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2章~時の契約~
12.~新しい仲間~
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「ジン・・・えっと・・・どうするの?」
リアンの質問にジンは何も答えずに開けた地面の上に魔石と自分の血で魔法陣を描いていた。
真紀にはさっぱりわからない。
「あっちで呼ぶより、この世界で呼んだほうが確実だ」
「あ!そっか・・人間界だと声に応えて召喚に応じたくても、力を制限された空間の歪みがあるから・・よっぽどのものじゃないと、これないんだね」
「・・・?」
「そういうことだ」
「どういうこと?」
真紀の問いにはリアンが答えた。
「此処なら、呼べば力を貸してくれる者がいるかもしれないってことだよ!」
「なら早く契約してくれる人を見つけて、結衣を探さないとね!」
真紀が言うとジンとリアンは頷いた。
「特定の者が決まってないから、制限なしで召喚してもらう」
ジンが静かに言いながら四方の地面に魔石を突き刺した。
「危険だけど、それしかないから・・・危なくなったら僕たちが守るから安心してね!」
リアンが黒い目でしっかりと真紀を見据えながら言った。
真紀は静かに頷き、ジンが示した通り魔法陣の中心に立った。
「その核に、血を数滴与えて強く念じろ」
真紀はジンの指示に素直に従い、魔方陣の中心の核に血を数滴垂らした。
核は強い光を発した。
「念じろ、簡易式は俺が繋ぐ」
「う、うん」
『かの声に応え、その思いを守護するものよ、今此処へその力を持って現れよ!』
(ぅ~お願い・・・誰か・・・私と契約を・・・ッ友達のためにも早くしないと・・・)
「・・・・・・・」
暫らくすると魔方陣が光りだして空に光の球体が現れた。
「ニンゲン・・・・ニク・・・クウ・・・!!ガァァァッ」
光の球体から降り立ったのは無数の異形な姿の魔物。
大きく開いた口には鋭い牙、手には長い爪、ぎょろりと大きな目玉が3つ。
一斉に真紀目掛けて襲い掛かった。
「!!」
「失敗か・・リアン!」
「わかってる!!」
リアンとジンとで真紀を守りつつ、現れた異形の魔物をなぎ倒していく。
あたりには血の鉄のような臭いが漂っていて、死体がいっぱい転がっていた。
「・・・・・」
「私・・・・」
「まだ1回だから、ね、次がんばろう」
リアンが励ますように言った。
またさっきと同じく召喚の儀を行った。
現れたのはさっきよりも大きな魔物、言葉も通じない。
ジンが一瞬で巨大な魔物を炎で焼き尽くした。
あたりは静まり返っていた。
地面は赤く染まって四肢がバラバラになった魔物の死体の山。
「・・・・・・・」
「・・・・」
重い沈黙があたりを支配していた。
「・・・・」
リアンは心配そうにジンと真紀を交互に見据えた。
「はぁ・・・今日は次で最後だ、これで無理なら諦めろ」
溜息混じりにジンがキツイ口調で言った。これ以上やったら真紀の体が持たない。
青白い顔をした真紀が黙ったまま俯いていた。
真紀は本日8度目の魔方陣の中心に立った。
涙が溢れて来た。
親友が大変な目にあっているのに、助けることもできずに、逆に足手まといなんて・・。
ぽたぽたと血と一緒に涙が零れ落ちた。
ジンが式を唱える。
(お願い・・・・私に大切な人を守れる力をッ・・・お願い誰か!応えて!)
