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第九章―世界の向こう側―
9−4・ちはやゆく
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【エスポワール大陸】
―――マイア城付近―――
古代兵器オヘビウェポンが、オニノ国へと進軍するのを防ぐべく、早紀達は戦っていた。だが戦況は悪く、ギリギリの戦いを強いられていた。そこへ異世界から桃矢達が帰ってくる。
間一髪危機を脱したが、古代兵器オヘビウェポンの殻を破り中から巨大ナメクジが現われる。
巨大ナメクジと死闘をしている最中、魔物の援軍が駆けつけ、手当たり次第に岩塩を投げつけ去っていった。
「ぬおい!桃矢!あれを見よ!」
「見えてるよ!オナメが縮んでいく!!」
巨大ナメクジは岩塩の影響を受け、見る見る小さくなっていく。
「オズ!メズ!ありがとう!!」
「ふんっ!お前らの為ではないわ!魔物族はちはや様と……様にご恩があるからな!それを返したまでだ!もう会うこともあるまい!さらばだ」
「もう……?どういう……」
オズとメズは魔物を引き連れ去っていく。そして、もう……二度と会うことはなかった。
この日、ちはやは天命を全うしてこの世界から去ったのだ。
「……ようやく会えますね」
ちはやが最後に綴った言葉は、子孫代々、一振りの刀と共に受け継がれていく――
「ノォォォ!!ココカラダセーー!!」
早紀達は、塩に埋もれたメイを救出する。
「メイッッ!!会いたかった!!」
舞がメイに抱きつく。
「アイタカッタアイタカッタアイタカッタ!メイッ!」
「メイも元気そうで良かったわ。それより、桃矢。あのオナメはどうするの?」
早紀が体についた塩を振り払いながら問う。手のひらサイズまで小さくなったオナメは今にも息絶えそうだった。
「赤蛇が言ってた。オヘビウェポンがいることで世界のバランスが取れている、と。このまま殺してしまうと、世界のバランスが崩れる可能性もある……」
「ぬ……しまったのぉ。デゼスポワールから封印の壺を持ってくるべきじゃったか」
皆、周囲に壺の代わりになる様な物が無いかを探す。
「壺あるよ?」
舞がふところから、小さい壺を取り出す。
「防災用品の中に入ってた。なんでもこの壺に野菜を入れて、塩をかけておくと美味しい浅漬けが出来るって――」
「舞……まさかあの塩はそのために入っていたのか……」
桃矢はふと、この世界で初めて魚をさばいた時の事を思い出す。
「ツボォォォ!!メイチョォォップ!!」
壺を見るとなぜか割りたくなる衝動にかられるメイ。
「やめんかっ!!」
「ガフッ!」
早紀にげんこつを喰らい大人しくなるメイ。
舞は、オナメをそっと手に乗せ壺の中へと入れる。
「……で、ノア。これでどうやって封印とやらをするんだ?」
「ぬ……知らん」
「え……」
桃矢が壺を見つめたまま固まる。
「早紀、舞、愛、封印――」
「知らない」
「知らないよ」
「知らないですね」
「……」
その場に沈黙が流れる。
「誰も知らないのに、どうやって封印するんだよ」
「……その赤蛇とか言う人に聞けばいいんじゃない?」
「早紀、赤蛇は大蛇で人ではない。と、デゼスポワール大陸にいるんだ」
「蛇なの!?赤蛇って言うあだ名かと思ってた」
「ふふ、早紀ちゃんのおっちょこちょい」
「もう!舞ったら!あははは!」
「ぬぅ……お前ら……あははは!じゃない。オナメが死んでしまうぞ?」
「うぅん……」
壺を見つめ悩んでいると、桃矢の目から涙が落ちた。
「桃矢くん?泣いてるの?」
「ん?泣いてないぞ?何を言ってるんだ、舞」
「だって、今涙が――」
桃矢のおでこの蛇眼から涙が流れ落ちる。そして、蛇眼が自分の意思で桃矢のおでこから離れていく。
