464 / 538
東の国
やらかしていた公爵
ご拝読いただきましてありがとうございます!
こんなに長い作品にここまでお付き合いいただき感謝しかございません(ノД`)・゜・。
AI校正機能がついたので、少しづつ校正しております。
が、校正の文字数には毎月これだけ、という上限があり上限に達してしまったため、一旦ストップ。
誤字が……誤字が……(ひいい)
更新が滞ってしまって申し訳ございません💦💦
※※※※※※※※
「ゲイルの居場所なら……私が」
しーん。何をいうておるのだこの人は。
「冗談言ってる場合じゃないから。とりあえずルーダー!!」
例のごとく俺からごそっと魔力を抜いてボワワンとルーダが登場した。
「ようやく呼んだか。ここにマークすればいいのだな?うむ!」
あっという間にマーク完了!
これでルーダかルーが居れば行き来が可能になりました。
こっちから王国に帰るのはできても、東国にマークがないと一方通行になっちゃうからね。
一安心だ。
俺は改めて公爵に向き合いました。
「あのね、さっきのなに?居場所が分かるんだったらもっと早くに言ってるでしょ?
何でいまごろ言い出したの?そもそも、どうしてわかるの?ルーダに聞いたとか?魔道具?
まさか新しい能力湧いて出たの?だったらもっと言って!」
魔道具、というところで公爵がピクリと反応した。
キースがハッとしたように「あちゃー!」
え?何?ほんとに分かるの?魔道具?GPS的な?
じいいいい、と公爵を見つめると、すごおく言いにくそうに口を開いた。
「ゲイルに……私の魔力で作ったブローチを付けた」
………はい?私の魔力で作った?
それを付けたの?ゲイルに?!
は!ま、まさか……
「あの水色のブローチ!あれかああっ!!」
昔レオンが俺にくれたリボンみたいな?
こらあ!ゲイルに許可取ったの?大人なのにダメでしょうが!
「……心配だったのだ。ゲイルの危機を知らせてくれるようになっていた。それと……近くに居れば私の魔力が反応するから分かる」
しーん。
気持ちは分かるよ?心配だよね?俺も!
でも俺はゲイルを信じて送り出したよ?そんな追跡装置みたいなの、つけなかったからね?!
じとーー………。
静寂を破ったのはキースだ。
「まあまあまあ!いいじゃねえか、功を奏したんだから。お陰でゲイルを見つけやすくなった。だろ?」
「うむ。その通りだ。何を優先すべきかを考えろ。公爵のマークのお陰で探しやすくなる。役に立つのならいいのではないか?」
ルーダもキースに味方する。
「……分かった!とりあえず、公爵、ゲイルを探して!
あとでゲイルに叱ってもらうけど、今は後回し。ゲイルが先!」
「……分かった」
公爵が懐から何かを出した。
「あ。それ、おソロ…⁈」
ブローチはまさかの「対」でした!勝手に何やってんの?
ここまで言わなかったわけが分かった。こりゃあヤヴァイ人だ。
勝手にお揃いのブローチ作って、それにGPSみたいなの付与してるんだもん。言えないわ。
公爵が言い訳のようにもごもごと言った。
「このブローチは片割れと引き合うようになっているのだ」
そのブローチから光が出て一方向を指した。「私の魔力が反応する」ってこういうこと!
「あちらにゲイルがいる」
………そのようですね。
あっという間にゲイルのいそうな方向が分かったのはいいけど、なんだか解せない。
キースもルーダも胡乱な目をしている。
うん。分かる。めっちゃ頭の中で「ストーカー」って言葉が点滅してるもん。
でもひとまずそれは置いておこう。
「よし!行こう!」
周りを確認しながら進めばいいよね。
ルーダに乗せて貰ってもいいんだけど、ここは身体強化&結界しつつ、歩いて。
途中で誰か「第一村人」みたいなのが見つかるかもしれないし。
「ルーダは悪いけど、近くに誰か人がいないか耳を澄ませてくれる?居たら教えて。こんな寒いところにひとりで置いて行けない。話も聞きたいし」
「うむ!分かった」
ぎゅむ、ぎゅむ、と雪を踏み固めて進む。
普通の靴だから歩きにくい。
すると公爵が何やら手をかざした。
さああーっ
みるみるうちに雪が解けて、水に代わる。
代わりに道はびしょびしょだけど、格段に歩きやすくなった。
「おおお!公爵、やるじゃん!」
パチパチパチー!
