圧倒的外道の神様ライフ

KURA

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ただ死んだそれだけだろう?

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 ただ、幼少の頃思った。
こいつらは何を考えているのかと。
いや、特に俺が賢いって訳じゃない。
ただ、俺とは違うこいつらはなんなんだろうって酷く単純な疑問だった。
ゲームをやっていて、NPCの気持ちを考える、みたいな。
まぁこの例えはゲームをやっていた時にまさに他人とNPCが同じだと俺が感じたことから考えたのだが。
まぁ長くなってしまったが俺にとって他人はNPCでしかない。
コレを人に話すとひどーいだとか言われるのだが。
何故だろう。

 NPCを見下す人間がいるなぁ。
アレは何故だろう。
俺からすると下等種族のような考えだが。
俺は見下してはない。
格が上なだけだ。 ……見下してるだと?
冗談を言え。
日本語にもあるだろう。自分を下げる言葉と相手をあげる言葉が。
そんなもんだ。
ただ、見下すやつもいた。
俺が嫌いな人種……というわけではない。
あぁ、人種とは黒人とかではない。性格的な面だ。
話がずれたな。
俺が見下すのは先が見えない人間だ。
授業中怒られるのは目に見えてるのに騒ぐバカ。
そういえば前流行ったなぁ。あのコンビニのアイスを冷やしておく箱に入るバカとか、な。
ああいうバカは下等過ぎて嫌になる。
……あぁ、勘違いしてほしくないのは俺はそこまで頭もよくないし、運動神経もよくない。
何故見下してるかって? 俺の世界だ勝手にさせてもらうとしか言いようがないな。

 たまに俺の世界と言うとお前の世界ではないって言う奴もいるが、俺の視点では俺視点しかない俺の世界なんだ。
……んー、分かりやすく言うと主人公視点の物語があるだろう? ああいう感じだ。
俺はこういう考えだ。

 だから……まぁ滅茶苦茶なことをした、というわけではない。
何故か? そりゃあ下等な人種じゃないからだ。
さすがに捕まるのがわかっているのにするほどバカじゃない。
ただ思うのが完全犯罪できるほど頭よかったらなぁ、だ。
あと俺自身の問題なのだが俺自身そこまで血に慣れてるわけではない。
拷問とかしてみたいとは思うのだがやってみるとなるとしり込みするだろう。
そのためにも血になれておきたいのだが、そんないくらでも切り刻んで良い奴なんてそういるわけもなく、なにもせず平凡な毎日を送ってきた。

……ん? 話が長いだと?
安心しろ。俺の走馬灯ももう終わりだ。
……は? 走馬灯だぞ? コレ。
そして俺は居眠り運転しているトラックにひかれた。 
見下す下等な人間が増えた。
居眠り運転をするようなクソみたいな下等で、無意味で、生きていることが犯罪で、微生物の餌になったほうがいいような人間だ。

俺がひかれたのは七月二十四日、暑い日だった。
来世があるならこの日は誕生日のようにお祝いでもしようか。
そしてこの下等な人間への恨みをつのろう。

 さて、走馬灯も終わり全身に激痛が走っている。
俺が冷静なのが不思議か?
わーいたいいたい。
……俺はそんな取り乱すタイプではない。
あとこの世への未練も無い。
おや、激痛がおさまってきた。
もう死ぬようだ。
体は冷たく、視界は狭くなっていっている。
救急車を呼べと叫ぶ声が若干耳に入る。
……まだ死なないようだな。
まぁもって数分だろう。
あのクソ下等種族は俺の目の前で慌てていた。
ざまぁみろ。心のそこから出ていた。
声に出そうとも思ったのだが、声が掠れてもうでない。

さよなら地球。さよなら神。

あーあクソみたいな人生だった。
こんなことなら……最後にヒトゴロシやっときゃ……よか……た……。
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