30 / 191
アスターの罪
家族
『かっ、かわ…かわいっ…!!』
まんまるの瞳。まぁろい、ほっぺ。ちっちゃな手に、乳の香り。
タタラは魔人によって赤ん坊へと退化してしまったが…赤ん坊になったことで過去の記憶は封じられた。来る日が訪れるまで、彼は普通の赤ちゃんだ。
『僕が親ですッ!!』
【やーい、嘘吐きやろぉー】
叶わなかった赤ちゃんとの対面が、こんな形で現実となるとは思わなかった。自分が健康に産んであげられなかったから、長男には…本当に申し訳ない。だけど、その欠片が目の前の子どもに受け継がれているのだと思うと愛しさが爆発した。
キャッキャと笑う可愛い赤ちゃんを抱きしめていると、床で魔力不足でぶっ倒れている魔人がなんか言ってるけど気にしない!
天使だ!!
【ていうかさぁ。こっちって、男同士でも妊娠するの? 自然に?】
『え? はい…そうですよ?』
【…ほー。へー。
…クロもそういう風にしといた方が良いのかなぁ…】
何か呟いた後で魔人がその日の夜、眠るタタラに何かしらの魔法を更に重ねて掛けていたのを見たが…彼がすることなら、タタラにとって良いことなんだろうと気にせず眠った。
それまでは床で雑魚寝をしていた僕は、赤ちゃんになったタタラと一緒に眠るようになった。
乳をやり、おしめを替え、泣いたらあやして、抱っこをする。タタラは赤ちゃんになると凄く表情が豊かになり、よく笑う子になった。たまに出掛けては帰って来る魔人を二人で迎えるのは…まるで、
まるで家族になったような不思議な気分だった。
『はぁ…。こんなに可愛くてどうしましょう。絶対に将来言い寄られます!! だってこんなに可愛いんですよ、ていうか少年時代も現に可愛かったし!
言い寄ってきた奴らを纏めて吹き飛ばす時限式の魔法とかないんですか?』
【それ空間魔導師のお前の役目じゃん…。
まぁ、お前の息子の魔核の影響で黒い色は徐々に薄くなるはずだから。…黒い内にちょっと拝借しちゃうか? 黒髪はレアだからなぁ】
物騒なことを言う魔人を睨み付け、タタラを隠すように抱きしめる。言いたいことがわかったようで魔人も冗談だよぉー、なんて言いながら再び部屋を出て行った。
なんて奴だ。全くもう!
『ぅ?』
『ごめんね。アイツも本気じゃないんですよ。多分…君を人間の世界に渡すのが嫌なんです。本当は自分が抱えて魔の世界へ連れて行きたいのが本音かと』
それをしないのは…この子が人間の世界で生きた方が良いと判断した結果なんだろう。
何も知らずに僕の手で遊び始めた無邪気なタタラに微笑めば、嬉しそうに彼も笑う。
『…っ、もう…小悪魔さんなんだから』
えい。と頬を突けば予想以上のプニプニ、もっちり肌に衝撃が走る。しかしタタラは遊んでくれていると判断したのか指を咥えてむにゃむにゃと頬張った。
『触って!! 触ってみてください!! もっちもちです、凄いんです!』
帰ってきた魔人にタタラを抱っこしたまま迫り、あのもち肌を堪能させるべく押し付ければそのままタタラを取られてしまう。
呆れたようにジト目で見下ろす彼に必死に手を伸ばしてタタラを返すよう抗議する。
【…何時だと思ってやがる。俺様が寝かし付けるから、お前さっさと寝ろぉ…】
『だ、ダメ! 僕がタタラと一緒に寝るんです!』
貴重な親子の時間を奪うだなんて、悪魔なのかと問えば親子でもなければ魔人だと真っ当な返しをされてしまった。
ふん。
面白くない奴ですね!
