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1章~石版の伝承~
14.~魔花2~
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「「!!?」」
ミユカとガイトは目の前の光景に唖然とする。
「ぐッ‥ぅ゛…ッ?!」
体を締め付ける触手とはまた別な、太くて大きなそれがジンの口の中にその身を滑らせていく。
気持ち悪い…。
ギュと目を瞑り耐えようしたが涙がこぼれる。
どんどん探るように奥へと入ってきて、体内までも舐め回される様に侵されていく。体が痺れてきて苦痛と羞恥でおかしくなりそうだ。
唇から零れる、唾液と触手の粘ついた粘液。
『凄い、魔力を感じる。人間じゃないね‥?』
「ふ、…ぅぐッ…」
本体と思われる魔花が姿を現し、触手に絡まれ苦痛に喘いでいるジンを満足そうに見据える。
リアンがジンの体内に入っていく触手に必死に牙を突き立て噛み付く。
『人間ならとうに溶けてなくなっているものね』
「…」
『このままその魔力すべて頂こうかしら?』
やっと此処まで集めたのに…こんなやつに奪われたくなんて無い…。
またあの闇になんて飲まれたくない…。
…こんなやつが俺の魔力すべて取り込んで扱えるとは思えない。
それならいっそ…くれてやろうか‥、その身に刻んでやろう、己の力量以上の力を手に入れようとするとどうなるのか‥。
破滅の道を…。
不適にジンが笑った。
『なに?その余裕そうな顔は!』
静かに閉じていた目を開いた。
深紅の双眸が触手の本体を見据えた。
”そんなに欲しいのならくれてやる…うけとるがいい”
頭に直接響く声…。
『!!?』
一気にあたりを埋め尽くすほどの強大な魔力が触手を通じて本体に流れ込む。魔花は一瞬ビクリと体を震わせた。想定外だった・・・こんなに強大な魔力量だとはおもってもいなかったのだ。
『やめ、ろ!!もう、いらないッ!!』
”何、遠慮はいらない…”
深紅の瞳が狂気を宿して怪しく光った。
漆黒の6枚の羽根が開くと同時にジンを捕らえていた触手はジンを解放した。
『あ、あああ…深紅の瞳に6枚…羽根…あなた…は…魔王…様‥』
あまりの許容量の超えた魔力に耐えられずに魔花は散り、本体も破裂して塵となってきえた。
「……」
気持ち悪い…。
溜め込んでいた魔力ほとんど出すなんて…‥無理しすぎたか…
バタリと地に倒れこんだジンに慌てて2人は駆け寄り抱き起こした。
リアンはあたりを取り巻く膨大な魔力を飲み込んでいく。
あまりに強い魔力は人体に害をなすだけでなく、世界自体を破壊するから。
「ジン!」
「…‥無事か?」
うっすらと瞼をあけ気だるそうに、自分を覗き込んでいる2人を見上げ問いかける。
「それはこっちの台詞よ!」
「大丈夫かよ?」
「…何とか…」
起き上がろうとして苦痛に顔をゆがめた。
ほとんど魔力を放出してしまって、動くどころか意識まで遠のきそうだった。
「ジン?」
何か言いたそうに僅かに震える唇、ミユカは静かに耳を近づけた。
「…体中、き‥も、ちわる…・ぃ‥」
微かに聴き取れるほどの小さな声、さっきの触手を思い出してミユカは静かに頷く。
「確かのこの辺りに、滝あったわよね?」
ミユカの問いにガイトは頷いた。
リアンはまだ辺りの魔力をその小さな体に溜め込んでいた。
2人はジンを抱え滝へ向かう。
滝の水を飲み喉を潤した。
「…うッ…」
途端に思い出して吐き出した。
胃に溜まった粘液と胃液が水と一緒に地面に零れた。
滝に体を着け水で体を洗う、溶けて痛む火傷より、あの触手に触れられ体の中まで弄られたのが…。
意識が薄れていく、必死に水で洗いながら爪で体を傷付け血で清める。
「…ジン?」
「…」
涙が止まらない。
「!」
ガイトが慌てて気を失ったジンの体を抱えた。
「…大丈夫?」
「…多分、ミユカ、さっきの小さいの連れて来てやんな」
「え‥あ、うん」
ガイトはジンを背に担ぎ痛む足を引きづりながら家への道を歩く。
ミユカは戻り、リアンを探した。
「!」
リアンは草に横たわっていて小さな体を震わせていた。
円らな黒い真ん丸い目をミユカに向け力なく小さく鳴いた
「み、みぅぅ‥」
急いで抱きかかえ家へ走って帰った。
熱に魘されるジンがベッドの上で仰向けに寝かされていた。
「父さん!」
リアンはジンの胸の上に飛び降りて、溜め込んだ魔力を少しづつ吐き出した。
