大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。

絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。

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