再び魔方陣の上に光が現れた。
さっきまでより大きな光だった。
現れたのはさっきよりも小さいけど数が多い魔物達。牙を剥いて今にも襲い掛かってきそうだった。
「・・・・残念だが・・・」
ジンが溜息混じりに言いかけた時だ、1度閉じた光が再び大きく発光した。
「?!」
その場にいた者が一斉にその光を見上げた。
光から現れたのは、魔物ではなかった。
「何です?これは・・・此処は地獄ですか?」
目を細めて眼下の惨状を見据えた。大量の血と転がっている元は魔物だったものの肉塊。
金色の長い流れるような髪に、銀色の双眸。明らかに階級が高い者だ。
「必死で呼ぶ声があるから着てみれば・・・酷い状況ですね・・」
現れた青年は呆れた様に呟いた。
地面に座り込んでぐったりした様子の真紀に魔物は一斉に襲いかかった。
「!!」
ジンとリアンが青年に気を取られていた所為で出遅れた。
「しまった・・・!」
「やれやれ・・・せっかちですね」
溜息混じりにそういうと同時に、無数の雷の柱が現れ魔物達を一瞬で消し炭にした。
「なッ・・・」
唖然としたジンとリアンは青年を見上げた。
青年はジンとリアンを見つめた後、真紀の方に近づいた。
「貴方が・・・私を呼んだのですね?」
真紀はぼやける視界で必死に声のする方に視線を向け青年を見つめた。
「・・・私の声、・・聞こえた?」
かすれる声。
「はい・・」
にっこりと微笑んで青年は答えた。
「・・私に、大切な人を守る力・・・貸してくれる?」
真紀が必死で声を絞る。
「ええ、その為に来たのですから」
立ち上がろうとした真紀を制止して、青年は真紀の体を軽々と抱きかかえた。
「!」
ジンとリアンは動けずにいた。
「ああ、申し送れました・・・私は神属精霊雷神の一子、雷帝のラディオスといいます」
「!!」
「雷帝・・・!ジン雷帝だょ!!」
リアンが驚いた様子でジンを見上げた。
最後の最後でとんでもない大物を呼び出したな・・・ジンは内心驚きを隠せなかった。
「私は、・・・真紀・・・川本真紀」
「可愛い名前ですね」
にっこり微笑みながらラディオスは言う。
「とりあえず此処離れよう?」
リアンが提案した。
ジンは頷き、ラディオスの方に視線を向けた。
彼も異論はないようだ。
あの場所から離れた静かな位置でラディオスと真紀の契約の儀が執り行われた。
精霊は魔族と違って、穢れた方法で契約はしない。
黄色の宝石のついた指輪と腕輪を互いにはめあっただけだった。
「これで、結衣を探しにいけるね」
リアンが言うとジンは頷いた。
「私も・・・」
「危険だよ?それに次元を渡るから・・・」
リアンがいいにくそうに語尾を曇らせた。
「足手まといにはならないと思いますけど?」
ラディオスが続けていった。
確かに、雷帝がいれば戦力では足手まといにはならないだろう。
あとの問題は次元を難なく渡れるかどうかということ・・・。
「・・・・これを身に着けていろ」
そういってジンがラディオスと真紀に差し出したのは小指の爪位の大きさの虹色の欠片。
「それがあれば抵抗を受けずに・・体も消えずに移動できるはずだ」
「これはなんです?」
「時空核の欠片」
ジンはさらりと答えた。
「時空核といえば、世界を作り出す幻の種ですよね?!なぜそんな物を・・・・」
ラディオスは言いかけて、複雑そうな表情でジンを見据えた。
その辺の1魔族が手に出来るような物じゃない。魔王や神でさえ・・・持ってなどいないだろう・・。
余程の者なのか、単なるはったりなのか・・・。兎に角今は深く詮索ない方がいい、という決断に達した。
「・・・」
リアンは黙ったままだ。
リアンは知っている・・・。
ジンの内の始祖幻龍はジンの核の更に奥で眠っている。その龍は力の塊でもある。
核(核の中最奥部には魂石)の周りにはそれを守る結界のコードがある、核は力のあるものが触れると持ち主の情報を読み取ることもできるからだ。他者が触れたり、奪われないように守るコード。そのコードは精神そのものでもある。