「!」
強い光となってそれはジンの中に消えていく。
ミユカとガイトは目の前の光景に唖然とする。
「ぐッ‥ぅ゛…ッ?!」
体を締め付ける触手とはまた別な、太くて大きなそれがジンの口の中にその身を滑らせていく。
気持ち悪い…。
ギュと目を瞑り耐えようしたが涙がこぼれる。
どんどん探るように奥へと入ってきて、体内までも舐め回される様に侵されていく。体が痺れてきて苦痛と羞恥でおかしくなりそうだ。
唇から零れる、唾液と触手の粘ついた粘液。
『凄い、魔力を感じる。人間じゃないね‥?』
「ふ、…ぅぐッ…」
本体と思われる魔花が姿を現し、触手に絡まれ苦痛に喘いでいるジンを満足そうに見据える。
リアンがジンの体内に入っていく触手に必死に牙を突き立て噛み付く。
『人間ならとうに溶けてなくなっているものね』
「…」
『このままその魔力すべて頂こうかしら?』
やっと此処まで集めたのに…こんなやつに奪われたくなんて無い…。
またあの闇になんて飲まれたくない…。
…こんなやつが俺の魔力すべて取り込んで扱えるとは思えない。
それならいっそ…くれてやろうか‥、その身に刻んでやろう、己の力量以上の力を手に入れようとするとどうなるのか‥。
破滅の道を…。
不適にジンが笑った。
『なに?その余裕そうな顔は!』
静かに閉じていた目を開いた。
深紅の双眸が触手の本体を見据えた。
”そんなに欲しいのならくれてやる…うけとるがいい”
頭に直接響く声…。
『!!?』
一気にあたりを埋め尽くすほどの強大な魔力が触手を通じて本体に流れ込む。魔花は一瞬ビクリと体を震わせた。想定外だった・・・こんなに強大な魔力量だとはおもってもいなかったのだ。
『やめ、ろ!!もう、いらないッ!!』
”何、遠慮はいらない…”
深紅の瞳が狂気を宿して怪しく光った。
漆黒の6枚の羽根が開くと同時にジンを捕らえていた触手はジンを解放した。
『あ、あああ…深紅の瞳に6枚…羽根…あなた…は…魔王…様‥』
あまりの許容量の超えた魔力に耐えられずに魔花は散り、本体も破裂して塵となってきえた。
「……」
気持ち悪い…。
溜め込んでいた魔力ほとんど出すなんて…‥無理しすぎたか…
バタリと地に倒れこんだジンに慌てて2人は駆け寄り抱き起こした。
リアンはあたりを取り巻く膨大な魔力を飲み込んでいく。
あまりに強い魔力は人体に害をなすだけでなく、世界自体を破壊するから。
「ジン!」
「…‥無事か?」
うっすらと瞼をあけ気だるそうに、自分を覗き込んでいる2人を見上げ問いかける。
「それはこっちの台詞よ!」
「大丈夫かよ?」
「…何とか…」
起き上がろうとして苦痛に顔をゆがめた。
ほとんど魔力を放出してしまって、動くどころか意識まで遠のきそうだった。
「ジン?」
何か言いたそうに僅かに震える唇、ミユカは静かに耳を近づけた。
「…体中、き‥も、ちわる…・ぃ‥」
微かに聴き取れるほどの小さな声、さっきの触手を思い出してミユカは静かに頷く。
「確かのこの辺りに、滝あったわよね?」
ミユカの問いにガイトは頷いた。
リアンはまだ辺りの魔力をその小さな体に溜め込んでいた。
2人はジンを抱え滝へ向かう。
滝の水を飲み喉を潤した。
「…うッ…」
途端に思い出して吐き出した。
胃に溜まった粘液と胃液が水と一緒に地面に零れた。
滝に体を着け水で体を洗う、溶けて痛む火傷より、あの触手に触れられ体の中まで弄られたのが…。
意識が薄れていく、必死に水で洗いながら爪で体を傷付け血で清める。
「…ジン?」
「…」
涙が止まらない。
「!」
ガイトが慌てて気を失ったジンの体を抱えた。
「…大丈夫?」
「…多分、ミユカ、さっきの小さいの連れて来てやんな」
「え‥あ、うん」
ガイトはジンを背に担ぎ痛む足を引きづりながら家への道を歩く。
ミユカは戻り、リアンを探した。
「!」
リアンは草に横たわっていて小さな体を震わせていた。
円らな黒い真ん丸い目をミユカに向け力なく小さく鳴いた
「み、みぅぅ‥」
急いで抱きかかえ家へ走って帰った。
熱に魘されるジンがベッドの上で仰向けに寝かされていた。
「父さん!」
リアンはジンの胸の上に飛び降りて、溜め込んだ魔力を少しづつ吐き出した。
「!」
強い光となってそれはジンの中に消えていく。
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