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沈黙の聖女
嘘と本音 迷探偵シスターマリアの事件簿
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目を覚ました私は、身体を圧迫する存在に気が付きました。
「御主人様っ!?」
私は声を出して起き上がり、取り乱しました。
しかし、様子を見れば具合が悪いわけではないようなので、安堵のため息が漏れ出ます。
そうですか、私は使おうと決意すれば魔法は出せるのですね。
クリアステルに来てから感情を爆発させることなんてなかったものですから、封印の魔法に打ち勝てるのだと気が付きもしませんでした。
あの時は、ただ死ぬことだけを考えていましたから。
全身の鈍い痛みが、まるで寿命でも縮めたように――。
いえ、声を出した代償で本当に縮んだのでしょう。
魔力切れとは違った感覚に、私はふらつきながらも中途半端に脱がされたワンピースを全て脱ぎ、ショーツ一枚で御主人様の隣に倒れ込みます。
心音を確かめていたなんておっしゃいませんよね?
いつでも私に命令してくだされば、こんな身体なんて好きに使っても構いませんのに……。
気絶している御主人様に身を寄せてしまおうと、あさましい感情が湧いた時でした。
ベッドの上に潰れた手紙が置かれていたことに気が付いたのです。
これは御主人様からですね。
失礼だとは思いましたが、全身の痛みで苦しむ私は横になりながら中身を確認します。
――マリアへ
まず、君と生活するにあたって、不都合があることを謝罪させてほしい。
いや、そもそも奴隷に何を弁解しているのかと思うかもしれないが、僕自身が奴隷を買う気はまったくなかったので、メイドを雇ったくらいの軽い気持ちで生活している僕に疑問を感じていることだろう。
たまたま親友に連れていかれた奴隷市場で君と出会い、商人からの脅迫があったにせよ、僕は『君を救いたい』なんて一時の感情で動いてしまった無責任な男だ。
女性の奴隷なんて買えるはずもないのに、君を買ってしまったのだから。
実は、僕は女性が苦手でね。
触れないんだ。
昔、嫌なことがあって、それから女性を見る目が変わってしまった。
だから、君にうわべだけの表情を見せることに耐えかねてしまったのさ。
でも、君を嫌っているわけじゃないことを理解してほしい。
僕が距離を置いた態度を取っても、しばらく疑問を持たずに踏み込まないでほしいんだ。
それから、奴隷監査委員会以外の来客の時、君が具合を悪くしたと言い訳をしておくから、仕事をせずに部屋にいて欲しい。
本当はもっと君を信頼したいのだが、時間がかかると思う。
どうせ声に出せないと言っては失礼だが、心の中では親友のようにフリックと呼んでくれて構わないから――。
どうか、今はその優しさを僕に向けないよう、胸に秘めていて欲しい。
――フレデリック=カーマイン
これは……私を騙す為の手紙。そういうことですよね?
手紙を読み終えて、私は矛盾した現状に思考を巡らせていきます。
触れないと言いながら、私の胸に触れているではありませんか。
踏み込まないで欲しいと言いながら、求めているではありませんか。
そういえば、御主人様に買われた直後、私は気絶させられて、気が付けば別々の馬車に乗っていました。
奴隷を買うつもりはなかった。
女性が苦手。
なるほど、これは本当なのでしょう。
女性と一緒に乗りたくなかったようですね。
しかし、女性の身体には触れたい。けど、触れられない。
何故か?
目の前の状況が語ってますよね。
『気絶するから』です。
では、もう少し踏み込んでみましょうか。
その場で気絶するだけなら、私の服を脱がせる時間はありません。
しかも、脱ぎにくい背中開きのワンピースですよ?
エプロンだって邪魔なはずです。
つまり、ベッドに運んで脱がすだけの時間はあったのです。
そして同時に、時間があったにも関わらず、騙すつもりで用意した手紙を隠そうともしていません。
焦っていたのでしょうか?
いいえ、焦っているならば、私をわざわざベッドまで運ぶ必要がないのです。
すぐにでも証拠隠滅に立ち去るでしょう。
もちろん、胸なんて見ている時間もありません。
パニックを起こしていたとしても、椅子かベッドのある場所に駆け込むはずです。
『ああ、君を助けた後にここに来て、疲れて眠っていたみたいだね』
強引ですが、手紙を隠せばそれで済んでしまうはずだったのです。
手紙は不都合な部分を改変して、後日渡せば良いのですから。
しかし、御主人様はわざと証拠を残して気絶しました。
どうやら、私に気が付いて欲しいようです。
何を?