『ほら! 僕が抱っこしていた方が嬉しそうです、やっぱりわかるんですよ!』
【変わってねぇよ。早く詰めろ、俺様が入れない】
この頃には何故か三人川の字になって寝るのが当たり前になっていた。タタラを真ん中にして、それを挟むように僕らが横になる。タタラは本当によく寝る子で夜はぐっすり。
魔人曰く、魔核に馴染むためには寝ている方が良いらしい。それでも何かあったら大変だからと夜はこうして三人で寝る。
なら何故僕がいるかって?
それは…。
『まっ。まぁ』
『うぅっ!!』
『まぁ! まぁ…』
『はい! 君の母さんだよ!』
【チガウチガウ】
僕を呼ぶんです、僕のことを親だと思ってくれてるんですっ…!!
布団の中でピッタリくっついて抱きしめれば、ニコニコと笑顔のまま僕の頬に擦り寄るタタラ。
あーやってられません、愛し過ぎてもう何もやってられないです! 呼吸すら忘れてしまう!
【…随分とまぁ本物みたいになっちまってさぁ。良いのぉ? 俺様たちは異世界の敵同士。
王家のお前には辛い相手だろぉ…】
魔人の言葉に、本当に呼吸を忘れてしまう。
薄暗い中で彼の表情はよく…わからなかったけど、ウトウトしだすタタラのお腹を布団越しに優しく叩く姿はいつも通りだった。
【調べてきたからなぁ。ま、それじゃなくてもわかるだろ…異世界の人間が母さんなんて知らねぇ単語を言ったはずが、お前は理解してた。
王族の中でも稀に生まれる魔眼の持ち主。人間は王権とか言ってたかぁ?
…別に、今更お前が王族だろぉが驚かねぇよ。むしろ納得したわなぁ】
『どうして…。だって、戦争を仕掛けた世界の王族が、憎かったはずじゃ…』
スヤスヤと寝息を立てるタタラを撫でながら、次に彼は僕へ手を伸ばした。骨張ったその手が近付き少しだけ身構えたが、成るようになれと受け入れる。
だけどその手は、ただほんの少しだけ僕の頭を撫でただけですぐに引っ込んだ。
【…王族はその血筋全てに魔法を仕込んだ。自分たちの一族が、設置した異世界式魔楼道に残った僅かな痕跡を頼りに侵入者を探せるように、なぁ。
だからお前がタタラを見つけたのは偶然なんかじゃないんだろ。王族だからこそ惹かれるものも、あっただろうよ】
『…そんな、僕…』
そんなつもりはなかった。
そもそも自分は王家の中でもかなり下の血筋とされる家の者。魔力もそこそこだし、属性は珍しいがそれだけ。この目も…偶然僕に宿っただけで一日一回くらいしか使えない代物だ。
戦地にも赴けず、役立たずの烙印を押され…親も亡くなり…兄はいたが僕は家を出て結婚するから、ただのリーベとなった。
『僕っ…僕は、タタラのこと…』
【俺様はお前で良かったよ】
弾けたように起き上がり、彼を見る。
【…お前がこの子を見つけて、愛してくれて良かった。赤ん坊の内は愛情が必要だ。人ですらねぇ俺様だけじゃ足りなかったかもしれねぇ。
色んな感情を乗り越えて、それでもこの子に笑いかけてくれるお前がいて、良かった。
リーベ・ロロクロウム。礼を言う。そして警告だ。
これ以上はお前の命を奪うことになる。当初の計画はなしにしても良い。今なら、逃げて良い。でないとお前、本当に死ぬぞ】
タタラは今の時代じゃ生きられない。ずっとダンジョンの中だけで生きるなんて無理だ、いつかはバレてしまう。
だからこそ、僕の魔法と魔人の魔力で合体魔法を行い時を超える…それが契約だった。
『馬鹿ですね』
そしてそんな魔法を使えば、僕はやがて朽ちる。
『こちらこそっ…壊れかけの僕に、たくさんの愛をくれて感謝し足りないんです。夢を叶えてもらいましたから、貴方たちには。
素敵な家族を、最後まで守らせて下さい』
それでも良いと胸を張れる。だって僕は、タタラの親だから。子どもを守るなんて素晴らしいことを…そんな機会が貰えた。
僕は君たちが誇らしいんだ。
.
