出会い 〜吹奏楽部とユーフォニアムと大切な人〜

芽 泉 🌱

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第1章〜仮入部〜

HrとEuph

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これは私が実際に体験した話
名前などは関係ありません



今日は中学校の入学式。私は大好きな先輩と同じ中学に通えてることそれとこれから始まる新生活に心を踊らされていた。
「柚子!おはよう!」
声をかけてきたのは小学校からの親友『高橋 海唯菜』
「海唯菜おはよう!今年も同じクラスかな?」
「同じクラスだといいねー」
そんな会話をしながら2人で体育館へ向かう。体育館に着いた。クラス発表の貼り紙が出ていた。2人はその紙を見て顔を見合わせた。そして2人同時に口を開いた。
『やったー!同じクラスだ!』
入学式が終わりクラスに向かった。
「ところで海唯菜。入る部活決めた?」
「あーまだなんだよね。柚子は吹部でしょ?だって大好きな渚先輩いるもんね笑」
「もーやめてよ笑でも吹部入ろうかな。楽しそうだしなりより渚先輩とずっと一緒にいれる!私吹部にはいる!」
私は吹部に入ることにした。




次の日
「おはよう!海唯菜!今日さ吹部の仮入部行こうと思うんだけど一緒に行かない?」
「いいね!一緒に行こう!」
私は放課後になるのが楽しみだった。

放課後
「やっと放課後だ!早く行こうよ!」
「待ってよー海唯菜」
ガラガラ 『失礼します!』
「あら仮入部の子?いらっしゃい」
そう言って出迎えてくれたのは顧問の『山川優香先生』山川先生はこの学校でも1位2位を争う絶世の美女だ。
「はい!仮入部で来ました!よろしくお願いします!」
他にも仮入部には5、6人来ていた。
そこには私と帰り道が同じ『前川紗希』もいた。
「それではこっからこちらは金管楽器。
こっからこちらは木管楽器。残りのこの人たちはパーカッションに行ってください。」山川先生言われて私たちは移動した。私は金管楽器だった。
「じゃあ柚子ちゃんはHrの所に行ってくれる?」先輩に言われるままHrの所に移動した。「あっ…渚先輩。」
Hrの所にいたのはなんと渚先輩だった
「柚子!久しぶりだね!吹奏楽部入るの?」
「はい!/////吹奏楽部に入ろうと思って」
「そっか!じゃあ楽器紹介を始めるね。
この楽器は…」
私はこの時心に誓った。先輩の隣でHrを吹きたい。一緒に居たいと。
帰り道が同じ紗希と一緒に話しながら帰る。「紗希はなんの楽器やりたいか決めた?」
「えっと、第1希望がPercかな?第2がHrかなぁー。トランペットは絶対やだ!柚子は?」
「私?私はHr一筋!」
「そっかー私こっちだから。じゃあね!また明日!」
「うん!ばいばーい」
そう言って紗希と別れた





次の日
「紗希!おはよ一緒に学校行こ」
「柚子!いいよー」
私達は学校に向かう



キーンコーンカーンコーン
1時限目の終了のチャイムがなる
隣の席の子は昨日吹部の仮入部にいた子だった「話しかけてみようかな」柚子がそう思っていると
「昨日吹奏楽部の仮入部にいたよね?俺石川 蓮 よろしくね」
「蓮…くん?よろしくね。私は柚子」
「柚子か!いい名前だね!柚子は吹奏楽部入るの?」
「入りたいと思ってるよ」
「そっかじゃあこれから関わることも多くなりそうだな!よろしくな」
「うん!よろしく」
私は1人新しい友達が出来て嬉しかった




放課後
「じゃあ今日は体験してみたい楽器のところに行ってください」
山川先生に言われて私はHrの所に行こうとした。ところがそこには紗希がいた。
「もう先客がいる…どうしよう」
私がそう思っていると
「そこの女の子!こっちおいで」
そう言って声を掛けてくれたのはチューバの『風間 悠真』先輩。
「そこの女の子!ユーフォニアム来てみないかい?」
「ユーフォニアム?」
「そう!とにかく来てみよう!」
言われるがまま私はユーフォニアムの所に行ってみた。
「ようこそ!ユーフォニアムへ!この楽器はトロンボーンとかと同じ中低音楽器です!俺はチューバ担当なんだけどユーフォの先輩が去年引退しちゃっていないから今俺がユーフォを教えてる」
(この先輩なんか威圧感が凄いな…少し怖いかも。話は面白いしなんか一緒にいて居心地がいい)
「じゃあ吹いてみようか!」
「は…はい」
「そうそう!凄い上手!」
「ユーフォニアムってすごく吹きやすくて楽しい!第2希望はユーフォにしようかな」





『ありがとうございました!』
「皆さん!今日は来てくれてありがとうございます!本入部届けを出した生徒は本格的に希望の楽器を決めてもらうので早めに出してくださいね」
『はーい』
「それではさようなら」
『さようならー』


「海唯菜!希望の楽器決めた?」
「あっ柚子!なんか久しぶりだね!
私は木管楽器やりたいなって柚子は?」
「私?私は第1希望がHrで第2がユーフォかな」
「やっぱ渚先輩の所にするの?」
「もー/////言わないでよ!笑」

この時私はまだ気付いていなかった。これから起こる大事件に…私のひとつの黒歴史が刻まれることに…
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