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新しい世界の始まり

商業都市マティリオ

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体調崩したり、話の考案1人で悶々練ったり・・・


更新が遅くなってしまいました><

もう少しだけゲーム世界を継続です。



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人間族最大の商業が盛んな都市マティリオ。

多くの行商人と冒険者が行き交う賑やかな大通りは煉瓦が埋め込まれていて綺麗に舗装されている。

建物も白い外壁が多く、どこか清潔感さえ感じさせるつくりだ。

大体の品は此処に来れば揃うと言うことから此処は冒険者達に愛されてきた。


(此処が、商業都市マティリオかぁ・・・凄い広くて綺麗な町並み・・・)


十夜ことゼノンは1人何かを買い求めに来たわけではなく、歩いていた。


(せっかくのゲームだから、色々回って見てみたい・・・)


そんなことを考えながら、メイン通りを歩く。

匂いとかは感じないが、どれも食欲をそそるような美味しそうな料理や食材が並んでいる。

見たことがないような魚や動物の肉。

冒険を始めて、長期に渡りダンジョンに籠もると街に戻る機会も少なくなり自分で調理しなくてはならなくなる。それを考えたら此処で今のうちに肉や魚、調理道具を買いそろえておくのも手かもしれない。

体力であるHPは空腹でも減りはしないけどスタミナ・・魔力値の回復が遅くなったりして動けなくなる。


(どうせ素人だし、簡単な調理道具だけ・・・買っておこう)


ゼノンはナビに任せながら各店を回り、片手の鍋、フライパン、おたま、包丁、皿2枚、まな板を購入しアイテムボックスに仕舞った。

取り敢えず、これで急に野宿することになっても現地で食材さえ調達できれば飢えることはない。

「・・・・やっぱ外は夜・・・寒いかな?」

独り言を呟いてから布を取り扱う店にも足を進めた。

ふわふわもこもこのタオルケットを購入。


(折角だし、他の種族のエリアマップにも行ってみようかな・・・)


そんなことを考えながら、転移NPCをクリックした。
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