神様お願い

三冬月マヨ

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本編

神様お願い

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 ――――――どうしても、そのつもりも無いのに。
 何故か、放つ言葉が総て悪意と捉えられてしまう事がある。
 そんな経験、誰しも一度は経験しているだろう。
 いや、あると思いたい。
 あると言ってくれ。
 あると言って欲しい。
 褒めているのに。
 慰めているのに。
 謝っているのに。
 尽く、真っ直ぐに受け止めて貰えず、総て裏があると、何かしらの悪意があるのだと、捉えられてしまう。
 本当に勘弁してくれ。
 神様は俺に何の恨みがあるんだ?
 何で、俺をこんなのにした?
 俺だってな、皆と楽しくワイワイ騒ぎたいんだよ。
 だが、俺が何か口を開けば、そこは直ぐに通夜会場になっちまう。
 何故だ。
『何でお前来たんだよ』なんて、そんな目で見ないでくれ。
 会社の忘年会ぐらい参加しても良いだろ?
 年に一回なんだし。
 それにクリスマスなんだよ、今日は!
 たまには一人ではないクリスマスを過ごさせてくれよ!
 そんな願いすら、俺には叶わないと?
 いいよ、いいさ、二次会には参加しないよ。
 ビンゴの景品なんか要らないよ。
 家へ帰って一人で美味い酒を呑むよ、ちくしょーっ。
 泣いてない、俺は泣いて…『何睨んでんだよ』だと?
 涙を堪えてんだよ、馬鹿野郎っ!
 俺は男だ。
 泣いたりなんかしない。
 家へ帰って、一人でこっそり泣くんだ。
 誰も拭ってくれない涙を一人で垂れ流すんだ。

 パアン!

 と、クラクションの音が聞こえた。

「…へ…?」

 眩い二つのライトが俺の目の前にあった。
 何故に?
 俺、青信号確認したよな?
 酒は呑んだけど、通夜会場での酒じゃあ全然酔えなかったし。
 て事は、こいつは信号無視して突っ込んで来た訳で。
 んなら、俺、過失取られないよな?
 交通弱者だし?
 まるっと保険貰えるよな?
 何て、ダンプに飛ばされながら俺は思った。
 うん、無理だな。
 乗用車ならともかく、ダンプにケンカして勝てる訳ない。
 てか、クリスマスの夜も仕事かよ、ごくろーさん。
 そいや、この先で夜に道路工事してたわなあ…。

 あ~あ…もしも、生まれ変わりなんてのが本当にあるのなら。
 俺の言葉を、素直に曲解なく受け止めてくれる奴と出逢いたいなあ…。
 それが男なら、無二の親友になって。
 それが女なら、嫁さんにしてめちゃくちゃ大切にする。

 だから、神様お願い。
 来世の俺に、こんな痛い死に方はさせないでくれ。
 老衰が無理なら安楽死を頼む。

 そんな事を思いながら、俺、阿部昇は26歳のクリスマスの夜に死んだ。

 ◆

 俺、死んだ。

「っあ、ぅあっ!!」

 いや。
 俺のケツが、死んだ。

「流石は勇者だ。良い物を持っておる」

 良い物って、何だよ!?
 人をオナホ呼ばわりするなっ!!
 それよりもっ!
 俺、痛いの嫌だって!
 老衰か安楽死でって、お願いしたよな!?
 何で生まれ変わって勇者やってんの!?
 痛いヤツの代表格だろ、これ!?
 いや、もう、そりゃ、皆、俺の言葉を素直に聞いてくれたよ!?
 目をキンラキラ輝かせてさ!
 仲間との旅も充足しててさ!
 この戦いが終わったら、俺、仲間の聖女にプロポーズするつもりだったんだけど!?
 なのに、この魔王の城に入った途端、仲間の剣士も、聖女も、一瞬で殺された。
 何、この強さ。
 正に人外。
 人外オブ人外。
 俺だって、手にした聖剣で魔王に立ち向かったさ。
 なのに。

「…ふむ。心地良い風だ」

 なんて、キザったらしく漆黒の髪を揺らめかせて、真っ金金な目を細めて笑ってくれやがった。
 耳の上辺りに、バッファローみたいな角を生やしている。色は見事な銀色だ。
 このキザ男が、俺の、人間の、宿敵の魔王だ。

