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東の国
閑話休題 サフィちゃんのクリスマス4
いつもは俺のお願いを聞いてくれるレオンなのに、今日はその瞳を甘やかに煌めかせて俺を覗き込んだ。
「ダメだよ?今日は大人のキスをしてもいいんでしょう?」
あ!そうだ!俺ってばそう言ったんだった!
「……えっと……言ったけど…もうさっきしたでしょ。だからホッペに…」
上目遣いでお願いしてみた。
まだ背中がソワソワするから、いつものホッペで安心したい。
それなのにレオンは許してくれなかった。
「……サフィ?本当に嫌なら我慢する。でも、そうじゃなければ……お願い。サフィを確かめさせて?
ね?私にクリスマスプレゼントをくれる?」
顔を逸らしてホッペを差し出すのに、許してくれない。
逃げる俺の顔を追いかけ、唇の横に何度もキスを落とす。
「……ね?お願い、サフィ」
優しくて穏やかな声なのに、有無を言わせぬ力があった。
その目には、押さえきれない熱が見えた。
自分で「いいよ」って言ったのに、なのに、今のレオンはなんだか怖くて。
でもすごく胸がドキドキして、目が離せない。
「……嫌なら言って。言わないなら……都合よく解釈するよ?」
嫌……じゃない。
怖いけど、嫌じゃないから。
俺は返事の代わりにそっと目を閉じた。
「んーー…っ、も、も……だめ……だってばぁ……!」
息をつく間もなくまたすぐにチュウされる。
なんども舌を吸われ、その合間に擽るようにお口の中を舐められて、息もできない。
だんだん唇がしびれたみたいになってきて、身体に力が入らなくなってぐにゃんぐにゃんのクラゲになったみたい。
レオンを押しとどめようと伸ばした腕すら、そのまま力なくベッドに落ちてしまう。
「れお……へんになっちゃうよお……」
どうして大人のチュウをされるとおかしくなっちゃうんだろう。
どこもかしこも熱くって、心臓が壊れそうになって、勝手に涙がでてきちゃう。
自分の身体さえ自由にならなくって、俺ってばツエエなのに、ものすごく弱くなった気分。
なんだか心もとない。
ぐにゃんぐにゃんになった俺の身体中にレオンがキスを落としていく。
お口から、胸、お腹。くるりんとひっくり返されて背中にまで。
そのたびに俺の身体は勝手にびくびくと跳ね、お腹の奥の方がどんどん熱くなっていった。
こ、これ、これ、あのセーツーのときと同じだ。
またアレするの?
大人なやつ?
気付けばレオンが俺の上に圧し掛かっていて、両方の手を片手で掴まれてしまう。
「サフィ、ちょっとだけ。許して?」
違うって思った。
これ、セーツーの奴じゃない。
だってレオン、見たことない顔してるもん。
なんだろう、これ。
いつもと違う。
急に怖くなって、俺の頭の中で「危ない、危険」がチカチカと点灯した。
「?な、なにを?ねえ、なにするの?」
ジタバタと逃れようとするのに、力が入らない。
魔法しようと思っても、頭の芯がぼうっとしてて集中できない。
「ね、サフィ。結婚式までに大人になる練習をしよう?最後まではしないから。
少しづつ慣らしていこうね?」
だから何を?!
懇願の瞳で見つめる俺に、レオンは無言のままにっこりとほほ笑み、答えの代わりに俺をくるんとひっくり返した。
「レオン?!」
そのままぺろろんとお尻を出されてしまう。
「ぎゃあああ!お、お尻っお尻みちゃだめええっ!!」
思わず半泣きで抗議したら、クスクスと嬉しそうに笑われてしまった。
「ふふ。もう見ちゃった。……可愛い。サフィ」
耳元でささやかれたら、ガクリと力が抜けてしまう。
なんなの、レオン。それ、魔法?!
レオンが小さな声で囁く。
「クリーン」
さあっと身体の外と、それとなんだかお尻の奥がゾワゾワッとした。
とたん。
ちょん。
俺の!俺のお尻の穴、レオンが触った!
あんまりの衝撃に、声もなくカチコーンと身体が固まる。
「あのね。結婚したら、ここに……私の……これを入れるんだ。
だからね。っちょっとずつここを慣らしてもいいかな?」
これ、と言いながら俺の手を取りレオンのレオンへ。
「ーーー!!!」
声にならない悲鳴が口の中で弾けた。
かろうじて外に出さずに済んだのが幸い。
前にそんなこと言ってたけど、どう考えても無理でしょう!
ミカミカは入るって言うけど、俺のそこには無理!
