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魔族というのは絶対数が少ない。
まずもってどのような物たちが魔族と呼ばれるのか、それは始祖の魔物の子孫達と魔王を排出した魔物の一族である。
言わば魔族というのは人間で言うところの貴族であり、その立場を獲得するには生まれ持ったものが必要とされるのだ。
その身体機能は他種族に比べて圧倒的であり、種によって多少異なれど知性も十分に備えている。
身体的特徴としてその多くは角や羽などを有しているが、中にはそれらを隠すことができる魔族も存在し彼等は一度潜んでしまえば人が見つけるのは困難だ。
「バレていましたか」
「そもそも私が同族に気が付かないわけがないだろう」
「さすが魔王様」
悪びれる様子はなく、むしろ自分の功績を誇るように胸を張って自慢げにしているカルミラ。
彼女は先程まで自分に欠けていた人に化ける術を解くと、目の色は赤く染まり髪の色は徐々に青黒く変色していく。
魔族にとって目の色と髪の色は己の血筋を証明するための重要な要素であり、それを見せたと言うことは魔族としてもはや隠すことすらしなくなったと言うことだ。
「まさか魔王と勇者が一緒にいるとは思っても居ませんでしたよ。300年前にいったい何があったんですか?」
「私達も詳しい話は知らん。戦っていて気が付けばここに居たからな」
「興味深い話ですね。先ほどの魔素の変質も、お二人の戦闘が原因なのではないかと思って居たんです」
時期が時期だ、魔法について研究している物であれば誰だって一番最初に紐づけるだろう。
だが直接的に本人達からそうかもしれないと言われるのと、なんとなくで研究をするのでは足がかりが全く異なってくる。
嬉しそうなカルミラを見てどうやら随分と学者肌らしいと思いながらもヘクターは時間をかけることを嫌ってか踏み込んだ質問を投げかけた。
「なんでもいいけど、俺達だって分かってて近寄ってきたんだから理由が何かあるんだろ? 何をさせたいんだ?」
「勇者、君は意外と用心深いのだな。理由はいくつかあるが……魔王様、もう一度戦争を起こしませんか?」
部屋の温度が急激に低下していく。
戦争を起こさないかという言葉はそこら辺の人間が口にすればただの戯言に過ぎないが、魔族がそれを口にしたとなれば途端に現実味を増してくる。
かつての戦争もこんなふうに何気ない思いつきから始まったのだろうか。
カルミラの視線はエスペルにのみ注がれ、まるでこの場にヘクターなど存在しないかのようである。
「魔族はこの300年ずっと他種と共存してきましたが、飽きました。あの血で血を洗う戦乱の世に、いまいちど舞い戻りたいのです魔王様」
「俺がそれを許すと、そう思うのか?」
「嗚呼いまいましい勇者、だけど貴方はここで私を殺すことができない。私は今や学者としてこの国で生計を立てている。名もそれなりに通っているし、国王からも信を置かれている。私を殺せば人類が敵に回るぞ」
人として生活を長らく送ってきたカルメラが見ず知らずの男に殺されたともなれば、たとえヘクターが何を口にしたところで犯罪者として扱われることは間違いない。
そもそも現代世界における魔族の扱いは人と同じなのでどうやっても今すぐ攻撃すれば責め立てられることは必至であり、ヘクターはまず自分の存在についてしっかりと説明したうえでこの国の王にカルメラが戦争を企てていると直訴する必要がある。
勇者であることを嫌がり、魔王との戦争をようやく終えて安息の生活を手に入れたヘクターがわざわざリスクを負ってまでここでカルメラを止める必要はないのだ。
実力自体はヘクターの方が優位なのだから、被害が明確に出てから討伐に赴けばいい。
理性で考えればそうなのだが、ヘクターの脳裏には戦争によって死んでいる子供たちの姿が焼き付いて離れていない。
ただの一瞬もためらうことはなく、ヘクターは気配すら悟らせないほどの速度で抜剣するとカルメラの喉元に剣を突き立てた。
「──気が、狂っているな勇者」
「そうでもなければ一人で魔王と戦ったりしない。勇者を甘く見たな」
そんなヘクターの横でゆったりとしながら紅茶を口に含むエスペルは、面倒だなと言いたげにゆっくりと立ち上がるとヘクターの構えている剣を優しくずらして自分の首元に持っていく。
それは彼女なりの覚悟であり、いまから自分が言う言葉を信じられないなら首をおとせという 証明である。