まんまるの瞳。まぁろい、ほっぺ。ちっちゃな手に、乳の香り。
タタラは魔人によって赤ん坊へと退化してしまったが…赤ん坊になったことで過去の記憶は封じられた。来る日が訪れるまで、彼は普通の赤ちゃんだ。
『僕が親ですッ!!』
【やーい、嘘吐きやろぉー】
叶わなかった赤ちゃんとの対面が、こんな形で現実となるとは思わなかった。自分が健康に産んであげられなかったから、長男には…本当に申し訳ない。だけど、その欠片が目の前の子どもに受け継がれているのだと思うと愛しさが爆発した。
キャッキャと笑う可愛い赤ちゃんを抱きしめていると、床で魔力不足でぶっ倒れている魔人がなんか言ってるけど気にしない!
天使だ!!
【ていうかさぁ。こっちって、男同士でも妊娠するの? 自然に?】
『え? はい…そうですよ?』
【…ほー。へー。
…クロもそういう風にしといた方が良いのかなぁ…】
何か呟いた後で魔人がその日の夜、眠るタタラに何かしらの魔法を更に重ねて掛けていたのを見たが…彼がすることなら、タタラにとって良いことなんだろうと気にせず眠った。
それまでは床で雑魚寝をしていた僕は、赤ちゃんになったタタラと一緒に眠るようになった。
乳をやり、おしめを替え、泣いたらあやして、抱っこをする。タタラは赤ちゃんになると凄く表情が豊かになり、よく笑う子になった。たまに出掛けては帰って来る魔人を二人で迎えるのは…まるで、
まるで家族になったような不思議な気分だった。
『はぁ…。こんなに可愛くてどうしましょう。絶対に将来言い寄られます!! だってこんなに可愛いんですよ、ていうか少年時代も現に可愛かったし!
言い寄ってきた奴らを纏めて吹き飛ばす時限式の魔法とかないんですか?』
【それ空間魔導師のお前の役目じゃん…。
まぁ、お前の息子の魔核の影響で黒い色は徐々に薄くなるはずだから。…黒い内にちょっと拝借しちゃうか? 黒髪はレアだからなぁ】
物騒なことを言う魔人を睨み付け、タタラを隠すように抱きしめる。言いたいことがわかったようで魔人も冗談だよぉー、なんて言いながら再び部屋を出て行った。
なんて奴だ。全くもう!
『ぅ?』
『ごめんね。アイツも本気じゃないんですよ。多分…君を人間の世界に渡すのが嫌なんです。本当は自分が抱えて魔の世界へ連れて行きたいのが本音かと』
それをしないのは…この子が人間の世界で生きた方が良いと判断した結果なんだろう。
何も知らずに僕の手で遊び始めた無邪気なタタラに微笑めば、嬉しそうに彼も笑う。
『…っ、もう…小悪魔さんなんだから』
えい。と頬を突けば予想以上のプニプニ、もっちり肌に衝撃が走る。しかしタタラは遊んでくれていると判断したのか指を咥えてむにゃむにゃと頬張った。
『触って!! 触ってみてください!! もっちもちです、凄いんです!』
帰ってきた魔人にタタラを抱っこしたまま迫り、あのもち肌を堪能させるべく押し付ければそのままタタラを取られてしまう。
呆れたようにジト目で見下ろす彼に必死に手を伸ばしてタタラを返すよう抗議する。
【…何時だと思ってやがる。俺様が寝かし付けるから、お前さっさと寝ろぉ…】
『だ、ダメ! 僕がタタラと一緒に寝るんです!』
貴重な親子の時間を奪うだなんて、悪魔なのかと問えば親子でもなければ魔人だと真っ当な返しをされてしまった。
ふん。
面白くない奴ですね!