「桃矢!蛇眼が取れ……!」
「桃矢くん!痛くないの!?」
「ゴシュジンサマ……キモイ……」
『とうや……いままでありがとう……ぼくは……』
「え!?今の声は赤蛇か!」
おでこから壺のフチへと外れ落ちた蛇眼は、小さな蛇に姿を変え、壺の中へと入っていく。
「お前、生きて……」
桃矢に食べられた赤蛇の子は、桃矢の体内で鬼の生き血を吸い生きていた。
「そうか。あるべき所へ帰るのか。こっちこそありがとう、さようなら――」
桃矢がそう言うと壺が赤く光り、蓋が閉まり封印の文字が壺に浮かび上がる。
「ぬぅ……あの赤蛇の子はこの時の為に桃矢の体に住んでおったのかもしれぬのぅ……結果論じゃがの。しかしこれもまた奇跡じゃな」
「あぁ……そうだな。これで封印は出来た。転移門へ急いで戻ろう。また繋がっているかもしれない」
そこへ、桃之丞達を追っていたダリアの軍勢が到着する。
「桃矢様!!あぁ……お久しゅう御座います!!会いたかった!!」
「ダリア!元気そうで良かっ――」
抱きしめるなり、ダリアは桃矢にキスをする。
「ちょっ!!桃矢!!あんたねぇ!!」
「んんんんんっ!?」
「桃矢くんサイテー!!」
「桃矢様!!離れて下さいっ!!」
「んんんんっ!!」
この後、桃矢は女性陣にボッコボコにされたことは言うまでもない。
―――鬼の城―――
――翌日。
ダリアの話ではすでに転移門は無くなり、デゼスポワール大陸への道は閉ざされてしまったらしい。
「兵士の話ではミーサが転移門へ入った後に、三人の子供の姿を見た者がおります」
「まさか……」
「はい。たぶんそのまさかです」
「クルミ達までミーサを追いかけて向こうの世界へ……」
「そうですわね……」
カタカタカタ……
「また地震……」
「早くオナメを元の世界へ返さないと……」
バタンッ!
「桃矢っ!!転移門が見つかったわ!急いで来て!」
「本当か!早紀!」
「うん!トメト村に!」
「トメト村に……まさか……」
桃矢達は急ぎ、トメト村へと向かった。
―――マイア城付近―――
古代兵器オヘビウェポンが、オニノ国へと進軍するのを防ぐべく、早紀達は戦っていた。だが戦況は悪く、ギリギリの戦いを強いられていた。そこへ異世界から桃矢達が帰ってくる。
間一髪危機を脱したが、古代兵器オヘビウェポンの殻を破り中から巨大ナメクジが現われる。
巨大ナメクジと死闘をしている最中、魔物の援軍が駆けつけ、手当たり次第に岩塩を投げつけ去っていった。
「ぬおい!桃矢!あれを見よ!」
「見えてるよ!オナメが縮んでいく!!」
巨大ナメクジは岩塩の影響を受け、見る見る小さくなっていく。
「オズ!メズ!ありがとう!!」
「ふんっ!お前らの為ではないわ!魔物族はちはや様と……様にご恩があるからな!それを返したまでだ!もう会うこともあるまい!さらばだ」
「もう……?どういう……」
オズとメズは魔物を引き連れ去っていく。そして、もう……二度と会うことはなかった。
この日、ちはやは天命を全うしてこの世界から去ったのだ。
「……ようやく会えますね」
ちはやが最後に綴った言葉は、子孫代々、一振りの刀と共に受け継がれていく――
「ノォォォ!!ココカラダセーー!!」
早紀達は、塩に埋もれたメイを救出する。
「メイッッ!!会いたかった!!」
舞がメイに抱きつく。
「アイタカッタアイタカッタアイタカッタ!メイッ!」
「メイも元気そうで良かったわ。それより、桃矢。あのオナメはどうするの?」
早紀が体についた塩を振り払いながら問う。手のひらサイズまで小さくなったオナメは今にも息絶えそうだった。
「赤蛇が言ってた。オヘビウェポンがいることで世界のバランスが取れている、と。このまま殺してしまうと、世界のバランスが崩れる可能性もある……」
「ぬ……しまったのぉ。デゼスポワールから封印の壺を持ってくるべきじゃったか」