「戦争がしたければ自分たちですればいい、私はもう世界を相手に戦いを挑むつもりはないんだ」
「何故か、聞いても?」
「飽きたんだよ、ただ単純にな。ヘクターの隣で過ごすくらいがいまの私には丁度いいんだ」
「随分と腑抜けましたね魔王様」
かつての魔王であったならばどうだっただろうか。
ヘクターという存在を知るまえ、あの日のヘクターと出会っていなければ。
魔族として闘争を求め続けるカルメラの姿勢は間違っていない、むしろおかしいのは自分の方であるとエスペルは自覚している。
だがすでに死んだことにされている身。
であるならば以前までと同じように生活するなどという退屈なこと、選ぶ意味も道理もない。
「それくらいがちょうどいいのさ。ほらヘクター帰るぞ、そんなに殺気立つな」
「ではお見送りを……」
「やめてくれ、視界の中にいたら切りそうになる」
「そうか」
ヘクターからの言葉を受けて立ち上がろうとしていたカルメラは座りなおす。
エスペルが仲介に入ったとはいえヘクターの警戒心は少しも緩まることはなく、不用意に近づけばそれこそ切り伏せられそうな圧を感じずにはいられない。
(かつて魔王軍にその名を轟かせた勇者が随分と丸くなったものだ)
だがそんなヘクターの現状をカルメラは意外だとそう考えていた。
魔王軍の中において勇者ヘクターといえばその名を轟かせていた唯一の存在である。
最強の存在である魔王にすら唯一拮抗しえる存在であり、倒せば時期魔王は確定だと目されるほどの存在。
正義を好みたとえ魔族であろうとも悪行をなしていなければ命を助けるというが、悪を見たときの目の前の男の苛烈さというのはカルメラが唯一人生で感じた恐怖である。
(私を、覚えてすらいないとはな)
玄関から出ていくヘクターの後姿を眺めながら、カルメラは無意識のうちにかつてヘクターに付けられた傷跡をなぞっていた。
そんな事はとっくの昔に忘れてしまったヘクターは、不機嫌そうにしながら街の中を歩いていた。
「……顔が怖いぞヘクター」
「悪い。300年前のことだって言われても、体感的にはつい先月まで戦争してたから抜けてないみたいだ」
「無理もないだろう。相手が魔族ならなおさらだ、よく剣を抜かなかったな」
「エスペルが横にいたからだよ。居なかったら絶対に殺ってたね」
まるで喧嘩しなかったことを褒められる子供のようだが、それでも実際手を出さなかったのはエスペルがいたからだ。
へクーターがあの場でカルメラを殺していればエスペルとの関係性にはどうやったってヒビが入る。
それを無意識のうちに嫌がったヘクターは攻撃をしなかったのだが、それだけエスペルとの関係性を重要視していると言う表れでも合った。
自分のことを理解してくれる相手を失いたくないと思うのは人のサガだ、相手が自分のことをそう思ってくれているのであればこれ以上のことはない。
なんとなくヘクターの背中を強く叩いたエスペルは、ついでに前々から気になっていたことを口にする。
「……アイツに聞かれて思ったんだが、これからどうする? 私達いまのところ特に目的がないだろう?」
「困った人は助けたい。けどそれ以上に俺が望むものは何もないよ」
どこまで行っても勇者は勇者だ。
自分の思う通りに生きたいと願っても、誰かを助ける事はやめられない。
だが他人から望まれるのではなく自分の意思で他者を助けたいとヘクターが願うのであれば、エスペルはそれを止めるつもりは微塵もない。
「なら冒険者組合に行ってみようじゃないか。あそこなら誰か困った人がいるかもしれない」
「それもそうだな。暇だしいまから行ってみるか」
時間ならいくらでもあるとはいえ、思いついたらすぐに行動するのがこの二人。
そうして冒険者組合へと向かった二人が中に入って以来を見ようとしたその瞬間。
まるで何かを探すように注意深く建物内に目を凝らしていた受付嬢の一人と目があった。
切羽詰まったような表情に明らかに緊急事態のような雰囲気を携えて、カウンターから乗り出さんばかりの勢いでその人物はヘクター達の元へと向かってくる。
「──! ヘクターさんですよね!!」
「そうですけど、何か?」
一瞬警戒するのは不正がバレたかどうか。
だが不正がバレたのであればわざわざこちらに悟られるような行動を取るのは違和感である。
ならば何かが、起きたのだろう。
この地に来てまもないヘクターに頼まざるおえない何かが。
それはきっとまたこの平和な日々を送るためのちょっとしたハプニングだ。
「先日の討伐を見込んで依頼があります! どうか戦争を止めてください!!」