そのコードを少し自ら取り出し変換させて時空核の欠片を作り出した。
その意味もわかる。
薄くなったコードの穴は、危険だ。そこを狙われたら・・・・・
核の中の魂石は魔族の命よりも大切な物だ。心や魂といえるものなのだから。
もし生きた体から抜かれたら体は死んだように動けなくなる。からっぽな苦痛だけが永久を支配する。
1度ジンは破壊されなかったとはいえコードごと核を奪われたことがある。直ぐに取り返し体に戻したけれど。
長い間体と核が離れたり、核を壊されたものは、体さえも光の粒子となって跡形もなく消えてしまう。
それはこの世界の全ての命ある生き物にいえることだ。幻龍のジンでさえ例外ではない。
「とりあえず、この次元ではなかった、移動する」
ついて来る様に促しジンは次元の裂け目の中へ消えた。
後を追うように、真紀とラディオスとリアンも次元の裂け目へと姿を消した。
リアンの質問にジンは何も答えずに開けた地面の上に魔石と自分の血で魔法陣を描いていた。
真紀にはさっぱりわからない。
「あっちで呼ぶより、この世界で呼んだほうが確実だ」
「あ!そっか・・人間界だと声に応えて召喚に応じたくても、力を制限された空間の歪みがあるから・・よっぽどのものじゃないと、これないんだね」
「・・・?」
「そういうことだ」
「どういうこと?」
真紀の問いにはリアンが答えた。
「此処なら、呼べば力を貸してくれる者がいるかもしれないってことだよ!」
「なら早く契約してくれる人を見つけて、結衣を探さないとね!」
真紀が言うとジンとリアンは頷いた。
「特定の者が決まってないから、制限なしで召喚してもらう」
ジンが静かに言いながら四方の地面に魔石を突き刺した。
「危険だけど、それしかないから・・・危なくなったら僕たちが守るから安心してね!」
リアンが黒い目でしっかりと真紀を見据えながら言った。
真紀は静かに頷き、ジンが示した通り魔法陣の中心に立った。
「その核に、血を数滴与えて強く念じろ」
真紀はジンの指示に素直に従い、魔方陣の中心の核に血を数滴垂らした。
核は強い光を発した。
「念じろ、簡易式は俺が繋ぐ」
「う、うん」
『かの声に応え、その思いを守護するものよ、今此処へその力を持って現れよ!』
(ぅ~お願い・・・誰か・・・私と契約を・・・ッ友達のためにも早くしないと・・・)
「・・・・・・・」
暫らくすると魔方陣が光りだして空に光の球体が現れた。
「ニンゲン・・・・ニク・・・クウ・・・!!ガァァァッ」
光の球体から降り立ったのは無数の異形な姿の魔物。
大きく開いた口には鋭い牙、手には長い爪、ぎょろりと大きな目玉が3つ。
一斉に真紀目掛けて襲い掛かった。
「!!」
「失敗か・・リアン!」
「わかってる!!」
リアンとジンとで真紀を守りつつ、現れた異形の魔物をなぎ倒していく。
あたりには血の鉄のような臭いが漂っていて、死体がいっぱい転がっていた。
「・・・・・」
「私・・・・」
「まだ1回だから、ね、次がんばろう」
リアンが励ますように言った。
またさっきと同じく召喚の儀を行った。
現れたのはさっきよりも大きな魔物、言葉も通じない。
ジンが一瞬で巨大な魔物を炎で焼き尽くした。
あたりは静まり返っていた。
地面は赤く染まって四肢がバラバラになった魔物の死体の山。
「・・・・・・・」
「・・・・」
重い沈黙があたりを支配していた。
「・・・・」
リアンは心配そうにジンと真紀を交互に見据えた。
「はぁ・・・今日は次で最後だ、これで無理なら諦めろ」
溜息混じりにジンがキツイ口調で言った。これ以上やったら真紀の体が持たない。
青白い顔をした真紀が黙ったまま俯いていた。
真紀は本日8度目の魔方陣の中心に立った。
涙が溢れて来た。
親友が大変な目にあっているのに、助けることもできずに、逆に足手まといなんて・・。
ぽたぽたと血と一緒に涙が零れ落ちた。
ジンが式を唱える。
(お願い・・・・私に大切な人を守れる力をッ・・・お願い誰か!応えて!)
