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二章
26話
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場所は変わってグノシーたちがいる最果ての湖。
湖にその半身を浸からせ暴走しようと躍起になっている魔王の力を押さえつけながらグノシーは執事に対して愚痴をこぼしていた。
話題の相手となるのはもちろんこの場に先程までいたアデルだ。
いくら自分よりもリナの方が優先度が高いことを明言した直後とはいえ、あれほどまですんなりとその場を後にされてしまえば女として思うところがないわけではない。
「というわけやねん。どう思うこれ? ひどない?」
「人なんて所詮そんなもの、期待する方が悪いというものですよ」
愚痴を垂れるグノシーに対して執事の反応は随分と淡白なものだ。
なんだかんだと言葉を並べ立てるグノシーだがその言葉にはどれも好意がちらちらと見え隠れしており、執事としても相手がアデルなのであればなにも問題はない。
そうして幸せそうに愚痴を話すグノシーの話を聞いていると、音もなくアデルが転移してくる。
「ただいま。さすが執事、しっかりと仕事はしててくれたみたいだな」
「私は人とは違いますから」
「執事、隠さんくてもええんか?」
執事としての役割を全うすることを自分の生きがいとしている執事は基本的に敬語を崩さず誰に対しても公平な態度を演じる。
そんな彼が珍しく自分と喋っているときのような話し方をするのを見てグノシーは驚きを隠せずにいた。
だが理由を考えてみれば当然のことなのかもしれない。
かつての大戦から早いもので数百年以上たっている。
かつては敵同士であったとしても、いまさら隠し事をするような関係性でもない。
「大丈夫でございます。アデル様はかつての戦争を生き延びられたお方、私の事も知っているでしょう」
「大戦時代に何度も苦渋をなめさせられたからな。嫌でも知ってるよお前のことは」
「ご存じでしたか、全盛期に一度くらいは刃を交えてみたかったものですね。食料などは置いていきますので、三日後にまたここで」
陰に溶けていった彼の移動方法は転移ではなく種族的な何かだろう。
全盛期を過ぎ去ってもなを人の国なら、単身で相手取れるくらいの古強者である魔族に刃を交えてみたかったといわれると血がざわめくのを感じる。
だが今となってはいったんそれはわきに置いておくことだ。
湖に浸かっているグノシーに近寄るために自分もくるぶしくらいまで水につけて、アデルはグノシーの前に立つ。
「あの嬢ちゃんのところへは行ってきたんか?」
「ああ。行ってきた、そんでプロポーズも終わらせてきた」
「そうか」
「まぁちょっと早すぎた気はするから本当はもう少しゆっくりと時間をかけ──」
一般的な男女としての恋愛観をアデルも一応知識としては持っているので随分と自分とリナの関係性がいびつなものであることは理解している。
これからの時間を有効活用すればいいだろう。
そう考えていたアデルのほほをグノシーの渾身の一撃が襲った。
首がもげるほどの痛みに一瞬視界が真っ赤に染まり、目の前にいる人物が魔王の力を持っていたことをアデルは思い出す。
「──アデル。一発殴らせてもらってええか?」
「痛ってえなぁ! いきなり何すんだよ! もう殴ってんだろ!?」
「聞いたことないか? お前の痛みよりもウチの受けた心の痛みの方が随分と大きいんやでアデル」
どこかで最近聞いたようなばかりのことを言ってくるグノシーは、ほほを抑えながら呆然としているアデルに対して畳みかけるようにして言葉をつづける。
「アデルが魔界へと戻っている間、ウチは考えを巡らせてたんや。ウチの知る恋愛ちゅうのはどんなもんかということをな」
「随分と乙女だな、いい事じゃないか」
「そこでウチは気が付いたねん。ウチの愛とはなんなのか、ウチは旦那としてこれから生きていく人間にどうあって欲しいのかとな」
これから告白しようとしていたアデルはグノシーの言葉を聞いて気が付いた。
