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序章
セレクション開始!!!!
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「これより、第17期海林高校サッカー部セレクションを始める。
セレクション内容はシンプルだ。勝ち抜き方式でこれからまずは基礎体力テスト、その後にPK、ゲームとなる。」
ざわついた、スカイウォーズに集まるセレクションを受けにきた選手は過去に何かしらの形でセレクションを受けているものがほとんどだ。
一般的にセレクションはボールコントロール基礎やゲームの中での選手特性を見ることが多い。
しかし今回は全て勝負方式なのだ。
挙句最終のゲームも勝負という事は勝ったチームが合格。
シンプルであり、味方のレベルに左右される運が試されるのだ。
「おめぇらいつまでざわついてんだクソガキ。
黙って話が聞けねぇなら全員不合格にするぞ、あぁっ?」
一瞬にして静まり返る選手達。
風人も顔を引きつらせながら心の中で本音が漏れた。
「このオッさんまじかよ。口悪過ぎるだろ…」
「失礼、では基礎体力テストについて説明する。説明は体力測定担当の原田コーチお願いします。」
言うこと言った後の失礼という言葉に思わずずっこけそうになる風人だったがこらえた。
「これから体力テストを担当する原田だ。
ルールは簡単。
このグラウンドの周りは山だ。この山は一周20キロある。この山には経過地点が2キロごとに設定されているが、そこを9分以内に通過し、20キロを走りきった物を合格とする。
ルートはまっすぐだ。
よーいっ、スタート。」
説明が終わると同時のスタートに全選手が戸惑い出遅れた。
理解をするまでにラグが出来た人間は未だスタートできず、周りにつられスタートをしていった。
体力テスト監督である原田は元々海林高校の一期キャプテンであり、海林高校初の選手権でベスト8まで導い立役者であり、得点王、MVP、選手権後に行われる大会の選抜キャプテンを務めると言う偉業をのこしたおとこだった。
一方でそんなことを知らず、唐突なスタートを切った選手達は、スタートこそ焦っていたもの徐々にペースを戻し安定した走りをしていた。
この時までは…
「ふ~う~と~」
声の主には目もくれず走り続ける余裕な表情の風人。
また無視かよ…と内心思ってる力も余裕があった。
「おい、風人、ここは仲良く突破しようや。
別に、お前といざこしたいわけじゃねぇんだから。」
力の言い分はもっともだ。最もであるがゆえ、力がいちいち絡んでくるのがめんどくさいのだ。
ここはペースを上げて力を振り切るのもありかと考えたが、やめた…
答えはシンプルだ。
「なぁ、俺がペース上げたらどおする?」
風人の唐突な問いに、やっと口を開いたと思えば…
「やっと口を開いて言うことがそれかよ。笑
ついて行くだろうな。それに…」
最後まで言わない力になんだよと言う目を向けた。
「この後のゲームの前にやるメニューが明らかになってないのに飛ばすほどお前はバカじゃない。」
やれやれと思う風人。
見透かされていたのだ全部。自分の考えが綺麗さっぱり読まれていてはあきれるほかなかった。
「相変わらずだなほんとに。人を小馬鹿にするように見透かしてやがる。」
力はこれ以上言葉はいるまいと、風人のペースで並走した。
そろそろ先頭が着く頃だな。腕時計を見ながらぼやく原田の目の先に、走り終える先頭集団が見えた。
「やっとおわったぁ。しんどかった。山道なんて足場悪いから随分と時間かかっちまったな。」
先頭集団は東急レイズの4選手だった。
「終わったものはよく水飲んでおけ。後20分で戻って一次通過者が決まるからな。」
やっと終わりか…
風人と力も10分後に難なく通過した。
「終了だ。間に合わなかったものはこのまま帰り支度をして帰ってもらって結構だ。
そしてここにいる69名が一次通過者だ。次のテストは別のテスト監督が20分後にくる。それまで待機だ。」
入っと言う返事とともに原田は校舎へ消えていった。
