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テスト週間の勉強会に、修一君は来なかった。私は気持ちが沈んだまま、勉強をしていた。するとその夜、修一君からラインが来て、
『薫子さん、夜分に失礼します。テストが終わったら、テニス部の、関東大会が始まります。もしよければ、見に来ませんか?』
という内容で、私は、
『良いけど、その前に日舞の発表会に来て?』
と返信すると、
『はい、必ず見に行きます』
とのこと、私は頑張ろうと思った。
テストの結果は、私が十番代、修一君は、一桁だった。
七月の中旬、私は、明日の発表会に向けて、三人舞を練習していた。熱心に練習していたので、姉と夕子さんは、私に何か心境の変化でもあったのかと、私を見ていた。実は昨日、修一君の彼女から、
『花岡君に近寄らないで!!』
と直接言われた。私は、その彼女の余裕の無い表情を見て、
(何かあるんだろうか?)
と思った。修一君からは、何も言ってこない。私は、
(修一君に何が起こってるんだろう?)
と思いつつ、練習をしていた。注意力散漫になっていた私は、一回転回る振り付けで、足を滑らせて、倒れた。
「!!いったぁ……」
すると姉と夕子さんが、
「薫子、大丈夫?」
「何?足捻ったの?」
心配していた。私は、
「うん、少し」
と言って、足首を押さえた。夕子さんが、
「保健室に行ったほうが良いわね」
と言い、姉が、
「薫子、明日の発表会、やめておいたほうが良いわ!」
と言うが、私は、
「駄目!絶対に出るから!足なら大丈夫!発表会には……」
と焦って言うと、姉は苦笑して、
「わかったわ、薫子がそう言うなら、けれど、無理をしては駄目よ?」
と言った。私はホッとしながら、
「ありがとう、お姉ちゃん」
すると、夕子さんが、
「薫子、保健室に行くわよ!」
と急かす。
「大丈夫だよ、夕子さん」
とのほほんとしていると、
「駄目よ!良いから行くわよ!」
と私の、手を取る。
「うん、わかった」
立ち上がると、姉に、
「歩けるの?薫子?」
心配そうに言われた。私は、
「うん、大丈夫、一応歩けるから」
夕子さんは、私の体を支えるように腰に手を添えて、私の腕を自分の肩に回すと、
「じゃあ、蝶子、後は任せるわ」
私を連れて、和室を出て行った。夕子さんと私が、中央校舎にある保健室まで行くと、コンコンと、ドアを叩き、ガラッとドアをスライドさせた。保健の先生に、
「あら、まぁ、どうしたの?」
と言われたので、
「私が足を捻ったんです」
と素直に言った。夕子さんは、椅子に私を座らせると、先生に、
「足の具合どうですか?」
と聞くと、先生は静かに私の足を見て、
「うーん、軽い捻挫ね、全治一週間て所かしら?湿布を貼って、包帯を巻いておくけど、ちゃんと病院で診てもらってね」
と言い、私は、
「ありがとうございます!わかりました」
お礼を言うと、夕子さんが、
「薫子、蝶子に電話で薫子の荷物、持ってきてもらうから、少し待ってて、動いちゃ駄目よ!」
そう言うと、私は大人しく、
「うん、わかった」
と言い、夕子さんが、電話で姉と話してる間、私は、捻挫した右足を見て、
(はぁ、何やってるんだろう?自分)
と思いながら、椅子に座っていると、私の荷物を持った姉が現れて、夕子さんに、
「全治一週間って、本当に大丈夫なの?」
と聞いた。夕子さんは、
「大丈夫よ、ちゃんと病院に行ったほうが良いってさ、帰りはどうする?叔父様に言って迎えに来てもらう?」
と姉に言った。
「そうね、お父さんに電話してみる。薫子も夕子も着替えた方がいいわ」
そう言って、私と夕子さんの姿を見て言うと、夕子さんは、
「わかったわ!じゃあ、私は、東棟に戻るから、二人共、気を付けてね!」
と手を振る、
「ありがとう!夕子」
「ありがとう、夕子さん、夕子さんも気を付けてね!」
と言った。夕子さんは、
「わかってるわ、後のことは私がやっておくから」
と言う。
「任せるわね、夕子」
「任せて、じゃあね!蝶子、薫子」
と手を振った。
「えぇ!またね、夕子」
「また明日ね、夕子さん」
と言うと、夕子さんは、東棟に戻って行った。私と姉は、電話で呼んだ父が来ると、
「お父さん、このまま病院に行ける?」
私が父に聞く。父は心配そうに私の足を見て、
「行けるよ。足の方はどうだい?薫子?」
「うん、痛いけど、大丈夫」
「そうか、歩けるかい?」
と私に問う、私は、
「うん」
と答えた。父は、
「蝶子、薫子の鞄を持ってくれるかい?」
「わかったわ」
「じゃあ、行こうか!」
と言った父は、私を抱きかかえて、車の方へ向かうために、校庭を横切った。それを、修一君は、見ていたらしいが、近くに、北島さんが居たので、私の方に来ることはなかった。
『薫子さん、夜分に失礼します。テストが終わったら、テニス部の、関東大会が始まります。もしよければ、見に来ませんか?』
という内容で、私は、
『良いけど、その前に日舞の発表会に来て?』
と返信すると、
『はい、必ず見に行きます』
とのこと、私は頑張ろうと思った。
テストの結果は、私が十番代、修一君は、一桁だった。
七月の中旬、私は、明日の発表会に向けて、三人舞を練習していた。熱心に練習していたので、姉と夕子さんは、私に何か心境の変化でもあったのかと、私を見ていた。実は昨日、修一君の彼女から、
『花岡君に近寄らないで!!』
と直接言われた。私は、その彼女の余裕の無い表情を見て、
(何かあるんだろうか?)
