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拗ねる幽霊
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‥最近レイの様子がおかしい。
なんか対応が塩っぽいというか…
冷たいというか…
そこで私は理由を聞いてみることにした。
「ねえ、レイ?なんで最近…素っ気ないの?」
「‥おやおや~?麗ちゃんもしかしておれの事心配してたのぉ~?」
「うん」
「‥そお」
するとレイはタタっと走って自分の部屋に戻っていった。
…なんなんだ‥
でも、少しだけレイは嬉しそうだった。
「ふんふふ~ん」
「お化けはなんで鼻歌歌ってんの?」
「お‥サチじゃん…まだ化けてるの?」
「まーねー」
「んで、なんで鼻歌歌ってたの?」
…なんで聞くの?
「ぐう…」
「ぐうじゃなくってさ、」
「‥だってさ、麗さ、最近さ、サチと話してばっかりだから‥」
「でも麗がおれのこと心配してくれてたから…」
「ふむむー。だからレイ、最近僕に冷たかったのね☆」
「聞いたんだったらさっさとそこどいて!」
「いいよー♬僕、麗さんにレイ喜んでたって伝えとくから☆」
「伝えなくていい!!」
「え~じゃあおまけでレイは麗のことが好きって言ってあげるから~んじゃーねー」
「おいっまてーーっっ!!」
「わー、レイが僕をいじめる~☆」
「ばればれだろ…」
「わかんないよ?」
サチと走り回りながら言い争っていると後ろから肩を掴まれ、麗が言った。
「ちょ…家ん中走り回らないでくれる‥?さっき掃除したばっかりなんだけど‥」
麗の背後から真っ黒なオーラが…
「ぼ、僕達はこれで…」
「待ちなさい」
「「ヒイッ」」
「…仲良く家中お掃除してくれると、私助かるなぁ☆」
と、言いながら麗は無理やり雑巾と箒を渡して去っていった。
「…サチのせいだからな?」
「ひどいっレイもでしょっ!」
「二人共~?」
おれとサチはビクッと体を震わせた。
「仲良くしなきゃ、ゴキ◯リさんみたいにしちゃいますよ~?」
麗の手には、ゴキ◯ットでやられて潰された無惨な姿のゴキブリがあった。
「「ヒイイッ‥」」
それから夜まで、おれたちは家の中を掃除した。
「もういやだーっっ!」
なんか対応が塩っぽいというか…
冷たいというか…
そこで私は理由を聞いてみることにした。
「ねえ、レイ?なんで最近…素っ気ないの?」
「‥おやおや~?麗ちゃんもしかしておれの事心配してたのぉ~?」
「うん」
「‥そお」
するとレイはタタっと走って自分の部屋に戻っていった。
…なんなんだ‥
でも、少しだけレイは嬉しそうだった。
「ふんふふ~ん」
「お化けはなんで鼻歌歌ってんの?」
「お‥サチじゃん…まだ化けてるの?」
「まーねー」
「んで、なんで鼻歌歌ってたの?」
…なんで聞くの?
「ぐう…」
「ぐうじゃなくってさ、」
「‥だってさ、麗さ、最近さ、サチと話してばっかりだから‥」
「でも麗がおれのこと心配してくれてたから…」
「ふむむー。だからレイ、最近僕に冷たかったのね☆」
「聞いたんだったらさっさとそこどいて!」
「いいよー♬僕、麗さんにレイ喜んでたって伝えとくから☆」
「伝えなくていい!!」
「え~じゃあおまけでレイは麗のことが好きって言ってあげるから~んじゃーねー」
「おいっまてーーっっ!!」
「わー、レイが僕をいじめる~☆」
「ばればれだろ…」
「わかんないよ?」
サチと走り回りながら言い争っていると後ろから肩を掴まれ、麗が言った。
「ちょ…家ん中走り回らないでくれる‥?さっき掃除したばっかりなんだけど‥」
麗の背後から真っ黒なオーラが…
「ぼ、僕達はこれで…」
「待ちなさい」
「「ヒイッ」」
「…仲良く家中お掃除してくれると、私助かるなぁ☆」
と、言いながら麗は無理やり雑巾と箒を渡して去っていった。
「…サチのせいだからな?」
「ひどいっレイもでしょっ!」
「二人共~?」
おれとサチはビクッと体を震わせた。
「仲良くしなきゃ、ゴキ◯リさんみたいにしちゃいますよ~?」
麗の手には、ゴキ◯ットでやられて潰された無惨な姿のゴキブリがあった。
「「ヒイイッ‥」」
それから夜まで、おれたちは家の中を掃除した。
「もういやだーっっ!」
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