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そらの ふしぎ たんけん!
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ルカは そらを みあげるのが だいすきな おんなのこ。
あるひ、おとうとの ユウと いっしょに おさんぽを していると、ユウが ふしぎそうに ききました。
「おねえちゃん、ちきゅうは どこ?」
ルカは ちょっぴり こまって こたえました。
「うーん、ちきゅうに いると ちきゅうは みえないよ。」
ユウは びっくり!
「えっ! ちきゅうに いるのに、ちきゅうが みえないの?」
「うん。でも そらの うえに いけば みえるんだよ!」
---
もしも そらの うえに のぼったら?
ルカと ユウは、そらを みあげて そっと めを とじました。
「いち、にーの、さん!」
ふわっ!
ふたりは まほうの ロケットに のって、そらの うえへ ひゅーん!
どんどん のぼって、くもを こえて、おほしさまの そばまで いきました。
「わあ!」
ユウが おおきな こえを だしました。
「あれが ちきゅう?」
そこには、あおくて まるい ほしが ぽっかり うかんでいました。
「そうだよ! これが わたしたちの ちきゅう!」
ユウは きらきらした めで みつめました。
「ぼくたち、あのなかに いるんだね!」
「うん! ちきゅうの なかに いると ぜんぶは みえないけど、そとに でると まるごと みえるんだよ!」
---
おひさまと おつきさま
すると ユウが そらを みあげて いいました。
「おねえちゃん! おひさまと おつきさまは、どうして いつも ついてくるの?」
たしかに、あるくと おひさまも ついてくるし、よるは おつきさまが ずっと いっしょ。
「ふしぎだねえ!」
ルカは うれしそうに わらいました。
「それはね、おひさまと おつきさまは すっごく おおきくて、とおーくに あるから どこから みても おなじ ばしょに みえるんだよ!」
「へえ! だから ついてくるように みえるんだ!」
「そう! でも ほんとうは うごいてないんだよ。」
「ええっ! ほんとうに?」
---
そらの ひみつ
ルカは ユウの てを ぎゅっと にぎって、まほうの ロケットで もうすこし たかく のぼりました。
「みて! ちきゅうが うごいてるよ!」
ユウが びっくりして さけびました。
「わあ! ちきゅうが くるくる まわってる!」
「そうなの。おひさまと おつきさまが うごいてるんじゃなくて、ちきゅうが まわってるんだよ!」
ユウは わくわくしながら いいました。
「じゃあ、ぼくたち いま まわってるの?」
「そうだよ! でも すっごく ゆっくりだから、かんじないんだよ。」
「ふしぎだね! そらの ひみつ いっぱい あるね!」
---
ちきゅうに ただいま!
「さあ、おうちに もどろう!」
ルカと ユウは まほうの ロケットで ぴゅーん!
そらを みあげると、そこには いつもの あおい そら。
「おねえちゃん!」
ユウが うれしそうに いいました。
「ちきゅうは みえないけど、ぼくたちは ちきゅうに いるんだよね!」
「そうだよ!」
「おひさまと おつきさまも ついてくるんじゃなくて、ちきゅうが まわってるんだよね!」
「そうそう!」
ふたりは にっこり わらって、また そらを みあげました。
おしまい
あるひ、おとうとの ユウと いっしょに おさんぽを していると、ユウが ふしぎそうに ききました。
「おねえちゃん、ちきゅうは どこ?」
ルカは ちょっぴり こまって こたえました。
「うーん、ちきゅうに いると ちきゅうは みえないよ。」
ユウは びっくり!
「えっ! ちきゅうに いるのに、ちきゅうが みえないの?」
「うん。でも そらの うえに いけば みえるんだよ!」
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もしも そらの うえに のぼったら?
ルカと ユウは、そらを みあげて そっと めを とじました。
「いち、にーの、さん!」
ふわっ!
ふたりは まほうの ロケットに のって、そらの うえへ ひゅーん!
どんどん のぼって、くもを こえて、おほしさまの そばまで いきました。
「わあ!」
ユウが おおきな こえを だしました。
「あれが ちきゅう?」
そこには、あおくて まるい ほしが ぽっかり うかんでいました。
「そうだよ! これが わたしたちの ちきゅう!」
ユウは きらきらした めで みつめました。
「ぼくたち、あのなかに いるんだね!」
「うん! ちきゅうの なかに いると ぜんぶは みえないけど、そとに でると まるごと みえるんだよ!」
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おひさまと おつきさま
すると ユウが そらを みあげて いいました。
「おねえちゃん! おひさまと おつきさまは、どうして いつも ついてくるの?」
たしかに、あるくと おひさまも ついてくるし、よるは おつきさまが ずっと いっしょ。
「ふしぎだねえ!」
ルカは うれしそうに わらいました。
「それはね、おひさまと おつきさまは すっごく おおきくて、とおーくに あるから どこから みても おなじ ばしょに みえるんだよ!」
「へえ! だから ついてくるように みえるんだ!」
「そう! でも ほんとうは うごいてないんだよ。」
「ええっ! ほんとうに?」
---
そらの ひみつ
ルカは ユウの てを ぎゅっと にぎって、まほうの ロケットで もうすこし たかく のぼりました。
「みて! ちきゅうが うごいてるよ!」
ユウが びっくりして さけびました。
「わあ! ちきゅうが くるくる まわってる!」
「そうなの。おひさまと おつきさまが うごいてるんじゃなくて、ちきゅうが まわってるんだよ!」
ユウは わくわくしながら いいました。
「じゃあ、ぼくたち いま まわってるの?」
「そうだよ! でも すっごく ゆっくりだから、かんじないんだよ。」
「ふしぎだね! そらの ひみつ いっぱい あるね!」
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ちきゅうに ただいま!
「さあ、おうちに もどろう!」
ルカと ユウは まほうの ロケットで ぴゅーん!
そらを みあげると、そこには いつもの あおい そら。
「おねえちゃん!」
ユウが うれしそうに いいました。
「ちきゅうは みえないけど、ぼくたちは ちきゅうに いるんだよね!」
「そうだよ!」
「おひさまと おつきさまも ついてくるんじゃなくて、ちきゅうが まわってるんだよね!」
「そうそう!」
ふたりは にっこり わらって、また そらを みあげました。
おしまい
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