そしてこの時点で、セレクションに参加していた人数の3分の2が姿を消していた。
セレクション内容はシンプルだ。勝ち抜き方式でこれからまずは基礎体力テスト、その後にPK、ゲームとなる。」
ざわついた、スカイウォーズに集まるセレクションを受けにきた選手は過去に何かしらの形でセレクションを受けているものがほとんどだ。
一般的にセレクションはボールコントロール基礎やゲームの中での選手特性を見ることが多い。
しかし今回は全て勝負方式なのだ。
挙句最終のゲームも勝負という事は勝ったチームが合格。
シンプルであり、味方のレベルに左右される運が試されるのだ。
「おめぇらいつまでざわついてんだクソガキ。
黙って話が聞けねぇなら全員不合格にするぞ、あぁっ?」
一瞬にして静まり返る選手達。
風人も顔を引きつらせながら心の中で本音が漏れた。
「このオッさんまじかよ。口悪過ぎるだろ…」
「失礼、では基礎体力テストについて説明する。説明は体力測定担当の原田コーチお願いします。」
言うこと言った後の失礼という言葉に思わずずっこけそうになる風人だったがこらえた。
「これから体力テストを担当する原田だ。
ルールは簡単。
このグラウンドの周りは山だ。この山は一周20キロある。この山には経過地点が2キロごとに設定されているが、そこを9分以内に通過し、20キロを走りきった物を合格とする。
ルートはまっすぐだ。
よーいっ、スタート。」
説明が終わると同時のスタートに全選手が戸惑い出遅れた。
理解をするまでにラグが出来た人間は未だスタートできず、周りにつられスタートをしていった。
体力テスト監督である原田は元々海林高校の一期キャプテンであり、海林高校初の選手権でベスト8まで導い立役者であり、得点王、MVP、選手権後に行われる大会の選抜キャプテンを務めると言う偉業をのこしたおとこだった。
一方でそんなことを知らず、唐突なスタートを切った選手達は、スタートこそ焦っていたもの徐々にペースを戻し安定した走りをしていた。
この時までは…
「ふ~う~と~」
声の主には目もくれず走り続ける余裕な表情の風人。
また無視かよ…と内心思ってる力も余裕があった。
「おい、風人、ここは仲良く突破しようや。
別に、お前といざこしたいわけじゃねぇんだから。」
力の言い分はもっともだ。最もであるがゆえ、力がいちいち絡んでくるのがめんどくさいのだ。
ここはペースを上げて力を振り切るのもありかと考えたが、やめた…
答えはシンプルだ。
「なぁ、俺がペース上げたらどおする?」
風人の唐突な問いに、やっと口を開いたと思えば…
「やっと口を開いて言うことがそれかよ。笑
ついて行くだろうな。それに…」
最後まで言わない力になんだよと言う目を向けた。
「この後のゲームの前にやるメニューが明らかになってないのに飛ばすほどお前はバカじゃない。」
やれやれと思う風人。
見透かされていたのだ全部。自分の考えが綺麗さっぱり読まれていてはあきれるほかなかった。
「相変わらずだなほんとに。人を小馬鹿にするように見透かしてやがる。」
力はこれ以上言葉はいるまいと、風人のペースで並走した。
そろそろ先頭が着く頃だな。腕時計を見ながらぼやく原田の目の先に、走り終える先頭集団が見えた。
「やっとおわったぁ。しんどかった。山道なんて足場悪いから随分と時間かかっちまったな。」
先頭集団は東急レイズの4選手だった。
「終わったものはよく水飲んでおけ。後20分で戻って一次通過者が決まるからな。」
やっと終わりか…
風人と力も10分後に難なく通過した。
「終了だ。間に合わなかったものはこのまま帰り支度をして帰ってもらって結構だ。
そしてここにいる69名が一次通過者だ。次のテストは別のテスト監督が20分後にくる。それまで待機だ。」
入っと言う返事とともに原田は校舎へ消えていった。
そしてこの時点で、セレクションに参加していた人数の3分の2が姿を消していた。
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