グノシーにとってみればあの戦闘の時点ですでにグノシーにとっての告白は終えられている物であり、いまつい先程リナに対して結婚申し込みをしてきたアデルの姿はそれはそれはうっとうしく映ったことだろう。
そう考えるとアデルも急に打たれたことにぎりぎり納得ができた。
「なぁアデル、アンタうちのこと別に好きやちゃうやろ? 嘘ついたらホンマに殺すでな」
「急に突っ込んだと聞いてくるな。まぁそうだな……確かに愛してるかと聞かれたら正直そんなことはない。本心からかわいいとは思ってるけどな」
「正直で結構。別にウチかてホンマに好かれとるとは思ってへんよ、魔族と違って人っていうのは長いことかけて恋愛感情をはぐくむんやろ?」
「人にもよるけど、まぁ俺はどっちかっていうとそうだな」
こんなことを聞いてどうするつもりなんだろうか。
そんな疑問を持ったアデルに対してグノシーはにっこりと笑みを浮かべるとその手を取った。
「ほな良かったわ。アデル、この場においてウチは魔王として宣言する」
「一体何を?」
「ほんなもん決まってるやろ。ウチはアンタをウチに惚れさせてみせる。いつかリナちゃんと同じかそれ以上にウチが大切やって、アンタにそう言わせてやるんや」
まるで子供の様な無邪気で可愛らしい笑みをアデルに向けながらグノシーは自分の決意を口にする。
魔族として自分よりも圧倒的に強いアデルの事をグノシーは好きだが、それ以上に誰でも同じように扱い人としてなすべきことを為そうとしているアデルを愛しているといってもいい。
例え今は自分に対して気持ちが向いていなくとも魔族の寿命は長く、そしてアデルがこの世界でまだ生きていてくれるのであれば自分にチャンスというものが回ってくるはずだ。
魔王になるという魔界において最も困難な目標すらも達成することができた自分の事をグノシーは心の底から信用している。
いつも通りの鉄仮面の様な顔とは違い、少しだけほころんだアデルの表情こそグノシーの取った選択肢が間違っていないという答え。
照れた最強を前にしてグノシーはなんだか気分もよくなっていた。
「期待して、待ってるよグノシー」
「ウチに任しとき! とりあえずまずは魔王の力の制御を完璧にするところからやな。頑張るでぇ!!」
湖にその半身を浸からせ暴走しようと躍起になっている魔王の力を押さえつけながらグノシーは執事に対して愚痴をこぼしていた。
話題の相手となるのはもちろんこの場に先程までいたアデルだ。
いくら自分よりもリナの方が優先度が高いことを明言した直後とはいえ、あれほどまですんなりとその場を後にされてしまえば女として思うところがないわけではない。
「というわけやねん。どう思うこれ? ひどない?」
「人なんて所詮そんなもの、期待する方が悪いというものですよ」
愚痴を垂れるグノシーに対して執事の反応は随分と淡白なものだ。
なんだかんだと言葉を並べ立てるグノシーだがその言葉にはどれも好意がちらちらと見え隠れしており、執事としても相手がアデルなのであればなにも問題はない。
そうして幸せそうに愚痴を話すグノシーの話を聞いていると、音もなくアデルが転移してくる。
「ただいま。さすが執事、しっかりと仕事はしててくれたみたいだな」
「私は人とは違いますから」
「執事、隠さんくてもええんか?」
執事としての役割を全うすることを自分の生きがいとしている執事は基本的に敬語を崩さず誰に対しても公平な態度を演じる。
そんな彼が珍しく自分と喋っているときのような話し方をするのを見てグノシーは驚きを隠せずにいた。
だが理由を考えてみれば当然のことなのかもしれない。
かつての大戦から早いもので数百年以上たっている。
かつては敵同士であったとしても、いまさら隠し事をするような関係性でもない。
「大丈夫でございます。アデル様はかつての戦争を生き延びられたお方、私の事も知っているでしょう」
「大戦時代に何度も苦渋をなめさせられたからな。嫌でも知ってるよお前のことは」
「ご存じでしたか、全盛期に一度くらいは刃を交えてみたかったものですね。食料などは置いていきますので、三日後にまたここで」
陰に溶けていった彼の移動方法は転移ではなく種族的な何かだろう。