「──はぁ?」
まずもってどのような物たちが魔族と呼ばれるのか、それは始祖の魔物の子孫達と魔王を排出した魔物の一族である。
言わば魔族というのは人間で言うところの貴族であり、その立場を獲得するには生まれ持ったものが必要とされるのだ。
その身体機能は他種族に比べて圧倒的であり、種によって多少異なれど知性も十分に備えている。
身体的特徴としてその多くは角や羽などを有しているが、中にはそれらを隠すことができる魔族も存在し彼等は一度潜んでしまえば人が見つけるのは困難だ。
「バレていましたか」
「そもそも私が同族に気が付かないわけがないだろう」
「さすが魔王様」
悪びれる様子はなく、むしろ自分の功績を誇るように胸を張って自慢げにしているカルミラ。
彼女は先程まで自分に欠けていた人に化ける術を解くと、目の色は赤く染まり髪の色は徐々に青黒く変色していく。
魔族にとって目の色と髪の色は己の血筋を証明するための重要な要素であり、それを見せたと言うことは魔族としてもはや隠すことすらしなくなったと言うことだ。
「まさか魔王と勇者が一緒にいるとは思っても居ませんでしたよ。300年前にいったい何があったんですか?」
「私達も詳しい話は知らん。戦っていて気が付けばここに居たからな」
「興味深い話ですね。先ほどの魔素の変質も、お二人の戦闘が原因なのではないかと思って居たんです」
時期が時期だ、魔法について研究している物であれば誰だって一番最初に紐づけるだろう。
だが直接的に本人達からそうかもしれないと言われるのと、なんとなくで研究をするのでは足がかりが全く異なってくる。
嬉しそうなカルミラを見てどうやら随分と学者肌らしいと思いながらもヘクターは時間をかけることを嫌ってか踏み込んだ質問を投げかけた。
「なんでもいいけど、俺達だって分かってて近寄ってきたんだから理由が何かあるんだろ? 何をさせたいんだ?」
「勇者、君は意外と用心深いのだな。理由はいくつかあるが……魔王様、もう一度戦争を起こしませんか?」
部屋の温度が急激に低下していく。
戦争を起こさないかという言葉はそこら辺の人間が口にすればただの戯言に過ぎないが、魔族がそれを口にしたとなれば途端に現実味を増してくる。
かつての戦争もこんなふうに何気ない思いつきから始まったのだろうか。
カルミラの視線はエスペルにのみ注がれ、まるでこの場にヘクターなど存在しないかのようである。
「魔族はこの300年ずっと他種と共存してきましたが、飽きました。あの血で血を洗う戦乱の世に、いまいちど舞い戻りたいのです魔王様」
「俺がそれを許すと、そう思うのか?」
「嗚呼いまいましい勇者、だけど貴方はここで私を殺すことができない。私は今や学者としてこの国で生計を立てている。名もそれなりに通っているし、国王からも信を置かれている。私を殺せば人類が敵に回るぞ」
人として生活を長らく送ってきたカルメラが見ず知らずの男に殺されたともなれば、たとえヘクターが何を口にしたところで犯罪者として扱われることは間違いない。
そもそも現代世界における魔族の扱いは人と同じなのでどうやっても今すぐ攻撃すれば責め立てられることは必至であり、ヘクターはまず自分の存在についてしっかりと説明したうえでこの国の王にカルメラが戦争を企てていると直訴する必要がある。
勇者であることを嫌がり、魔王との戦争をようやく終えて安息の生活を手に入れたヘクターがわざわざリスクを負ってまでここでカルメラを止める必要はないのだ。
実力自体はヘクターの方が優位なのだから、被害が明確に出てから討伐に赴けばいい。
理性で考えればそうなのだが、ヘクターの脳裏には戦争によって死んでいる子供たちの姿が焼き付いて離れていない。
ただの一瞬もためらうことはなく、ヘクターは気配すら悟らせないほどの速度で抜剣するとカルメラの喉元に剣を突き立てた。
「──気が、狂っているな勇者」
「そうでもなければ一人で魔王と戦ったりしない。勇者を甘く見たな」
そんなヘクターの横でゆったりとしながら紅茶を口に含むエスペルは、面倒だなと言いたげにゆっくりと立ち上がるとヘクターの構えている剣を優しくずらして自分の首元に持っていく。
それは彼女なりの覚悟であり、いまから自分が言う言葉を信じられないなら首をおとせという 証明である。
「戦争がしたければ自分たちですればいい、私はもう世界を相手に戦いを挑むつもりはないんだ」
「何故か、聞いても?」
