオマンコォ…弄り回してェ…」
「分かったわ」
そう答えると、舞はショーツの下に手を入れて、幼いワレメを思いっきり擦り始める。
「アアァン…アン、アン」
涎を垂らしながら琴美は、身体を小刻みに震わせながら身悶えする。
ヌチュ、ヌチュ…いやらしい音がショーツの中から聞こえてくる。
琴美は、頭の中が真っ白になって…もう自分でもどうしたら良いか分からなくなっていた。
「ハァ、ハァ…アアァ…」
涙目になりながら琴美は、舞の行為に身を捧げている。
同じ女子同士で、既に過去に幾度も性器弄りを行った者同士でもあり、どの箇所が1番快感なのか知り尽くしている為、琴美のワレメ弄りに舞は、さほど躊躇いは無かった。
クチャ、クチャ…
(今日は、エッチなオツユが出るわね…)
「アンン…」
掌を握り閉めて、口元に置く琴美の仕草を見た舞は、そろそろイキそうね…と、感じた。
「ダメェ…イイッー!」
その瞬間、琴美の全身がビクビクッと震え出し、大きく開脚していた両脚を閉じて身を屈める。
琴美が絶頂感に達した事を舞は理解した。
「ハア、ハア…ハア…」
琴美は小粒の汗を吹き出しながら、快感の余韻に浸っていた。
(琴美ちゃんだけじゃ…ちょっとつまらないな、もう少し刺激のある子が欲しいな…)
そう思いながら、舞は琴美の身体を抱きしめる。
舞は、起き上がりテーブルまで行くと、ティーカップに入っている紅茶を口に含むと、ベッドに戻り琴美を起き上がらせて口付けさせる、その時…琴美の口の中に紅茶を口移しして、無理矢理飲ませる。
「コホッ、コホッ…」
琴美は少し咳き込んで紅茶を飲み込んだ。
舞は、2回戦に挑もうと衣服を脱ぎ始める。
普段から凛と一緒に媚薬を使って姉妹レズ行為をしている舞は、免疫力が高まっているせいか、少量の媚薬では、そう簡単に興奮しなかった…が、それでも少し胸が高まる程度の興奮はあった…。
下着姿で姉妹専用の秘密部屋から事前に持って来たバイブを持ってベッドに戻ろうとする頃、琴美が理性を忘れて衣服を半分脱ぎ捲った状態で、自慰に耽っていた。
舞に口移しされた媚薬の効果により、イッた後でありながらも…更に興奮が高まり、自慰に貪り始めていた。
「アッ、アンアン…」
「ホラ、私抜きで始めちゃダメよ」
舞は、琴美の両手を掴み上げる。
「ハァ…ハァ…アソコォが、あついのぉ~…止まらないのォ…」
ウットリとした表情で琴美は舞を見つめる。
「フフフ…イケナイ子ね、お姉さんの言う事聞かないとコレやらないわよ」
舞は琴美にバイブを見せる。それを見た琴美はキュンと身体が疼き、欲しがる仕草を始める。
「コ…コトミの中にいれて、お願い…硬くて太いの欲しィ…」
もはや舞の目の前にいる少女は、品やかな可愛いらしさは見せ掛けで…愛欲に飢えたメスと言っても良いくらいだった。
もし…彼女の前に竜也が現れたら、少女は無心で彼の陰茎をむしゃぶり付いたと思われる。
「コレが欲しいなら、お姉様…私に下さい…って言いなさい」
「ハァ…ハァ…お姉様、私に下さい」
「何処に入れて欲しいの?」
その言葉に琴美は、自分のショーツを脱ぎ捨てて両脚を開脚させて、幼い肉ヒダを押し広げる。
「コトミのワレメに入れてェ」
この瞬間、舞は少し勝ち誇った様な笑みを浮かべる。琴美は完全に舞の性奴隷となった。
「良いわ、入れて差し上げる、その前に脱ぎましょうね…」
「はい」
舞は、琴美の可愛いらしい衣服を脱がす。琴美も自分で着ているシャツとかを脱いだ。
全裸になった琴美を寝かせると、舞はバイブの電源を入れて、ゆっくりと琴美の幼い膣の中に押し込む。
「アア~、良いわ~嬉しい~、お姉様ステキ~!」
理性を失った舞は喜び悶えている。
「フフ…琴美ちゃん可愛いわ」
舞も興奮が高まり、ショーツを脱ぐと舞の顔の上に股を乗せる。
「お姉様のアソコも舐めなさい」