思わず手を叩いてしまう。
「全て融かすか?」
「うーん。そこまでしたら洪水になるかもだし。とりあえず進むとこだけでいいや」
「了解した」
言うや否や、真っ白だった視界にまっすぐに茶色くてビショビショの道が現れた。
もう一度手をかざせば、地面から水の塊が浮き上がり、ひゅーんと飛んでいく。
「先ほどの湖に送った」
公爵、とてもすごかった。
かなり見直しましたぞ!やるじゃん。俺の元父親!
水魔法ってこんな使い方もできるんだね。水から氷が作れるのなら、その逆も、ということか。
ついてきたがった意味が分かった。
言うだけのことはある。大変お役に立っております。
この先に、ゲイルがいる。
「待っててね!今行くからね!」
こんなに長い作品にここまでお付き合いいただき感謝しかございません(ノД`)・゜・。
AI校正機能がついたので、少しづつ校正しております。
が、校正の文字数には毎月これだけ、という上限があり上限に達してしまったため、一旦ストップ。
誤字が……誤字が……(ひいい)
更新が滞ってしまって申し訳ございません💦💦
※※※※※※※※
「ゲイルの居場所なら……私が」
しーん。何をいうておるのだこの人は。
「冗談言ってる場合じゃないから。とりあえずルーダー!!」
例のごとく俺からごそっと魔力を抜いてボワワンとルーダが登場した。
「ようやく呼んだか。ここにマークすればいいのだな?うむ!」
あっという間にマーク完了!
これでルーダかルーが居れば行き来が可能になりました。
こっちから王国に帰るのはできても、東国にマークがないと一方通行になっちゃうからね。
一安心だ。
俺は改めて公爵に向き合いました。
「あのね、さっきのなに?居場所が分かるんだったらもっと早くに言ってるでしょ?
何でいまごろ言い出したの?そもそも、どうしてわかるの?ルーダに聞いたとか?魔道具?
まさか新しい能力湧いて出たの?だったらもっと言って!」
魔道具、というところで公爵がピクリと反応した。
キースがハッとしたように「あちゃー!」
え?何?ほんとに分かるの?魔道具?GPS的な?
じいいいい、と公爵を見つめると、すごおく言いにくそうに口を開いた。
「ゲイルに……私の魔力で作ったブローチを付けた」
………はい?私の魔力で作った?
それを付けたの?ゲイルに?!
は!ま、まさか……
「あの水色のブローチ!あれかああっ!!」
昔レオンが俺にくれたリボンみたいな?
こらあ!ゲイルに許可取ったの?大人なのにダメでしょうが!
「……心配だったのだ。ゲイルの危機を知らせてくれるようになっていた。それと……近くに居れば私の魔力が反応するから分かる」
しーん。
気持ちは分かるよ?心配だよね?俺も!
でも俺はゲイルを信じて送り出したよ?そんな追跡装置みたいなの、つけなかったからね?!
じとーー………。
静寂を破ったのはキースだ。
「まあまあまあ!いいじゃねえか、功を奏したんだから。お陰でゲイルを見つけやすくなった。だろ?」
「うむ。その通りだ。何を優先すべきかを考えろ。公爵のマークのお陰で探しやすくなる。役に立つのならいいのではないか?」
ルーダもキースに味方する。
「……分かった!とりあえず、公爵、ゲイルを探して!
あとでゲイルに叱ってもらうけど、今は後回し。ゲイルが先!」
「……分かった」
公爵が懐から何かを出した。
「あ。それ、おソロ…⁈」
ブローチはまさかの「対」でした!勝手に何やってんの?
ここまで言わなかったわけが分かった。こりゃあヤヴァイ人だ。
勝手にお揃いのブローチ作って、それにGPSみたいなの付与してるんだもん。言えないわ。
公爵が言い訳のようにもごもごと言った。
「このブローチは片割れと引き合うようになっているのだ」
そのブローチから光が出て一方向を指した。「私の魔力が反応する」ってこういうこと!