皆、周囲に壺の代わりになる様な物が無いかを探す。
「壺あるよ?」
舞がふところから、小さい壺を取り出す。
「防災用品の中に入ってた。なんでもこの壺に野菜を入れて、塩をかけておくと美味しい浅漬けが出来るって――」
「舞……まさかあの塩はそのために入っていたのか……」
桃矢はふと、この世界で初めて魚をさばいた時の事を思い出す。
「ツボォォォ!!メイチョォォップ!!」
壺を見るとなぜか割りたくなる衝動にかられるメイ。
「やめんかっ!!」
「ガフッ!」
早紀にげんこつを喰らい大人しくなるメイ。
舞は、オナメをそっと手に乗せ壺の中へと入れる。
「……で、ノア。これでどうやって封印とやらをするんだ?」
「ぬ……知らん」
「え……」
桃矢が壺を見つめたまま固まる。
「早紀、舞、愛、封印――」
「知らない」
「知らないよ」
「知らないですね」
「……」
その場に沈黙が流れる。
「誰も知らないのに、どうやって封印するんだよ」
「……その赤蛇とか言う人に聞けばいいんじゃない?」
「早紀、赤蛇は大蛇で人ではない。と、デゼスポワール大陸にいるんだ」
「蛇なの!?赤蛇って言うあだ名かと思ってた」
「ふふ、早紀ちゃんのおっちょこちょい」
「もう!舞ったら!あははは!」
「ぬぅ……お前ら……あははは!じゃない。オナメが死んでしまうぞ?」
「うぅん……」
壺を見つめ悩んでいると、桃矢の目から涙が落ちた。
「桃矢くん?泣いてるの?」
「ん?泣いてないぞ?何を言ってるんだ、舞」
「だって、今涙が――」
桃矢のおでこの蛇眼から涙が流れ落ちる。そして、蛇眼が自分の意思で桃矢のおでこから離れていく。
「桃矢!蛇眼が取れ……!」
「桃矢くん!痛くないの!?」
「ゴシュジンサマ……キモイ……」
『とうや……いままでありがとう……ぼくは……』
「え!?今の声は赤蛇か!」
おでこから壺のフチへと外れ落ちた蛇眼は、小さな蛇に姿を変え、壺の中へと入っていく。
「お前、生きて……」
桃矢に食べられた赤蛇の子は、桃矢の体内で鬼の生き血を吸い生きていた。
「そうか。あるべき所へ帰るのか。こっちこそありがとう、さようなら――」
桃矢がそう言うと壺が赤く光り、蓋が閉まり封印の文字が壺に浮かび上がる。
「ぬぅ……あの赤蛇の子はこの時の為に桃矢の体に住んでおったのかもしれぬのぅ……結果論じゃがの。しかしこれもまた奇跡じゃな」
「あぁ……そうだな。これで封印は出来た。転移門へ急いで戻ろう。また繋がっているかもしれない」
そこへ、桃之丞達を追っていたダリアの軍勢が到着する。
「桃矢様!!あぁ……お久しゅう御座います!!会いたかった!!」
「ダリア!元気そうで良かっ――」
抱きしめるなり、ダリアは桃矢にキスをする。
「ちょっ!!桃矢!!あんたねぇ!!」
「んんんんんっ!?」
「桃矢くんサイテー!!」
「桃矢様!!離れて下さいっ!!」
「んんんんっ!!」
この後、桃矢は女性陣にボッコボコにされたことは言うまでもない。
―――鬼の城―――
――翌日。
ダリアの話ではすでに転移門は無くなり、デゼスポワール大陸への道は閉ざされてしまったらしい。
「兵士の話ではミーサが転移門へ入った後に、三人の子供の姿を見た者がおります」
「まさか……」
「はい。たぶんそのまさかです」
「クルミ達までミーサを追いかけて向こうの世界へ……」
「そうですわね……」
カタカタカタ……
「また地震……」
「早くオナメを元の世界へ返さないと……」
バタンッ!
「桃矢っ!!転移門が見つかったわ!急いで来て!」
「本当か!早紀!」
「うん!トメト村に!」
「トメト村に……まさか……」
桃矢達は急ぎ、トメト村へと向かった。
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