「はい…分かりました~」
琴美は舞の無毛の幼いワレメを押し開き、小さな陰核を起こし…忙し無く舐め始める。
「アア…琴美ちゃん、良いわ~…」
舞は、少女の舌で刺激される快感に悶え始める。
お互い未発達の胸…琴美は凛と同学年だが、若干凛の方が成長している。病気で入退院を繰り返していた少女は…見た目からしても、舞よりも年下に見え無くは無かった…。
舞は、琴美の陰核を舐め回す。
「アン、アアァン…アハン」
「ハァ…ハァ…」
互いが互いの性器を舐め回す異様な光景は、見知らぬ人が見たら驚くに違い無かった。
性欲に飢えた少女達は、互いの陰核を舐め回し続けていた。
(ああ…こんなメスッ子よりも、早く竜也さんのオチンチンをしゃぶりたいなぁ…)
内心…舞はそう思いながら、目の前の少女の相手をしていた。
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二手に別れて行方不明になった琴美を探し始めた美穂は、3階に行き屋敷内を見学しているフリをしながら探索している薫を探し始める。大きな屋敷だが…いざ人探しをして見ると意外に早く薫に出会う。
美穂は急いで薫の場所まで走る、薫も美穂を見付けると駆け足で近くまで行く。
「美穂ちゃん、沙耶から話は聞いたわ」
「そう…私達も二手に別れて今、琴美ちゃんを探し始めたところなのよ」
2人の会話を通信で聞いていた沙耶が「え…?」と、不意に感じた。
「ちょっと、二手に別れた…ってどう言う事なの?」
薫のイヤホンスピーカーから沙耶の声が聞こえる。
薫は美穂に直接イヤホンスピーカーを渡して、直接話をする。
「凛ちゃんが、二手に別れて…それぞれの階で探そうと提案して来たの…2階で合流しようって言うやり方で…ちなみに凛ちゃんは雫ちゃんと一緒に1階を探しているわ」
*
その話を聞いた沙耶は、これはオカシ過ぎる…と、感じた。
(ナゼ…凛ちゃんが、私達に急に協力的になるの…?屋敷に竜也さんが居ないだけで、こうも容易く協力的になるのは変な話…何か裏があるわ…)
沙耶は考え込む。
(琴美ちゃんを拉致したのは…多分舞ちゃんよね、彼女だけ今日は姿を見せて居ないから…それで、彼女を探そうと凛ちゃんが私達に誘いを掛ける、彼女は雫ちゃんと一緒…一体ナゼ?)
その時沙耶は、ある事に気付いて「アッ!」と、声を出して立ち上がる。
急に立ち上がったと思うと、直ぐに座り込み髪を掻きむしる。
「もう~…、失敗だ…」
沙耶の姿を見ていた絵里と中澤が不思議そうな表情をしていた。
「沙耶ちゃん、一体何があったの?」
その言葉を聞いた沙耶が悔しそうな表情で絵里を見る。
「凛ちゃんは、全てを手に入れたのよ…」
「え…どう言う事?」
「彼女は、私達の行動の一歩も二本も先を読んで行動していたのよ」
「でも…屋敷には竜也さんは居ないのでしょ?」
「彼を事前に外出させて置けば、見付からないわよ。予め居ない様に振る舞って置けば…誰でもそう感じるわ」
「じゃあ…何故、凛ちゃんが全てを手に入れたのよ?」
「雫ちゃんよ…」
「どう言う意味?」
「竜也さんが、女性を惹き付ける能力を目覚ましたキッカケを作ったのが雫ちゃんなのよ。彼は…今でも雫ちゃんの事は気に掛けているわ…その彼女が屋敷に来て、凛ちゃんと会えば…彼が気にしている子が来た…と感じる筈よ。そして竜也さんは間違い無く屋敷に留まる理由が出来るわ。その為に凛ちゃんは雫ちゃんを自分側に墜とす為の口実を作る筈…」
それを聞いた絵里がアッと感じた。
「琴美ちゃんを行方不明に装ってしまう事自体、その作戦の一環だったの…」
それを聞いた沙耶は黙って頷き、彼女を見ていた絵里は改めて凛の恐ろしさを身に感じた。
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