と思った。修一君からは、何も言ってこない。私は、
(修一君に何が起こってるんだろう?)
と思いつつ、練習をしていた。注意力散漫になっていた私は、一回転回る振り付けで、足を滑らせて、倒れた。
「!!いったぁ……」
すると姉と夕子さんが、
「薫子、大丈夫?」
「何?足捻ったの?」
心配していた。私は、
「うん、少し」
と言って、足首を押さえた。夕子さんが、
「保健室に行ったほうが良いわね」
と言い、姉が、
「薫子、明日の発表会、やめておいたほうが良いわ!」
と言うが、私は、
「駄目!絶対に出るから!足なら大丈夫!発表会には……」
と焦って言うと、姉は苦笑して、
「わかったわ、薫子がそう言うなら、けれど、無理をしては駄目よ?」
と言った。私はホッとしながら、
「ありがとう、お姉ちゃん」
すると、夕子さんが、
「薫子、保健室に行くわよ!」
と急かす。
「大丈夫だよ、夕子さん」
とのほほんとしていると、
「駄目よ!良いから行くわよ!」
と私の、手を取る。
「うん、わかった」
立ち上がると、姉に、
「歩けるの?薫子?」
心配そうに言われた。私は、
「うん、大丈夫、一応歩けるから」
夕子さんは、私の体を支えるように腰に手を添えて、私の腕を自分の肩に回すと、
「じゃあ、蝶子、後は任せるわ」
私を連れて、和室を出て行った。夕子さんと私が、中央校舎にある保健室まで行くと、コンコンと、ドアを叩き、ガラッとドアをスライドさせた。保健の先生に、
「あら、まぁ、どうしたの?」
と言われたので、
「私が足を捻ったんです」
と素直に言った。夕子さんは、椅子に私を座らせると、先生に、
「足の具合どうですか?」
と聞くと、先生は静かに私の足を見て、
「うーん、軽い捻挫ね、全治一週間て所かしら?湿布を貼って、包帯を巻いておくけど、ちゃんと病院で診てもらってね」
と言い、私は、
「ありがとうございます!わかりました」
お礼を言うと、夕子さんが、
「薫子、蝶子に電話で薫子の荷物、持ってきてもらうから、少し待ってて、動いちゃ駄目よ!」
そう言うと、私は大人しく、
「うん、わかった」
と言い、夕子さんが、電話で姉と話してる間、私は、捻挫した右足を見て、
(はぁ、何やってるんだろう?自分)
と思いながら、椅子に座っていると、私の荷物を持った姉が現れて、夕子さんに、
「全治一週間って、本当に大丈夫なの?」
と聞いた。夕子さんは、
「大丈夫よ、ちゃんと病院に行ったほうが良いってさ、帰りはどうする?叔父様に言って迎えに来てもらう?」
と姉に言った。
「そうね、お父さんに電話してみる。薫子も夕子も着替えた方がいいわ」
そう言って、私と夕子さんの姿を見て言うと、夕子さんは、
「わかったわ!じゃあ、私は、東棟に戻るから、二人共、気を付けてね!」
と手を振る、
「ありがとう!夕子」
「ありがとう、夕子さん、夕子さんも気を付けてね!」
と言った。夕子さんは、
「わかってるわ、後のことは私がやっておくから」
と言う。
「任せるわね、夕子」
「任せて、じゃあね!蝶子、薫子」
と手を振った。
「えぇ!またね、夕子」
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と言うと、夕子さんは、東棟に戻って行った。私と姉は、電話で呼んだ父が来ると、
「お父さん、このまま病院に行ける?」
私が父に聞く。父は心配そうに私の足を見て、
「行けるよ。足の方はどうだい?薫子?」
「うん、痛いけど、大丈夫」
「そうか、歩けるかい?」
と私に問う、私は、
「うん」
と答えた。父は、
「蝶子、薫子の鞄を持ってくれるかい?」
「わかったわ」
「じゃあ、行こうか!」
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