『ほら! 僕が抱っこしていた方が嬉しそうです、やっぱりわかるんですよ!』
【変わってねぇよ。早く詰めろ、俺様が入れない】
この頃には何故か三人川の字になって寝るのが当たり前になっていた。タタラを真ん中にして、それを挟むように僕らが横になる。タタラは本当によく寝る子で夜はぐっすり。
魔人曰く、魔核に馴染むためには寝ている方が良いらしい。それでも何かあったら大変だからと夜はこうして三人で寝る。
なら何故僕がいるかって?
それは…。
『まっ。まぁ』
『うぅっ!!』
『まぁ! まぁ…』
『はい! 君の母さんだよ!』
【チガウチガウ】
僕を呼ぶんです、僕のことを親だと思ってくれてるんですっ…!!
布団の中でピッタリくっついて抱きしめれば、ニコニコと笑顔のまま僕の頬に擦り寄るタタラ。
あーやってられません、愛し過ぎてもう何もやってられないです! 呼吸すら忘れてしまう!
【…随分とまぁ本物みたいになっちまってさぁ。良いのぉ? 俺様たちは異世界の敵同士。
王家のお前には辛い相手だろぉ…】
魔人の言葉に、本当に呼吸を忘れてしまう。
薄暗い中で彼の表情はよく…わからなかったけど、ウトウトしだすタタラのお腹を布団越しに優しく叩く姿はいつも通りだった。
【調べてきたからなぁ。ま、それじゃなくてもわかるだろ…異世界の人間が母さんなんて知らねぇ単語を言ったはずが、お前は理解してた。
王族の中でも稀に生まれる魔眼の持ち主。人間は王権とか言ってたかぁ?
…別に、今更お前が王族だろぉが驚かねぇよ。むしろ納得したわなぁ】
『どうして…。だって、戦争を仕掛けた世界の王族が、憎かったはずじゃ…』
スヤスヤと寝息を立てるタタラを撫でながら、次に彼は僕へ手を伸ばした。骨張ったその手が近付き少しだけ身構えたが、成るようになれと受け入れる。
だけどその手は、ただほんの少しだけ僕の頭を撫でただけですぐに引っ込んだ。
【…王族はその血筋全てに魔法を仕込んだ。自分たちの一族が、設置した異世界式魔楼道に残った僅かな痕跡を頼りに侵入者を探せるように、なぁ。
だからお前がタタラを見つけたのは偶然なんかじゃないんだろ。王族だからこそ惹かれるものも、あっただろうよ】
『…そんな、僕…』
そんなつもりはなかった。
そもそも自分は王家の中でもかなり下の血筋とされる家の者。魔力もそこそこだし、属性は珍しいがそれだけ。この目も…偶然僕に宿っただけで一日一回くらいしか使えない代物だ。
戦地にも赴けず、役立たずの烙印を押され…親も亡くなり…兄はいたが僕は家を出て結婚するから、ただのリーベとなった。
『僕っ…僕は、タタラのこと…』
【俺様はお前で良かったよ】
弾けたように起き上がり、彼を見る。
【…お前がこの子を見つけて、愛してくれて良かった。赤ん坊の内は愛情が必要だ。人ですらねぇ俺様だけじゃ足りなかったかもしれねぇ。
色んな感情を乗り越えて、それでもこの子に笑いかけてくれるお前がいて、良かった。
リーベ・ロロクロウム。礼を言う。そして警告だ。
これ以上はお前の命を奪うことになる。当初の計画はなしにしても良い。今なら、逃げて良い。でないとお前、本当に死ぬぞ】
タタラは今の時代じゃ生きられない。ずっとダンジョンの中だけで生きるなんて無理だ、いつかはバレてしまう。
だからこそ、僕の魔法と魔人の魔力で合体魔法を行い時を超える…それが契約だった。
『馬鹿ですね』
そしてそんな魔法を使えば、僕はやがて朽ちる。
『こちらこそっ…壊れかけの僕に、たくさんの愛をくれて感謝し足りないんです。夢を叶えてもらいましたから、貴方たちには。
素敵な家族を、最後まで守らせて下さい』
それでも良いと胸を張れる。だって僕は、タタラの親だから。子どもを守るなんて素晴らしいことを…そんな機会が貰えた。
僕は君たちが誇らしいんだ。
.