再び魔方陣の上に光が現れた。
さっきまでより大きな光だった。
現れたのはさっきよりも小さいけど数が多い魔物達。牙を剥いて今にも襲い掛かってきそうだった。
「・・・・残念だが・・・」
ジンが溜息混じりに言いかけた時だ、1度閉じた光が再び大きく発光した。
「?!」
その場にいた者が一斉にその光を見上げた。
光から現れたのは、魔物ではなかった。
「何です?これは・・・此処は地獄ですか?」
目を細めて眼下の惨状を見据えた。大量の血と転がっている元は魔物だったものの肉塊。
金色の長い流れるような髪に、銀色の双眸。明らかに階級が高い者だ。
「必死で呼ぶ声があるから着てみれば・・・酷い状況ですね・・」
現れた青年は呆れた様に呟いた。
地面に座り込んでぐったりした様子の真紀に魔物は一斉に襲いかかった。
「!!」
ジンとリアンが青年に気を取られていた所為で出遅れた。
「しまった・・・!」
「やれやれ・・・せっかちですね」
溜息混じりにそういうと同時に、無数の雷の柱が現れ魔物達を一瞬で消し炭にした。
「なッ・・・」
唖然としたジンとリアンは青年を見上げた。
青年はジンとリアンを見つめた後、真紀の方に近づいた。
「貴方が・・・私を呼んだのですね?」
真紀はぼやける視界で必死に声のする方に視線を向け青年を見つめた。
「・・・私の声、・・聞こえた?」
かすれる声。
「はい・・」
にっこりと微笑んで青年は答えた。
「・・私に、大切な人を守る力・・・貸してくれる?」
真紀が必死で声を絞る。
「ええ、その為に来たのですから」
立ち上がろうとした真紀を制止して、青年は真紀の体を軽々と抱きかかえた。
「!」
ジンとリアンは動けずにいた。
「ああ、申し送れました・・・私は神属精霊雷神の一子、雷帝のラディオスといいます」
「!!」
「雷帝・・・!ジン雷帝だょ!!」
リアンが驚いた様子でジンを見上げた。
最後の最後でとんでもない大物を呼び出したな・・・ジンは内心驚きを隠せなかった。
「私は、・・・真紀・・・川本真紀」
「可愛い名前ですね」
にっこり微笑みながらラディオスは言う。
「とりあえず此処離れよう?」
リアンが提案した。
ジンは頷き、ラディオスの方に視線を向けた。
彼も異論はないようだ。
あの場所から離れた静かな位置でラディオスと真紀の契約の儀が執り行われた。
精霊は魔族と違って、穢れた方法で契約はしない。
黄色の宝石のついた指輪と腕輪を互いにはめあっただけだった。
「これで、結衣を探しにいけるね」
リアンが言うとジンは頷いた。
「私も・・・」
「危険だよ?それに次元を渡るから・・・」
リアンがいいにくそうに語尾を曇らせた。
「足手まといにはならないと思いますけど?」
ラディオスが続けていった。
確かに、雷帝がいれば戦力では足手まといにはならないだろう。
あとの問題は次元を難なく渡れるかどうかということ・・・。
「・・・・これを身に着けていろ」
そういってジンがラディオスと真紀に差し出したのは小指の爪位の大きさの虹色の欠片。
「それがあれば抵抗を受けずに・・体も消えずに移動できるはずだ」
「これはなんです?」
「時空核の欠片」
ジンはさらりと答えた。
「時空核といえば、世界を作り出す幻の種ですよね?!なぜそんな物を・・・・」
ラディオスは言いかけて、複雑そうな表情でジンを見据えた。
その辺の1魔族が手に出来るような物じゃない。魔王や神でさえ・・・持ってなどいないだろう・・。
余程の者なのか、単なるはったりなのか・・・。兎に角今は深く詮索ない方がいい、という決断に達した。
「・・・」
リアンは黙ったままだ。
リアンは知っている・・・。
ジンの内の始祖幻龍はジンの核の更に奥で眠っている。その龍は力の塊でもある。
核(核の中最奥部には魂石)の周りにはそれを守る結界のコードがある、核は力のあるものが触れると持ち主の情報を読み取ることもできるからだ。他者が触れたり、奪われないように守るコード。そのコードは精神そのものでもある。
そのコードを少し自ら取り出し変換させて時空核の欠片を作り出した。
その意味もわかる。
薄くなったコードの穴は、危険だ。そこを狙われたら・・・・・
核の中の魂石は魔族の命よりも大切な物だ。心や魂といえるものなのだから。
もし生きた体から抜かれたら体は死んだように動けなくなる。からっぽな苦痛だけが永久を支配する。
1度ジンは破壊されなかったとはいえコードごと核を奪われたことがある。直ぐに取り返し体に戻したけれど。
長い間体と核が離れたり、核を壊されたものは、体さえも光の粒子となって跡形もなく消えてしまう。
それはこの世界の全ての命ある生き物にいえることだ。幻龍のジンでさえ例外ではない。
「とりあえず、この次元ではなかった、移動する」
ついて来る様に促しジンは次元の裂け目の中へ消えた。
後を追うように、真紀とラディオスとリアンも次元の裂け目へと姿を消した。
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