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第1話 プロローグ
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俺は連れられてやってきた家でどうしようもない状況に困惑することしかできずにいる。
事の発端はつい1時間、いや30分ほど前。いつものようにジジイとホテルから出てきた時に、警官に見つかって補導されたのが始まり。補導なんて今までに何度もされてきたし、特段珍しいことでもなかったから何かペラペラしゃべる警官の言葉にテキトウに相槌を打っていた。
(あー..、全身が痛い。早く寝る場所探さねぇとなのに....)
頭の中で文句を垂れていると衝撃的な言葉を相手は述べる。
「ま、手を出したかわからない以上署まで同行してもらう必要はありません。ですが、そこの少年は一緒に来てもらいます。」
「はいはい....、って、は?」
良そうだ2もしない言葉に、思わず声が漏れる。ジジイが捕まるのは分かるが、俺が?今まで見逃されてきたのだから今日も普通に返してくれ、と思う。
「別に帰るとこあんだけど。警察の厄介になるとかマジ勘弁なんだけど?」
「未成年がこんな時間帯に歩いてたら補導されるのは当たり前だろ?問答無用、着いてきてもらう。そこのおじさんは帰ってもらって構わないよ」
「は?ちょ、待てよ!おい!」
そそくさと逃げるように俺から離れていくジジイに心の中で舌打ちをかまして、何やらノートに書き留める警官を見上げる。
「名前は?親はどうした、家はどこだ。」
「一気に聞くんじゃねぇ、猫宮ソラだ。親なんかしらねぇよ、家も知らねぇ。」
「どこに変えるつもりだったんだ?」
「いつも泊まってるホテルに」
ポンポンとすぐに返される返事にペンが追い付いていないようで、しばらく何かを書いた後に俺を見つめて警官は言う。
「俺の家に来い。」
「.... は?」
事の発端はつい1時間、いや30分ほど前。いつものようにジジイとホテルから出てきた時に、警官に見つかって補導されたのが始まり。補導なんて今までに何度もされてきたし、特段珍しいことでもなかったから何かペラペラしゃべる警官の言葉にテキトウに相槌を打っていた。
(あー..、全身が痛い。早く寝る場所探さねぇとなのに....)
頭の中で文句を垂れていると衝撃的な言葉を相手は述べる。
「ま、手を出したかわからない以上署まで同行してもらう必要はありません。ですが、そこの少年は一緒に来てもらいます。」
「はいはい....、って、は?」
良そうだ2もしない言葉に、思わず声が漏れる。ジジイが捕まるのは分かるが、俺が?今まで見逃されてきたのだから今日も普通に返してくれ、と思う。
「別に帰るとこあんだけど。警察の厄介になるとかマジ勘弁なんだけど?」
「未成年がこんな時間帯に歩いてたら補導されるのは当たり前だろ?問答無用、着いてきてもらう。そこのおじさんは帰ってもらって構わないよ」
「は?ちょ、待てよ!おい!」
そそくさと逃げるように俺から離れていくジジイに心の中で舌打ちをかまして、何やらノートに書き留める警官を見上げる。
「名前は?親はどうした、家はどこだ。」
「一気に聞くんじゃねぇ、猫宮ソラだ。親なんかしらねぇよ、家も知らねぇ。」
「どこに変えるつもりだったんだ?」
「いつも泊まってるホテルに」
ポンポンとすぐに返される返事にペンが追い付いていないようで、しばらく何かを書いた後に俺を見つめて警官は言う。
「俺の家に来い。」
「.... は?」
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