あなたにおすすめの小説
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
Ωだから仕方ない。
佳乃
BL
「Ωだから仕方ない」
幼い頃から自分に言い聞かせてきた言葉。
あの人と番うことを願い、あの人と番う日を待ち侘びていた僕は今日もその言葉を呟く。
「Ωだから仕方ない」
そう、Ωだから仕方ないのだから。
【完結】この手なんの手、気になる手!
鏑木 うりこ
BL
ごく普通に暮らしていた史郎はある夜トラックに引かれて死んでしまう。目を覚ました先には自分は女神だという美少女が立っていた。
「君の残された家族たちをちょっとだけ幸せにするから、私の世界を救う手伝いをしてほしいの!」
頷いたはいいが、この女神はどうも仕事熱心ではなさそうで……。
動物に異様に好かれる人間っているじゃん?それ、俺な?
え?仲が悪い国を何とかしてくれ?俺が何とか出来るもんなのー?
怒涛の不幸からの溺愛ルート。途中から分岐が入る予定です。
溺愛が正規ルートで、IFルートに救いはないです。
聖女の兄で、すみません!
たっぷりチョコ
BL
聖女として呼ばれた妹の代わりに異世界に召喚されてしまった、古河大矢(こがだいや)。
三ヶ月経たないと元の場所に還れないと言われ、素直に待つことに。
そんな暇してる大矢に興味を持った次期国王となる第一王子が話しかけてきて・・・。
BL。ラブコメ異世界ファンタジー。
転生先は猫でした。
秋山龍央
BL
吾輩は猫である。
名前はまだないので、かっこよくてキュートで、痺れるような名前を絶賛募集中である。
……いや、本当になんでこんなことになったんだか!
転生した異世界で猫になった男が、冒険者に拾われて飼い猫になるほのぼのファンタジーコメディ。
人間化あり、主人公攻め。
あと一度だけでもいいから君に会いたい
藤雪たすく
BL
異世界に転生し、冒険者ギルドの雑用係として働き始めてかれこれ10年ほど経つけれど……この世界のご飯は素材を生かしすぎている。
いまだ食事に馴染めず米が恋しすぎてしまった為、とある冒険者さんの事が気になって仕方がなくなってしまった。
もう一度あの人に会いたい。あと一度でもあの人と会いたい。
※他サイト投稿済み作品を改題、修正したものになります
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
【完結】半端なあやかしの探しもの
雫川サラ
BL
人の子として生まれながら人ならざる「力」に目覚めてしまった少年・蘇芳。生きる場所を失い、絶望の淵に一度は立った蘇芳だが、ひとりのあやかしとの鮮烈な出会いによって次第に内側から変わり始める。
出会いも最悪なら態度も最悪なそのあやかしにどうしようもなく惹かれる理由は、果たして本当に血の本能によるものだけなのか?
後ろ向きな考え方しかできなかった少年が突然自分に降りかかった宿命にぶつかり、愛することを知り、生きようとする理由をその手で掴むまでのお話。
本作で第11回BL小説大賞に参加しております。投票やご感想大変嬉しいです。
※オメガバースの世界観を下敷きとした、前近代(近世)日本に似た異世界のお話です。独自設定はほんの味付け程度ですが1話目に作中に登場する用語の説明があります
※R描写あり回には*をつけます