「飽きたんだよ、ただ単純にな。ヘクターの隣で過ごすくらいがいまの私には丁度いいんだ」
「随分と腑抜けましたね魔王様」
かつての魔王であったならばどうだっただろうか。
ヘクターという存在を知るまえ、あの日のヘクターと出会っていなければ。
魔族として闘争を求め続けるカルメラの姿勢は間違っていない、むしろおかしいのは自分の方であるとエスペルは自覚している。
だがすでに死んだことにされている身。
であるならば以前までと同じように生活するなどという退屈なこと、選ぶ意味も道理もない。
「それくらいがちょうどいいのさ。ほらヘクター帰るぞ、そんなに殺気立つな」
「ではお見送りを……」
「やめてくれ、視界の中にいたら切りそうになる」
「そうか」
ヘクターからの言葉を受けて立ち上がろうとしていたカルメラは座りなおす。
エスペルが仲介に入ったとはいえヘクターの警戒心は少しも緩まることはなく、不用意に近づけばそれこそ切り伏せられそうな圧を感じずにはいられない。
(かつて魔王軍にその名を轟かせた勇者が随分と丸くなったものだ)
だがそんなヘクターの現状をカルメラは意外だとそう考えていた。
魔王軍の中において勇者ヘクターといえばその名を轟かせていた唯一の存在である。
最強の存在である魔王にすら唯一拮抗しえる存在であり、倒せば時期魔王は確定だと目されるほどの存在。
正義を好みたとえ魔族であろうとも悪行をなしていなければ命を助けるというが、悪を見たときの目の前の男の苛烈さというのはカルメラが唯一人生で感じた恐怖である。
(私を、覚えてすらいないとはな)
玄関から出ていくヘクターの後姿を眺めながら、カルメラは無意識のうちにかつてヘクターに付けられた傷跡をなぞっていた。
そんな事はとっくの昔に忘れてしまったヘクターは、不機嫌そうにしながら街の中を歩いていた。
「……顔が怖いぞヘクター」
「悪い。300年前のことだって言われても、体感的にはつい先月まで戦争してたから抜けてないみたいだ」
「無理もないだろう。相手が魔族ならなおさらだ、よく剣を抜かなかったな」
「エスペルが横にいたからだよ。居なかったら絶対に殺ってたね」
まるで喧嘩しなかったことを褒められる子供のようだが、それでも実際手を出さなかったのはエスペルがいたからだ。
へクーターがあの場でカルメラを殺していればエスペルとの関係性にはどうやったってヒビが入る。
それを無意識のうちに嫌がったヘクターは攻撃をしなかったのだが、それだけエスペルとの関係性を重要視していると言う表れでも合った。
自分のことを理解してくれる相手を失いたくないと思うのは人のサガだ、相手が自分のことをそう思ってくれているのであればこれ以上のことはない。
なんとなくヘクターの背中を強く叩いたエスペルは、ついでに前々から気になっていたことを口にする。
「……アイツに聞かれて思ったんだが、これからどうする? 私達いまのところ特に目的がないだろう?」
「困った人は助けたい。けどそれ以上に俺が望むものは何もないよ」
どこまで行っても勇者は勇者だ。
自分の思う通りに生きたいと願っても、誰かを助ける事はやめられない。
だが他人から望まれるのではなく自分の意思で他者を助けたいとヘクターが願うのであれば、エスペルはそれを止めるつもりは微塵もない。
「なら冒険者組合に行ってみようじゃないか。あそこなら誰か困った人がいるかもしれない」
「それもそうだな。暇だしいまから行ってみるか」
時間ならいくらでもあるとはいえ、思いついたらすぐに行動するのがこの二人。
そうして冒険者組合へと向かった二人が中に入って以来を見ようとしたその瞬間。
まるで何かを探すように注意深く建物内に目を凝らしていた受付嬢の一人と目があった。
切羽詰まったような表情に明らかに緊急事態のような雰囲気を携えて、カウンターから乗り出さんばかりの勢いでその人物はヘクター達の元へと向かってくる。
「──! ヘクターさんですよね!!」
「そうですけど、何か?」
一瞬警戒するのは不正がバレたかどうか。
だが不正がバレたのであればわざわざこちらに悟られるような行動を取るのは違和感である。
ならば何かが、起きたのだろう。
この地に来てまもないヘクターに頼まざるおえない何かが。
それはきっとまたこの平和な日々を送るためのちょっとしたハプニングだ。
「先日の討伐を見込んで依頼があります! どうか戦争を止めてください!!」
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