手紙で騙そうとしたことを?
それこそ矛盾していますよね。
本音を知って欲しいイタズラっ子ではないのですから。
わざと見付かってほしいなんて思う必要は――。
いえ、待ってください。
それがあったのだとしたら?
密告する気持ちと、秘密にする気持ちは本音を晒したいという理由がなければ、二つの同時成立はしません。
当然、二人いるなら話は違ってきますが、御主人様は一人です。
そう、一人ですが、私には心当たりがあります。
御主人様の忘れて欲しいと言った秘密です。
おそらくそれは、私を奴隷にした魔法でしょう。
使用した時、目の色が赤く変わって、乱暴な口調になる。
それは、人格すら変わっていたのではないでしょうか?
それが今回も起きていたとしたら?
あの時と同じ魔法が発動して、魔法を使う時の人格が嘘を暴露したと考えられます。
そうすると、魔法によって気絶したという可能性が高まってきました。
魔法発動で気絶する原因なんて魔力切れくらいのものです。
では、どうして魔力切れになることを秘密とするのでしょうか。
魔法が制御できるならば、魔力切れにならないように使うだけです。
秘密にする必要もありません。
しかし、制御できないとなれば簡単に説明ができます。
魔法を一度使っただけで魔力切れを起こしてしまうという弱点が――。
これならば知られたくないはずです。
命に関わる問題ですからね。
しかも、今回の場合は魔法を使わなくても助けられる状況でした。
もしも加速する為に魔法を使った――もしくはそんな魔法が使えたとしましょう。
私を屈服させた魔力の持ち主が、そんな魔法で魔力切れを起こすとは考えられません。
もちろん、大きな魔法を小さな結果の為に使うという場面もあるでしょう。
しかし――。
この場合、発動のタイミングすら制御できていないと捉えた方が良いのかもしれません。
暴発するならば、魔法が嫌いな理由にもつながりますし、任意で発動できるなら弱点を晒す機会も少ないので、もっと安心しているはずです。
とすれば、私を買った時も暴発を利用した可能性が高いですね。
偶然に頼ったわけでもないでしょう。
暴発する原因は分かっている。
でも制御はできない。
何も分かっていないなら、外出なんてできないはずです。
親友となんて危なくて出かけられないですから。
では条件とは何でしょう。
私を買った時のケースを思い出してみましょうか。
彼は手ぶらで、何かを用意した様子はありませんでした。
突発的に脅されても発動していますから、条件とは緩い可能性が高まります。
おそらく内的要因――。
外的要因がトリガーであれば、避けられない事態を想定して、外出なんて恐ろしくてできないでしょう。
自分でしたら、条件を避ける方法さえあればいいのです。
――それも、肉体的ではなく、心的要因。
身体の変化は目の色だけでしたしね。
それも燃えるような赤色。
乱暴な言葉遣い。
まさしく暴走に相応しい反応ではありませんか。
あの時、御主人様に激しい感情がありました。
奴隷商人に対する怒りです。
しかし、今回は怒りは関係無いように思えます。
怒って私を助けるとは考えられないですしね。
燃えるように激しい――怒り以外のものがあるとすれば欲情でしょう。
発動は私を助けて密着してしまったから。
だから興奮して私の服を脱がせたに違いありません。
奴隷市場で散々、安売りの裸の奴隷を見てきたでしょうに、よっぽど嫌なことがあって凝視できないのですね。
それでもいざ触れたとなると、興奮してしまう。
ああ、なんて初々しい方なのでしょう。
腑に落ちた私は、乱暴な彼からのメッセージを確かに受け取って、ベッドから起き上がりました。
『俺の弱点に気付け。そして、もっと積極的に来い』
けっこう似た者同士なんですね。
気持ちを隠して遠慮してみたり、恥ずかしがったり、魔法に弱点を抱えていたり――。
ああ、どうしましょう。
御主人様の本音が嬉しくて、今からお話するのが楽しみで仕方ありません。
服を再び着て、散らかした部屋を片付けて、いつも手にしたメモ帳に一筆するのです。
『つまり、犯人は童貞です!』、と。
私はそんな自信満々に書いた答えを見て頂きたくて、心踊らせながら御主人様の目覚めを待ちました。
「御主人様っ!?」
私は声を出して起き上がり、取り乱しました。
しかし、様子を見れば具合が悪いわけではないようなので、安堵のため息が漏れ出ます。
そうですか、私は使おうと決意すれば魔法は出せるのですね。
クリアステルに来てから感情を爆発させることなんてなかったものですから、封印の魔法に打ち勝てるのだと気が付きもしませんでした。
あの時は、ただ死ぬことだけを考えていましたから。
全身の鈍い痛みが、まるで寿命でも縮めたように――。
いえ、声を出した代償で本当に縮んだのでしょう。
魔力切れとは違った感覚に、私はふらつきながらも中途半端に脱がされたワンピースを全て脱ぎ、ショーツ一枚で御主人様の隣に倒れ込みます。
心音を確かめていたなんておっしゃいませんよね?