全盛期を過ぎ去ってもなを人の国なら、単身で相手取れるくらいの古強者である魔族に刃を交えてみたかったといわれると血がざわめくのを感じる。
だが今となってはいったんそれはわきに置いておくことだ。
湖に浸かっているグノシーに近寄るために自分もくるぶしくらいまで水につけて、アデルはグノシーの前に立つ。
「あの嬢ちゃんのところへは行ってきたんか?」
「ああ。行ってきた、そんでプロポーズも終わらせてきた」
「そうか」
「まぁちょっと早すぎた気はするから本当はもう少しゆっくりと時間をかけ──」
一般的な男女としての恋愛観をアデルも一応知識としては持っているので随分と自分とリナの関係性がいびつなものであることは理解している。
これからの時間を有効活用すればいいだろう。
そう考えていたアデルのほほをグノシーの渾身の一撃が襲った。
首がもげるほどの痛みに一瞬視界が真っ赤に染まり、目の前にいる人物が魔王の力を持っていたことをアデルは思い出す。
「──アデル。一発殴らせてもらってええか?」
「痛ってえなぁ! いきなり何すんだよ! もう殴ってんだろ!?」
「聞いたことないか? お前の痛みよりもウチの受けた心の痛みの方が随分と大きいんやでアデル」
どこかで最近聞いたようなばかりのことを言ってくるグノシーは、ほほを抑えながら呆然としているアデルに対して畳みかけるようにして言葉をつづける。
「アデルが魔界へと戻っている間、ウチは考えを巡らせてたんや。ウチの知る恋愛ちゅうのはどんなもんかということをな」
「随分と乙女だな、いい事じゃないか」
「そこでウチは気が付いたねん。ウチの愛とはなんなのか、ウチは旦那としてこれから生きていく人間にどうあって欲しいのかとな」
これから告白しようとしていたアデルはグノシーの言葉を聞いて気が付いた。
グノシーにとってみればあの戦闘の時点ですでにグノシーにとっての告白は終えられている物であり、いまつい先程リナに対して結婚申し込みをしてきたアデルの姿はそれはそれはうっとうしく映ったことだろう。
そう考えるとアデルも急に打たれたことにぎりぎり納得ができた。
「なぁアデル、アンタうちのこと別に好きやちゃうやろ? 嘘ついたらホンマに殺すでな」
「急に突っ込んだと聞いてくるな。まぁそうだな……確かに愛してるかと聞かれたら正直そんなことはない。本心からかわいいとは思ってるけどな」
「正直で結構。別にウチかてホンマに好かれとるとは思ってへんよ、魔族と違って人っていうのは長いことかけて恋愛感情をはぐくむんやろ?」
「人にもよるけど、まぁ俺はどっちかっていうとそうだな」
こんなことを聞いてどうするつもりなんだろうか。
そんな疑問を持ったアデルに対してグノシーはにっこりと笑みを浮かべるとその手を取った。
「ほな良かったわ。アデル、この場においてウチは魔王として宣言する」
「一体何を?」
「ほんなもん決まってるやろ。ウチはアンタをウチに惚れさせてみせる。いつかリナちゃんと同じかそれ以上にウチが大切やって、アンタにそう言わせてやるんや」
まるで子供の様な無邪気で可愛らしい笑みをアデルに向けながらグノシーは自分の決意を口にする。
魔族として自分よりも圧倒的に強いアデルの事をグノシーは好きだが、それ以上に誰でも同じように扱い人としてなすべきことを為そうとしているアデルを愛しているといってもいい。
例え今は自分に対して気持ちが向いていなくとも魔族の寿命は長く、そしてアデルがこの世界でまだ生きていてくれるのであれば自分にチャンスというものが回ってくるはずだ。
魔王になるという魔界において最も困難な目標すらも達成することができた自分の事をグノシーは心の底から信用している。
いつも通りの鉄仮面の様な顔とは違い、少しだけほころんだアデルの表情こそグノシーの取った選択肢が間違っていないという答え。
照れた最強を前にしてグノシーはなんだか気分もよくなっていた。
「期待して、待ってるよグノシー」
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