って、思ったけど。
レオンの顔を見たらとてもそんなことは言えなかった。
だってレオンはすごく凄く真剣で。
その顔は俺への大好きでいっぱいだったから。
声を無くした俺に、レオンが「イエスだと思っていい?嫌なら言って」と動き出した。
「ダメだよ?今日は大人のキスをしてもいいんでしょう?」
あ!そうだ!俺ってばそう言ったんだった!
「……えっと……言ったけど…もうさっきしたでしょ。だからホッペに…」
上目遣いでお願いしてみた。
まだ背中がソワソワするから、いつものホッペで安心したい。
それなのにレオンは許してくれなかった。
「……サフィ?本当に嫌なら我慢する。でも、そうじゃなければ……お願い。サフィを確かめさせて?
ね?私にクリスマスプレゼントをくれる?」
顔を逸らしてホッペを差し出すのに、許してくれない。
逃げる俺の顔を追いかけ、唇の横に何度もキスを落とす。
「……ね?お願い、サフィ」
優しくて穏やかな声なのに、有無を言わせぬ力があった。
その目には、押さえきれない熱が見えた。
自分で「いいよ」って言ったのに、なのに、今のレオンはなんだか怖くて。
でもすごく胸がドキドキして、目が離せない。
「……嫌なら言って。言わないなら……都合よく解釈するよ?」
嫌……じゃない。
怖いけど、嫌じゃないから。
俺は返事の代わりにそっと目を閉じた。
「んーー…っ、も、も……だめ……だってばぁ……!」
息をつく間もなくまたすぐにチュウされる。
なんども舌を吸われ、その合間に擽るようにお口の中を舐められて、息もできない。
だんだん唇がしびれたみたいになってきて、身体に力が入らなくなってぐにゃんぐにゃんのクラゲになったみたい。
レオンを押しとどめようと伸ばした腕すら、そのまま力なくベッドに落ちてしまう。
「れお……へんになっちゃうよお……」
どうして大人のチュウをされるとおかしくなっちゃうんだろう。
どこもかしこも熱くって、心臓が壊れそうになって、勝手に涙がでてきちゃう。
自分の身体さえ自由にならなくって、俺ってばツエエなのに、ものすごく弱くなった気分。
なんだか心もとない。
ぐにゃんぐにゃんになった俺の身体中にレオンがキスを落としていく。
お口から、胸、お腹。くるりんとひっくり返されて背中にまで。
そのたびに俺の身体は勝手にびくびくと跳ね、お腹の奥の方がどんどん熱くなっていった。
こ、これ、これ、あのセーツーのときと同じだ。
またアレするの?
大人なやつ?
気付けばレオンが俺の上に圧し掛かっていて、両方の手を片手で掴まれてしまう。
「サフィ、ちょっとだけ。許して?」
違うって思った。
これ、セーツーの奴じゃない。
だってレオン、見たことない顔してるもん。
なんだろう、これ。
いつもと違う。
急に怖くなって、俺の頭の中で「危ない、危険」がチカチカと点灯した。
「?な、なにを?ねえ、なにするの?」
ジタバタと逃れようとするのに、力が入らない。
魔法しようと思っても、頭の芯がぼうっとしてて集中できない。
「ね、サフィ。結婚式までに大人になる練習をしよう?最後まではしないから。
少しづつ慣らしていこうね?」
だから何を?!
懇願の瞳で見つめる俺に、レオンは無言のままにっこりとほほ笑み、答えの代わりに俺をくるんとひっくり返した。
「レオン?!」
そのままぺろろんとお尻を出されてしまう。
「ぎゃあああ!お、お尻っお尻みちゃだめええっ!!」
思わず半泣きで抗議したら、クスクスと嬉しそうに笑われてしまった。
「ふふ。もう見ちゃった。……可愛い。サフィ」
耳元でささやかれたら、ガクリと力が抜けてしまう。
なんなの、レオン。それ、魔法?!
レオンが小さな声で囁く。
「クリーン」
さあっと身体の外と、それとなんだかお尻の奥がゾワゾワッとした。
とたん。
ちょん。
俺の!俺のお尻の穴、レオンが触った!
あんまりの衝撃に、声もなくカチコーンと身体が固まる。
「あのね。結婚したら、ここに……私の……これを入れるんだ。
だからね。っちょっとずつここを慣らしてもいいかな?」
これ、と言いながら俺の手を取りレオンのレオンへ。
「ーーー!!!」
声にならない悲鳴が口の中で弾けた。
かろうじて外に出さずに済んだのが幸い。
前にそんなこと言ってたけど、どう考えても無理でしょう!
ミカミカは入るって言うけど、俺のそこには無理!
って、思ったけど。
レオンの顔を見たらとてもそんなことは言えなかった。
だってレオンはすごく凄く真剣で。
その顔は俺への大好きでいっぱいだったから。
声を無くした俺に、レオンが「イエスだと思っていい?嫌なら言って」と動き出した。
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