いつでも私に命令してくだされば、こんな身体なんて好きに使っても構いませんのに……。
気絶している御主人様に身を寄せてしまおうと、あさましい感情が湧いた時でした。
ベッドの上に潰れた手紙が置かれていたことに気が付いたのです。
これは御主人様からですね。
失礼だとは思いましたが、全身の痛みで苦しむ私は横になりながら中身を確認します。
――マリアへ
まず、君と生活するにあたって、不都合があることを謝罪させてほしい。
いや、そもそも奴隷に何を弁解しているのかと思うかもしれないが、僕自身が奴隷を買う気はまったくなかったので、メイドを雇ったくらいの軽い気持ちで生活している僕に疑問を感じていることだろう。
たまたま親友に連れていかれた奴隷市場で君と出会い、商人からの脅迫があったにせよ、僕は『君を救いたい』なんて一時の感情で動いてしまった無責任な男だ。
女性の奴隷なんて買えるはずもないのに、君を買ってしまったのだから。
実は、僕は女性が苦手でね。
触れないんだ。
昔、嫌なことがあって、それから女性を見る目が変わってしまった。
だから、君にうわべだけの表情を見せることに耐えかねてしまったのさ。
でも、君を嫌っているわけじゃないことを理解してほしい。
僕が距離を置いた態度を取っても、しばらく疑問を持たずに踏み込まないでほしいんだ。
それから、奴隷監査委員会以外の来客の時、君が具合を悪くしたと言い訳をしておくから、仕事をせずに部屋にいて欲しい。
本当はもっと君を信頼したいのだが、時間がかかると思う。
どうせ声に出せないと言っては失礼だが、心の中では親友のようにフリックと呼んでくれて構わないから――。
どうか、今はその優しさを僕に向けないよう、胸に秘めていて欲しい。
――フレデリック=カーマイン
これは……私を騙す為の手紙。そういうことですよね?
手紙を読み終えて、私は矛盾した現状に思考を巡らせていきます。
触れないと言いながら、私の胸に触れているではありませんか。
踏み込まないで欲しいと言いながら、求めているではありませんか。
そういえば、御主人様に買われた直後、私は気絶させられて、気が付けば別々の馬車に乗っていました。
奴隷を買うつもりはなかった。
女性が苦手。
なるほど、これは本当なのでしょう。
女性と一緒に乗りたくなかったようですね。
しかし、女性の身体には触れたい。けど、触れられない。
何故か?
目の前の状況が語ってますよね。
『気絶するから』です。
では、もう少し踏み込んでみましょうか。
その場で気絶するだけなら、私の服を脱がせる時間はありません。
しかも、脱ぎにくい背中開きのワンピースですよ?
エプロンだって邪魔なはずです。
つまり、ベッドに運んで脱がすだけの時間はあったのです。
そして同時に、時間があったにも関わらず、騙すつもりで用意した手紙を隠そうともしていません。
焦っていたのでしょうか?
いいえ、焦っているならば、私をわざわざベッドまで運ぶ必要がないのです。
すぐにでも証拠隠滅に立ち去るでしょう。
もちろん、胸なんて見ている時間もありません。
パニックを起こしていたとしても、椅子かベッドのある場所に駆け込むはずです。
『ああ、君を助けた後にここに来て、疲れて眠っていたみたいだね』
強引ですが、手紙を隠せばそれで済んでしまうはずだったのです。
手紙は不都合な部分を改変して、後日渡せば良いのですから。
しかし、御主人様はわざと証拠を残して気絶しました。
どうやら、私に気が付いて欲しいようです。
何を?