「あちらにゲイルがいる」
………そのようですね。
あっという間にゲイルのいそうな方向が分かったのはいいけど、なんだか解せない。
キースもルーダも胡乱な目をしている。
うん。分かる。めっちゃ頭の中で「ストーカー」って言葉が点滅してるもん。
でもひとまずそれは置いておこう。
「よし!行こう!」
周りを確認しながら進めばいいよね。
ルーダに乗せて貰ってもいいんだけど、ここは身体強化&結界しつつ、歩いて。
途中で誰か「第一村人」みたいなのが見つかるかもしれないし。
「ルーダは悪いけど、近くに誰か人がいないか耳を澄ませてくれる?居たら教えて。こんな寒いところにひとりで置いて行けない。話も聞きたいし」
「うむ!分かった」
ぎゅむ、ぎゅむ、と雪を踏み固めて進む。
普通の靴だから歩きにくい。
すると公爵が何やら手をかざした。
さああーっ
みるみるうちに雪が解けて、水に代わる。
代わりに道はびしょびしょだけど、格段に歩きやすくなった。
「おおお!公爵、やるじゃん!」
パチパチパチー!
思わず手を叩いてしまう。
「全て融かすか?」
「うーん。そこまでしたら洪水になるかもだし。とりあえず進むとこだけでいいや」
「了解した」
言うや否や、真っ白だった視界にまっすぐに茶色くてビショビショの道が現れた。
もう一度手をかざせば、地面から水の塊が浮き上がり、ひゅーんと飛んでいく。
「先ほどの湖に送った」
公爵、とてもすごかった。
かなり見直しましたぞ!やるじゃん。俺の元父親!
水魔法ってこんな使い方もできるんだね。水から氷が作れるのなら、その逆も、ということか。
ついてきたがった意味が分かった。
言うだけのことはある。大変お役に立っております。
この先に、ゲイルがいる。
「待っててね!今行くからね!」
あなたにおすすめの小説
結婚式の翌朝、夫に「皇太子の愛人だろう」と捨てられました――ですが私は、亡き国王の娘です
柴田はつみ
恋愛
母の遺した薬草店を守りながら、慎ましく暮らしていたアンリ。
そんな彼女に求婚してきたのは、国内でも名高い騎士にして公爵家当主、アルファだった。
真っすぐな想いを向けられ、彼を信じて結婚したアンリ。
けれど幸せなはずの結婚式の翌朝、夫は冷たく言い放つ。
「君を愛していると本気で思っていたのかい? 」
彼はアンリが第一皇太子と深い仲にあり、自分との結婚は身を隠すための偽装だと誤解していたのだ。
アンリは実は、亡き国王の婚外子。
皇太子にとっては、隠して守らなければならない妹だったのである。
あなたの愛したご令嬢は俺なんです
久野字
BL
「愛しい令息と結ばれたい。お前の家を金銭援助するからなんとかしろ」
没落寸前の家を救うため、強制的な契約を結ばれたアディル。一年限りで自分の体が令嬢に変わる秘薬を飲まされた彼は、無事に令息と思いを通じ合わせることに成功するが……
「お前がいると息が詰まる」と追放された令嬢——翌週から公爵家の予定が全て狂った
歩人
ファンタジー
クラリッサは公爵家の日程管理を一手に担う令嬢。前世の社畜経験を活かし、行事計画、来客対応、予算管理まで完璧にこなしていた。
だが婚約者ヴィクトルは言った。「お前がいると息が詰まる。もっと華やかな女がいい」
追放されたクラリッサが去った翌週、公爵家の予定が全て狂い始める。
舞踏会の招待状は届かず、外交晩餐会の料理は手配されず、決算書類は行方不明。
一方クラリッサは、若き領主の元で「定時退社」という夢を叶えていた。
「もう、残業はしません」
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
何もしなかっただけです
希臘楽園
ファンタジー
公爵令嬢であり王太子の婚約者であった私は、「地味だ」という理由で婚約を破棄され、王宮を去った。
それまで私が担っていた役目を、誰も知らないまま。
――ただ何もしなくなっただけで、すべては静かに崩れていく。
AIに書かせてみた第14弾は、「追放ざまぁ」系の短編。
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。
下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。
ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。
小説家になろう様でも投稿しています。