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第二十八話・結集、そして決行
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十話終了時点のBPの総数・生存状況
橋本直 BP:不明 生存
風嵐颯 BP:88兆2300億5800(↑) 不明
九重玉雲 BP:一億程度(↑) 生存
ラピス・モルフォーシス BP:8500程度(↑) 生存
十川瑠偉 BP:32760(↑) 負傷(治療済み)
繭原真依 BP:28(→) 生存
小澤黄蜂 BP:26000(↑) 気絶
日野原痢紅 BP:10?(→) 生存
物語あんま出てへんのにBP増えてんのは、あれです。
出てないだけで魔物とか討伐してるだろうからです。
no side
翌日の明朝
直は拠点に来ていた。
拠点には多くの生物人間が集まっていた。
拠点を忙しなく出入りしている。
善一や滝斗、悠たちは例のモノの準備の為、今この場にはいない。
肝心の直は、特にすることもなく、ただ地面に座っている。
その近くでは、つい先日合流したラピス・モルフォーシスが、一冊の本を読んでいた。
日野原莉紅は、拠点の長椅子で昼寝をしている。
飯塚大魚は、自分の武器・バルディッシュの手入れをしている。
十川瑠偉は、大魚の近くに座っている。
右肩には怪我の跡が若干残っている。
天井の影では、能力により姿を変えた九重玉雲が身を潜めていた。
「……ラピスって、何でこの作戦に協力したんだ?」
直がふと、ラピスに質問する。
ラピス「……別に……大した理由じゃないわよ。」
「アタシは、今出来ることをやるの。力が無くたって。」
「そう考えていたら、善一って人に出会って、この作戦の事を伝えられて。」
「それで参加したのか………、」
「そうよ。………なんか文句ある?」
「いや、そんな事はない。」
彼はそう言いながらも、心の中で落ち込む。
一人、また一人と……。
「……不条理な世の中になったな。」
何度口にしたか分からない一節を、彼は声に出す。
「……今更そんな事言っても仕方ないでしょ。」
「……それもそうだな。」
そう、自分でも分かっている事だ。
それでも、彼は願ってしまうのだ。
不条理などなく、ラピスや大魚、瑠偉や黄蜂たちが傷つく事のない世界を。
善一「……準備が出来た!!各自準備をしろ!!」
「……アタシ、先に行ってるから。」
ラピスは本を閉じると善一がいる方へと向かった。
「…ああ。」
大魚や瑠偉、莉紅たちも準備している。
「……俺も準備するか。」
彼はようやく、重い腰を上げた。
no side
拠点の前には、1機の大きなレシプロの輸送機と小型の爆撃機2機が待機していた。
今回の作戦は、この飛行機で生物人間根絶部隊の本拠地まで飛ぶ。
まずは爆撃機で奇襲を仕掛ける。
次に輸送機に乗った俺たちが少し前で着陸し、急いで本拠地へと突入する。
なぜ部隊の本拠地に行くかって?
答えは単純明快。
部隊の本拠地に諸悪の根源がいるからだ。
魔物の発生源と捉えてもいいかもしれないが……。
この事に関しては、前日の集会で、善一から拠点にて伝えられた。
その時、玉雲に内容を聞かれていた事は、知る由もないが。
彼が輸送機に乗り込もうとした時、
「……!!」
真依「……。」
繭原真依が彼を見つめているのに気がついた。
(……まだ時間はあるな。)
彼はそう心の中で呟き、真依の元へ駆け寄った。
「……どうしたんだ?」
真依に作戦は伝えていなかったもものの、拠点は彼女の店からほど近い場所にある。
明朝から慌ただしく動いていれば、様子を見に来ることもおかしくない。
「……。」
真依は直と、彼の後ろにある爆撃機を交互に見つめ、
「……何をするつもりなの?」
そう物憂げな表情で聞いてくる。
彼女は気づいていたのだろう。
いつもの常連である滝斗達の動きが、最近怪しいことに。
そしてそれは、新たな争いの予兆である事を。
「……。」
直はどう返せばいいのか分からず、黙り込むだけだった。
「私……もう嫌だよ……。」
「常連さんと……君と会えなくなるなんて……。」
いつもの彼女からは想像もできない、弱々しく、消え入りそうな声だった。
「……。」
彼は唇を噛み締め、
「生きて……必ず……戻ってくる……。」
そう返して、彼女を抱きしめる事しか出来なかった。
真依は直の腕の中で、静かに涙を流した。