手紙で騙そうとしたことを?
それこそ矛盾していますよね。
本音を知って欲しいイタズラっ子ではないのですから。
わざと見付かってほしいなんて思う必要は――。
いえ、待ってください。
それがあったのだとしたら?
密告する気持ちと、秘密にする気持ちは本音を晒したいという理由がなければ、二つの同時成立はしません。
当然、二人いるなら話は違ってきますが、御主人様は一人です。
そう、一人ですが、私には心当たりがあります。
御主人様の忘れて欲しいと言った秘密です。
おそらくそれは、私を奴隷にした魔法でしょう。
使用した時、目の色が赤く変わって、乱暴な口調になる。
それは、人格すら変わっていたのではないでしょうか?
それが今回も起きていたとしたら?
あの時と同じ魔法が発動して、魔法を使う時の人格が嘘を暴露したと考えられます。
そうすると、魔法によって気絶したという可能性が高まってきました。
魔法発動で気絶する原因なんて魔力切れくらいのものです。
では、どうして魔力切れになることを秘密とするのでしょうか。
魔法が制御できるならば、魔力切れにならないように使うだけです。
秘密にする必要もありません。
しかし、制御できないとなれば簡単に説明ができます。
魔法を一度使っただけで魔力切れを起こしてしまうという弱点が――。
これならば知られたくないはずです。
命に関わる問題ですからね。
しかも、今回の場合は魔法を使わなくても助けられる状況でした。
もしも加速する為に魔法を使った――もしくはそんな魔法が使えたとしましょう。
私を屈服させた魔力の持ち主が、そんな魔法で魔力切れを起こすとは考えられません。
もちろん、大きな魔法を小さな結果の為に使うという場面もあるでしょう。
しかし――。
この場合、発動のタイミングすら制御できていないと捉えた方が良いのかもしれません。
暴発するならば、魔法が嫌いな理由にもつながりますし、任意で発動できるなら弱点を晒す機会も少ないので、もっと安心しているはずです。
とすれば、私を買った時も暴発を利用した可能性が高いですね。
偶然に頼ったわけでもないでしょう。
暴発する原因は分かっている。
でも制御はできない。
何も分かっていないなら、外出なんてできないはずです。
親友となんて危なくて出かけられないですから。
では条件とは何でしょう。
私を買った時のケースを思い出してみましょうか。
彼は手ぶらで、何かを用意した様子はありませんでした。
突発的に脅されても発動していますから、条件とは緩い可能性が高まります。
おそらく内的要因――。
外的要因がトリガーであれば、避けられない事態を想定して、外出なんて恐ろしくてできないでしょう。
自分でしたら、条件を避ける方法さえあればいいのです。
――それも、肉体的ではなく、心的要因。
身体の変化は目の色だけでしたしね。
それも燃えるような赤色。
乱暴な言葉遣い。
まさしく暴走に相応しい反応ではありませんか。
あの時、御主人様に激しい感情がありました。
奴隷商人に対する怒りです。
しかし、今回は怒りは関係無いように思えます。
怒って私を助けるとは考えられないですしね。
燃えるように激しい――怒り以外のものがあるとすれば欲情でしょう。
発動は私を助けて密着してしまったから。
だから興奮して私の服を脱がせたに違いありません。
奴隷市場で散々、安売りの裸の奴隷を見てきたでしょうに、よっぽど嫌なことがあって凝視できないのですね。
それでもいざ触れたとなると、興奮してしまう。
ああ、なんて初々しい方なのでしょう。
腑に落ちた私は、乱暴な彼からのメッセージを確かに受け取って、ベッドから起き上がりました。
『俺の弱点に気付け。そして、もっと積極的に来い』
けっこう似た者同士なんですね。
気持ちを隠して遠慮してみたり、恥ずかしがったり、魔法に弱点を抱えていたり――。
ああ、どうしましょう。
御主人様の本音が嬉しくて、今からお話するのが楽しみで仕方ありません。
服を再び着て、散らかした部屋を片付けて、いつも手にしたメモ帳に一筆するのです。
『つまり、犯人は童貞です!』、と。
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