「っそ…! 貴様が奪った命の重み、思い知らせてやる…っ! 俺が! 光に愛されし、この勇者ライザーがっ!!」

 …ああ、痛くてすんません。
 何故か、俺の言葉はこんな風に勝手に変換されてしまう。

『てんめっ! 俺の聖女を返せっ! 今夜ベッドインの予定だったのにーっ!!』

 と、本音はこれだ。
 だって、前世は童貞のまま死んだんだ。
 それが、今世ではとても綺麗なお姉さんと、あんな事やこんな事が出来るかも知れない…それを奪われてしまった俺の悲しみ、おわかり頂けるだろうか?
 今の俺は、ピチピチの20歳。
 周りから蔑みではなく、期待、羨望、尊敬、憧憬、そんな笑顔を贈られる毎日を過ごして来た。
 俺の言葉に誰もが、耳を傾け、意見もくれた。
 嬉しくて泣くかと思った。
 いや、こっそり一人で泣いたけど。
 俺は男だから、人前では泣かない。
 何て充実した日々か。
 前世とは大違いだ。

 なのに。
 このキザ野郎は虫を、蚊でも潰す様に俺を簡単に潰してくれた。

「…っ…! 好きにすれば良い! 俺を嬲るなりなんなりすれば良い! 永劫の時をかけて! その間に新たな勇者が誕生する!! 新たな勇者が貴様を斃すだろう!」

『痛いの嫌だから、一瞬で殺して下さい!!』

 俺をうつ伏せにして、その上に跨がって腕を捻り上げる魔王に、そう言ってやった。
 もう、痛い思いしながら死ぬの嫌だ。
 自分の骨が折れる音とか、聞きたくない。
 お願いします、魔王様。
 さっくりと殺して下さい。
 そして神様、次の人生では老衰か安楽死をお願いします。
 あ、ついでに勇者は除外して下さい。
 贅沢は言いません。普通の一般市民でお願いします。

「殊勝な事よ。己を犠牲にして皆を救うか」

 いや、俺、そんな事一言も言ってません。
 言ったかも知れないけど、口が勝手に。

「良かろう」

 何が?
 勝手に一人で納得して話を進めないで?

「そなたが私の物になるのなら、その願い聞き届けてやろう」

 は?

「…何を考えている? 本当に俺一人で、貴様が満足する筈がなかろう? どれだけの命を奪って来たと思っている?」

『いや、何を言ってくれてるんですか? 俺、物じゃないし』

 そう言葉にするより早く、俺が着ていた鎧が、篭手も脛当ても、服が、下着も、何もかもが消えた。
 手にしていた剣は、既に魔王に奪われていたけどな。

 は、い…?
 へ?
 え?
 俺、裸族の趣味は無いんだけど?

「直ぐに私の物だと解る様になる」

 魔王はそう言いながら、俺の上から退いて、俺の腰を掴み膝を立たせた。
 何、この姿勢!?
 上半身はほぼ床に付けたまま、腰を高く上げて…って…。
 あの…いや…まさか…?

「く…っ、殺せ!!」

『おいいいいい!?』

 魔王の手から逃れようともがくも、身体に力が入らない。
 うああああ、そうだった!!
 魔王の魔法で、身体の自由が効かなかったんだ!!
 俺のケツがっ!
 俺のケツが魔王に丸見えですが!?
 いや、俺のちんこも見えてる!?
 てか、魔王さん、そちらのご趣味で!?
 いや、男同士の方が気持ち良いって話は聞いた事あるけど!?
 何で、俺!?

「こんな屈辱…っ…!!」

『初めてなの、優しくしてえーっ!!』

 それなのに、こんな冷たくて硬い床の上とか嫌過ぎる!
 魔物とか魔族とか、そんな死体がごろごろ転がってる血の匂いのする場所とか!
 仲間の死体がある場所でとか!
 拷問過ぎるだろっ!!

「ふむ…。何時までその強がりが続くのか見物だな?」

 止めて。耳に息吹き掛けないで。

「…だ、れが貴様なぞに屈服…っ…!!」

 ぎょいーっ!?
 何か、何か、長い骨ばったい物が、俺のケツにぃーっ!?
 指!?
 指、挿れられてる!?

「そら、こちらも」

「さ、わるな! 汚らわしい!!」

 ちんこ!
 まだ未使用の俺のちんこが、魔王の手にぃーっ!!

「こ、の、外道がっ!」

 ひいいっ!
 前を、扱かないでっ!!
 後ろ、グリグリしないでーっ!!

「果たしてそうかな? この眩い金の髪も、その海の様な瞳も、この鍛えられた均整の取れた身体も、何もかもが美しい…」

「戯言を…!!」

 何を蕩けてしまいそうな声で仰ってるんですかーっ!
 嫌だ、嫌だ!
 まだ、女の子に触って貰っていないのに、何で男に、それも憎き魔王に扱かれてんの!?
 で、何で、俺、気持ち良くなってんの!?
 嘘だろ!?