______________________________________
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なんか……最後のシーンだけ見ると…ラブコメの波動を感じる。
橋本直 BP:不明 生存
風嵐颯 BP:88兆2300億5800(↑) 不明
九重玉雲 BP:一億程度(↑) 生存
ラピス・モルフォーシス BP:8500程度(↑) 生存
十川瑠偉 BP:32760(↑) 負傷(治療済み)
繭原真依 BP:28(→) 生存
小澤黄蜂 BP:26000(↑) 気絶
日野原痢紅 BP:10?(→) 生存
物語あんま出てへんのにBP増えてんのは、あれです。
出てないだけで魔物とか討伐してるだろうからです。
no side
翌日の明朝
直は拠点に来ていた。
拠点には多くの生物人間が集まっていた。
拠点を忙しなく出入りしている。
善一や滝斗、悠たちは例のモノの準備の為、今この場にはいない。
肝心の直は、特にすることもなく、ただ地面に座っている。
その近くでは、つい先日合流したラピス・モルフォーシスが、一冊の本を読んでいた。
日野原莉紅は、拠点の長椅子で昼寝をしている。
飯塚大魚は、自分の武器・バルディッシュの手入れをしている。
十川瑠偉は、大魚の近くに座っている。
右肩には怪我の跡が若干残っている。
天井の影では、能力により姿を変えた九重玉雲が身を潜めていた。
「……ラピスって、何でこの作戦に協力したんだ?」
直がふと、ラピスに質問する。
ラピス「……別に……大した理由じゃないわよ。」
「アタシは、今出来ることをやるの。力が無くたって。」
「そう考えていたら、善一って人に出会って、この作戦の事を伝えられて。」
「それで参加したのか………、」
「そうよ。………なんか文句ある?」
「いや、そんな事はない。」
彼はそう言いながらも、心の中で落ち込む。
一人、また一人と……。
「……不条理な世の中になったな。」
何度口にしたか分からない一節を、彼は声に出す。
「……今更そんな事言っても仕方ないでしょ。」
「……それもそうだな。」
そう、自分でも分かっている事だ。
それでも、彼は願ってしまうのだ。
不条理などなく、ラピスや大魚、瑠偉や黄蜂たちが傷つく事のない世界を。
善一「……準備が出来た!!各自準備をしろ!!」
「……アタシ、先に行ってるから。」
ラピスは本を閉じると善一がいる方へと向かった。
「…ああ。」
大魚や瑠偉、莉紅たちも準備している。
「……俺も準備するか。」
彼はようやく、重い腰を上げた。
no side
拠点の前には、1機の大きなレシプロの輸送機と小型の爆撃機2機が待機していた。
今回の作戦は、この飛行機で生物人間根絶部隊の本拠地まで飛ぶ。
まずは爆撃機で奇襲を仕掛ける。
次に輸送機に乗った俺たちが少し前で着陸し、急いで本拠地へと突入する。
なぜ部隊の本拠地に行くかって?
答えは単純明快。
部隊の本拠地に諸悪の根源がいるからだ。
魔物の発生源と捉えてもいいかもしれないが……。
この事に関しては、前日の集会で、善一から拠点にて伝えられた。
その時、玉雲に内容を聞かれていた事は、知る由もないが。
彼が輸送機に乗り込もうとした時、
「……!!」
真依「……。」
繭原真依が彼を見つめているのに気がついた。
(……まだ時間はあるな。)
彼はそう心の中で呟き、真依の元へ駆け寄った。
「……どうしたんだ?」
真依に作戦は伝えていなかったもものの、拠点は彼女の店からほど近い場所にある。
明朝から慌ただしく動いていれば、様子を見に来ることもおかしくない。
「……。」
真依は直と、彼の後ろにある爆撃機を交互に見つめ、
「……何をするつもりなの?」
そう物憂げな表情で聞いてくる。
彼女は気づいていたのだろう。
いつもの常連である滝斗達の動きが、最近怪しいことに。
そしてそれは、新たな争いの予兆である事を。
「……。」
直はどう返せばいいのか分からず、黙り込むだけだった。
「私……もう嫌だよ……。」
「常連さんと……君と会えなくなるなんて……。」
いつもの彼女からは想像もできない、弱々しく、消え入りそうな声だった。
「……。」
彼は唇を噛み締め、
「生きて……必ず……戻ってくる……。」
そう返して、彼女を抱きしめる事しか出来なかった。
真依は直の腕の中で、静かに涙を流した。
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なんか……最後のシーンだけ見ると…ラブコメの波動を感じる。
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