もう我慢なんてしません!家族からうとまれていた俺は、家を出て冒険者になります!

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東の国

やらかしていた公爵

ご拝読いただきましてありがとうございます!
こんなに長い作品にここまでお付き合いいただき感謝しかございません(ノД`)・゜・。
AI校正機能がついたので、少しづつ校正しております。
が、校正の文字数には毎月これだけ、という上限があり上限に達してしまったため、一旦ストップ。
誤字が……誤字が……(ひいい)

更新が滞ってしまって申し訳ございません💦💦


※※※※※※※※



「ゲイルの居場所なら……私が」

しーん。何をいうておるのだこの人は。

「冗談言ってる場合じゃないから。とりあえずルーダー!!」


例のごとく俺からごそっと魔力を抜いてボワワンとルーダが登場した。

「ようやく呼んだか。ここにマークすればいいのだな?うむ!」

あっという間にマーク完了!
これでルーダかルーが居れば行き来が可能になりました。
こっちから王国に帰るのはできても、東国にマークがないと一方通行になっちゃうからね。
一安心だ。



俺は改めて公爵に向き合いました。

「あのね、さっきのなに?居場所が分かるんだったらもっと早くに言ってるでしょ?
何でいまごろ言い出したの?そもそも、どうしてわかるの?ルーダに聞いたとか?魔道具?
まさか新しい能力湧いて出たの?だったらもっと言って!」

魔道具、というところで公爵がピクリと反応した。
キースがハッとしたように「あちゃー!」

え?何?ほんとに分かるの?魔道具?GPS的な?

じいいいい、と公爵を見つめると、すごおく言いにくそうに口を開いた。

「ゲイルに……私の魔力で作ったブローチを付けた」

………はい?
それを付けたの?ゲイルに?!

は!ま、まさか……

「あの水色のブローチ!あれかああっ!!」

昔レオンが俺にくれたリボンみたいな?
こらあ!ゲイルに許可取ったの?大人なのにダメでしょうが!

「……心配だったのだ。ゲイルの危機を知らせてくれるようになっていた。それと……近くに居れば私の魔力が反応するから分かる」

しーん。
気持ちは分かるよ?心配だよね?俺も!
でも俺はゲイルを信じて送り出したよ?そんな追跡装置みたいなの、つけなかったからね?!

じとーー………。

静寂を破ったのはキースだ。

「まあまあまあ!いいじゃねえか、功を奏したんだから。お陰でゲイルを見つけやすくなった。だろ?」
「うむ。その通りだ。何を優先すべきかを考えろ。公爵のマークのお陰で探しやすくなる。役に立つのならいいのではないか?」

ルーダもキースに味方する。

「……分かった!とりあえず、公爵、ゲイルを探して!
あとでゲイルに叱ってもらうけど、今は後回し。ゲイルが先!」

「……分かった」

公爵が懐から何かを出した。

「あ。それ、おソロ…⁈」

ブローチはまさかの「対」でした!勝手に何やってんの?
ここまで言わなかったわけが分かった。こりゃあヤヴァイ人だ。
勝手にお揃いのブローチ作って、それにGPSみたいなの付与してるんだもん。言えないわ。

公爵が言い訳のようにもごもごと言った。

「このブローチは片割れと引き合うようになっているのだ」

そのブローチから光が出て一方向を指した。「私の魔力が反応する」ってこういうこと!

「あちらにゲイルがいる」

………そのようですね。
あっという間にゲイルのいそうな方向が分かったのはいいけど、なんだか解せない。
キースもルーダも胡乱な目をしている。
うん。分かる。めっちゃ頭の中で「ストーカー」って言葉が点滅してるもん。
でもひとまずそれは置いておこう。

「よし!行こう!」

周りを確認しながら進めばいいよね。
ルーダに乗せて貰ってもいいんだけど、ここは身体強化&結界しつつ、歩いて。
途中で誰か「第一村人」みたいなのが見つかるかもしれないし。

「ルーダは悪いけど、近くに誰か人がいないか耳を澄ませてくれる?居たら教えて。こんな寒いところにひとりで置いて行けない。話も聞きたいし」

「うむ!分かった」




ぎゅむ、ぎゅむ、と雪を踏み固めて進む。
普通の靴だから歩きにくい。

すると公爵が何やら手をかざした。

さああーっ

みるみるうちに雪が解けて、水に代わる。
代わりに道はびしょびしょだけど、格段に歩きやすくなった。

「おおお!公爵、やるじゃん!」

パチパチパチー!
思わず手を叩いてしまう。

「全て融かすか?」
「うーん。そこまでしたら洪水になるかもだし。とりあえず進むとこだけでいいや」
「了解した」

言うや否や、真っ白だった視界にまっすぐに茶色くてビショビショの道が現れた。
もう一度手をかざせば、地面から水の塊が浮き上がり、ひゅーんと飛んでいく。

「先ほどの湖に送った」

公爵、とてもすごかった。
かなり見直しましたぞ!やるじゃん。俺の元父親!

水魔法ってこんな使い方もできるんだね。水から氷が作れるのなら、その逆も、ということか。
ついてきたがった意味が分かった。
言うだけのことはある。大変お役に立っております。


この先に、ゲイルがいる。


「待っててね!今行くからね!」








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