「っあ…っ! こ、ろせ! 早くっ…!!」

 魔王の指が、後ろでグリグリしてる指が、何か変なとこに触った途端に、変な声が出た。
 これ、あれ? 癌で有名なヤツ?
 前立腺癌とかってヤツの前立腺?
 嫌だ、嫌だ、俺、おかしい。
 何か、もう、頭が目がスパーキングしてる。
 ついでにちんこもスパーキングした。
 いやいやいやいや、待ってくれ。
 本当に、マジで。
 男にイかされるとか、俺、もう、嫁さん貰えない。

「…ふぁ…っ…あ…!」

 うごおーっ!?
 指抜かれたら変な声がまた出たーっ!
 嫌だ、嫌だ、こんなの俺じゃないーっ!!
 てか、指、何本挿入はいってた?
 何か、あちこち触られてた気がする。

「…あ…っ…!!」

 いや、待て。
 何か、ぬるっと熱いモンがケツにっ!
 いや、先刻挿入ってた指より太いよな、これえっ!?
 魔王の魔王さんですか!?
 ちょ、ケツ引っ張るな! 穴広げるなっ!!

「…っそ…っ! 良いだろう! 俺の中で果てるが良い!! 俺から離れられなくしてやる!!」

 待ってーっ!?
 何言ってんの、この口はーっ!?
 何をどうしたらそんな変換になるーっ!?

「さて? 離れられなくなるのはどちらかな?」

 その言葉と共に、魔王の魔王さんが俺の中に挿入って来た。
 なあに余裕綽々で言ってくれてんですかっ!!
 こちとら余裕なんて欠片も無いってのに!!

「っぐぁ…っ!!」

 うぎゃあああああああああああああああっ!!
 嫌ーっ!!
 無理無理無理ぃぃいいいいいっ!!
 痛いってっ!!
 何かみちみち言ってるーっ!!
 切れた。
 これ絶対切れたっ!!
 切れ痔だーっ!!

「っあ、ぅあっ!!」

 止めて止めて。
 お願いだから止めてあげて。
 俺のケツ悲鳴上げてるから!
 苦しいから!
 痛いから!
 グッグッって、推して参らないで!!

「…魔王とは…その程度の物、なのか? この勇者をみくびるな!」

「…っ…言ってくれる…!」

 魔王の魔王様が覚醒したっ!!
 いいいいいいいいやああああああああああああああっ!!
 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿あああああああああああああああんんんっ!!
 神様仏様閻魔様魔王様!!
 俺、もう、いいです!
 来世では、この馬鹿な口を閉じて下さいーっ!!
 何も話せなくて良いですからーっ!!
 物食えないなら、点滴しまくって生きて行くからーっ!!

 ◆

「…んあ…?」

 …何か…あったかい…。
 身体がぽかぽかする…。
 背中が特に…。
 いや…腹もあったかい…。

「気が付いたか」

 ほえ…?

 頭の上から降って来た声に俺は首を傾げる。
 えーと…?

「すまなかった。そなたが煽るから…」

 そんな言葉と共に腹を撫でられた。
 細くて長い指が見える。
 あ、俺、後ろから抱っこされてんのか…。
 てか、何で謝られて…。
 …あ。

「あ」

 あ?
 ああ!?
 ああああああああああああっ!?

 カサカサと、四つん這いになって俺はそこから離れた。
 そこには俺の聖剣が落ちていたから、それを拾い、杖代わりにして立ち上がる。
 うわああ、足と腰に力が入らないーっ!!

「…っ、何故、貴様が謝るっ!! 煽っておいて情けなく果てた俺を嘲笑え!!」

 ひいいいいいいいいいっ!!
 だから、止めて!!
 俺の口、云う事を聞いてっ!!
 へっぴり腰でカッコつけないでえええええっ!!
 てか、ケツから何か垂れて来てるうううっ!!
 この魔王、何回出してくれたの!?

「すまぬ。詫びに私の首を持って行くが良い。抵抗はせぬ。そら」

 そう言って魔王は目を閉じて頭を下げた。
 サッラサラの黒髪が揺れて床に広がる。

「…何を企んでいる?」

「そなたに殺されるなら本望と云う事よ」

 魔王の声は深く静かに響いた。
 俺以外に聞くヤツなんて居ないのに。
 この魔王の玉座のある広間に響き渡った。

「…何故だ?」

「…初めてそなたを見た時から、殺されるなら、そなたにと思ったのだ。そなたは歴代の勇者とは違った。歴代の勇者共は光の中にありながら欲に塗れ、その心には闇を飼っていた。だが、そなたは違う。光の中で更に輝きを放っていた。誰かの笑顔の為に。ただ、それだけを願うそなたを眩しいと思ったのだ。誰も見ていない処で泣くそなたを、何度抱き締めたいと思った事か…幾度欲しいと思った事か…」

 …ストーカー?
 この魔王、俺のストーカーだったの?

「…何故…っ、貴様がそれを言う! 魔王のお前がっ!!」

 声が震える。
 何で、ストーカーがそんな事を言うんだ?
 俺、皆が俺に笑い掛けてくれたから…。
 前世ではそんな事無かったから…。
 だから…ただ、それが嬉しくて…それを守りたくて…。
 勇者なんて本当は嫌だったけどさ…皆、笑うから…。
 だから…俺も笑って…。

「…魔王だからだろう…。闇だから、光のそなたに惹かれるのだろうよ。そら、早くしないとそなたの仲間が目覚めて、そなたの代わりに私の首を落とすだろう」

「…何を…?」

「そなたの仲間は眠っているだけだ。殺しはせぬよ。そなたの大切な仲間だ。良い仲間に恵まれたな」

 そう言って目を開けた魔王の金色の瞳は、何処までも澄んで見えた。
 薄く形の良い唇は、緩く弧を描いていたが、それは何処か寂しそうに見えた。
 剣を杖代わりに、よたよたと倒れて居る二人の傍へと近付く。
 聖女を守る様にして、剣士がその身体を抱き締めていた。
 魔王の攻撃が聖女を狙った時、俺が動くより先に剣士が動いていた。
 ああ、お前口には出さなかったけど、聖女の事好いてたもんな…。

「…ああ…生きているな…今更、情けか? それとも、こうして油断を誘い、俺が貴様の首に手を掛けようとした時に、反撃でもするつもりか?」

 剣士の頬に手をあてて、その温もりに息を吐いた。
 聖女の頬も同じ様に、温もりがあった。

「どうとでも好きに捉えるが良い」

 …ムカつく。
 こいつ、ムカつく。
 何勝手に自己満足して、何勝手に自己完結してるんだよ?
 人の中めちゃくちゃにして置いて、何逃げようとしてるんだよ?
 ふざけんなよ。
 俺の人生計画めちゃくちゃにしたくせに。

 よろよろと魔王の元へと歩いて行く。
 手には聖剣がある。
 これを魔王の首に乗せるだけだ。
 それだけで、任務完了、ミッションコンプリートだ。
 俺は無言で魔王の眼前に聖剣を突き付けた。

 くそ…何で、そんな眩しそうに見てるんだ?
 俺に何を見てるんだよ?
 お前、魔王だろ?

「…望み通り、貴様の命貰ってやる。有難く思え」

「ああ」

 俺は聖剣を高く掲げ、そして振り下ろした。
 ゴトンと、鈍い音が響いた。
 続けてもう一振り。
 また、ゴトンと鈍い音が響く。

「…何故だ…?」

 そして、魔王の小さな呟きが。

「…貴様を殺した処で、消えた命は戻らない。死んで逃げようなんて許さない。生きて贖え。その命在る限り贖い続けろ。俺が生きている間、ずっと見張っててやる」

 床に落ちた魔王の二本の角を拾い上げながら、俺は言った。
 これがあれば、魔王討伐の証になるだろ。
 それを持って、聖女と剣士の元へと歩く。
 そっと、二本の角と聖剣を剣士の傍らへと置いた。

「…勇者?」

「…俺は…もう勇者じゃない。ライザーと呼べ。貴様の闇に染められた俺に、その資格は無い。行くぞ。二人が目を覚ます前に」

 何処か呆けた様な魔王の呟きに、俺はそう返した。
 自動変換機能便利だな、なんて思いながら。

「…何処へ?」

「言っただろ、贖えと。贖罪の旅だ。貴様が放った魔物とか、未だ跋扈してる。それらを狩り尽くす」

 聖剣が無くても大丈夫だろ、多分。
 魔王が居れば。

「…ふむ…。良かろう。私の命はそなたの物だ。好きに使うが良い」

 小さく笑って魔王は立ち上がった。
 クソ。
 俺より背え高いとか嫌味か。

「あと」

「何だ?」

「…着る物を寄越せ」

 俺のその言葉に、魔王はしばし目を瞬かせて、そして肩を震わせて笑い出した。
 お前が俺の服を剥ぎ取ってくれたんだろうがあっ!!
 こんの、クソ魔王があああああああああああっ!!

 って、俺達二人だけならともかく、他で魔王呼びは無いか。

「…生まれ変わった貴様に名を授ける。オニキスだ」

 こいつの黒髪を見てたら、ふとそんな宝石の名前が浮かんだ。

「…オニキス…オニキスか、悪くはないな。有り難く頂戴するとしよう」

 オニキスは何処か嬉しそうに笑いながら、俺から奪った服を返して来た。
 つか、何処から出したんだ、それ。
 まあ、良いか。
 取り敢えず…。

 神様仏様閻魔様魔王様!
 次の人生には、剥ぎ取りは無しの追加もお願いします!!
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